いちごわさびの徒然草

アニメ大好き! ガンダム大好き! そんなこんなを徒然なるままに・・

謹慎解除を投票で? なんかなぁ・・ ファンを舐めてへん?・・/NMB48

2011-11-29 00:28:22 | Weblog

ども、アニメ大好き、ゆかりん大好き  えっ? w(゜o゜)w 
「おまえは、本当は『NMB48』が大好きなんだろ?」って?・・

    うん(^^)ゞ 否定はしません・・(笑)

    でもね、でもね・・ MP3プレーヤーの中は、田村ゆかり(ゆかりん)
    しか、入ってないんだよ!(ほんとなんだから(^^)ゞ)

    でも、(NMBが) すき~ (^O^)/ (こじはる風に言ってみた (゜_。)\(--;バキ)


さて(笑)
昨日(11/27)に、NMB48運営事務局から以下のような発信文書が出されました。

・・・・・ここから転載 原文はこちら=>http://www.nmb48.com/fukkitouhyou/

  NMB48運営事務局では、現在謹慎中の吉田朱里・松田栞・島田玲奈と
  常にコミュニケーションを取り向き合ってきました。

  規則正しい生活を送り、今まで以上に自分と向き合い、自主練を繰り返す日々でした。
  その過程の中で、メンバー本人達の気持ちはもちろんのこと、スタッフからも
  『公演復帰のためのレッスンを始めても良いのでは?』という意見が
  上がってくるようになりました。

  ですが、メンバー本人たちが常に口にしていた、『NMB48に復帰し
  活動していきたいけれども、応援してくださるファンの皆様に対して申し訳ない。
  本当に戻って良いのだろうか?』という気持ちが残っております。

  そこで、謹慎中である松田栞および島田玲奈の復帰のためのレッスン参加および、
  2012年1月1日以降の公演への出演等NMB48の活動復帰について、
  ファンである皆様の投票に委ね、 復帰賛成票が過半数を超えた場合は、
  復帰のための準備に入らせていただこうと思います。
  また、復帰投票は皆様の復帰賛成のお気持ちが過半数を超えるまで、
  何度でも繰り返し行います。 なお投票の管理については、不正が無い様万全を期すため、
  AKB48の第3回総選挙やAXの投票管理も行っている「株式会社パイプドビッツ」が担当する。

・・・・・転載ここまで


なんだかなぁ・・ ファンを馬鹿にしていますよね?
NMB48の運営事務局って、論理的な思想の構築が出来ないのでしょうか?
(ロジカルシンキングの講義を実施しに行ってあげようか? 無料でいいぞ!! ほんまに・・)

上記文章に、5つほどおかしな部分がありますね。


・・・

まず、
1つ目、島田玲奈(しまれな)謹慎の理由は明確ですが、あとの2人
吉田朱里(あかりん)、松田栞(しおきち)の謹慎理由が発表されていませんので不明確ですね。
人間は、物事の判断をする際には、知識と経験で判断します。その知識となる理由が不明ですので


   「普通の人間だったら、判断なんて出来ないはず・・」


それを投票で復帰を判定するなど・・
この時点で、NMB48の運営事務局は、ファンを「普通の人」とは考えず、馬鹿にしている事になります

というか、単に
「理由はどうでもいいから、戻ってきてよね!」って意見の人、賛成に投票ください!
って言ったほうが、すごくすっきりしますよね。
(要は見せ方、後付の理由選定・・ そこらが駄目駄目ちゃん)

・・・

次に
2つ目、吉田朱里(あかりん)松田栞(しおきち)の謹慎理由は発表していません。
公の発表では「本人の意思での謹慎」となっています。だったら復帰も本人の意思が大事であって
ファンに復帰を問うのは、整合性が合わないですよね?

これでは、「本人の意思での謹慎では無かった事を表す」と見えてしまいます。
こうなると、やっぱり噂は本当だったの? とか、若いファン達は考えてしまうのですが・・

同じ時期に、多分同じ内容で2ndシングルの選抜を下ろされた
近藤里奈(りぃちゃん)は、おしおきが効いたのか、最近はおとなしくなっちゃいましたが
(というか、おとなしくなりすぎて、彼女の面白さや良かったところが消えちゃいました)
渡辺美優紀(みるきー)は、その後、やっぱりドンドン前に出てきて、中心メンバーである
存在感をだしています・・

そんな、渡辺美優紀(みるきー)を見て、吉田朱里(あかりん)や、松田栞(しおきち)を
推すファンはどのように感じているのでしょうか?


   なんで、ファン投票が必要なの? って・・ 普通だったら感じますよね?

・・・

で・・
3つ目、記載内にある「復帰賛成票が過半数を超えた」の「過半数」の分母が定義不明です
投票数の過半数でしょうか?、それとも、投票資格である「NMB48チケットセンター会員」の
総数(会員数)の過半数でしょうか?

まぁ、投票での過半数・・と言った場合は、有資格者数(会員数)の過半数となるのですが


   「ネット会員数」なんて数字は、普通は使用しないのです・・


つまり、ネット会員の場合、幽霊会員も既に居るので、有効数というか稼働率が不明なのです
稼働率が、70%と仮定した場合、その過半数は、投票者数の71.43%以上の票を獲得しないと駄目・・
仮に、85%も稼動していると考えた場合でも、58.82%以上の票が必要ですね。
というか、上記「1つ目」の理由で、投票しない人もいるだろうし、
あかりん、や、しおきち、以外のファンは、そっぽを向くかもしれません・・
(投票率は低下します。あの大騒ぎの大阪市長選挙でも投票率は60%なんですね)


   実は、過半数って、結構きつい数字だということなんです・・


ただ、これを、投票された数の過半数! なんて事を、運営側が行ったら・・
その際は、単に低脳な話題提供だった・・ と笑うしかないのでしょうね。

(確実に、秋葉の本店や栄の味噌支店のファンには、やっぱり粉は、おばかさん♪ と
 笑うネタを提供する事になっちゃいます(^^)ゞ 
 というか、AKB、SKEとHKTの3つは、運営会社が全てAKSになっているので、
 NMBだけが、フランチャイズになっている・・って現状もあるのですが・・
 本店秋葉のAKBは、チーム4の元キャプテン大場美奈の謹慎解除を運営側が決定し発表しました
 でも、同時期の謹慎騒ぎの解決方法がNMBはAKBとは別って事で・・
 やっぱNMBはフランチャイズかなぁ・・)

元に戻して・・(汗;)
というか「過半数」という定義を、検証もせず安易に設定している先見性の無さ・・が見えるのです。
(まぁ、得票数などは、公表されない「前提」さえつければ、
 どんな風にも改訂し、自分達に都合の良い数字にはできますので、大きな問題ではないかもしれません
 集計会社の「パイプドビッツ社」も商売なんだし・・ (笑))


・・・

さて、
4つ目・・「復帰賛成のお気持ちが過半数を超えるまで、何度でも繰り返し行います。」って・・


   これって・・ いぢめ?


というか、ファンはだんだん可愛そうになって「もういいかぁ・・」って感じさせ、
最後は、お情けで「復帰賛成」させるように、繰り返し行うよ~って脅迫?

なんかなぁ・・ これには、何か裏を感じますね・・
今まで私に入ってきている情報では、想定できない内容なんです・・


   色々と考察すると・・ これは、運営側の「あせり」かなぁ・・


NMB48はこの11月15日に3期生の応募を締め切っていますよね・・
現在は3期生の選考に入っているわけなんですが・・ そうなってくると、研究生の昇格ですね


   そう・・ 「チームM」の選抜♪


その際に、「チームN」の長期謹慎者の2人をどうにかしないと、「チームM」の選考にも
支障がでちゃいます・・ (チームNに2人の増員昇格者を入れるか否か・・)
今の時点だと、肥川彩愛(あやにゃん)や、木下百花(きのした)、太田里織菜(りおな)あたり
が(チームNに増員するなら)入る可能性がある訳です・・

吉田朱里(あかりん)と、松田栞(しおきち)の処遇を早く決定したい!って運営側の考えが
見えるような気がしますね


あっ! ここまで書いて・・ チームNに昇格する可能性・・ 2期研究生もありえるかも w(゜o゜)w 
(チームMの組閣、11人程度までは絞りこまれてきましたね♪ これも楽しみっす♪)

・・・

最後に
5つ目です、公の発表では、島田玲奈(しまれな)の謹慎は「年内謹慎」で、
吉田朱里(あかりん)と、松田栞(しおきち)は「長期謹慎」になっています。
つまり、島田玲奈(しまれな)謹慎の理由は明確だけど、「期限付きの謹慎」だったはず・・


   それを投票で判断するって・・ おかしくない?


これは、島田玲奈(しまれな)の方が実際には吉田朱里(あかりん)や、松田栞(しおきち)よりも
違反度が重たかった事を表しているのと同意・・ って事なんですね。

吉田朱里(あかりん)は、既に進学に集中し、勉強しているとの情報もあることから、
今回の投票の対象外は、なんとなく理解できますが、
「自主レッスンは続けているが、まだ復帰へ万全ではないとして、今回の参加を見送った」って
運営側の告知は、非常に嘘っぽい・・ ということなんです。

なんか理由付けに整合性が無く、論理的に繋がらず、自ら墓穴を掘っている・・
という感じしかしないのですが・・

さて、ファンの方々は、今回のNMB48の運営事務局の発表に対し、どのように感じているのでしょうか?

その答えが、12月3日の投票締め切りの後に、解るのでしょうか?  (^O^)/
(発表は12月7日 NMB48チームN 2nd青春ガールズ公演であるそうです)


・・・

ということで、わちゃびんの感想ですが、


   「なんで、ファン投票する必要があるの?」って事なんです・・  はい・・


では、今日は、この辺で!  (*^∇^)/。・:*:・゜★,。・:*:・゜


アイドルも屁をこく♪/やっぱNMB48やなぁ(^O^)

2011-11-26 21:17:47 | Weblog


最近AKBはチーム4とチームBしか見てません・・
というか、ほとんど見てない! ってのが正解かもしれません・・
AKB・・飽きちゃったかも・・


実は・・ 


  はい・・ NMB48ばかり見ています(^◇^)



日本テレビで放送中の「なにわなでしこ」・・
NMB秘密兵器の木下百花が出てきて、だんだん面白くなってきましたね
みるるん(白間美瑠)もどんどん可愛くなっていくし(*^_^*)


みるるん

みるるん

で・・そのNMB48ですが・・
昨日、2011年11月25日に、東京六本木ニコファーレでNMB48がニコ生コンサート♪
ニコ生視聴代は1000円ですが、視聴数が40000人以上!!


   すげぇ! それだけで4000万円やん♪ ヘ(^^ヘ)(ノ^^)ノ ワーイ


歌った曲は、

1、絶滅黒髪少女 (1stシングル)
2、待ってました新学期 (1stシングル、カップリング紅組)
3、僕が負けた夏 (1stシングル、カップリング白組)

の3曲のあと

MCのバッドボーイズが入って、NMBの漫才タイム(^O^)/ (下記に動画あり♪)
そして、トーク&大喜利タイム

大阪のお笑いが終わって(^◇^)また歌に・・

4、オーマイガー! (2ndシングル)
5、なんでやねん、アイドル (2ndシングル、カップリング)
6、結晶 (2ndシングル、カップリング白組)
7、捕食者たちよ (2ndシングル、カップリング紅組)
8、嘘の天秤 (2ndシングル、カップリング、NMBセブン)

と続き、アンコールに(^O^)

9、NMB48 (AKB48,SKE48から続くAKBのご当地ソング、NMB初の曲)
10、青春のラップタイム (初めて秋元PからもらったNMB初のオリジナル曲)
11、僕は待ってる (夏のNMBの危機の際に秋元Pが書いた曲)

と、NMBにとって、すごく大事な3曲・・
この3曲には、ファンも文句を言うやつはいないと思いますね(^O^)/


 ※あっ! 気がついたから追記します(11/29 1:27 追記)
  良く曲名を見てください。 AKB48の版権の曲がありません!
  全てNMB48の曲です・・ この意味、すごく大きいですよね♪


で・・ 表題の「アイドルも屁をこく」ですが(笑)
5曲目に歌った「なんでやねん、アイドル」って曲の中の歌詞なんです
ニコファーレの動画をアップしているのを見つけたので、貼っておきますね

なんでやねん、アイドル - NMB48 in ニコファーレ


歌の間に、セリフをしゃべっているのは、
中学1年の木下春奈(はる師匠)と、中学3年の門脇佳奈子(かなきち)
ちょっと歌詞が聞き取りにくいって? じゃ 曲だけだったらこっち!
↓↓↓歌詞が聞き取りやすいと思います(笑)↓↓↓

なんでやねん、アイドル



どうですか?(笑)さすが、大阪のアイドル! 天下のNMB48!

   アイドルも電車通勤
   アイドルもアメちゃん貰う
   アイドルも嘘をつく
   アイドルも屁をこく(^O^) なんちゅう歌詞や(爆笑)

AKBやSKEも、面白いといえば面白いのですが・・
やっぱり、大阪・・
生まれた時から、親や周りの環境から、笑いのDNAが刻み込まれているんですね♪

ということで、極めつけ(^O^)/

NMBメンバー6人(3組)の漫才です ほんま マジやで♪ これ(^O^)/

漫才タイム - NMB48 in ニコファーレ

(消えたので、アップしました(汗;) 12/3)

はるゆっぴななちゅんさやみるきー

 1組目(左)、木下春奈(はる師匠)と、山口夕輝(ゆっぴ)
 2組目(中)、小笠原茉由(まーちゅん)と、山田菜々(ななたん)
 トリが(右)、渡辺美優紀(みるきー)と、山本彩(さや姉)

それぞれ1組毎のネタは2~3分の短いネタですが、テンポというか、間というか・・
いやぁ・・ 大阪の私が聞いても良い感じで、吉本の若手芸人よりは上かもしれません・・

これ! ほんまやで!



<おまけ:11/26 23:49 追記(汗;)>

渡辺美優紀(みるきー)のブログから・・
ニコファーレ本番前、木下百花(きのした)との2ショット!


  とても、「出演前で緊張しています・・」とは思えないのですが・・ (笑)


  みるきーももか


で・・ 上記の漫才の動画・・、消えたら仕方が無いけど・・

彼女たちの漫才は、前にも放送されていましたね(笑)

ちょっと探したら・・ 某TVのミニコーナーでの
山本彩と渡辺美優紀の漫才シーンがありましたので、見てください(笑)。

NMB48 渡辺美優紀、山本彩)

<第53話>スパイ容疑・・ / [小説]ガンダム外伝

2011-11-11 07:57:38 | [小説]ガンダム外伝
<ここまでの話>
【第1部】
<第1話> から <第24話>までのリンク
【第2部】
<第25話> から <第46話>までのリンク

【第3部】
<第47話>月面着陸・・
<第48話>敵か味方か?
<第49話>アロー市自衛軍
<第50話>大丈夫だよね・・
<第51話>フォン・ブラウンへ・・
<第52話>セカンド・ルナ
------------------------------------------------------------------------------

「まぁ・・ なんとなくですがね・・ 裏があるな・・ プンプン臭うぜ! ってね・・
 というか、返答の結果次第では、ちょっと困った事にもなる可能性もあるんですがね・・」

と、チーフはおもむろに隠し持っていたハンドガン(拳銃)を、私に突きつけた・・

「お・・ おい チ・・ チーフ!・・」

「中尉、大事にはしたくない・・ 正直に俺の質問に答えてください・・」

「わ・・ 解ったから、その物騒な物は下ろしてくれないか・・」

「質問はたった1つです、お答えください。中尉はスパイですか?・・」

「なんだとぉ!! どこでどんな格好をしていても、私はワサビィだ! 仲間は裏切らん!!」

チーフの顔が緩む・・ ハンドガンを下ろし、内ポケットのホルダーに格納した・・

「ですよね・・ 種馬ワサビィにそんな器用な事が出来る訳ないか・・
 実はね、
 俺が銃を突きつけて、もし中尉が冷静にいろいろと言い訳をしたら・・ 黒・・
 でも、言い訳も糞もない場合は・・ 白・・ ってね♪ 中尉は昔から単純だから♪」

「訳が解らん? 一体なんの事だ?」

「実はですね、連邦軍の通信の中に、スパイの指名手配があって、
 そこに中尉の名前を見つけたんです・・『ワサビィ大尉』って書いてありました・・
 容疑の内容までは解りませんが、連邦軍内部で指名手配になっています・・」

「はぁ? 私がスパイだと? 一体誰が?」

「そんなの解りませんよ・・ まぁ、女関係で訴えられるんだったら理解できますが♪
 3日前でしたっけ、突然の通信で中尉とお話しし、
 それで、今日の朝に、このスパイの指名手配通信を見て驚いて・・
 そしたら、目の前に現れるんだもん! びっくりもしますよね!
 更に、偽名で、アロー市軍の制服まで着ちゃって・・ 誰が見ても完全にスパイです・・
 というか、俺が中尉の性格を知らなかったら、とっくにあの世行きでしたぜ!」

「おい・・ それはどういう意味だ?」

「良い意味で褒めてんですよ♪
 ところで・・、何の用で来たのかは教えてくれますよね?」

「当たり前じゃないか! それが目的で来たんだ!
 実はな、3日前に通信をしただろ? その後、私は不在だったが、
 オーリンと一緒に通信した相手が居たはずだ・・」

「ああ・・ 偉そうな姉ちゃんですね、確か・・」

「マスミン特務大尉・・」

「へぇ! 偉そうだと思って聞いていましたが、特務大尉さまかぁ・・ 中佐相当官ですな・・」

「そのマスミンからの命令で、2人でアロー市に来たんだが・・ 着陸に失敗してな・・
 マスミンが行方不明なんだ・・ 機体も消えた・・ 私は特務の内容を知らん・・
 が、奴がチーフと話しをした事はオーリンから聞いていた・・
 だからここに来た・・ 論理的だろ? どうだ?、何か知らんか?」

「そういうことですか・・ 中尉は任務の内容をご存じない・・ と・・
 じゃ、もう1つ質問に答えてください・・ その服は?」

「ああ・・ これか? 着陸に失敗し、アロー市自衛軍に拉致されてな・・
 ただ、アロー市自衛軍の司令が連邦軍からの出向らしく、特務である事を知っていた・・
 まぁ、私と同様に特務の内容は知らんようだが、任務遂行にはこの格好が良いとの判断らしい・・」

「なるほど・・ アロー市軍がインターフェースなんですね・・ じゃ、制服の件はクリアですが、
 なんか、おかしいですね・・」

「何がおかしい?」

「中尉にスパイ容疑がかかっている・・って事は、アロー市軍も知っている・・
 いや・・ 正しくは、連邦から出向しているアロー市軍の司令が知っているはず・・」

「ん? 意味が解らんが・・
 ちょっと待て・・ 逆にどうしてチーフが連邦軍の通信内容を知っているんだ?」

「まぁまぁ・・ それは後でお話ししますよ・・
 というか、スパイ容疑の人間を、そのまま軍服まで調達しフリーにしますか?
 なんか、おかしいですよね・・」

「そう言われると、そうだな・・ 」

「中尉! その場で立ってください! 服を調べます!」

「ああ・・」

私は上着を脱いでチーフに渡し、チーフの前に手を上げて立った・・
チーフは上着のポケットの中も含め、チェックする・・ そして、私の体もくまなくチェックした・・

「ひとまず安心か・・ 通信機らしきものはありませんね・・ そうか! あの嬢ちゃんは?」

「彼女とはステーションで偶然に会ったから問題ないだろ?」

「本当に偶然ですか? 監視って事もありますよ・・
 あとは・・ エレカーで来ましたよね・・ そのクレジットは?」

「しまった・・ アロー市自衛軍のIDカード(身分証明書)だ・・」

「ですよね・・ この近辺に居ることまではバレている・・ って訳です」

「おい! 駐車場の親父は?」

「大丈夫ですよ♪・・ あの親父は何も言いません、それがこの街の決まりです・・
 まぁ、普通で考えると、スパイ容疑の人物をそのまま泳がせている・・ って事なんでしょうね」

「泳がされているのか? 特務の内容も知らんのに・・ で、チィロが私の監視者なのか?」

「いや・・ 可能性・・って事です、というか、寝てもらっていますが・・」

「な! なにぃ!!」

「ほら・・ 厨房からは何も音がしないでしょ?」

「一体・・ なんなんだ・・ 」

「そろそろ気づいてください、確かに3日前に私と通信でコンタクトしたことは偶然かも
 しれませんが、一介の居酒屋の親父が『ルナツーとの回線』を繋ぐなんて事ができますか?」

「いや・・ それはそうだが、チーフならば・・という期待はあったがな・・
 ビンゴだったとは、自分でも驚きだ・・」

「本当に、やっぱり野生の感なんでしょうね♪ 種馬ワサビィは伊達じゃねぇ!てか?」

「おいおい、褒めても何も出んぞ♪」

「まぁ、そういうことです。 ただ、不審な点が多かったので、嬢ちゃんには寝てもらいました
 エレカーは、親父の所に置いといて、ちょっと場所を変えましょう!
 で・・ オーリンは元気にしていますか?」

「いや・・ すまん・・ オーリンは・・ あの後にあった戦闘で出撃し、MIAだ・・ 」

「えっ! あのオーリンが・・ そ・・ そんなぁ・・・」

「ただな、理由は無いのだが、なんか生きているように感じている・・」

「また野生の感ですね♪ 昔から中尉の感は当たりますから、
 うん・・ まだ生きている・・ 俺もそんな気がします  まぁ、殺しても死なない奴ですから!
 じゃ行きますか?
 ・・・
 おーい! オールクリアだ!! ちょっと中尉と出てくる! 後は頼む!」

「あらら・・ 問題は無かったのね? 良かったわ♪」と、厨房からチーフの奥さんが顔をだす・・

「ああ・・ この旦那は大丈夫だ、嬢ちゃんはそのまま寝かしておいてくれ・・」

「いや・・ ここは危なくないか? 連れて行くことは出来んのか?」

「ん? 危ないか・・ そうですね・・ じゃ、連れて行きますか
 おい!、一応、通信機やGPSが嬢ちゃんに付いてないかは調べてくれないか?」

「もう、調べたわよ、下着の中までね♪ 女は隠すところが男より多いから・・
 というか・・ あの娘・・ 中々の上物よ♪ 噂通りに見る目は良いわね♪」

と私の方を見てウィンクする・・

(やはり、この奥さんも只者ではないな・・)この周到ぶりに私はあきれるしかなかった・・

・・・

私達3人と眠り姫1人は店の裏に止めてあったバギーに乗り、店を後にした・・

「どこに行くんだ?」

「俺達の拠点です・・ まぁ悪役だったらアジトとでも言いましょうか・・
 ご存知の通り、フォン・ブラウンの下層では、キタがジオン寄り、ミナミが連邦寄りですが、
 キタのジオンもジオン公国というより、ダイクン派という方が正しくて・・
 最近はスペースノイドのたまり場となりつつあります・・」

「この月でか?」

「ですね、ルナリアンからすると、アースノイドもスペースノイドも別人種ですから・・
 というか、連邦とかジオンとかでなく、スペースノイドの街・・と言った方が解りやすいでしょ
 だから、今はジオンでも、サイド3出身者以外のスペースノイドは連邦に協力的だ・・
 って事なんです・・」

「協力的って・・ 具体的にはどんな協力なんだ?」

「まぁ・・ 物理的な協力は難しいですが、情報の提供は出来ますよね・・」

「そういうことか・・ ここだとグラナダからの情報が入ってくるわけだ!」

「その通り♪ ただね、逆も多いんですよ・・ 連邦の情報もジオンに流れる・・
 数ヶ月前までは、ほんとに多かったんですよ
 ただ、その逆に流れる量が、最近は少なくなってきた・・ って事だそうで
 そろそろ連邦軍の勝利で戦争が終わるだろう・・ って、ルナリアン達も言ってますね」

「そうか・・ ルナリアン達の分析通りになれば良いのだが・・」

そんなこんなの会話の中、チーフが運転するバギーはフォン・ブラウンの外縁に差し掛かった
外縁の道路に入ると、更に1層地下の最下層、通称ボトムズに降りていく・・
最下層に入り、数分も走っただろうか・・ チーフはジャンク屋らしき建物の前でバギーを止めた

「さて・・ お前は嬢ちゃんとバギーに残っていてくれ・・ 中尉と2人で入る・・
 こっちです中尉・・」

バギーに2人を残し、私は言われるままチーフに続き、建物の中に入っていく
地下に降りる階段を進むと、奥に小銃を構えた少年が立っていた・・

少年は私達に銃口を向け

「後ろの野郎は誰だ!・・  って、あれ? エレカーの・・ あのアロー軍の少佐さん?」

「ああ・・ 君は、確か・・」

「サンダーズです♪ なんだ・・ 少佐も同志なんですね!」

「なんだ、もう知り合いだったのか? というか、少佐かぁ・・ 確かに階級章は少佐・・
 アローは自衛軍だから、三佐だよな・・ そして正しくは大尉で、俺は中尉と呼んでいる・・
 う~ん ちょっとややこしい・・」

「別に良いじゃないか。呼称など・・」

「いや、不要な誤解をまねきそうだ・・
 ただ、本名のワサビィも指名手配中・・ 別名は何だっけ?」

「ああ・・ ベリーだが・・」

「じゃ、今から『ベリーの旦那』で統一だな♪
 おい! サンダース、
 奥のトムに伝えてくれ!『チーフが友人のベリーの旦那をつれて来た・・』と・・」

少年のサンダースは笑顔を見せながら奥のドアをあけ、中に入っていく・・
しばらくすると、一人の男がドアから出てきた・・

「客人とは、珍しいなチーフ・・ ん? アロー市軍の士官か?」

「ああ・・ 今はアロー市軍だが、昔の俺の戦友だ、ルナ2で戦闘機に乗っていた・・
 パイロット仲間のベリーの旦那だ♪・・」

「ほう! ルナ2か? 宇宙軍だね? 出身は・・ 地球?」

「いや、スペースノイドだ・・ サイド1生まれのサイド1育ちさ・・ 」

「すまん・・ 不躾な質問をして、悪かった・・ 家族などもサイド1で・・
 現在はアロー市軍に出向中ですな・・
 私はここのリーダーをしてます、トムです・・」

と、トムと名乗るリーダの男が、手を差し伸べた・・
笑顔ではあるが、眼光が鋭く、心が貫かれるような感が体を襲う・・
(ここは・・ やっぱり戦場なんだ・・)
少し浮ついていた気持ちが一瞬で覚醒した!
その差し出された手と握手する。

「お察しいただき、ありがたく思っている、ベリーだ!」

「で・・ ご用件は?」

「実は、連邦の特務でアロー市に来たのだが、特務内容を知るペアが行方不明になり
 その手がかりがないか? 調べている・・ 」

「特務の内容ではなく、仲間のペアを探している・・と・・」

「そうなんだ、トム・・ 実は、3日前に連邦軍の士官と通信しただろ?
 その相手、マスミン特務大尉が、旦那が探しているペアなんだ・・」

「えっ? ・・ ちょっと待て!・・ それで私に会いに来たのか?
 というか・・ 廊下で立ち話も、なんだから、そこの部屋で待っていてくれるか?」

「ああ・・ 解ったトム! 旦那、こっちだ・・」

と、チーフに誘導され、1つの部屋に入った・・

「おい・・ あのトムとか言う奴・・ 」

「ああ・・ ここのリーダだ! まぁ、真面目そうに見えるが、
 三度の飯より女が大好きだから、中尉・・ いや、旦那とも話しが合うぞ♪」

「そうではない・・ 笑顔だが眼光が鋭いのは戦士の証だろうが
 その温厚そうな顔が、マスミンの名前を言い出した後、急変した・・
 いや、私を睨んだ? そんな感じだ・・」

「そうか? 信頼出来る良い奴なんだけどな・・ いらん事を言ってしまったかな?」

「チーフは、その時の通信内容は知らんのだな?」

「ああ・・ というか、中尉もだろ?」

「通信内容には、触れないよう、単にペアが心配だ・・ の方針を貫いたほうが良さげだな・・」

「なんか、やばかったのかなぁ・・ すまん中尉・・ 」

「そうだな、外にはチーフの嫁さんもチィロもいる・・ 面倒は避けよう!」

「了解だ・・」

しばらくすると、先ほどのトムが部屋に入ってきた・・
ひょっとしたら、武装した数人の登場も予想していたのだが、入ってきたのはトム1人だった・・

「同志チーフ!・・ そして、ベリー三佐・・ 本当の事を言ってほしい
 つまり、隠し事は裏切り行為だと認識してくれ・・ 裏切り者は銃殺だ!
 ベリー三佐・・ 連邦軍にはそのような登録名称は無い、本当の名前は? 貴様は誰だ?」

思わず体が硬直する、チーフを見ると、名前を言え!大丈夫だ・・と顔で答えていた・・

「悪かった・・ 地球連邦宇宙軍 第21独立戦隊MS中隊、中隊長のワサビィ大尉だ・・」

トムの目が私の目を射抜く・・ 無言のまま数分が経過した・・

「了解・・ 間違いは無いようだ、ワサビィ大尉であることを認識した。
 もし、ここで嘘でもつかれると、本当に困った事態になるところだった♪
 ようこそ!フォン・ブラウンへ! 『同志ワサビィ大尉!』」

「ふぅ~ ありがとう♪」

「俺もだ! 金玉が縮みあがったぜ!」

思わず、安堵の思いが体を駆け巡ると同時にため息が出てしまう。
が・・ (なぜ?ワサビィと解っているんだ?)

「さて・・ 本題に入る前に、もう1つ、私には確認したいことがあるのだが・・
 大尉は先日、ルウム-地球航路上でジオン艦艇と遭遇したが、攻撃することなく
 そのまま逃亡を許した・・と、記録が上がっている・・
 その事実を確かめるため、原隊へ問い合わせを行ったが、原隊には帰艦することなく
 逃亡中との事。そのためスパイ容疑で指名手配となっている・・
 これは確かな事か?」

「な・・ なにぃ!! おい!チーフ! 貴様も言ってたよな・・
 そのスパイ容疑って何だ?」

「だから、俺はスパイ容疑で指名手配、としか知らん!」

「大尉! 質問に答えてくれ・・ 正直に・・ 
 今、伝えた通りだ・・ ルウム-地球航路上でジオン艦艇と遭遇したのか?」

「ちょっと待て・・ その内容は軍機になるのだが・・
 先に、そちらの素性を確かめたいものだが・・ 」

「さすがですね ワサビィ大尉・・
 自分の立場を守るために、ぺらぺらと何でもしゃべるチキン野郎では無いようだ・・
 逆に信頼することが出来る。
 我らの最大の敵は裏切り行為・・ チキン野郎とは仕事は出来ん・・」

「お褒め頂き、感謝するが? 私の質問は?」

「横からすまん・・ 旦那・・ トムの素性は俺が保障する・・
 それでは駄目か?」

「チーフ・・ ありがとう♪
 それでワサビィ大尉が了解だと、嬉しいが・・」

「そうだな・・ 軍人でもない訳だ・・ 第三者的に証明するような物も無く
 人として信用しろ! ということだな・・
 チーフ・・ 私はチーフを信用している、だから貴様が信用しているトムも信用しろ・・と・・」

「そうなんだ、それがここの唯一のルールかな、信頼だけで繋がっている・・」

「解った、郷に入れば郷に従え! かぁ・・ 了解だ・・ それが一番大事だからな」

「ありがとう、大尉! では、先ほどの質問に答えてくれ・・ ジオン艦艇と遭遇したか?」

「ああ・・ 今、思い出していたんだが・・
 そういえば、空の曳航策を引いた、ソドン級の巡航船に遭遇した・・」

「ジオンの?」

「多分な・・ 識別コードはイエローだったが、武装していたからな、ジオンだろう・・
 でも単機だぞ・・ そして奴には攻撃意思は無かった・・
 想像するに、地球連邦が制圧している低軌道に単機で乗り込み、
 地球から打ち上げられた、仲間達・・ 脱出したHLVを回収しようとしていた・・
 いや・・ そうだと私は解ったんだ!
 同じ宇宙の民じゃないか・・ 戦闘能力の無い奴を撃つことが貴様達に出来るか?」

「そこだ!・・ 事実かどうかは不明だろ? 敵ソドン艦は武装していた・・ それが事実だ」

「いや・・ 確かにそうかもしれん!
 しかしな・・ 現実に低軌道上を見ると、随所で戦闘の炎が光るんだ!
 解るか? 宇宙で戦闘する武装などを、全く持って無い丸腰のHLVを・・
 何百人が1機に乗っていると思う? 無抵抗のそれを、連邦軍は撃ち落としているんだぞ!
 戦争にはルールがあるだろ?
 そういう事実を知っていると、単機で、自らの危険も考えず、
 自分達の仲間を助けに行こうとするソドン巡航船を撃つことが出来なかったんだ・・ 」

「なるほど・・ 気持ちは解る・・
 しかしな、連邦軍のアースノイド達が、それを聞いたら、どうだろう?」

「そ・・ それは・・」

「軍法会議では、有無を言わさず確実に、有罪・・ つまり死刑!になる訳だ・・」

<第54話>特務の内容・・」に続く・・・

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「僕は待ってる/NMB48」の動画がNMB公式サイトにアップ!

2011-11-01 00:28:18 | Weblog

ども、わちゃびんです(*^_^*)
なんかね、見ているとNMB公式サイトに「僕は待ってる」の動画がFULLでアップされた・・
って、記事が・・

【NMB48】2ndシングルカップリング曲「僕は待ってる」1周年公演の動画を公開しました
http://ameblo.jp/nmb48/entry-11065029373.html

これ・・ 噂のNMB48の1周年公演の分で、
色々騒動があった時の心境などを、キャプテン山本彩(さや姉)が語っています。

そして、この曲の「詩」の意味も・・ 


    これがNMB48の「答えの出し方」なんですね・・


ついでに私の所にも貼っちゃおう(^◇^) というか、涙が出てきちゃった・・

僕は待ってる/NMB48(2011.10.09 NMB48 1st Anniversary special live at NHK OSAKA FULL SIZE)


色々あった事を、考えると、この曲ってNMBの大事な1曲になりそうです・・