goo blog サービス終了のお知らせ 

どうでもいいこと

M野の日々と52文字以上

虹が出た

2015-09-04 19:52:42 | 日記

 

キンギョ草の種の形がエグイという。その為にわざわざ育ててみたが、プリンプリン物語のルチ将軍みたいになった。

ちょっと変わった撮影台で撮影してみる。もう少し頑張ったほうがよさそうだ。

 

 

コーヒーの木の双葉だ。成長が遅すぎてイライラする。

 

 

そういえばカメラがオーバーホールから治ってきた話はしたと思う。凄まじいい部品交換で3万7千円かかった。ただ今回はうまくいった。大概オーバーホール後は、少し不具合を感じるものなのだが、少しシャッターボタンが重くなっただけで違和感のない仕上がりになった。

仕事としては明日初出動なので、そこんところを確認しに外に出た。

 

 

特に望遠ズームの確認をしたいのだが、特にこれといったものは見当たらない。

 

 

ようやく見つけたのが、カメとカルガモだった。

情けない。

 

 

ポイントを稼ぎました。

 

 

最近Tシャツに書かれている文字が気になる。というか変なのを見つけてしまっているからなのだろう。太った男の子の「HEAVY」や「FAT」もなかなかだったが、「南国娘」というのはどう考えればいいのだろうか。塗装屋さんだった。かなり変なのは漢字4文字2行で、大体の中身は「一人を育て毀す、一国乱に至る」だったと思う。実は読み下しが不可能なところがあって覚えきれないものだった。着ていたのがお年寄りだったのが、さらに印象的だった。

一番すごかったのは、バックプリントが「鬼畜」でフロント胸左に「性」と書かれたTシャツをきた若者だ。建設現場でだが、思わす声をかけた。「すこいですね、そのTシャツ」。「ヘッ?」照れたようだ。

何が流行っているのかよく分からない。

 

 

とても大きな虹が出た。

 

 

明日は真面目に仕事しよう。


今日で屋外プールとさよなら

2015-09-04 00:56:25 | 日記

 

今年の盛岡市総合プールの屋外サブプールの営業日は、9月6日までだが5日から大会があって一般公開しない。その上どう考えても4日は予想最高気温が25度だ。甲羅干しだけだったら気温25度でも大丈夫だ。地面はもう少し暖かい。だからなんとかなるが泳ぐとなると話は別だ。そして泳ぐ気がないのに監視員がいなければいけない。彼らが気の毒に思える。すると予想最高気温が28度の今日しかない。今日なら多少水温が低くともなんとかなる。

空には少し雲がかかっているが、このところの天気の中ではかなり上出来だ。

 

 

プールにはやはり2人ばかりがゴロゴロしていた。泳いでいるのは一人いた。とりあえず入念にストレッチしているうちに寝てしまった。気がつくと誰も泳いではいない。バツが悪いので泳ごうとすると、さすがに冷たい。それでもなんとか500メートル泳ぐが、冷たいので全力ダッシュ状態。ところどころに暖かい水の層があるのが不思議。そこに入るとホっとする。

陸でストレッチをしながら休憩していると、空が曇ってきた。真夜中から雨の予報が出ているからそうなのだろう。監視員に水温を聞くと「24.5度ですが、もう少し低いかもしれません」。24.5度というのは大昔の水泳大会での水温だ。昔の人は偉かったんだな~。「いまではだいたい27度が大会の水温です」。このわずかな差だが、多分27度の方が記録が出やすいのだろう。この2.5度の差で水の抵抗が違く感じられる。とにかく重い水だった。

ゴロゴロは一人減って、4人加わった。一人がプールに入ろうとして足先に水をつけた瞬間に、屋内プールに入った。もう一人は200メーター泳いでジャクジーにいったようだ。戻ってきてゴロゴロして、帰って行った。ボディビルダーが履くようなビキニをつけた男性は、自分が来たら空が曇ったことに不満があるようだ。

プールは高校の水泳部っぽい子が入って堪らず逃げていった。

最後だから頑張って300は泳ごうと思って入ると、小太りな青年がクロールを練習し始めた。えらく辛そうだがそれでも続ける。えらいな~と思いながらつられて500を泳いでしまう。おかげで軽い筋肉痛になった。

ただこの青年、周りに誰かいると嫌なタイプで、わざわざこの誰もいないプールにきた可能性がある。

 

 

もともと私は水泳に目標とか目的を求めていない。新たな目標設定もしていない。せいぜいバタフライの真似事ができるようになればいいと思っている。タイムは短い方がいい。理由は運動強度が高い方が短時間で効率いいからだ。とはいえ若くないわけでそれこそ体調に合わせてでしかできない。ダイエットも目的にあるが、現在それはしなくていい。年を考えれば体脂肪率20%近辺が理想なのだ。筋肉の維持となればウエイトトレーニングの方が効率いい。

目的や目標がないとスポーツはなり立たないと思われているが、ただ単に好きな場合もある。泳ぐのが好きなのだ。そのどこが悪いんだと言いたいのだが、屋内プールではどうしてもダラダラできない。そういった場所もない。多分天井で目標とか目的が反射して充満しているのだろう。

屋外プールよ、今年もお別れだ。

 

 

出がけにニュースで中国の軍事パレードのニュースがあった。その後のニュースを聞く限りでは、この式典をきっかけに西側では中国懐疑論が広まったというのが印象深い。少しありがたいことだ。たとえ安部総理だとしても憲法改正は困難だし、現在審議中の法案も通ったとしても発動が難しいものだ。そして、残念なことにこのリアルの意味するところは未来を暗くしている。

本当に困ったことだ。国連事務総長の出席は日本が問題にするほどのことはない。彼は他の国の式典まで喜んで参加しているからだ。ロシアにも参加しているはずだ。偏っているといえば偏っている。在職中に国連史の中で最低と言われているから、誰も気にしない。調停能力ゼロなのは有名だ。

問題は韓国の朴大統領が習主席の左2番に座ったことだ。1番はロシアのプーチンだ。それは当然だ。最近国境画定したこととが大きい。天然ガスパイプライン計画もある。その上ウクライナ問題で孤立しつつあるという問題がある。出席は当然だし、出席者の中でもトップが来たということでナンバー1の国でもある。

個人的に朴大統領ははめられたとしか言いようがない。写真撮影の際に戸惑う大統領の姿は、謙遜していたとは思えない。その上2席に座らさせられたと思う。心なしか表情が暗いように感じるのは私だけだろうか。

韓国がアメリカと中国の二股外交をやっているのに、アメリカは怒り心頭の状況になっている。これを見せつけられたらどうなるのか韓国が計算しなかったわけではないだろう。できなかったのだ。多分韓国の外交史上5番目くらいの失態だろう。

 

 

ロシアが9月2日にやった記念日だが、これについて朝日が書いている。これはヤメテクレという内容だった。

「ツィリコ東部軍管区副司令官はあいさつで「8月にソ連は日本と戦争を始め、25日で勝利した。米英が4年でできなかったことだ」と強調した。」

真面目にやめてほしい。確かに勝った。だが不可侵条約もあり、日本はソ連に講和条約の仲介役を頼んでいた時期だった。それをポツダム宣言受諾直前に条約を破棄して、さらに講和条約発効までが戦闘期間だと言い切った、そのずるさが憎い。

だから嫌味を言っておこう。ロシアって中国の元王朝から発生しているからね。確かに元王朝はモンゴルだけど、漢民族に骨抜きにされて滅びたんだよね。混血とキリスト教があったからロシアが長く存在したし、ドイツ女が支配したから近代化できたんだけど、どうしようもなくいい加減だよね。汚職なんか中国並みというのがそうだよね。

 

諸葛川に釣り人がいるのだが、何を釣っているのだろうか。

 

 

オリンピックエンブレム問題について。

佐野氏のデザインは劇場のデザインとはコンセプトが全く違っていた。だからどうなるんだろうと思っていたら、原案が出てきて、それがタイプグラフィーの巨匠の回顧展のポスターにそっくりだったんですね。でも真ん中の縦棒に写真が入っていて、実は違うのですな。ちなみにスペインの何かはコンセプトから全て違うのに、にているという感性がわからない。

あれが似ているのが問題だったら、作曲家はどうするんだという。

時代が変わったというのは大きい。なぜこの問題が大きくなって一人のデザイナーが潰れて行くのか。

残念ながらロートルが生きていけない時代になっているのですよ。ネットの画像検索なり何なりもロートルにはついていけないものですが、一番大きいのはそんじょそこらの個性では「グラフィックデザイナー」と言えない時代になってしまったということです。スマホのアイコンなんてそうですね。世界がしのぎ合っている世界が、あの数ドットの中にあります。

そうとうの個性がないとかなり難しいのです。アップルのジョブスとアイプの関係のような個性のぶつかり合いで生まれたデザインでみんな慣らされているわけです。ところが世の中にはそういった仕事は滅多にありません。佐野氏の脇の甘さというのはそういった感じが出ています。

ただ私が思うに、一番大きいのはあのエンブレムがつまらないということです。とてもよく、素晴らしくできています。ただインパクトがない。ワクワクしないんです。東京都だけで終わってしまって、そういった感じです。前が日の丸だったので全日本だったのが、これではどうしようもないわけです。

そのワクワク感がないのをオタクにツッコまれたというのが、今回の真相だと思います。で、スポーツに一番ワクワクしない層でもあるわけで、冷たいわけですな。

その意味では、あの花輪の招致ポスターも全然ワクワクしないものでした。

 

 

ポストモダン理論の受け取りの、世代間というのがある。テキトーだった時代のポストモダンと、実感してポストモダンの中回帰説を考えなければいけない世代がある。テキトーだった時代だと後から人が付いてくるといっていた。それが今では人はグルグルして延々とさまようしかない。そのさまようところにどう道筋をつけれるのかというのがあるのだが、それが全くないのが、オリンピック準備委員会だ。グルグルがよくわかっていない。時間はないかもしれない。だが直感でわかるところもあるともうのだが。

20年前の判断しかできなかったという問題はある。

 

 

とりあえずオリンピック準備委員会は、事務総長を変えるべきかもしれない。武藤さんだが、部下がノーパンシャブシャブ事件で責任を取ってしまいましたが、実力があるので事務次官までなります。ただその後日銀総裁候補にまでなったのに、政権が民主党だったのでポシャって、現在オリンピックが迷走中。

ここまでのエリートで運の悪さというのもありますが、逆になんでダメだったかというのもわかるような気がします。

エリートすぎたのでしょう。20年前しか知らないのでしょう。


降ったり止んだり

2015-09-03 02:38:45 | 日記

 

今日は一日中降ったり止んだり、時折晴れたりの天気だった。停滞前線が南の方にあるのになぜか南風が吹き込んで、28度とやや蒸し暑くなった。

全く効果的ではないが、花や野菜に液体肥料を与える。この前から肥切れを起こしていた。濃度を倍にして撒く。雨とで適正濃度になるだろう。

 

 

コーヒーの芽がようやく双葉になりそうだ。後ろの芽のように殻を被ったままで2週間経ってようやく双葉だ。2ヶ月で発芽するというのは本当だ。まあそれでも2週間は早い。どうも6粒蒔いて3粒は確実に発芽しそうだ。

 

 

写真ではわからないが、買い物に出て外に出たら雨になった。ところが遠くは晴れている。

どうも中国の抗日戦争勝利70周年記念・世界反ファシスト戦争勝利大会のせいなのだろうか。明日だ。



これに出席しないと日本が言ったら、当てつけのように中国のマスコミが「天皇の謝罪」を言い出した。まあ韓国の前大統領が言ってしまって顰蹙を買った後だから、多少は慣れているが、彼らはよく歴史を忘れる例となるだろう。

ニューズウイークでかなりまとめて書かれている話題だ。まずは冷泉さんから。

「中国の場合、レーニンやスターリンの思想に影響を受けた権力の集中はそのままに、経済だけは自由化した一方で、自由と民主主義は西欧の価値観だとして、その「押し付けは拒否する」という立場を取っているわけです。ということは、両国共に、民主主義の正統性を戦って勝利したという第2次大戦のレガシー(遺産)の継承者とするのは難しいと思われます。」


次は「中国軍事パレードの主たる狙いは「抗日」ではない」でしょうか。

「中国が演出したいのは、各国が参加する「国際観閲式」かもしれない。各国軍にパレードへの参加を呼びかけるのはそのためだ。ファシストに対する勝利を世界が祝う祭典である。中国は、その祭典を主催し、戦勝国の中でも主導的な地位を見せることが出来る。中国の言う、「国際社会における地位の調整 (この場合、「向上」の意味に近い)」である。」

つまり正当性の問題なのだということだ。軍として日本と戦ったのは中国国民党で、共産党はゲリラ戦だったというのがある。そこに曖昧さが残っている。さらに国民党を追い落としたが、辛亥革命のように清朝から譲位されたわけではない。

もっとひどいことに西側からはしばらくの間正当な国家として認められなかったところがある。



そして実際に日本軍と戦った経験者はもう政権にはいない。毛沢東のようなカリスマもいなくなった。それでは民を富ませることで正当性を確保してきたが、結果お家芸の腐敗が広がってしまった。天津の爆発も、倉庫の運営者が賄賂のために管理費をケチッた結果とも言われている。

その腐敗撲滅運動をすればするほど、今度は景気が悪くなるし、そもそも今までがなんだったのかとそれこそ人民から正当性を疑われかねない。だから国際的に大々的にアピールできる場を設けて、世界から第2次世界大戦の勝者を継承したと言いたいだけなのだ。

歴史のある国はこういったところで困ってしまう。隣の韓国も国際情勢で便宜的にできてしまったところがある。北朝鮮には抗日神話がある。だが韓国にはない。あるのは日本に占領されて日本人になったということだけだ。なので神話を作り続けるしか正当性がないと感じている。朴大統領がアメリカから行くなと言われても、パレードに行ってしまったのは、抗日神話が欲しいのだ。おまけに過去何度も属国になった経験のある朝鮮半島だからこそ、簡単に行ってしまった。

だがアメリカに対する義理を考えたら、忘恩としか思えない。あそこは儒教と言っているが、やはり儒教は便利な方便なのだろう。

そうゆうことでは北朝鮮の正当性という強気の態度が良く分かる。平壌を抑えているからだ。

日本にも正当性の問題がある。ただこれはとてつもなく難しい。現在の天皇が北朝ということ。次に天皇は権威で日本を支配したが、平安期以降実力で支配したことがない。明治政府は復古しようとしたが初期に挫折して立憲主義に動く。ただ天皇が君主であるという前提は変わらなかった。そこでアレヤコレがあって戦後象徴天皇という無難な形に決着した。だが結果複雑になってしまった。無条件に崇め奉る人、権威を権力に取り込もうとする人、憲法の条文以上の存在ではないとする人、天皇の存在は人民にとって無意味だとする人、最後に天皇ってイイこというジャンというミーハー、さらには天皇って何?関係ないよねという人までいる。正当性の基盤が良くわからなくなっている。

それではなぜ正当性を日本が保持できているのかといえば、民主主義だから。国民が選んだ政治家で正当だから、それが政権を担うというものだ。

ただそれも全く良くわからない状況で、政治不信という名の無関心ばっかりになってしまっているのは、豊かな証拠でもあるし貧しすぎる証拠でもある。

 

 

ニューズウイークにはこの点で少し考えさせるコラムがあった。

「軍事パレード直前に爆発事故が続く中国の皮肉」王立銘氏のコラムだ。中国で風刺マンガをネットに発表して有名な人だが、14年から亡命生活を送っている。

 

『強権を賛美する一方で、生命を軽視するのが最近の中国社会の特徴だが、これは1949年以来の中国の特徴でもある。「ファシズム」の定義を調べたとき、私は驚くべき発見をした。ファシズムの理論的根拠は「人種主義」、「国家至上主義」、「指導者権威主義」、「生存圏主義」にある。これはまさに今の中国ではないか? あるネットユーザーはこう皮肉っている。「今回の反ファシズム記念行事を通じて、国民のファシズムに対する理解はいっそう深まったよ」』


確かに新しいファシストが古いファシストを弾劾するという場には、日本はいけませんな。

 

ネット場で2日遅れて話題になった記事もある。パックンのコラムだ。「首相談話についてもアメリカ人なので語りません」。多分これが一番軽くて一番重い記事だろう。

 

「第2次大戦で日本の方は何人ぐらい亡くなっているのか。(中略)300万人だ。では、中国ではどれぐらい亡くなっているでしょうか? これが答えられる人はほんの一握りでしょう。正解は1000万~2000万人。歴史家によって計算法が違ったりするが、一番少ない数字でも日本の3倍以上にあたる。インドネシアでも日本と同じぐらいの300万人以上が死亡しているという。ベトナムでは100万~200万人。フィリピンでは50万人だ。」

 

いろいろ議論はあると思うが、日本軍の巻き添えで人がいっぱいすぎるほど死んだという事実は、忘れてはいけない。

 

 

夜に色鮮やかな蛾が飛び込んできた。ピンクに辛子色の茶が映える。光の加減では茶が緑に変わりとてもきれいだ。ベニスズメというらしい。スズメガというのはとても速く飛ぶもので、部屋に迷い込むとボコボコぶつかって大変なのだが、ホバリングを使ってスピードを落とすためか、音が優しい。

それでもうるさくて、捕まえて外に放した。


えらいことばかり起きているような気がする

2015-09-02 01:25:30 | 日記

 

月曜日はゆぴあすに泳ぎに行った。1800メートル泳いだ。比較的速度は抑えたのだがえらくきつかった。きつかった理由にはもう一つ別なことがあったからだ。20代半ばと思われる女性3人が、25メータープールの方に泳ぎに来たからだ。紐ビキニで。そのうち二人はショルダーレスのビキニ、あの首からの紐とカップだけでかろうじて抑えているアレ。3人ともなかなかのバディでした。

帰りに寄った響では、そりゃいいもの見ましたな、と言われる。

どうもウオータースライダーだけで遊んでいたのが、こっちに来たらしい。なのでウオーキングプールにいたおじいさんがこちらをガン見している。そしてこちらに来たが、やっぱり戻った。恥ずかしくなったのでしょうか。

響では、寿命が10年伸びたでしょう。お嬢様方は功徳を積まれましたな。

私はハラハラして寿命が縮まりました。

ただエロいんだけど、綺麗に見えないのはなぜかなと不思議に思っています。女子競泳選手は綺麗なんだけどエロくない。少し不健康さを感じるエロというのは、どうも気持ちが悪い。

真夏だったらともかくとして、ゆぴあすではめったに見られないものでした。心拍数のトレーニングになってしまいました。

 

 

金曜あたりからキナ臭くなっていた広域暴力団山口組の一部離脱がネットを駆け巡りました。それが月曜ではほぼ確定状態。本家と主流派の争いのようですが、暴対法下で争うというのはなんとも言えません。鉄の規則で守ってきた牙城が崩れる可能性すらあります。

個人的に、ヤクザというのは本来は日本の裏社会であって実は表と不可分なものだったと思います。社会的弱者やはみ出しものをとりいれる存在でもあったと思います。任侠道というのはその中でできた筋目であって、その当時の経済状況の合わせたものだったと考えています。ただ戦後のどさくさで利権の幅が広がって、当然筋目も幅が広がるわけです。恐喝というのは筋目からはあり得ないはずです。もちろん彼らから見たら人としておかしなことをしているのを懲らしめているという意義もないわけではありませんが、堅気の弱みに付け込むというのはいいことではありません。ただそれが経済成長に伴って、巨大化してしまったというのが問題です。

武器もドスから拳銃に変わりました。市民の巻き添えを生む原因になっています。

山口組6代目の司忍へのインタビュー記事があった。それを読めば読むほど、世の中がわからなくなってゆく。彼らは任侠道を守るのみと言っている。麻薬や人身売買に関わったものは絶縁にしているという。それは任侠道に反するからだ。弱者救済も彼らの仕事だ。行政ができないことを我々がやっているという自負を感じた。

それでは暴対法の「反社会」という概念はどうなのか。伝統ある問題のある救済法だが、それでは今の社会は正しいのだろうか。というか正しい時代はあったのだろうか。江戸時代の身分制度と儒教があってこその裏社会だった。それは正しいのか。

大変疑問があるが山口組が麻薬に手をつけていないとすれば、「反社会」というのは警察権の一点に集約される。警察権を持つ団体は国家としてみれば「反社会」だ。みかじめ料の問題はあるが、江戸時代には司法権を持つ武士階級がぜんぜんうごかなかったから、ヤクザが生まれたというところはある。つまり国家の警察権が健全であったらヤクザなんてなかったわけだ。だから昭和の時代のはヤクザと警察がズブズブだと言われていたのだ。互いの情報を交換し合うのが健全だったのだ。

それが暴対法以降、山口組を筆頭にヤクザは警察との関わりを絶った。関われなくなったからだ。たぶんこれ以降が「反社会」なのだろう。

 

 

全く同時期に維新の会が分裂した。コメントする気も起きない。政治家になれるのと、政治家であることの差をわからない人が多いというのがよくわかる話だ。

筋目だけは守っていただきたかったのですが、それもなさそうです。

 

 

最近中国の新聞が、天皇に謝罪しろという記事を載せて、それを日本政府が抗議したのがあった。どうも日本政府が、抗日戦勝記念式典に駐在大使館まで参加させないというのが気に障ったと言われている。

これには大体のところトップの感情以外の問題はない。だが逆に抗日戦勝記念式典を挙行する正当性が共産党にあるのかという問題が出てしまった。国民党が日本と戦ったのであって、共産党はゲリラ戦に徹底していただろう、そういった問題が欧米で出てきている。毛沢東もやらなかった式典をどうして最大にしたいのかは、全くの国内問題なのだろう。そのためには日本からの参加が必要だったのだ。

以前韓国の李明博大統領が同様の発言をしたことがあった。その手法を中国が真似したのかとも思う。

ただおかしいのは、今の天皇は両国に謝っているはずなのだが。習近平国家主席にあって中国国民に謝っているはずなのだが。



クルト・ワイルが丁度いい。