今日の日中は8度から3度と肌寒い天気だった。一日雨でもあった。18:40から19:20の観察だが撮影しているときは3.5度だろう。それでもカエルたちは戦いに向かうのであった。
戦いといえば安倍首相の「我が軍」発言だが、ホントにステロイド剤の副作用だと思う。困ったものだ。
山本七平の「空気の研究」を読み終えた。大変に読みやすく、大変にくどい本だ。というのは当たり前のことを当たり前じゃないと言うためには、とにかくくどく何度も話さなければわかった気にすら人はなってくれないからだ。
その「空気」は確かに右の傾向がある。だが「空気」のうつろいやすさというのは知っているはずだし国際政治上の問題もあるとわかっているのにしょうがない。生活の忙しさに大多数の人は「そんなのどうでもいい!」と思って、投票率に「水を指し」続けている現実を見たほうがいい。
なにか身内だけの「空気」があたかも全体の空気であるかのように考えているのかもしれない。そもそも「八紘一宇」の精神があるなら、なぜ「アジアインフラ投資銀行」に参加しないのか?イギリスとドイツが加わった時点で中国主導とはいかなくなるだろう。ああそうか、「八紘一宇」は中国からは嫌われているからな。そもそも日本主導の「八紘一宇」そのものが問題であったのだが。
私は別なところで憤慨している。自衛隊は確かに軍隊であるが「自衛隊」という組織である。これは言ってはいけないという「空気」があるものだ。それをアッケラカンといってしまう粗忽さもそうなのだが、首相官邸のシビリアンコントロールがあるからといって、自衛隊は安倍首相のものではない。「我が軍」という言い方は頭の悪い独裁者の使う言葉だ。「我が国の軍隊」もしくは「国民の軍隊」でなければいけない。
安倍首相のものではない。そもそも物ではない。日本のものであり日本人のものであり、ほとんどが日本人で構成されている組織だ。それは日本の一部であり、特定の人の所有するものではない。
ここが問題だと思う。戦前の軍人が「我が軍」というのは正しい。それは自分の所属している部隊だったり自分が大臣だったりする場合はそう言っても差し支えない。戦前だったら憲法上この言葉を言って差し支えないのは天皇のみだ。戦前の首相でこの言葉を使うのは軍出身者だけだろう。それでも使わないようにしているはずだ。「皇国の軍」とか言い換えはある。
真面目に、近衛内閣みたいになりつつある第2次安倍内閣のオチョコチョイがなんとも不安だ。
オスのカエルは、こうして何にでもしがみつきます。気がつくのに時間がかかるのがカエルならではです。まあ男も似たようなものですな。
今日は陸上に8匹、そのうちつがいが二組でした。ビオドープの方には7匹、つがいは一組でした。昨日まではビオドープは陸上に換算していたのでそれに従えば、15匹、3組です。
池にはかなり集まっています。とはいえ昨年の半分以下でしょうか。57匹でした。うちつがいは11組です。
池の脇のオーバーフロー穴から顔を出すカエルです。実はこのシーン初めて撮影できました。この中にいるのはわかっているし、誰もがそうだろうとわかっているのですが、証明できないんですね。多分中で交尾もしている。
カウントできないのが問題でした。とりあえずいるというのが証明できました。
管理者だったらこの上の覆いを外せるのですが。
今年は本当に鳴き声もありません。今の所ガマ玉の発生も目撃していません。ある意味正しい数なのかもしれません。
見よ、このイボを。これぞガマガエル。
カエルたちの運命やいかに!
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