どうでもいいこと

M野の日々と52文字以上

長くもない一日

2015-09-12 21:56:08 | 日記

 

台風一過の青空です。ゆぴあすに泳ぎに行きます。なぜかといえば、最近ウチの体重計ですがかなり怪しい。イロイロやってみた結果、だいたい正しそうな値を出してくるようになりました。ゴミが詰まっていたか、もしくは足に問題があるようです。だいたい正しそうな値なのですが、校正しなければいけません。

総合プールの体重計は壊れて無くなっています。ゆぴあすの体重計は、やはり怪しいのですが動いています。

 

 

結果ですが、ゆぴあすの体重計と我が家の体重計は誤差範囲で収まる値です。ということで私の体重は77キロから79キロの間にあります。多分77キロよりです。

更衣室で息子に説教をしているお父さんがいました。どうも息子さんは泳げないようです。なのでお父さんが特訓しようとしているようなのですが、この場合だいたいお父さんは泳げません。さてどうなるのかと思っていたら、プールサイドで特訓が始まりました。お父さんはどうも海か川でしか泳いだことがないようです。平泳ぎですが、腕2回、足一回の泳法です。

見かねて少し平泳ぎで泳いだところ、声をかけられました。そこでポイントを指摘します。手で描いた直後に足で蹴ると、手からの水が足にぶち当たってブレーキになる。だからリズムが大切なのだが、平泳ぎのリズムは実際6拍子でかなり難しい。だから泳げなくて当たり前。そして川や海の場合波や流れがあるから手を広く使うが、プールの場合それでは疲れるので、内側で漕ぐようにする。そして頭の上下だけで体のコントロールをする。頭の上下だけで泳ぐことも可能だし、そこに手を使うだけでドル平という泳ぎ方もできる。

そういっただけで見る間に上達。私も驚いたし、家族はもっと驚いていた。もともと聡明な子のようだ。プールから上がるとジュースを頂戴した。お礼に、彼に人間の比重と水の比重は同じはずなのになぜ沈むのかと質問した。14歳といういことで概念はわかっているようだ。しかし答えられない。表面積を最大にすれば浮く、そのためには緊張とかが邪魔になる。そのために何をすればいいのか、わかると思う。そう教えた。多分彼はわかるだろう。

残念ながら、彼に犬かきを教えられなかったのは残念だ。水泳は実は自由だ。

 

 

帰りに喫茶「響」に寄る。熱田さんは無事に帰ってきていた。ニュークロップのサンプルローストを頂いてしまう。この場合本人がサンプルローストをするという贅沢なものだ。ケニアは間違いがない。これはとてもうまい。そして生産管理を徹底した完璧マンデリンと、努力しまくったマンデリンと二つをいただくが、なぜか努力型の方が素晴らしい。完璧なのは完璧にクリーンだが、物足りない。努力型は泥臭いところはあるが、マンデリン固有の流通上の欠点は殆どない、リッチで酸のキリっとした味だ。マンデリンの土臭が最低限残っているところにこのリッチな香りとコクがあるのだろうか。

えらいものを飲んでしまった。

なお、ガテマラもブラジルもニュークロップに切り変わるが、予想では2週間後にガテマラとマンデリンが登場する。ガテマラは飲んだいないが、間違いがない。ブラジルは遅れるかもしれない。そこの予想はできないが、ケニアは多分2ヶ月後以降になるかもしれない。

間違いないだろう。

 

 

少し偶然なのだが、黒石野の山砥神社のお祭りだというので、参拝した。餅撒き用に用意した餅が余っていたようで、いっぱいもらった。

緑ヶ丘小学校の隣の神社なのだが、風情がある。

 

 

今年から緑ヶ丘小学校に行くことはない。理由はモンスターペアレンツと親が管理する肖像権の問題で、教育実習の撮影が不可能になったからだ。仙台では10年以上前から不可能になっていた。

ただ、解決可能な問題なのに何もできないというのが歯がゆい。そこまでにも私には何もない。

緑ヶ丘小学校の子供達が元気に育つようにと、お願いをしたと思うが、緑ヶ丘小学校の隣ということで頭が真っ白になってしまった。

何をお願いしたかはわからないが、多分神様が呼んだのだろう。

 

 

材木町のよいちに行くが、目立った買い物はない。端境期だからいいものは少ない。

どうも青が目立つなと思っていたが、盛岡商工会議所の青年支部のイベントがあったらしい。そのTシャツが青だったというのはある。

買い物はこどもピーマンという、パラペーニョの辛くないやつと、「秘伝」ではない在来種の中手の枝豆だろう。

 

 

私は29歳の頃からの腰痛で、体のコントロールをどうするのかという問題があって、その上カメラマンなのでしょうがないのだが、若く見られる。

この若く見られる問題を、痛し痒しの65歳と、カフェ・ブルーメで話し合う。

ただ結論はない。わかっているのは動けると思われているから若く見られるのであって、つまり都合いいように見えるのであって、自由な時間を満喫しているからどうでもいいだろうと思われている。でも下からはいなくなれと思われているだろうし、それでいながら下もいない。下の面倒を見つつ延々のパシリというのは何か嫌になっている。

 

男はあるところから、円熟を演出しなければいけない。

 

 

明日はWIRE WORKSの本番撮影だ。だから2ステを見る。

見たが、撮影位置が決まらない。


なんだかねぇ

2015-09-12 01:41:17 | 日記

 

このところの盛岡の天気は、大雨にもならず、程よい雨だった。そう、また盛岡マジックが起きたのだ。あの盛岡上空だけ降らないというヤツ。関東からどんどん北へ進んでいった豪雨も一関あたりでストップ。雲は沿岸と奥羽山脈のあたりばっかりに発生。盛岡市内は鬼が2度と来ないという証文を残したと伝えられる地だが、それにしてもここまでくれば他県の方に申し訳なく感じる。いや県南だって沿岸だって申し訳ない。あの震災の時のなんか申し訳なさというのが、また出てきている。

そういえば「喫茶・響」の熱田さんだが、火曜の夜に車で東京に向かった。コーヒーのカップテストと仕入れ、そしてコーヒー鑑定士講師への講義、そして土曜にハゼ釣りをする予定だから、絶対車だったのだが、大丈夫だろうか。

「台風が二つ近ずいているから大丈夫ですか」「いや名古屋近辺を通過だし」「それが少し逸れて静岡から神奈川に影響が出ますよ。当然栃木や埼玉にも影響があると思う」「川が濁るか」「17号の影響がどの程度出るかわかりませんが、確実に関東圏の川はすごいことになります」「ウ~ン、やっぱり釣りはやめるか、女房がコーヒー点てているのをコッソリみてみたいしな」

とはいえここまでひどくなるとは予想していなかった。低気圧が二つ並んで同じ方向に進むという場合、かなりの災害が起きるのだが、冬に起きる場合はよく知っているが、秋の台風でこうなるとは。さすが台風だ。

ただそれよりも釣り師の欲望というのは計り知れないもので、熱田さんはまあ冷静な方だと思うし、この状況で釣りをするとは思えないが、土曜日に帰ってこられるとも思えない。やはり心配だ。

 

 

「軽減税率を考えるためのシンプルな事実」という記事をYAHOOに載っている。中田大悟・創価大学准教授の記事だ。ここのは世帯間の収入と食費には正の相関があるが、月あたりの世帯間の一人当たりの食費になるとガラっと変わる。

これを見ると、一人あたりの食費で比較すれば、実は各所得階級間での食費格差は驚くほど小さい、ということが分かります。中所得階級では、おそらくは世帯の人員数が増えることで食費の節約が可能となる部分が出てくることや、年齢構成などが影響して、低所得層よりも、若干支出額が減少しますが、それほど大きな差異ではありません。また、高所得層では一人あたりでも食費が高いですが、かなりの部分は外食費で説明できそうですし、明確にこれが上昇するのは1,000万円以上の階層となっています。」

独身者や高齢者の多い低所得者層の食費が低いのかといえばそうではない。一人当たりでは500万から750万の層にボトムラインがあるわけだ。要は結婚して子供がいて、食費を工夫しやすい層だから実現できているのだが、ここの世帯での消費税の重税感は大きいだろう。



政府が言う、消費税還付制度だが非現実すぎてどうもおかしい。マイナンバーカードをレジで提示しなければいけないのだが、そこには恥ずかしいとかイロイロなことがあるわけで、そして企業のシステムを信用できるのかという問題もある。確かに個人情報保護法が少し改正されてビックデーター解析がやりやすくなった。そういった意味ではこの、マイナンバー別で誰が何を食ったのかというのがわかって、集計されるというのはあまり気分のいいものではない。それは国家がやることだから信用して欲しいと思うのだろうが、民間のサーバーにもマイナンバーと札付けで残るわけだ。まあ今までも例えばイオンのワオンカードのようなプリペイドカードや、ポイントカードの類でやられていることだが、そこにマイナンバーのタグがついたまま、個人情報が流出したらどうなるのだろうか。

多分マイナンバーの上に、パスワードが2重にかけられるのだろうが、それをかけるのはマイナンバーを持つ人でしかできない。それは相当めんどくさいし、長時間ほおっておくと破られる可能性すらある。制度として問題がある。

次に重要なのは、年間最大4000円の還付ということだ。これが一人当たりになるのかどうかは誰も確認していないようだ。マイナンバーだから一人当たりということになるかもしれない。だが一人当たり年間20万の食費までしか還付しないわけだ。一人当たりの月額食料費は2万以上だ。だから年間24万がボトムラインとして設計したと考えている。

ただこの還付制度は食料品限定でも、使いにくさは感じる。



そして官僚的、完全捕捉という考えが気になる。もしもこれは実験で、もっと高度な制度を作りたいというなら協力したいが、2%と言いう数字がおかしい。食料品は無税くらいにした方がいい。少なくとも前の5%にした方がいい。制度としてインパクトがなさすぎるのだ。特に貧困層対策としては、あまり意味をなしていない。

実は先の一人当たりの食費を見ていて、違和感があるのです。確かに酒類は抜かしている統計なのですが、2万という値は1日3食600円程度の食費になります。いやこれはえらい数字です。一食200円です。確かにできます。でもそれが健康的な生活を保障しているとは思えません。確実に統計基礎の捕捉漏れがあるのでしょう。

だからこの制度で、捕捉したいのかもしれません。その結果がうまくいけばいいのですが、財務省主導であるということで、少し未来は暗いです。



夕方晴れて、そのままグチっぽい雨が降りました。

熱田さん帰ってこれるかな。