宗葉の、チョイト思う事。言いたい事。

意見のあわない方は、御容赦。

●世の中変わったな〜〜〜と思うとき

2020-06-03 13:02:37 | 茶の湯
1、車で事故を起こしとき
以前はすぐに「ごめんなさい」「すみません」と自分に非があるように先ずは、謝ったもんだ。今は「なにやってんだ!」「どこ見て運転してるんだ」と相手の非を先に指摘する。
これは保険制度が行き渡って来てからのこと。金が絡むと見苦しい世の中に変貌する。

2、会社組織が年功序列で無くなったとき
海外の学者たちが、日本の年功序列の会社組織について、見直すような動きが出て来ているのにも関わらず、お金中心の考えに取り付かれた我が国の経営者が
「利益第一」「能力主義」「株主重視」等、仏様の国の人には合ないガツガツした自分主義が横行し、潤いのない会社となった。

3、研修などスキルアップに力を入れるようになって来たとき
なんでもかんでも海外から取り入れ、あたかも日本を作り替えようと自慢げにウンチクを語りさもさも乗り遅れた者はこの時代に付いて行けないと指摘する。
箱根や軽井沢での何泊かの研修では楽しかったが・・・
真面目な人は寝ないで頑張っていた。私は「恥かいてもここだけの事」と割きりって、一番先に発表する。このせいか、出世しなかったのは?

4、会社のお偉いさんがテレビの前で頭を長い時間下げ続けているとき
武士の時代は腹切って終わり。とは言い切れないが、大衆の前でひたすら謝るここは無いだろうし、恥と思っていただろう。
今じゃ本当に反省しているのかどうかも怪しいもんだ。部外者はすぐに「責任取れ」「すぐ辞めろ」と言うが、私にはどうも腑に落ちないものを感じる。何故かと
言うと、ぽこぽこ辞めて行ったら、力のある大物がだんだんいなくなり、小物ばかりで世の中回されるようになるんじゃないかと心配する。

5、真似る・盗作・影響・いただく・改造等の話題が多くなって来たとき
以前は親方の作品行程などを盗むのが修行とされていたが、50年前頃から、いち早く海外に行ったり、こっそり本を購入して自分の作品とし、
オリジナルとして発表する要領のいいヤツが羽振りを利かせるようになってきた。金のないヤツは遅れて日本で発表されるので、その時は「し
てやられた〜〜〜」とほぞを噛んでも後の祭りだ。

6、働くって「汗をかく」んじゃない事と知ったとき
人より多く汗をかき、人より多くの時間を費やし、人と違ったやり方で、それに相応しい報酬を受ける。これがハタラクという事だった。
しかし、世の中変わってしまった。「労働者」という言葉は死語になりつつある
「汗はかかず」「働く時間は短く」「他人を使い」「頭で大金を稼ぐ」身体を使って働く者は低く見られ、収入にも差が広がり格差社会が一段と日本も犯されて来ている。

7、数の恐さを感じたとき
今まで物を売るという事は、その質なり、価格や付加価値が取りざたれて来た時代が長かった。でも最近はそうとは限らないのではないか。PC時代になり、
販売に特化する事無く小さな金額でもより多くの人が動く事により大金が生じる。中国の経済やネット販売の異常さには恐ろしさを感じる。

8、架空の物、見えないもの、バーチャルな世界が多過ぎる
「金を金で買う」「ゲームで死んでもすぐ生き返る」「カード生活で謝金がクレジットとカッコ良く言い表す」
「映像で世界遺産やドローンで見た事の無い世界を安易に見る事が出来る」が・・・自分の五感をフルに使って動物的感覚で生活していたが、
頭の中まで与えられた物によって生かされてしまい、「生き抜く」という感覚が、すっかり反応が薄くなって来てしまった。
衣食住の自給自足も大切だが、頭も自給自足でやらなくちゃ。

9、正義の味方が居なくなったとき
餓鬼のころから「黄金バット」「水戸黄門」最近は良く解らんが「ウルトマン」など戦隊ものが子供や親たちの正義の味方がいたのよ。
今、何処行ったの?本やTVだけでなく、生活の中でのヒーロー、正義感のあるヤツ!ほとんど見当たらない。選挙の時は表われるようだが、コレも眉つばもんが多く、
お正義の味方かと思い気や、皮被っていたりして、信用ならん。

成人後の感じた事。貴方もほかに何かある?

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