夜桜見物

行く河の流れは絶えずして、しかも、もとの水にあらず。淀みに浮かぶうたかたは、かつ消え、かつ結びて、久しくとどまりたる例(ためし)なし。世の中にある、人と栖(すみか)と、またかくのごとし。

4月1日消費税値上げ　てっきりエープリルフールだと思っていたら現実でした。上がったから安心して老後が迎えられるとか。今より幸福な人生が待っていると思っている人はいませんよね。何もせずに期待するなんて虫が良すぎますよ。官僚と政治家の無策のつけがまわってきただけ。まだまだ来ますよ(苦笑)


1週間まえに梅が咲いていたと思ったらもう桜が満開。駆け足で春がやってくるのが実感されます。坂口安吾の桜の森の満開の下を読んだのが昨日の事のよう。人生も駆け足で通り過ぎていくのでしょうか。

本題に入ります。夜桜観に行きました。人気のない暗闇で観る桜は凄みがあります。音が無い空間で向き合う桜は剣のようです。人ごみのなかで安心してみる桜とは趣が違うことに気がつきました。

高瀬川の桜と哲学の道の桜を明日観に行きます。明日は雨?