<ここまでの話>
「<第1話> から <第8話>までのリンク」http://blog.goo.ne.jp/ichigowasabi/e/63984e00a496cc4ceab13c1caab8e05c
・・・
<補講>
「ガンダム外伝を楽しむための補講(1)ラグランジュポイント」http://blog.goo.ne.jp/ichigowasabi/e/5568bd9e6a727ee790bc1ebec0e0042c
「ガンダム外伝を楽しむための補講(2)MS運用艦グリフィン」http://blog.goo.ne.jp/ichigowasabi/e/6db85f7b1fcf391b3f6bfc42d339cbc1
「ガンダム外伝を楽しむための補講(3)MS小隊の構成と運用」http://blog.goo.ne.jp/ichigowasabi/e/f1a12da2cbb09456acce246711ca2997
・・・・・
「・・・ ブルーベース ユカです! 隊長! ミィ! 聞こえますか?・・・
ブルーワン! ブルーフォオ! 聞こえますか? 応答してください!」
かなり微弱ではあるが、グリフィンからレーザー通信が入った・・
ユカ少尉は何度も叫んでいたようだ・・
そうか、通信が繋がる距離までグリフィンが近づいたんだな・・ 一安心だ・・
「おう! ワサビィだ! 聞こえたぞ!!」
「・・・ あっ! 隊長! ・・ ご無事でしたか? 良かったぁ・・ ♪
すぐに誘導信号を出しますね・・ 」
「おっと駄目だ! 誘導信号は出しちゃいかん!
この海域には、まだジオンが潜んでいる可能性がある、発見されるとやられるぞ!
艦の位置はこちらで探すから、心配しなくていいからな!
すぐにヒロ中尉もこちらに来るし・・」
「・・・ 隊長!了解です。
艦長に繋ぎますね、 通信オープンです! どうぞ!」
「・・・ 大尉! ご苦労様です・・ ちょっと嫌な感じがしたので、全速で来たけど
連絡が取れて良かったわ・・ それで、状況は?」
どうやら艦長の気転で最大船速でこちらに向かってくれたようだ・・ ありがたい・・
第3戦速というのが、巡航時の最大速度なのだが、それはMAX速度ではなく、
艦の性能として維持できる最大の速度なのである。実際にはそれよりも速い速度に
あげる事ができるが、その速度を維持する事は機関に対する負荷等から難しい・・
つまり、第3戦速は巡航時最大速だが、艦のMAX速度はもっと出せる・・ということだ。
それが、第3戦速で向かう・・ ではなく「全速で向かう・・」という艦長の気遣いに
私は素直に感謝した・・
「艦長、ありがとうございます。・・
どうやら、我軍のサラミス級巡洋艦2隻がジオンに強襲され、戦闘になった模様で
残念な事に、サラミス級2隻は大破し、移住ブロック部分はズタズタです・・
生存者の可能性がありますので、至急捜索をお願いします。
尚、敵ジオンのMS3機とサラミス級搭載のジムとが戦闘中でしたので、
私の判断で、私とミィ少尉の2名が戦闘に参加しました。
ミィ少尉が1機撃破、サラミス級サドのジムが1機撃破、あとの1機は逃走・・。
サド搭載のジムは中破しているものの、パイロットは無事で、クマ軍曹と
名乗っています。至急看護室の準備をお願いします。
MSデッキではなく、右舷のカーゴスペースにジムを降ろすのが良いと思いますので
右舷カーゴデッキの準備もお願いします。」
「・・・ 大変だったわね・・ 大尉もミィ少尉も無事で何よりね・・
至急、看護室とカードスペースの準備を行うわね・・
あと5分ほどで、そちらに着くと思うけど、索敵は継続してね。」
「艦長・・ ありがとうございます。」
「・・・ おっ隊長!! いたいた!!」
艦長との通信と入れ替わりに、ヒロ中尉が私を見つけ流れてきた、
そして、私のランドセルをジムコマンドの腕で掴んだ・・
「隊長! お待っとぉ!!」
「おう!中尉! ちょっとヘビィだったぜ!
で・・ミィ少尉とは会ったか?」
「隊長・・ やっぱ戦闘だったんすね・・
ミィちゃん興奮しちゃって ♪ 初陣だったんでしょ?
1機やっつけたかもしんない! って
で・・とりあえず、リン少尉が付き添ってグリフィンに向かわせました。」
「そうか! でな・・1機やっつけたかもじゃないぞ・・
1機やっつけたんだ・・ ミィ少尉がな!」
「ひぃえ~! やっぱミィちゃん、すごいわ! 初陣で1機撃破っすか!・・♪
やるなぁ・・」
「でな! このジムだが・・
生存者だ! サラミス級サドのMS隊、クマ軍曹と名乗っている・・
すまんが、至急グリフィンに連れて行ってくれないか? 艦長には連絡済だ・・
もう1機のザクを撃破した殊勲者だ! 丁重に頼む!」
「軍曹っすか? 手も足もやられてボロボロなのに、さすが!ベテランパイロットすね!
凄いや!
じゃ! 連れて帰ります。
で・・隊長は? 推進剤カラッポなんでしょ?」
「まぁ、バーニア(アポジモーター)の燃料は若干残っているのでな・・
残りの生存者を探してみる、悪いがビームガンを貸してくれ・・
私の分は・・ さて何処に行ったのか?
(シールドと一緒にどこかに行ったようだ・・)」
「あららぁ・・ サミー曹長、怒るだろうなぁ・・
じゃ・・ これを・・ 私のビームガンは、なくさないで下さいよォ・・」
と・・ヒロ中尉は私にビームガンを手渡し、クマ軍曹のジムを背後から抱え、
そのまま停止した・・ 何か会話でもしているのだろう・・ 心配りが中尉らしい ♪
暫くして、ヒロ中尉はスラスターを一閃し、グリフィンが来る方向に向かっていった・・
ヒロたちがいなくなると、私はデブリの中で単機になっていた・・
本来ならば推進剤も無い状態で、単機になるリスクは回避すべき行動なのだが、
戦闘区域での生存者の捜索は1分でも早い方が良い、人命優先だ!
私はクマ軍曹が言った(曹長がさっきまでそこにいた・・)の言葉が
非常に気になっていた・・
「オーリン曹長とか言ってたなぁ・・」
もし、間違いが無ければ・・・
ルウム戦役の時、同じの飛行隊のパイロットだった彼女に違いない!
宇宙暦0079年1月3日、ジオン軍が地球連邦に対し宣戦を布告。
各サイドに駐留していた連邦軍の各隊は壊滅的な打撃を被った、
そして、ジオンはサイド2の8バンチ(アイランドイフィッシュ)コロニーを
ラグランジュポイントから外し地球へ落下させる。
地球連邦は全力で阻止しようとするが、駐留軍の壊滅状態から戦力も不足し
コロニーの地球落下を阻止することができなかった。
30億人が死んだといわれる 魔の「一週間戦争」である・・・
連邦軍は体制を立て直すべく、宇宙にあるほとんどの艦艇を集め、ジオンに対し
艦隊戦を挑んだ、それが、宇宙暦最大の艦隊戦と言われるルウム戦役である。
このルウム戦役では、ジオンの人型兵器もモビルスーツ「ザク」により、
再度、敗戦した事は記憶に新しい・・ このルウムで35億人が死んでいる・・
集められたのは艦艇ばかりではない、急遽宇宙戦闘機乗りが集められ、
大規模な特別航空隊が編成され、ルウム戦役に投入された。
当時、中尉だった私も、多分に漏れず招集されている。
そんな寄せ集めの隊の中で、一番最初に声をかけてくれたのが、彼女だ!
つまり「ルウムの生き残り」また、修羅場を一緒に経験した戦友でもある!
彼女であるのなら、何としてでも助けなければならない・・
確証は無いが、なぜかこの場所を離れられない衝動が私を襲っていた・・
バーニアを軽く吹かせ、残骸の中を注意深く進む・・
サラミス級のMS搭載数は3機・・ 2機の残骸を探せば良い・・
私は、戦闘を始める前にジムの残骸を見かけた場所に向かった・・
「ええい! 解り辛い!」
MSのモニターは、カメラを通しコンピュータで形状を判断して映し出す方式だ、、
コンピュータが認識できる形状のものははっきりと映し出すが、細かな残骸などは、
コンピュータでは認識不明であるため、モニターにはゴミとしか映らない、
つまり、何であるかが解り辛いのだ・・
私はバイザーを降ろし、ノーマルスーツの気密を確保し、
ジムのコックピットハッチを開けた。 肉眼でデブリを観察するのだ!
宇宙では地上とは異なり、大気が無いため、大気中のチリなどが全く無い。
そのため、異常に遠くまで見渡す事ができる。そのため距離感が非常に掴み難く、
デブリ地帯を移動するのは、非常にリスクが高い・・
しかし・・ 肉眼でなければ、見つけることが出来ない事も事実である!
その時・・ 私の頭の中で、人の息使いが聞こえた・・
いや・・ 聞こえたような気がした・・ が、正しい表現だろう・・
私は、その息使いの方向に吸い寄せられるように、移動していた・・
いや・・ 方向が解った訳ではなく、勝手に体が動いていた・・ が正しい・・
ふとサラミス級の外壁破片の陰に、赤い物が目に付いた!
他にも赤い物は浮遊している、しかし、何故かこの赤が気になった・・
近づいて凝視する・・
「ジムのシールド?」
我々のジムコマンド用のシールドは薄いブラウンに黒だが、
ジムのシールドは赤く塗装され分厚い物が使用されている。
私の鼓動が急激に早くなっていくのを、自分でも気が付いていた・・
そこにオーリン曹長が居る!と確信していた私がいた・・
私は腰にロープをつなぎ、MSの外にでた・・
軽くエアーを噴射し、体を流していく・・
サラミス級の残骸に取り付くと、中を伺った・・ ジムがそこにあった・・
ジムのコックピットに流れていく・・
どうやら、電気系統が完全にダウンしているようだ・・。
緊急脱出装置を使用された後がない・・ パイロットは、まだ中だ!
ジムの脚(足)部分の整備パネルを開き、手動でコックピットハッチのロックを外す・・
コックピットの隙間からエアーの流出を確認する・・
私はコックピットハッチを押し開き、コックピットの中に体を滑り込ませた・・
ジムのコックピットの中は真っ暗であったが・・ 頭の中に聞こえる息使いが
すぐ、そこから聞こえている。(真空なので聞こえるはずは無いのだが・・)
間違いない・・ オーリンだ・・
真っ暗で顔も見えないのに・・ 何故か私は確証していた。
私は、すかさずヘルメット同士を接触させる。
「オーリン! 私だ! ワサビィだ! オーリン!!!」
「・・・ えっ・・ 中尉?・・ 」
と一言・・ そのまま、また何も言わなくなっていた・・
「オーリン! オーリン! ・・・ 」
・・・・・
「どうやら・・、そいつらは、単独で行動するジオンの海兵隊のようね・・
厄介だわ・・ 敵艦隊が近くにいるという訳ね・・」
私は、グリフィンからの救援隊に、後を任せ、艦長に報告するため、
グリフィンのコントロールデッキに戻っていた・・
「噂の海兵隊・・って奴ですか・・ ゴロツキ部隊と聞いています・・
ここに来て、厄介な奴らですね・・
ただ、海兵隊の奴らは、単艦から2艦ほどの少数構成で動いているとの
話ですから・・ やり方によっては勝機はありますね・・
艦長はどのようにお考えで?」
「そうね・・ それには先取攻撃が有効だけれども・・
きっと網を張って待ち構えているのでしょうね・・
危険だけれども、わざと網にかかる・・って手もあるわね・・
マスミン参謀! いかがかしら?」
「艦長! この先のルウム戦役跡地には、今でも無数のデブリが浮遊しています。
きっと奴らは、そこでデブリの陰に潜み獲物を狙っているのでしょう・・
1部隊だけではない可能性もありますね・・
フォンブラウンに向かう連邦軍補給船や民間の輸送船等が、最近消息を絶っている・・
との報告がある海域でもあります。
我らのグリフィンは、一見コロンブス・・
ジオンの奴らは間違いなく獲物と思って、かかって来ると思われますが・・
どこから、何時、来られるか不明である事から、
艦長のおっしゃる(わざと網にかかる)のは得策ではないと・・」
「やっぱりそうね・・ マスミン参謀の言うとおりね・・
情報不足かぁ・・
ワサビィ大尉、MS隊に哨戒任務をお願いして良いかしら?
チーム編成を考えてくださらない?」
「艦長、了解しました、現在ユカ少尉がスクランブルシフト表を作成しています
そいつを流用します・・ で・・何時から、哨戒を・・ 」
「ごめんなさい・・ ルウム跡地は目と鼻の先・・
捜索活動が終了したら、すぐに哨戒を開始してほしいの?
できるわね?」
この艦長・・ 口調は優しくかわいらしいが・・ 要求のレベルは・・キツイ・・
ひょっとしたら「S」なのか・・
「イエス、アイマム 定期哨戒任務表を作成し後で提出しましょう・・
また、すぐに哨戒任務にシフトします。」
「はい♪ よろしくお願いします♪
で・・ 今日の戦闘記録は、後でマスミン参謀に報告書として提出しておいてね ♪」
「イエス、マム!・・」
なんだか・・やけに仕事が増えたような気がするのは・・ 気のせいかなぁ・・
どうもあの「♪(笑顔)」にやられてしまう・・
「ユカ少尉! メンバー全員をMSデッキに集めてくれ!
そして少尉も後から来てくれ・・」
「了解です! 隊長!」
「ベリーベースより ベリーチームへ!
各機、捜索活動を終了し、グリフィンに帰艦せよ!
捜索作業は、サミー曹長の捜索班に引継ぎ、全機帰艦の事!
ベリーベースより ベリーチームへ・・・ 」
・・・
MSデッキでは、モビルスーツ着艦のための着艦ネットが準備されていた、
すでにリン少尉とミィ少尉の213号機と214号機は着艦し、
MSハンガーに収納されていた。 あとは、ヒロ中尉の212号機だ・・
ヒロ中尉のジムコマンドが目視できた・・
宇宙の中では距離感が全く掴めないので、人間が宇宙に浮かんでいるように見える・・
しかし・・ その人間は見る見る間に大きくなり10倍の大きさになって、
艦に飛び込んでくる・・
モビルスーツの着艦は壮絶だ! 運動エネルギーを一気にゼロにするのだから・・
最後のジムコマンドが着艦し、MSデッキの前面のハッチがゆっくりと閉まっていく・・
完全に閉まった後、パトランプが回り真空のMSデッキに急激に空気が抽入される。
真空に空気が触れることで発生する真空蒸発で、空気中の水蒸気が一気に氷結し冷却される。
突然、真っ白な霧に包まれるのだ。私は、その風景が好きだ・・
その霧の中から、勇猛なモビルスーツが現れる・・ まるで神が降臨するように・・
そんな気がするからかもしれない。
今までヘルメットの中のスピーカーからの音だけが、
徐々に通常の騒がしい音に変わっていく
空気が充満し、音が伝わるようになったからだ・・
私はヘルメットを外し、212号機から降りてくるヒロ中尉の方向に向かった・・
「中尉! すまん・・ 艦長じきじきのお願いだ
哨戒任務で飛んでくれ・・ まず、ユカ少尉とペアだ!
ユカ少尉も飛ばせておきたい・・」
「ふぅ・・ 演習から休む間も無くですね・・
艦長も人使いが荒いや・・ ありゃ Sですぜ! 隊長!・・」
「そうかもな・・ で・・ オーリン曹長とクマ軍曹はどうした・・」
「2機のジムは回収し、隣のカーゴデッキに運びました。
サミー曹長が、1機はすぐにでも修理できるけど、
1機は少々時間がかかりそう・・ってさ
で・・ オーリン曹長もクマ軍曹も、救護室に運ぶように・・と、
コンペット准尉が担当されています。
そういえば・・
隊長って、コンペットちゃんと会った事無いんじゃないっすか?」
「えっ?いちごちゃんか? 貴様! 会ったのか?」
「チラっとですが・・・ 優しそうな・・中々っすよ♪」
「そうか・・ やっぱりそうか・・
看護婦さん、セーラー服などは、いわゆる1つの萌え要素だからな!」
「ですよね~ ♪」
「こりゃ、楽しみが増えたな・・ 後で様子を見に行くか・・」
「そうっすね・・ で・・ 目的はどっちっすか・・」
「決まってるだろ! どっちもだ♪ で・・ 何人ぐらい救助できたか聞いたか」
「そうすね・・10分ほど前ですけど、大体、30余人ほどって聞いています。」
「30人程かぁ・・ サラミス級の要員は1隻300人だ・・ 2隻で600人・・
冥福を祈るしかないか・・ でも30人も救えた! そう考えるべきだな・・」
「そうすっね ♪ プラス思考です! 特にベテラン要員を少しでも救えた事は
我軍にとって、非常に重要なポイントでもありますから。」
「なに、2人で話をしているの?
どうせ、おねえちゃんの話でしょ! もう、鼻の下を伸ばしてるんだから!」
そんな話をしているうちに、メンバーが回りに集まってきた・・
「リン少尉・・ 見損なうなよ! 今は、おねいちゃんの話はしていない、
1分前ならしていたがな ♪ 恐れ入ったか!
で・・ 全員揃ったか?・・」
私は、メンバー1人1人の顔を確かめた・・
良し!モチベーションは高いぞ!
「ユカ少尉・・ スクランブル体制表の話だが・・ コントロールデッキでの
艦長との話は聞こえていたな・・
悪いが、定期哨戒任務を含め案を作ってくれ・・
ただ、明日で良いぞ・・今から飛んでもらうからな ♪」
「えっ? 私が飛ぶのですか?」
「ああ・・ ヒロ中尉とペアを組んでくれ!」
「よろしくねぇ~ ユカちゃ~ん♪」
「やはり、この後の事を考えると、パイロットは多い方が良い・・
私の211号機を使ってくれ、シートセッティングなど、サミー曹長に頼みたいが・・
現在も捜索作業中だ・・ ジムコマンドの整備は我々で行う・・
ヒロ中尉とユカ少尉は、すぐに休息を取れ、
リン少尉、ミィ少尉・・ 悪いがジムコマンドの整備に付き合ってくれ!良いな!
211と212を先に整備するぞ!」
「了解!」
「隊長! 消臭剤って、どこかにありましたっけ?」
「リン少尉・・ 消臭って・・なんだ。」
「だって、ユカをオヤジ臭い、211に乗せるのでしょ?」
「・・・なにぃ お前だって・・ この前、高機動でおしっこ漏らしたって・・」
「ああ!! セクハラですってばぁ! 言っちゃダメ!」
「ふん 今日は勝ったな♪ まだまだ、青いぞ ♪
で・・ ユカ少尉・・ 消臭剤は無いが・・
スクランブル体制表のシフトチームの1番は、ヒロ中尉とユカ少尉、
2番はリン少尉とミィ少尉としておいてくれ・・・
明日は、私も飛ぶからな・・ バンバンシフトに組んでくれても良いぞ!」
「ねぇ・・隊長って・・ やっぱMなんすか? ♪」
「バカを言うな!・・
でも・・ほんの少し・・あるのかもしれんな・・ ♪」
「<第10話>地獄耳?」http://blog.goo.ne.jp/ichigowasabi/e/fce28cf5b960fc78bf7e731c7ea0714bに続く・・・
(2007/06/28 09:47)