養蚕農家への道 ～桑畑の開拓・造成 その１～

今、以前から思い描いていた蚕の飼育を実行するために奔走しています。


ここ数年、国産繭の生産が激減しています。もうすでに、鹿児島の養蚕も4年前に途絶えました。

先日も徳島県東みよし町でも130年続いた養蚕が、この秋を最後に終わるとのニュースを聞きました。
http://www.47news.jp/localnews/tokushima/2009/09/130_2.html
この秋を最後にという養蚕農家さんはここだけではないはずです。


「素晴らしい国産の繭を残したい！みんなが安心出来る糸をつくりたい」という気持ちが次第に湧いてきて
「それじゃあ自分で桑と蚕を育て、繭から糸をつくればいいじゃないか」と。

お客様にも目に見え、安心していただけ、喜んでいただけるのではと思い、動き出しました。


桑を植える土地も決まりました。

南薩を駆け巡り、人から人へ聞きまわり、やっと辿り着いた所がここです。

蚕の大敵である、他作物の農薬散布を逃れるために・・・





立派な杉並木をぬけると





草が生い茂る原野が広がっています！





何十年ものか分からないような草むら竹林との闘いが始まりました
まだまだ残暑厳しい指宿ですが・・・


～達也～

草木染織いぶすき紬のHPはこちらから