◆IEEE Region 10 125th Anniversary Student Congress 2009学会報告書◆
・名古屋大学学生ブランチ
Chair: 曽 浩彦
Vice-Chair:滝本 泰樹
Member:鈴木 俊哉
・開催場所:National University of Singapore
・開催期間:2009年7月16日-7月25日
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1.会議概要
今回の IEEE Region 10 125th Anniversary Student Congress 2009 は” Sculpturing Student Leaders to Pioneer Sustainable Development.” をスローガンに,シンガポール国際大学で開催され,中国,マカオ,香港,台湾,韓国,インド,バングラディッシュ,パキスタン,オーストラリア,ニュージーランド,シンガポール,タイ,ベトナム,フィリピン,日本等から約130 人の学生が参加した.本大会はIEEEでも初めての,National University of Singapore SB(シンガポール)とCollege of Engineering, Chengannur SB(インド)の国を超えた2SB共同による開催であった
2.会議内容
【16日:1stDay 】
<午後>
・IEEE Student workshop on Green power / sustainable development
地方での持続可能な新エネルギー技術についてのディスカッションを行った.ディスカッションは1グループ約5カ国から成る7名程の学生で行われた.
<夜>
・Inauguration Ceremony
・World @ 2020 Google, Shell, Microsoft, IBM, Astar
・Formal dinner & R10 SAC awards ceremony
Ceremonyでは4企業からの講演があり,企業がIEEEに期待することや,自社が環境に対して取り組んでいることなど,内容は多様であった.また,SAC Awardでは,Australia が大半を受賞していた.
<深夜>
・IEEE Student workshop on Green power / sustainable
ディスカッションの課題提出があり,締切りに間に合せるために深夜3時頃まで話合いをしているグループもあった.
【17日:2ndDay 】
<午前>
・IEEE @ 125 celebration
・R10 SAC Goals & Objectives,GINI Mini Thomas
・Leadership Talk
IEEE Presidentの講演やIEEEの歴史の紹介等があった.
<午後>
・Plans for Student branches Microsoft India
・Student workshop on Sustainable development
・Humanitarian Workshop
SBを活性化させるためにChairが考えなければならないことに関する講演や,SBが持つべき目標についてのディスカッションがあった.
<夜>
・Tour of Singapore
【18日:3rdDay 】
<午前>
・Presentation Innovative and best practices around the regions, R10
・IEEE Discussion Forum GINI/IEEE GOLD/ISBIR /Entrepreneurship
GINIは本大会のように国境を越えたSAC合同活動に重点的に取り組む事を目標とした新しい団体である.まだ,設立して間もないが,メンバーの学生が講演をするなど非常に活気があった.
<午後>
・Mechatronics: The next century technology
・Exhibition Stalls at PGP
・Multi Culture ambition
都市で持続可能なクリーンエネルギーのポスタ展示やブランチの活動紹介などが行われた.その際,優秀ポスタや活発に活動を行っているブランチがAwardを得た.
【19日:4thDay 】
<午前>
・IEEE Dignitaries Forum (mentoring and IEEE & me)
・IEEE GINI expansion 30 mins
・Closing Ceremony
IEEEのR10 Chairらに学生が質問する時間が設けられ,各国から様々な質問がなされた.
<午後>
・Exchange of gifts
・Awards
各国の学生がプレゼントを持ってきて交換を行ったり,本学会中に行われたポスタープレゼンや地方での持続可能な新エネルギー技術についてのディスカッションの優秀グループに表彰が行われたりした.
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3.感想
本学会で私が最も興味があったのはIEEE R10 GINIという団体であった.2008年1月に公式に発表されたGINIはR10内の学生ブランチのつながりを強化するために設立された.自身が大学のChairを勤める中で,「IEEEはグローバルな団体であるにもかかわらず,海外の学生ブランチとの交流の機会が少ない」と感じていたため,GINIの活動が魅力的に感じられた.
3日目のSCにおいても,他の講演が社会人主体で行われている中,GINIの紹介では学生が主体となって講演しており,この様子から,非常に活動的でるという印象を受けた.GINIは設立されて間もないためケララ,マドラス,ハイドロバード,デリー,ニュージーランドとパキスタンの6セクション,3カ国を中心に展開されている.R10内の非常に限られた地域でしかまだ活動を出来ていないようであったが,今回のAnniversaryで培った学生間のつながりを元により強固なネットワークを構築する話などもあり,今後の活動に興味を持っている.
名古屋大学学生ブランチ Chair 曽 浩彦
私は,この度のIEEE Region 10 125th Anniversary Student Congress 2009おいて,大変貴重な経験を積むことができました.この様な機会を設けて頂きました関係者の皆様に,先ずは御礼を述べさせて頂きたいと思います.真に,有難う御座いました.
大会では,Workshopにおけるディスカッションや,講演会等を通じ,R10の様々な背景を持つ方々と交流することができました.活動を通じて出会った人々との関係は,後生大切にしていきたいと思います.また交流する中で,人々の考え方や表現の仕方,姿勢の違いといったものを肌で感じることができました.そしてその違いから,学生や技術者の間の交流を促進するIEEEの活動の大切さを,再認識することができました.
個人的には,3日目のWorkshopで,プロジェクトマネジメントについて勉強する機会を与えて頂いたことが印象に残っています.ここでは,他国の方とチームを組み,実際にプロジェクトの成功に必要な過程を設計するといったことを行いました.自身の能力の向上に加え,実際にチームの皆さんと企画を組み上げた時には,チームの一体感や,大きな達成感といったものを感じました.
私の所属するブランチにおきましても,今後更に活動を促進し,今大会の様に,学生間の交流を促進する場や,能力の向上を計れる場といったものを,提供していきたいと思います.
名古屋大学学生ブランチ Vice-Chair 滝本 泰樹
以上
・名古屋大学学生ブランチ
Chair: 曽 浩彦
Vice-Chair:滝本 泰樹
Member:鈴木 俊哉
・開催場所:National University of Singapore
・開催期間:2009年7月16日-7月25日
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1.会議概要
今回の IEEE Region 10 125th Anniversary Student Congress 2009 は” Sculpturing Student Leaders to Pioneer Sustainable Development.” をスローガンに,シンガポール国際大学で開催され,中国,マカオ,香港,台湾,韓国,インド,バングラディッシュ,パキスタン,オーストラリア,ニュージーランド,シンガポール,タイ,ベトナム,フィリピン,日本等から約130 人の学生が参加した.本大会はIEEEでも初めての,National University of Singapore SB(シンガポール)とCollege of Engineering, Chengannur SB(インド)の国を超えた2SB共同による開催であった
2.会議内容
【16日:1stDay 】
<午後>
・IEEE Student workshop on Green power / sustainable development
地方での持続可能な新エネルギー技術についてのディスカッションを行った.ディスカッションは1グループ約5カ国から成る7名程の学生で行われた.
<夜>
・Inauguration Ceremony
・World @ 2020 Google, Shell, Microsoft, IBM, Astar
・Formal dinner & R10 SAC awards ceremony
Ceremonyでは4企業からの講演があり,企業がIEEEに期待することや,自社が環境に対して取り組んでいることなど,内容は多様であった.また,SAC Awardでは,Australia が大半を受賞していた.
<深夜>
・IEEE Student workshop on Green power / sustainable
ディスカッションの課題提出があり,締切りに間に合せるために深夜3時頃まで話合いをしているグループもあった.
【17日:2ndDay 】
<午前>
・IEEE @ 125 celebration
・R10 SAC Goals & Objectives,GINI Mini Thomas
・Leadership Talk
IEEE Presidentの講演やIEEEの歴史の紹介等があった.
<午後>
・Plans for Student branches Microsoft India
・Student workshop on Sustainable development
・Humanitarian Workshop
SBを活性化させるためにChairが考えなければならないことに関する講演や,SBが持つべき目標についてのディスカッションがあった.
<夜>
・Tour of Singapore
【18日:3rdDay 】
<午前>
・Presentation Innovative and best practices around the regions, R10
・IEEE Discussion Forum GINI/IEEE GOLD/ISBIR /Entrepreneurship
GINIは本大会のように国境を越えたSAC合同活動に重点的に取り組む事を目標とした新しい団体である.まだ,設立して間もないが,メンバーの学生が講演をするなど非常に活気があった.
<午後>
・Mechatronics: The next century technology
・Exhibition Stalls at PGP
・Multi Culture ambition
都市で持続可能なクリーンエネルギーのポスタ展示やブランチの活動紹介などが行われた.その際,優秀ポスタや活発に活動を行っているブランチがAwardを得た.
【19日:4thDay 】
<午前>
・IEEE Dignitaries Forum (mentoring and IEEE & me)
・IEEE GINI expansion 30 mins
・Closing Ceremony
IEEEのR10 Chairらに学生が質問する時間が設けられ,各国から様々な質問がなされた.
<午後>
・Exchange of gifts
・Awards
各国の学生がプレゼントを持ってきて交換を行ったり,本学会中に行われたポスタープレゼンや地方での持続可能な新エネルギー技術についてのディスカッションの優秀グループに表彰が行われたりした.
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3.感想
本学会で私が最も興味があったのはIEEE R10 GINIという団体であった.2008年1月に公式に発表されたGINIはR10内の学生ブランチのつながりを強化するために設立された.自身が大学のChairを勤める中で,「IEEEはグローバルな団体であるにもかかわらず,海外の学生ブランチとの交流の機会が少ない」と感じていたため,GINIの活動が魅力的に感じられた.
3日目のSCにおいても,他の講演が社会人主体で行われている中,GINIの紹介では学生が主体となって講演しており,この様子から,非常に活動的でるという印象を受けた.GINIは設立されて間もないためケララ,マドラス,ハイドロバード,デリー,ニュージーランドとパキスタンの6セクション,3カ国を中心に展開されている.R10内の非常に限られた地域でしかまだ活動を出来ていないようであったが,今回のAnniversaryで培った学生間のつながりを元により強固なネットワークを構築する話などもあり,今後の活動に興味を持っている.
名古屋大学学生ブランチ Chair 曽 浩彦
私は,この度のIEEE Region 10 125th Anniversary Student Congress 2009おいて,大変貴重な経験を積むことができました.この様な機会を設けて頂きました関係者の皆様に,先ずは御礼を述べさせて頂きたいと思います.真に,有難う御座いました.
大会では,Workshopにおけるディスカッションや,講演会等を通じ,R10の様々な背景を持つ方々と交流することができました.活動を通じて出会った人々との関係は,後生大切にしていきたいと思います.また交流する中で,人々の考え方や表現の仕方,姿勢の違いといったものを肌で感じることができました.そしてその違いから,学生や技術者の間の交流を促進するIEEEの活動の大切さを,再認識することができました.
個人的には,3日目のWorkshopで,プロジェクトマネジメントについて勉強する機会を与えて頂いたことが印象に残っています.ここでは,他国の方とチームを組み,実際にプロジェクトの成功に必要な過程を設計するといったことを行いました.自身の能力の向上に加え,実際にチームの皆さんと企画を組み上げた時には,チームの一体感や,大きな達成感といったものを感じました.
私の所属するブランチにおきましても,今後更に活動を促進し,今大会の様に,学生間の交流を促進する場や,能力の向上を計れる場といったものを,提供していきたいと思います.
名古屋大学学生ブランチ Vice-Chair 滝本 泰樹
以上