私とオーディオ
趣味の中の「音楽」と言うジャンルは、クラシック、ジャズ、演歌、民謡、ポピュラー音楽、オペラ、他にもいろいろあって幅が広い物だ。それもさらに分けて「聞く方」と歌ったり演奏したり、さらには作詞、作曲など「参加型」の物とに分類される。私の場合は、[audio]すなわち音響または音響再生装置、要するにオーディオ・マニアそのもので、ただ自分の好きな音楽を「ナンデ聴くか?」の中に生で聞くと、レコードやテープで聞くのに別れる。一概に生と言っているライブでさえもマイクや装置を通した演奏であり、どれが本当の「音」なのかが解らん。クラシックなどホールで聞く事は有っても、これまた聞く場所や環境によっても微妙に音は変わる。それならば最高の条件で、最高の楽団が最高の演奏をし、レコードにした物を聞くに限る。
そこに登場してくるのが「音響再生装置」audioなのだ。レコードになるまではそれ相当な装置で、作り上げている事で、私たちはここからが出番なのである。レコードを聞くための装置として、ターンティブル、これは盤をムラ無く安定してまわす事が重点で、次は溝を切られている盤より忠実に拾い上げる入り口となる針と、アームと、カートリッジ。それから音を自由にコントロールするためのアンプ。音を出すための力を作り出すためのパワーアンプ。この二つの装置で大体の音は決められてくる訳だがまだ、音質とは言い切れない。最後に残っている物が音の出口であるスピーカーである。これだけの装置を揃え、コードやジャックに金を使うなど気を使いながら何を求めているかと言うと、生に近い音と思うかもしれないが然に非ず、自分はどんな、どの様な音で聞きたいかをハッキリとイメージし、それに少しでも近づいて行くのがマニアのマニア的処である。このイメージが曖昧だとただ無駄に金が掛かるだけなのだ。自分の好きな音の探し方は、私の場合は演歌歌手のダミ声の森進一を基準にシタモンダ。要は具体的にイメージさせ易い物を見つける事が鍵となる。金のない私としては如何に効率よく揃えるかが問題となる。
スピーカーを買うときは、約1年悩んだもんだ。私はピアノ曲が好きだったので最初のスピーカーはブラウンで聞いていたがこれも悪くはないが、幅と言うか奥行きと言うか深みに掛けているようなので、買い替えを考え、店に1年間は通い試聴したものだ。また店員さんとも知り合い配達に行く時同行し、金持ちのオーディオルームなど拝見させてもらった事も思い出される。そんな過程で絞られたのはスペンドールの商品だった。これを聞いたときはなんと伸びやかで、品のある音だろうと満足した。それから毎週通って試聴している間に、「ん?」何か変な気持ちに襲われた。これは何だと考えた所「飽きた!」のだ。そりゃいつも聞いていたら飽きるわ!とお思いでしょうが、そうではなく女性に例えると、良いとこのお嬢ちゃんで、出来過ぎ、私のような下世話な家庭で育った者にはチト持て余す感じがする様になった。それからなんだかんだで、決めたのがジムランの4030だ!どでかいウーハーに、じゃじゃ馬みたいなスピーカーだったし、私のオーディオ生活の最後まで付き合ってくれた物だった。コイツをどう鳴らすかが課題となる。
それからアンプ探し、以前はラックスを使っていたがパワー不足。パワーは車のエンジンと同じで、40キロで走るには何馬力でも走る事には問題は無い物だが、要は余裕だ!このJBLを鳴らすにはアキューフーズのSシリーズで纏めてみた。それなりの跳ねっ返りであり、自分を主張しているそんな感じを持った物だ。ジャズは最高!クラシックもビオラ、ベースなど聞いたら涙がちょちょ切れる。その他にタンノイのスピーカーにラックスの真空管のアンプでクラシック専門で聞いていたが今思っても私には最高だった感じがする。やはり箱を鳴らし、部屋の空気を振るわせて出る音はやはり違うのだ!
その後、オーディオの興味も冷めてしまった。なんで興味が無くなったかと言えば、デジタル世界に移行した事だ。レコードからCDへと移りSANSUIのデジタルアンプを聞いたとき、私のオーディオマニアは終わった。今まで戦って来た事が無駄みたいに思えたものだった。その後結婚し部屋が狭いので、でかいスピーカーにはご遠慮して頂、ボーズに変えていたが、慣らしの途中で全て処理してしまった。
次回は写真とカメラ
趣味の中の「音楽」と言うジャンルは、クラシック、ジャズ、演歌、民謡、ポピュラー音楽、オペラ、他にもいろいろあって幅が広い物だ。それもさらに分けて「聞く方」と歌ったり演奏したり、さらには作詞、作曲など「参加型」の物とに分類される。私の場合は、[audio]すなわち音響または音響再生装置、要するにオーディオ・マニアそのもので、ただ自分の好きな音楽を「ナンデ聴くか?」の中に生で聞くと、レコードやテープで聞くのに別れる。一概に生と言っているライブでさえもマイクや装置を通した演奏であり、どれが本当の「音」なのかが解らん。クラシックなどホールで聞く事は有っても、これまた聞く場所や環境によっても微妙に音は変わる。それならば最高の条件で、最高の楽団が最高の演奏をし、レコードにした物を聞くに限る。
そこに登場してくるのが「音響再生装置」audioなのだ。レコードになるまではそれ相当な装置で、作り上げている事で、私たちはここからが出番なのである。レコードを聞くための装置として、ターンティブル、これは盤をムラ無く安定してまわす事が重点で、次は溝を切られている盤より忠実に拾い上げる入り口となる針と、アームと、カートリッジ。それから音を自由にコントロールするためのアンプ。音を出すための力を作り出すためのパワーアンプ。この二つの装置で大体の音は決められてくる訳だがまだ、音質とは言い切れない。最後に残っている物が音の出口であるスピーカーである。これだけの装置を揃え、コードやジャックに金を使うなど気を使いながら何を求めているかと言うと、生に近い音と思うかもしれないが然に非ず、自分はどんな、どの様な音で聞きたいかをハッキリとイメージし、それに少しでも近づいて行くのがマニアのマニア的処である。このイメージが曖昧だとただ無駄に金が掛かるだけなのだ。自分の好きな音の探し方は、私の場合は演歌歌手のダミ声の森進一を基準にシタモンダ。要は具体的にイメージさせ易い物を見つける事が鍵となる。金のない私としては如何に効率よく揃えるかが問題となる。
スピーカーを買うときは、約1年悩んだもんだ。私はピアノ曲が好きだったので最初のスピーカーはブラウンで聞いていたがこれも悪くはないが、幅と言うか奥行きと言うか深みに掛けているようなので、買い替えを考え、店に1年間は通い試聴したものだ。また店員さんとも知り合い配達に行く時同行し、金持ちのオーディオルームなど拝見させてもらった事も思い出される。そんな過程で絞られたのはスペンドールの商品だった。これを聞いたときはなんと伸びやかで、品のある音だろうと満足した。それから毎週通って試聴している間に、「ん?」何か変な気持ちに襲われた。これは何だと考えた所「飽きた!」のだ。そりゃいつも聞いていたら飽きるわ!とお思いでしょうが、そうではなく女性に例えると、良いとこのお嬢ちゃんで、出来過ぎ、私のような下世話な家庭で育った者にはチト持て余す感じがする様になった。それからなんだかんだで、決めたのがジムランの4030だ!どでかいウーハーに、じゃじゃ馬みたいなスピーカーだったし、私のオーディオ生活の最後まで付き合ってくれた物だった。コイツをどう鳴らすかが課題となる。
それからアンプ探し、以前はラックスを使っていたがパワー不足。パワーは車のエンジンと同じで、40キロで走るには何馬力でも走る事には問題は無い物だが、要は余裕だ!このJBLを鳴らすにはアキューフーズのSシリーズで纏めてみた。それなりの跳ねっ返りであり、自分を主張しているそんな感じを持った物だ。ジャズは最高!クラシックもビオラ、ベースなど聞いたら涙がちょちょ切れる。その他にタンノイのスピーカーにラックスの真空管のアンプでクラシック専門で聞いていたが今思っても私には最高だった感じがする。やはり箱を鳴らし、部屋の空気を振るわせて出る音はやはり違うのだ!
その後、オーディオの興味も冷めてしまった。なんで興味が無くなったかと言えば、デジタル世界に移行した事だ。レコードからCDへと移りSANSUIのデジタルアンプを聞いたとき、私のオーディオマニアは終わった。今まで戦って来た事が無駄みたいに思えたものだった。その後結婚し部屋が狭いので、でかいスピーカーにはご遠慮して頂、ボーズに変えていたが、慣らしの途中で全て処理してしまった。
次回は写真とカメラ