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IEEE Nagoya University Student Branch

IEEE名古屋大学学生支部の活動紹介と報告のためのブログです

報告 - R10 125th Anniversary Student Congress 2009

2009年08月04日 | Activity 2009
◆IEEE Region 10 125th Anniversary Student Congress 2009学会報告書◆

・名古屋大学学生ブランチ
    Chair: 曽 浩彦 
    Vice-Chair:滝本 泰樹
    Member:鈴木 俊哉

・開催場所:National University of Singapore
・開催期間:2009年7月16日-7月25日

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1.会議概要
今回の IEEE Region 10 125th Anniversary Student Congress 2009 は” Sculpturing Student Leaders to Pioneer Sustainable Development.” をスローガンに,シンガポール国際大学で開催され,中国,マカオ,香港,台湾,韓国,インド,バングラディッシュ,パキスタン,オーストラリア,ニュージーランド,シンガポール,タイ,ベトナム,フィリピン,日本等から約130 人の学生が参加した.本大会はIEEEでも初めての,National University of Singapore SB(シンガポール)とCollege of Engineering, Chengannur SB(インド)の国を超えた2SB共同による開催であった

2.会議内容
【16日:1stDay 】
 <午後>
  ・IEEE Student workshop on Green power / sustainable development
地方での持続可能な新エネルギー技術についてのディスカッションを行った.ディスカッションは1グループ約5カ国から成る7名程の学生で行われた.
 <夜>
  ・Inauguration Ceremony
  ・World @ 2020 Google, Shell, Microsoft, IBM, Astar
  ・Formal dinner & R10 SAC awards ceremony
Ceremonyでは4企業からの講演があり,企業がIEEEに期待することや,自社が環境に対して取り組んでいることなど,内容は多様であった.また,SAC Awardでは,Australia が大半を受賞していた.
 <深夜>
  ・IEEE Student workshop on Green power / sustainable
ディスカッションの課題提出があり,締切りに間に合せるために深夜3時頃まで話合いをしているグループもあった.

【17日:2ndDay 】
 <午前>
  ・IEEE @ 125 celebration
  ・R10 SAC Goals & Objectives,GINI Mini Thomas
  ・Leadership Talk
IEEE Presidentの講演やIEEEの歴史の紹介等があった.
 <午後>
  ・Plans for Student branches Microsoft India
  ・Student workshop on Sustainable development
  ・Humanitarian Workshop
 SBを活性化させるためにChairが考えなければならないことに関する講演や,SBが持つべき目標についてのディスカッションがあった.
 <夜>
  ・Tour of Singapore


【18日:3rdDay 】
 <午前>
  ・Presentation  Innovative and best practices around the regions, R10
  ・IEEE Discussion Forum GINI/IEEE GOLD/ISBIR /Entrepreneurship
GINIは本大会のように国境を越えたSAC合同活動に重点的に取り組む事を目標とした新しい団体である.まだ,設立して間もないが,メンバーの学生が講演をするなど非常に活気があった.
 <午後>
  ・Mechatronics: The next century technology
  ・Exhibition Stalls at PGP
  ・Multi Culture ambition
都市で持続可能なクリーンエネルギーのポスタ展示やブランチの活動紹介などが行われた.その際,優秀ポスタや活発に活動を行っているブランチがAwardを得た.


【19日:4thDay 】
 <午前>
  ・IEEE Dignitaries Forum (mentoring and IEEE & me)
  ・IEEE GINI expansion 30 mins
  ・Closing Ceremony
IEEEのR10 Chairらに学生が質問する時間が設けられ,各国から様々な質問がなされた.
 <午後>
  ・Exchange of gifts
  ・Awards
各国の学生がプレゼントを持ってきて交換を行ったり,本学会中に行われたポスタープレゼンや地方での持続可能な新エネルギー技術についてのディスカッションの優秀グループに表彰が行われたりした.

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3.感想
 本学会で私が最も興味があったのはIEEE R10 GINIという団体であった.2008年1月に公式に発表されたGINIはR10内の学生ブランチのつながりを強化するために設立された.自身が大学のChairを勤める中で,「IEEEはグローバルな団体であるにもかかわらず,海外の学生ブランチとの交流の機会が少ない」と感じていたため,GINIの活動が魅力的に感じられた.
 3日目のSCにおいても,他の講演が社会人主体で行われている中,GINIの紹介では学生が主体となって講演しており,この様子から,非常に活動的でるという印象を受けた.GINIは設立されて間もないためケララ,マドラス,ハイドロバード,デリー,ニュージーランドとパキスタンの6セクション,3カ国を中心に展開されている.R10内の非常に限られた地域でしかまだ活動を出来ていないようであったが,今回のAnniversaryで培った学生間のつながりを元により強固なネットワークを構築する話などもあり,今後の活動に興味を持っている.
               名古屋大学学生ブランチ Chair 曽 浩彦

 私は,この度のIEEE Region 10 125th Anniversary Student Congress 2009おいて,大変貴重な経験を積むことができました.この様な機会を設けて頂きました関係者の皆様に,先ずは御礼を述べさせて頂きたいと思います.真に,有難う御座いました.
 大会では,Workshopにおけるディスカッションや,講演会等を通じ,R10の様々な背景を持つ方々と交流することができました.活動を通じて出会った人々との関係は,後生大切にしていきたいと思います.また交流する中で,人々の考え方や表現の仕方,姿勢の違いといったものを肌で感じることができました.そしてその違いから,学生や技術者の間の交流を促進するIEEEの活動の大切さを,再認識することができました.
 個人的には,3日目のWorkshopで,プロジェクトマネジメントについて勉強する機会を与えて頂いたことが印象に残っています.ここでは,他国の方とチームを組み,実際にプロジェクトの成功に必要な過程を設計するといったことを行いました.自身の能力の向上に加え,実際にチームの皆さんと企画を組み上げた時には,チームの一体感や,大きな達成感といったものを感じました.
 私の所属するブランチにおきましても,今後更に活動を促進し,今大会の様に,学生間の交流を促進する場や,能力の向上を計れる場といったものを,提供していきたいと思います.

               名古屋大学学生ブランチ Vice-Chair 滝本 泰樹

以上

IEEE勧誘パンフレット from Delhi Branch

2009年06月21日 | Activity 2009
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IEEE Delhi, IndiaからのIEEE勧誘パンフレット
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2009年1月にインドのデリーブランチから執筆依頼を受けた
Delhi-SB向けIEEE勧誘用パンフレットが作成されたので掲載しておきます.

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パンフレット☆  from Delhi Branch in India.
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掲載概要(19p-20p)
From Across the Global
  -Message from Japan
    -Chair   :曽浩彦
    -Vice Chair:滝本泰樹

2009年第1回全体総会

2009年05月18日 | Activity 2009
2009年第1回目の全体総会を5月18日(17:00-18:30)に行いました.
参加者 19名,その内,新SBメンバー 8名.

《総会内容》
・役員紹介
・去年の活動報告
・今年の活動予定
・IEEE会員勧誘(WEB登録のお願い,ピザ会)

今年の活動としては,今のところ,
- 7月 IEEE 125th Anniversary@Singapore への参加(4名参加)
- 10月? リーダーシップワークショップ@東北大? への参加(参加者募集中)
- 11月 プレゼンテーション大会 の開催
を計画しています.

↓司会.2009年Chairの曽くん.


↓恒例行事となりつつある新会員の歓迎という名目のピザを食べる会.参加者の多くはピザ目当て(笑).


徳島大学 & 名古屋大学 Student Branches Joint-Workshop

2009年02月20日 | Activity 2009
どうも.Secretary(書記)の小林です.
2月20日に徳島大学で徳島大学Student Branchと名古屋大学Student Branchの合同ワークショップを開催しましたので簡単なご報告.



日時:2009年2月20日 10:00-14:00
場所:徳島大学工学部電気電子棟知能電子ゼミ室
主催:IEEE徳島大学Student Branch

--午前--
・徳島大学Student Branch活動報告  発表者:粂野紘範(Vice-Chair)
・名古屋大学Student Branch活動報告  発表者:小林健太郎(Secretary)
・徳島大学 西尾研 研究室紹介
・名古屋大学 片山研 研究室紹介
--午後--
・名古屋大学 山里敬也先生 講演
 「IEEEのmajor conferenceで論文を通すためには」
・徳島大学 西尾芳文先生 講演
 「カオス遍歴の統計的性質~結合発振回路ネットワークの複雑現象~」

片山研では同日に開催される荒井さんの博論公聴会へ参加するために徳島大学へ出かけることが決まっていたのですが,本年度に徳島大学のStudent Branchが出来たこともあり,せっかくの機会なので交流会を行うことになりました.

↓徳大SBのVice-Chair 粂野くん

↓西尾研を語る自称みんなのまとめ役 B4増田くん



↓片山研のアニキ,荒井さん.12月までの2年間片山研に派遣されてました.公聴会の準備で忙しい中,いろいろ準備していただきありがとうございます.


↓山里先生.前日に別の講演会で可視光無線通信についての講演をされていました.ここでは査読者からの視点も踏まえた英語論文の書き方について講演くださいました.

↓西尾先生.結合発振回路の相互同期について以前に名古屋大学で講演していただいたこともあります.今回は回路の性質を統計的に扱う方法について講演くださいました.


↓西尾研の卒論発表,修論発表,博論公聴会の打ち上げも兼ねての懇親会.