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バスケと人生の日々~陽のあたる場所へ

NBAと高校・大学・JBL・Wリーグバスケの話題中心に日々の雑感、バスケ戦術の記録、時に音楽・将棋について

Bulls記録(7)NBA 2011-12 Regular Season~Game 9(VS Hawks)・Game 10(VS Pistons)

2012年01月10日 | NBAバスケ

 

         < NBA 2011-12 Regular Season Bulls Game 9  VS Hawks >

   

 ズ2敗目、ホークスはこの2人(SF#5 J.スミス 25点, PG#2 J.ジョンソン17点)を中心にセンターA.ホルフォード、SGのJ.Teagueに完全にやられた。ホークスのFGが57%、3Ptが9/12で75%、前回ゲームを落とす要因になったFT(フリースロー)はなんと100%。前半で63-45、前半のブルズは勝つつもりでガチンコだったが・・・ホークス強い。

 1ピリオドでの15点差は、ピリオドでベンチメンバーのルーカス・コーバー・ギブソンが中心に4点差まで詰めた。そこでブルズはスターターにもどして逆転するつもりだったのだろう。かし、元に戻るどころか18点差まで傷口を広げた。ホークスのスリーが効果的に入る。スミスはサウスポーの良いシューターだ。柔らかく理想的なアーチがかかる。インサイドも攻められるしGoodPassも捌ける。

 ローズはマッチアップしたTeagueにスルスルとやられて熱くなってた。珍しく力入りすぎて無理をしたね。デンもいつものキレがなく調子悪かった。さすがに前回のような逆転はあり得ないと思った。ティボドーHCも後半はスターターの出場を極端に減らして白旗あげる感じになった。前半の1on1ディフェンスの悪さとそれをカバー・ヘルプするチームディフェンスがばらばらだった。収穫はバックアップ上記3人だけ。

 ホークスは各ポジションでバランスがいい。ヒートをも苦しめるゲームができるし、アウトサイドシュートの爆発力がある。今後も要注意のチームだし、イースタンで台風の目になる可能性もある。

 

           1     2         3        4    T

 ulls      18 27 17 32  94 (7勝2敗)

 Hawks  33 30 22 24 109 (6勝3敗)

 

 

 

       <  NBA 2011-12 Regular Season Bulls Game 10  VS Pistons >

  

   

 

 ブルズGame 10 は、見ていないのでBOX SCOREからのみ。3ピリオドまで9点差でピストンズついて行ったみたいだけど、4ピリオドで圧倒的にやられたね。どことなく元気のない感じは前回のPALACEどうようだったのか・・・

 ブーザー23点(FG 9/13)、ローズ22点(3Ptは1/6で×)、コーバー32分、ギブソン21分でよく使われている。2人で17点。デンがFG  2/12、3Ptは0/3と元気なく4点、ちょっと気がかりだ。ブルズにあって開幕から10ゲームダントツに出場時間が長いから疲労がピークか、どこか痛めてるのか?少し休ませた方がいいのでは・・・これで開幕から10試合で8勝2敗と上出来のスタートダッシュだ。

 

             1  2    3    4    T

 Pistons 21 13 25   9    68

 Bulls      21 22 25 24  92

 

 

 

    


ブルズ記録(6)~NBA2011-12RegularSeason Bulls Game8(VS Magic)

2012年01月08日 | NBAバスケ

<NBA 2011-12 Regular Season Bulls Game 8  VS Orlando Magic>

  

 

        1    2    3    4     T

 Bulls  26  27  20  24   97

 Magic  27  16   19  21   83

 

 Starters

  Bulls  :  D.Rose  ,  R.Brewer  ,  J.Noah  ,  L.Deng  ,  C.Boozer

       Magic  :  J.Richardson  ,  J.Nelson  ,  D.Howard  ,  H.Turkoglu  ,  R.Anderson

 

 今やNBAでNO.1センターの呼び声高いハワードを(昨夜視聴期間ギリで)1試合フルで 見ることができた。強力センターいるマジックをブルズがどう対応したディフェンス・オフェンス見せてくれるのか楽しみであった。

 1ピリオドは、出だしからハワードのインサイド面取りによいパスが入りショートフックを正確に2発くらい、ブルズセンターノアでは1on1到底抑えられないことが一目瞭然。2ピリオドも最初の5~6分はハワードの美しいフックシュートなどでマジックペースだったのだが、前半各ピリオド後半がブルズの緩急をつけたトランディションにマジックディフェンスが対応できていない。オフェンスからディフェンスへ切り替える隙をローズに攻め込まれて後手を踏んでしまう。

 ローズそんな無理しなくても、SFデンやPFブーザーがタイミングよくシュート出来てしまう。センターノアにマッチアップしたハワードをボールからできるだけ遠ざけるチームオフェンスだった。ローズだけはカバーにきたハワードから逃げないでループ気味のレイアップシュートしたり、少し強引にプレイしてたけど・・・第2ピリオド途中離されかけた場面でテロップに「ハワード14得点ーマジックその他20得点」と表示され、解説者がハワード以外のマジックメンバーに奮起を促すようなことを言っていた。

 D.ハワードのインサイドにおけるオフェンス・ディフェンス、リバウンドは予想を超えて素晴らしいものだった。鉄の鎧をつけたようなあの引き締まったマッチョでシャープな肉体は、どうやってできるのだろう?ただ一つ弱点を発見した。→フリースロー、あのしなやかな長い腕を小さくたたんでヒョコっと手首のスナップだけでかわいくFTする。ミドルのジャンプシュートは得意じゃないのかな?それにしてもゴールしたの強さやワンハンドシュートの器用さは凄いな。おまけに実直な性格が審判や仲間にわかりやすく、表情見ているだけでよくわかる選手だ。とても気に入った。

 アナウンサーに「ビッグベイビー」と紹介されたG.デイビスがナイスファイトでベースライン向こうに吹っ飛んで大の字に倒れたとき、真っ先にハワードが助けにいき2回ほど心臓マッサージをするしぐさをした。デイビスは突然蘇ったかのように上半身を起こし会場は大爆笑だった。あの真剣勝負のさなか、NBAは余裕があるというか奥が深いな~。そのビッグベイビーは後半足を引きづりながらのプレイ。あれはちょっと見苦しい。H.C.は使うべきでないと思うけど・・・

 結局、ブルズはローズ・デン・ブーザーでバランスよく21・21・20点稼ぎ、チームRebもブルズ46、マジック37と差がついた。ハワードは一人気をはき28点・15Rebと素晴らしいのだけれど、たぶんマジック最大の課題はフォワードポジションの選手にあるような気がした。PFに強い選手がいると後半ブルズが見せたようなハワードへのヘルプディフェンスやトラップはそう簡単に仕掛けられないし、インサイド(ハワード)からインサイド(PF)への合わせが厄介なプレイになる。スタメンフォワード2人を比較すると如実にブルズとの差が鮮明になっている。ブルズ(デン・ブーザー計)Reb17、得点41に対して、マジック(Turkoglou・Anderson計)Reb4、得点17。もちろん、シックスマンのフォワードビッグベイビーはReb10、得点8で貢献してるが・・・少し泣き所かも。SGのリチャードソンは、ハワードに次ぐよい働きをしていた。こういう選手がフォワードに一人いるとマジックは、ハワードのアドバンテージをぐっと活かせるトップチームへと変るかもしれないと思った。

 

 

   

 

   


NBA全体1/6まで勝敗表~イースタンとウェスタンの状況

2012年01月07日 | NBAバスケ

   <昨シーズン優勝のダラスN.ノビツキーとJ.キッズ >

 

   【1月6日(日本時間)現在イースタン勝敗表

イースタン勝数  負数 勝率   差     ホーム ロード  
ヒート     7   1 0.875   0.0      3-1  4-0     
ブルズ    6   1 0.857   0.5      2-0  4-1     
マジック    5   2 0.714   1.5      4-0  1-2     
76ers    3   2 0.600   2.5      0-0  3-2     
ペイサーズ    4   2 0.667   2.0      2-0  2-2     
ホークス     4   3 0.571   2.5      2-1  2-2     
セルティックス    4   3 0.571   2.5      3-0  1-3     
ラプターズ    3   3 0.500   3.0      1-1  2-2     
キャバリアーズ           3   3 0.500   3.0      2-1  1-2     
ボブキャッツ    2   4 0.333   4.0      1-2  1-2     
バックス    2   4 0.333   4.0      2-0  0-4     
ニックス    2   4 0.333   4.0      1-2  1-2     
ピストンズ    2   4 0.333   4.0      2-2  0-2     
ネッツ    1   6 0.143   5.5      0-2  1-4     
ウィザーズ    0   6 0.000   6.0      0-2  0-4    

  

   【1月6日(日本時間)現在ウェスタン勝敗表

ウェスタン勝数  負数  勝率  差     ホーム ロード  
トレイルブレイザーズ    5   1 0.833   0.0       4-0  1-1    
スパーズ    5   2 0.714   0.5       5-0  0-2    
サンダー    5   2 0.714   0.5       3-1  2-1    
クリッパーズ    3   2 0.600   1.5       2-1  1-1    
ナゲッツ    5   2 0.714   0.5       4-0  1-2    
レイカーズ    4   4 0.500   2.0       4-1  0-3    
ジャズ    3   3 0.500   2.0       3-0  0-3    
グリズリーズ    3   3 0.500   2.0       2-1  1-2    
キングス    3   5 0.375   3.0       3-2  0-3    
マーベリックス    3   5 0.375   3.0       3-2  0-3    
サンズ    2   4 0.333   3.0       1-2  1-2    
ホーネッツ    2   4 0.333   3.0       1-2  1-2    
ウォリアーズ    2   4 0.333   3.0       2-2  0-2    
ティンバーウルブズ    2   4 0.333   3.0       2-3  0-1    
ロケッツ    2   4 0.333   3.0       2-0  0-4    

 

 まだ10ゲームも消化していないが、ここまでの感想を。

EAST:ヒートとブルズはメンバーも大きく変ることなく、ある程度予想通りの展開、やはりこの2チームがイースタンを引っ張る展開になるのでしょう。その次にセルティックスが来るのかと予想していたが、主力ピアースの怪我などで出遅れた。2008年優勝経験のあるボストンビッグスリーがそろったから、これからのセルティックスは勝ち上がってくると思うのだが何か停滞気味で歯車が合わないみたいだ。ハイライト映像を見た限りでは、復帰後のピアースの動きはまだまだ鈍く感じた。アレン16年、ガーネット17年、ピアース14年と年季は入っている。ガードのロンドが一人切れのある動きをしてチームを引っ張っている感じがする。マジックとペイサーズがよいスタートを切ったみたいだ。これから上位チームとの対戦で真価が問われる。あとホークスと76ersもプレイオフラインをクリアーする戦力がありそうだ。

 

WEST:ブレイザーズがスタートダッシュに成功した。インサイドの要オルドリッジ(23.2得点)、ウォーレス(17.2得点)に、ベテランガードのクロフォード(14.7得点)、若手ガードマシューズ(15.5得点)、フェルトン(12.0得点)と堅実な働きをしているようだ。WESTはサンダー、スパーズ、ナゲッツはある程度予想通り上位ランクにいるだろう。今後は、レイカーズ・マヴス・クリッパーズ・ウルブズの動向に注目したい。サンダーはヒートのように突っ走るのかと思いきや、経験値の少ない若さなのか終盤やや不安定なゲーム運びをするような感じがする。ヒートもビッグ2が軽い怪我をしてるし、過密スケジュールだし、連戦連勝をするチームは余りないかもしれない。

 

     

      

 

 連日NBA情報が見られるのは喜ばしいことであるが、この調子で試合を消化していくと1月下旬から2月にかけて、目に見えない疲労の蓄積が大変だろう。もうすでに筋肉疲労で動きが重そうな選手をよく見かける。戦えるBenchメンバーの出場が大事なKeyにもなるだろう。若手はガンガンいけるシーズン。

 

 

  


Bulls記録(5)~NBA2011-12RegularSeason Game7(VS Pistons)

2012年01月05日 | NBAバスケ

              < NBA 2011-12 Regular Season  Bulls Game 7  VS Pistons >

 

  

 

  Chicago Bulls(6勝1敗) ○ 99-83 × Detroit Pistons(2勝4敗)

 

        1    2    3    4  T    FG       3Pt      FT     Reb  TO  Stl

  Bulls   22 29 20 28 99  52.6%  5/12 14/21  40   5   6 

  Pistons 14 21  23 25 83  40.9%  1/6   10/12  38  11   9

 

  Bulls Starter  Min    FG   3Pt   Reb   Ast   Pts 

   D.Rose    39   7/15  0/6      2    10     17

   R.Hamilton  31    5/9   1/1    3     5    14

   J.Noah    35   5/9    0/0     11     4    13

   L.Deng    38   1/6    0/0    5     1      2

   C.Boozer    28   9/15   0/0   7      2    19

  Bench

   T.Gibson   20   5/9   0/0    7        4    12

   R.Brewer    16    4/6   1/1     1      3    9

 

  

            Bullsセンター#13 J.ノアとパワーフォワード#5 C.ブーザー

 

 ブルズ今シーズン早くも第7戦、R.ハミルトンが長く在籍し活躍したピストンズとの対戦。ハミルトンは怪我ではなく、この日のために疲労回復で休ませていたことがわかった。ティップオフ直前、地元TV局にリップがアップで映し出されブルズユニホームどアップ画面まで。アメリカTV局はとにかく話題性を大げさに演出するのに長けている。ピストンズの旧友とハグ挨拶を静かに交わす。

 本日の主役は「リップ」だという演出は、コート上でもローズが何回も意識して作り出してくれた。昨日ホームコートでシュートがあまりに入らない重苦しいオフェンスがどうなるのかと思いきや、出だしからブルズオフェンスはボールがよくまわり、ローズは無理をしないでインサイドアウトのコンビネーションをコントロールしてバランスよくスターターが得点を重ねる。

 特に、リップがピストンズ時代に得意にしていたチームプレイ(二重三重にスクリーンをかいくぐりロールしてのジャンパー)がブルズヴァージョンで見られたことがとてもよかった。さすがにピストンズの選手は予測していて、センターがスイッチアップしリップにシュートブロックしようとした瞬間、リップからローポストでフリーになったノアへノールックパス、ノアのスラムダンクを久しぶりに見れた。

 今日のノアはチーム最多のRebで貢献した。身体能力やパワーは他チームのセンターと比較すると明らかに劣るものの、野武士侍のような風貌で頭脳派プレイでいつも精一杯体を張る。泥臭くてもきれいなシュートフォームでなくてもいい。ブルズのセンターは昔からそういうタイプが多い。

 リップは賢くスマートな選手だ。ビッグプレイをしてもさりげなくとても冷静でピストンズに敬意を払うかのような振る舞い、プレイに感動を覚えた。シカゴのスターター選手には、どことなくそういう雰囲気がいつもある。ピストンズが大昔の「バッドボーイズ」と呼ばれた凶暴性や戦争みたいなバスケプレイは微塵もなかった。リップのワンアームポジションどころか足元に入るボールマンへのディフェンスもよかったし、スクリーンにファイトオーバーし跳ね飛ばされてもすぐ立ち上がり必死でリカバリーする姿に、ブルズは昨シーズンまでいなかったほんとうによい選手を獲得できたと実感した。

 

          

 

 今日の第7戦が序盤から一番安心して見ていられるゲームだった。ブルズ独特の1on1にすぐ頼らない内・外へ合わせの確認が取れているオフェンススタイルと、1on1でやられかけても素早くしつこくカバー・ヘルプ・ローテーションができるディフェンスは、NBAの中でもとても参考になる基本チームディフェンスであると思う。

 今のブルズというチームは、スパースターがローズ一人で頑張るチームではなく、チームでそれぞれの個を生かすプレイをする。今日のようなチーム全体でアシスト・Reb・得点を献身的に挙げられれば、連勝がきっと続く。負けづらいチームになると思う。

 後半、ローズが得意のドライブからディフェンスを切り裂いてノアやブーザーに合わせのパスを軽く捌いてイージーバスケットした瞬間に、TVアナウンサーがいたく興奮して「デンジャラス!デンジャラス!ペネトレイション!!デリックローズ!!」と絶叫し連呼していた。デトロイト地元TVでデトロイトびいきのはずが、ローズのプレイに興奮して絶賛してるかのような実況中継になってしまった。

 不思議なもので開幕からもう8ゲームくらい実況と解説を聞いているうち耳が慣れてきて何を言ってるか半分くらいわかるようになってきた。また、世界共通バスケット用語の正しい使い方も聞けて思わぬ発見もあったりする。実況アナウンサーでない解説者もさりげなくよくしゃべり、プレイのほめ方がホントうまいと感心する。日本の野球やサッカーのようによく苦言を呈する解説者とは全然違う。観てる側をとことん意識して楽しませてくれる一流の実況・解説コンビだ。アメリカのスポーツ中継のレベルはやはり世界一だと思う。ハーフタイムのときも他のゲームか、前日ゲームのハイライトシーンをうまく編集して流してくれる。その映像と少しも途切れることのない流暢なまとめの実況がまた素晴らしい。アメリカのエンターテイメント性には、日本ははるか及ばない。

 そういえば、デトロイトのホーム「The Palace」2階・3階席がガラガラだった。前日のユナイティッドセンターは超満員で、20年前と応援・声援が全く変わらなかった。デトロイトのファン・選手ともにおとなしくなった感じで少し寂しかった。 

 

 

  


Bulls記録(4)NBA2011-12RegularSeason~Game6(VS Hawks)

2012年01月04日 | NBAバスケ

                < NBA 2011-12 Regular Season Bulls Game 6    

   

 

  Atlanta Hawks (4勝2敗)× 74ー76 ○(5勝1敗) Chicago Bulls

 

          1     2    3    4    T           FG           3Pt          FT          TO      Stl

  Hawks  23 15  18  18  74    35.0%    4/15     14/25      12       8  

  Bulls     15  11  16  34  76      33.8%    4/17      20/26      14       7

  

 開幕戦に続き負けゲームを拾った。NBAでこういう大逆転が起きるものかというゲームだった。ホークスは1クォーターの出だしから速いテンポで1on1を仕掛け思い切りよくシュートを決めていく。SFのJ.Smith、PFのM.Williams、CのA.Horfordは予想以上に強力なフロントラインだった。前日マイアミに初黒星をつけた勢いは序盤あった。3クォーターまでのブルズシューティングアベレージは最悪で20%ちょっとだから負けて当然のオフェンスだった。3クォーター終わって42点しか取れなかったのだから。2クォーターでホークスは、ブルズ調子が悪いのにハーフ2-3ゾーンディフェンスに何度かチェンジングした。ブルズはインサイドを攻められないで、外角シュートをことごとく外し続けたが、ホークスのオフェンスリズムまでスローテンポになり足が止まってきた。3クォーターでホークスはとどめを刺すチャンスが何度もあったのに、フリースローを落とし、後半にターンオーバーが集中して、普通20点差くらいで4クォーターを迎えられたのに・・・それでも4クォーターで残り6分で追いつかれても、そこから常に先行して競り勝つパターンにはまりかけたのに・・・最終盤でのFT4本ミスは致命的だった。

  

 

 ブルズ控えの白人センターOmer.Asikが後半出続けフラフラになりながらもリバウンドやブッロクショットに大活躍。動きは鈍いが徹底してインサイドの頑張りどころに体を張ったのは見事だった。数字には表れないが、コーチ陣やローズはきっと、一番の勝因にAsikの頑張りを評価してると思う。こんなゲームをしてるとローズの消耗と怪我が心配になってくる。ティボドーH.C.はよいプレイをしてる選手は時間に関係なく使い続ける。特にディフェンス・Reb・ルーズボールをがんばる選手に対して交代させない傾向が見える。ブルズ後半の選手交代がこれ程なく使い続けたティボドーの辛抱・忍耐が大逆転の背景になっている。スタメンCのノアが16分、PFのブーザーが27分に対して、BenchメンバーのO.Asikは28分、K.Kover28分、T.Gibson24分、ローズ・デンともに44分といかにいつもと異なる起用をしたか、出場時間に表れている。ブルズの成功したスリー4本はすべて4クォーター(ローズ3本、デン1本)。ブルズ不安定なFGはまだまだ続くかもしれない。比較的計算できるディフェンスとディフェンスRebを頑張るしかない。R.ハミルトンとC.J.ワトソンの離脱は厳しいな。長引くのかな・・・ブルズはまだまだ際どいゲームが続く。

 

  

 

 開幕してまだ4~6ゲームだが、昨シーズンや開幕前予想とは異変が起きている。まだまだチーム戦力は変化する。もうあと5~6ゲーム消化すると上位チームが見えてくるかもしれない。それにしても、一週間で4~5ゲーム、3連戦ありの短縮66試合シーズンは思った以上に過酷なレギュラーシーズンになりそうだ。スタメンやベテラン(三十代)選手の起用法をうまくやりくりしないと大変なことになりそうだ。

 

                  

 

  


Bulls記録(3)NBA2011-12 RegularSeason~Bulls Game 5 (Grizzlies)、ミネソタ初勝利

2012年01月02日 | NBAバスケ

                   < NBA 2011-12 Regular Season Bulls Game 5 VS Grizzlies >

    

 

   Grizzlies(1勝3敗) × 64-104 ○ Bulls(4勝1敗)

 

         1       2       3      4         T 

  Grizzlies  12 16  16 20  64

  Bulls    25 29 30 20  104

 

  Bulls FG:46.4%   3Pt:38.5%   FT:21/29   Reb:55   TO:14   Stl:10

 

     Starters            FG        3Pt    Reb

       R.Brewer   G  35分  6/10     1/1       7      17得点 ←#11

       D.Rose       G     26分      4/10     0/1      3      16得点

       J.Noah       C      22分       3/6       0/0     7       8得点

       L.Deng       F      32分       4/12     1/3      7       11得点 

       C.Boozer   F      24分      7/10     0/0     11     17得点

  Bench

   O.Asik                24分     4/8      0/0      8       8得点

   K.Korver          23分     2/6      1/4       6       6得点

   T.Gibson          20分     3/8      0/0      3       7得点

   C.J.Watson     12分      2/4      0/0      0       4得点

   J.Lucas             10分      3/7       2/4      1        8得点

    

  Game5は、序盤からお互いシュートが入らなくてロースコア発進。グリズリーの単調な1on1とシュートの入らなさに助けられた。1ピリオドからベンチメンバーを出せる余裕で、初先発でこのところシックスマンとして結果出してるブリュワーがやはりよいプレイをし続けた。ローズとブーザーをしっかり休ませられたことは大きい。速攻も随所に出て、前の2ゲームくらいからトランディションの速い展開をチームとして意識してるのがわかるようになった。ゲーム前のTVインタビューでティボドーHCは、ペイント内のリバウンド確保が重要課題だと言っていた。たぶん、ワンシーズン通してブルズ重要なKEYは、DEF.OFE.リバウンドであるような気がする。今後、強力なC、PFがいるチームと対戦するときに苦労する場面が出てくるだろう。

 

 

                  < Minnesota Timberwolves 初勝利 VS Dallas >

    

                    <ルーキーPGのR.ルビオとリバウンド王K.ラブ

 

 ウルブズ4戦目にして、昨シーズンチャンピオンのマブスから初勝利。開幕から3戦の戦いをみると昨シーズンがうそのようなチームに変身してるのがわかった。

 開幕戦 オクラホマシティーサンダー相手に104対100で惜敗

 Game2 ミルウォーキーバックス相手に98対95で惜敗

 Game3 マイアミヒート相手に103対101で惜敗 ヒートを追い詰めた

 Game4 ダラスマーベリックス相手に82対99で初勝利

 ヒートのウェイドとレブロンが試合後、面白いコメントをしている。

 『ウェイドは、「ウルブズと早い時期に当たって良かったよ。じゃないと大変なことになる」と言い、ジェイムスも、「ウルブズは本当に良いチームになるだろう。たとえ今シーズンじゃなくても、すぐに強くなるよ」と、評価せざるを得なかった。一方、またも勝利を逃したウルブズでは、ルビオが12得点12アシスト6リバウンド、ケビン・ラブが25得点12リバウンドと奮闘したが、これで3連敗。ウルブズは、ルビオの卓越したプレイで第4Q終始、ヒートを苦しめた。スペイン出身のルーキーポイントガードは、チームメイトに絶妙なパスを出してイージーバスケットに繋げ、自らも3ポイントを決めて、残り2分28秒には98-94のリードに牽引。だが、残り1分8秒にジェイムスが3ポイントプレイ、残り33.7秒にウェイドがジャンパーを決めたのに対し、ウルブズのアンソニー・トリバーは、残り1分間フリースロー4本中2本をミス。ヒートに勝つチャンスを与えた。アデルマンHCはそれでも、「今日は良いプレイがたくさん見られた。このようなプレイを続けていけば絶対に勝てる」と、開幕3戦をいずれも接戦で落とした選手たちを慰めた。しかしルビオは、「勝ちたい。だが我々は若いし、こうした経験から学ぶしかない」と、勝てない悔しさを滲ませた。』(NBA日本語サイトより一部抜粋)

 

         


  ウルブズこんなに早く力発揮するとは驚き。WESTにはサンダーに続き注目のチームが誕生しそうだ。チャピオンチームマブスこんなに苦しむとは・・・しかし、まだ始まったばかり、シーズン66ゲームだから、最初の20ゲームくらいでおよそのチーム戦力が決まりそうだ。

 

 

 

 


Bulls記録(2)NBA2011-12 Regular Season~Game 3(VS Kings)・Game 4(VS Clippers)

2012年01月01日 | NBAバスケ

明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。2012年 元旦

 昨年10月上旬から始めた当ブログも3か月を過ぎ、たくさんの方々に見ていただき有難く思います。今年もNBA、全日本、国内トップリーグ、大学、高校のバスケ記事を時間のある限り更新していきたいと考えています。

 

 

       < NBA 2011-12 Regular Season Bulls Game 3 VS Kings >

  

 

   Chicago Bulls ○ 108-98 × Sacramento Kings

 

        1  2  3  4   T

  Bulls  30 30 25 23  108

  Kings  24 29  22 23  98

 

 Bulls FG:53.8% 3PointFG:50%(6/12) Reb:41 TO:18 Sti:6

 Kings FG:42.2% 3PointFG:47.1%(8/17) Reb:42 TO:14 Sti:8

 

 

 

 ブルズのチームフィールドゴールが明らかに上がり、シュートがよく決まるようになった。ローズとノアがファウルトラブルで少し不安材料のあるゲーム展開であったが、ローズの代わりにR.ブリュアーとC.J.ワトソンが崩れないゲームメイクを果たしてくれた。特に、ブリュアーは12分出場で12得点という素晴らしいバックアップ。K.コーバーもスリー2/2と短い出場時間の中で効果ある仕事をしてくれた。インサイドで孤軍奮闘、抜群の仕事をしたのがC.ブーザー、このゲームのMVPだ。15Reb、16得点でインサイドに弱点のあるブルズを支えてくれている。ハミルトンもチームオフェンスに貢献して16得点と少し遠めの貴重なミドルを決めている。長いワンシーズンの中でベンチメンバーがGoodJobをしてくれるとほんと助かるというゲームだった。

 

<C.Jワトソン>

 

 

 

        < NBA 2011-12 Regular Season Bulls Game 4 VS Clippers >

 

                <#3クリス・ポールVS#1デリック・ローズ対決>

 

 

  Chicago Bulls ○ 114-101 × LA Clippers

 

                1  2  3   4     T

  Bulls       29 28 26 31  114

  Clippers  28 24 25 24  101

  

  Bulls FG:50.0% 3PFG:41.2%(7/17) Reb:45 TO:12 Sti:4

  Clippers FG:51.2% 3PFG:46.7%(7/15) Reb:31 TO:11 Sti:6

   FT(フリースロー):Bulls29/34、Clippers12/20 ←このFTの差17点が大きい

 

 おそらく全米でも、世界最高レベルのポイントガード対決として注目を集めただろう「D.ローズ VS C.ポール」は、非常に面白い、第3ピリオドまで締まったゲームになった。両チームともスターター10人が二桁得点で、ブルズスタメン計93点に対してクリッパーズスタメン計90点とスターターだけ見れば遜色ないゲームだった。

 

                <#13ノア→#32ハミルトン→#32グリフィン>

  

 

 C.ポールとB.グリフィンのラインは、凄く強力なLACの武器だった。他のチームもちょっと止められないくらいの破壊力がある。このゲームの勝敗を決定づけたのは、第4ピリオドのスリーPointシュート力とブルズがローズ中心に積極的にリングへ向かってもらったフリースローの多さだろう。TO(ターンオーバー)やSti(スティール)の少ない、ガードが確実にゲームをコントロールしてチームオフェンスを最大限に引き出した好ゲームになった。ブルズは、ノアのインサイドでの頑張りが復活したこと、ハミルトンのオープンスペースを生かした広角のミドル、控え選手たちのスリーといいこと尽くめだった。デンも相変わらずシブい仕事をしてくれる。何より、ポールに触発されたローズの昨年MVPにふさわしいゲームメイクが勝利の最大要因になった。ポールが加入したLACはコート上で5人輪になるシーンがたびたび見られ、ポールの指示にみんなでうなずいてプレイを再開していた。ポールが落ち着いたリーダーシップを取っていることがよくわかるゲームでもあった。LACがこの先プレイオフに出られるだけのチームになるためには、SFのC.バトラーとCのD.ジョーダンの活躍、ここにニックスから移籍したベテランオールスター級ガードC.ビラップスの復帰が必要。ビラップスがSGとしてスコアリングに専念したときのLACは怖い感じがする。

 ブルズは、これで開幕からロード4戦を3勝1敗で乗り切った。ローズ今季初の大爆発。C.ポールが眠っていたローズに火をつけてくれた。と同時にポールがいかに優れたPGであるかよーくわかった。LACは魅力あるチームへときっと変貌していく。

  ローズ:42分、FG 8/14、スリーP 3/4、29得点16アシスト

  ノア:34分・8リバウンド・19得点、デン:41分・19得点

  ハミルトン:31分・16得点、ブーザー:30分・10得点

  ブリュアー:14分・7得点、コーバー:10分・6得点、ギブソン:19分・6得点

 

  


2011-12Bulls記録(1)~開幕からGame2まで(前回のお詫び)

2011年12月31日 | NBAバスケ

 二夜続けてシカゴ・ブルズの記事を書いたのですが、更新に失敗しました。原因はたぶん、英語のボックススコアを一部コピーして貼り付けた部分が変換できなくて画面が消えてしまったのではないかと思います。あわてて元ブログを削除したのですが、ブログ村には画面が消えた記事がタイトルのみで送信されてご迷惑をおかけしました。画面を開かれた方には、改めてお詫び申し上げます。

 

 私も三日前からNBA.TVにさっそく登録し、あと一週間余りは、無料でNBA全試合を見ることができます。NBAは意気な計らいをしてくれる。非常に鮮明な画像でコート上の声やリング付近の音も聞こえ、臨場感とビートの効いた乗りのいい音楽に驚かされている。でも何よりNBAの迫力満点プレイを見られて興奮している。やはりシカゴ・ブルズのゲームを追っかけようと思う。そこから対戦相手のチームやNBA全体が少しずつ見えてくればいい。本当はボックススコアを載せられると数字から読み取れる部分が選手のプレイや試合の勝敗の裏付けとなり説得力があるのだけれど・・・

 

            < 2011-12 NBA Reglar Season CHICAGO BULLS Opening Game >

 

 

   BULLS ○ 8887 × LAKERS

      1  2    3  4  Tot

    CHI 22 34 12 20  88

    LAL 20 29 20 18  87

 

 ブルズは負けゲームを拾った。前半はシュートもよく入り、D.デン、C.ブーザー、D.ローズの3人がゲームを作った。ローズがスリーを高確率でポンポンと決めたのはいいが、なにかおとなしいPGプレイぶりで周りの選手を意識して使おうとしてた。特に、ピストンズから移籍してきたベテランSGハミルトンとポストアップしたブーザーとアウトサイドでのデン。ハミルトンはこれから試合を重ねるごとにブルズのオフェンスシステムに馴染んでくるでしょう。まだまだ時間がかかるように思う。ブーザー以外はあまりスクリナーにならないので、コーナーや逆サイドでのディープウィングあたりのオープンスペースを自分で利用するしかない。複雑なスクリーンや二重三重のスクリーンはスペースを消してしまうことでもあるから、ローズやデンの1on1の強さを生かせなくなる。J.ノアのセンターとしての線の細さというかどことなく元気のなさが気になる。体に幅のあるPFブーザーの方が、ピボットマンとしてはインサイドでボールキープできる。

 

  <ローズ最後の逆転フックシュート>

 

 このゲームは、後半のブルズオフェンスがあまりに単発で、ゆったりとし過ぎていた。LALの方がフィールドアベレージがずっと良くて、手首を負傷しているとはいえコービーが核になる分、ブルズより確実性があった。しかし、LALは、はっきりとしたPGのリード性が弱く、後半はコービーがフロントに運びフィニッシュまで持って行こうとするシーンが目立った。そこをブルズディフェンスがヘルプやトラップに行ってLALのターンオーバーブルズの思い切ったスティールが成功して貴重な得点につながった。また、敗因の一つにフリースローの終盤4本?連続ミスもあり、逆にデンは3ポイントプレイ、FTを3本連続決めた。NBAでも終盤の数分で10点差くらいがひっくり返るケースが起きるのかとレイカーズファンにとってはとても悔しいショックな敗戦であったろう。ブルズのヒーロー&MVPは、ローズではない。誰が見てもひと試合通じて、安定して堅実なプレイをし続けたD.デンだ。派手さやパワーはあまり感じないが、SFとしての技術と読みの優れたいいプレイヤーだ。エンジンのかかりが鈍そうなブルズオフェンスが気になる。

 

 

         < 2011-12 NBA Reglar Season CHICAGO BULLS Game 2 >

    

 

     BULLS × 9199 ○ WARRIORS

        1  2  3  4  Tot

   CHI 22 19 20 30  91  

       GS 30 27 21  21  99

                                     

 前日のオープニングゲーム同様、ブルズのシューティングアベレージは低かった。特に前半が悪く、後半16点差を追っかける展開に。ウォリアーズのガードS.カリーとM.エリスのゲームメイク・シュート力が素晴らしく、この2人のコンビに翻弄された感じ。PFのD.リーのインサイド1on1にも効果的にやられた。ローズのスリーは散々で、ブルズでは唯一孤軍奮闘したのがD.デンだけだった。テンポの遅いブルズに比べて、G.S.のオフェンスは司令塔カリーが自由自在にゲームをアップテンポに持って行った。エリスのシュート力とドライブ力にも手を焼いた。後半、カリーが少しひどい捻挫をして負傷退場したが大丈夫だっただろうか?ローズもっと積極的に暴れて速いテンポのゲームメイクしてほしいな。

 

 

 


NBA開幕3ゲーム結果スコア速報~ブルズ・ヒート・ニックスが1勝

2011年12月26日 | NBAバスケ

         <2011-12NBA開幕戦CHI.ブルズ VS LA.レイカーズ>

         

 

      先程、開幕戦「ブルズVSレイカーズ」戦、終了したみたいで1点差の激戦だった。

     ブルズ前半ペースを握り7点リードで折り返し、3Qでレイカーズ逆転して1点リードで4Qへ、

     4Qもレイカーズペースで、残り数分で10点近くレイカーズリードだったので、これはブルズ

     開幕戦落としたか?と思いきや1分切って最後の最後で逆転2点?シュート

      開幕からすごい試合になった。コービーが両チームのトップスコアラー28得点

     ほんとうに出場していつものコービーのようにプレイするなんて・・・

 

          

 

         1Q  2Q    3Q  4Q  TOT        スコアリングリーダー

     CHI  22   34   12   20  88         D.Rose 22   L.Deng 21   C.Boozer 15

     LAL  20   29   20   18  87         K.Bryant 28   P.Gasol 14   S.Blake 12

 

 

      今のところ結果でてる他の2試合も、

 

         1Q   2Q    3Q   4Q  TOT      スコアリングリーダー

     MIA  32   30   35    8  105    L.James 37   D.Wade 26  

     DAL  17   24   24   29   94     J.Terry 23   D.Nowitzki 21

     レブロン大爆発で、昨季ファイナルのリマッチはヒートの圧勝で幕を開けた。

 

 

         1Q  2Q     3Q    4Q   TOT        スコアリングリーダー

     BOS  23   29   35   17  104        R.Rondo 31   R.Allen 20   B.Bass 20

       NY  34   28   17   27  106        K.Anthony 37   A.Stoudemire 21

     こちらも二転三転したようで、ニックスが激戦を制したようだ。カーメロもすごい得点ダッシュだ。

 

 

 

 

 


NBA選手全米Rankingトップ20~ESPNによるTwitter投票結果

2011年12月26日 | NBAバスケ

 

    アメリカ最大?のスポーツ局ESPNが2011.10.19発信でTwitterによるNBA選手人気投票結果

   を特集していた。

      主にアメリカ人によるNBA人気Rankingで、日本人Rankingとはたぶん異なるのだろうか?

 

       1位 LeBron James

      

 

       2位 Dwight Howard

      

 

       3位 Dwyane Wade

      

 

       4位 Chris Paul

      

 

       5位 Diak Nowitzki

      

 

       6位 Kevin Durant

      

 

       7位 Kobe Bryant

      

 

       8位 Derrick Rose

      

 

       9位 Deron Williams

      

 

       10位 Blake Griffin

      

 

     ご存じクリス・ポールは移籍前ホーネッツでのピックアップになっている。

    アメリカを代表する昔ながらの正統派PGとして人気あるんだ。

    ノビツキーは確かドイツ人だけどNBAベテラン選手として、昨シーズンファイナルMVPとして

    印象が強く残ったのかな。

     レブロン、ノビツキー、ローズは穏やかないい顔写真なのに、コービーとデュラントは厳しい顔

    グリフィンはダンク後なのか?あそこまで腕半分がリングに入るってやはり化け物だ。

    まさにゴリラダンク。ルーキーのグリフィンがトップ10に入るとは!

     11位から20位まで記述するが、あとの順位、興味ある方は「ESPN NBA」でチェックしてみてください。

 

        11位 Paul Gasol           

        12位 Carmelo Anthony   

        13位 Amare Stoudemire     

        14位 Steve Nash

        15位 Russell Westbrook     

        16位 Kevin Love

        17位 Rajon Rondo          

        18位 Manu Ginobili

        19位 Tim Duncan           

        20位 Zach Randolph

 

     アメリカのスポーツ局サイトは毎月様々な特集記事がある。もちろんすべて英語であるが、

    慣れてくると苦にならないし、だいたい見当がつけばよい。ビデオ映像も豊富で超鮮明画像である。

    数分から5~6分のものまでコンパクトにハイライトシーン、選手インタビューと優れている。

     実用的リスニング教材としても価値あるのではないかと思うほどだ。

 

     さあ、間もなく2011-12シーズン開幕するが、視聴する手立てが今のところないので、

    一番情報早いのがTwitter、しかし個人的にどうもTwitterは馴染まない。短文の結論だけだから。

    現地の信頼できるスポーツサイト探るのが早道かな・・・そんなに急がなくてもNBA.com日本語サイト

    とNBAブロガーさんたちのブログでチェックできそうだ。

     間もなく明ける2012年は、自然に英語力アップするのか、英語見るのうんざりしてしまうのか・・・

 

 

        


ブルズ・レイカーズ開幕5ゲーム予定~好調・不調?

2011年12月25日 | NBAバスケ

     

              <シカゴ・ブルズ D・ローズ、C・ブーザー、J・ノア>

       

      開幕まであと1日!

       あらためて今シーズンが消滅しなくてよかった。16試合で済んで。

     開幕戦「レイカーズVSブルズ、短いプレシーズンマッチでは明暗くっきりと分かれたが・・・

     開幕ゲームだからやってみないことにはわからない。

 

        

             <コービー・ブライアント>

 

      レイカーズ・コービーの右手首はホント大丈夫だろうか?

     手首の靭帯断裂でしょ。どこの靭帯か、わからないが相当腫れたみたいだから

     一週間かそこらで出場するとは普通考えられない。利き手だからね。

      コービーもキャリア16年?そろそろ30代も半ばにさしかかる頃、若いときと異なり

     怪我の回復にも時間かかるはず。無理を押して悪化させたりしたら大変。

     チームリーダーとしての責任感があるのでしょうが、目先の5~6ゲームより残りの60ゲーム

     そのあと一番大切なプレイオフを大局的にとらえて、ここは「我慢・忍耐」だと思うのだが・・・

     「そんなことわかりきってるわい」と声聞こえてきそうで、凡人の考え及ばないところなのか。

      悪いことは重なるもので、プレゲーム調子の良かったセンターバイナムが開幕5試合出場停止でしょ。

     昨シーズン、プレイオフ最終戦でフレグラントファウルにより決まっていたことらしい。

     80年代から敵視していたが、心の片隅ではスターチームに憧れるファンでもあった。

     フィル・ジャクソンが指揮とったレイカーズがあまりに素晴らしかっただけに、心配だ・・・

 

      

      レイカーズ開幕5試合予定 (H:ホーム、A:アウェイ)

        12/26 H     27 A      28 H       30 H     1/2 H

                               

 

      ブルズ開幕6試合予定

        12/26 A      27 A      30 A      31 A      1/1 A      3 H

                              

 

 

      レイカーズはホーム、ブルズはアウェイが中心、年末年始お休みなしですか。

     レギュラーシーズン、NHKのBS放送は何日か遅れの録画で、一週間2試合程度ではつかえない。

     WOWOWに加入するか、どうか悩ましい。観られるだけの時間あるのか?・・・

 

      ブルズは、レイカーズ、クリッパーズ、ピストンズと楽しみな対戦が続く。

     とくかく、開幕戦の行方が気になる。ダラスVSヒート、サンダーも。あと一晩待ちましょう。

 

  

 

  


D・ローズに思うこと~M・ジョーダンと状況の違い

2011年12月22日 | NBAバスケ

              

 

 

     デリック・ローズは、2008年ドラフト1巡目1位指名をブルズから受けた。地元シカゴ出身で

    NBA入りからたった3シーズンで、初年度に新人王獲得、2年目にはオールスター選出、

     3年目は、NBA史上最年少でのシーズンMVP受賞を成し遂げた。

     入団からあっという間にスーパースターの仲間入り。順調すぎてちょっと怖いくらいだ。

 

     NBA選手の契約金にあまり興味はないが、来シーズン2012-13から5年で総額約73億円の

    契約延長だそうだ。「契約延長合意!」という見出しに、「そりゃ合意するでしょ」と思う。

    チームメイトであるC・ブーザーやピストンズから移籍してきたR・ハミルトンらが彼に相応しい評価だと

     コメントしている。

   「彼に相応しい契約だね。彼は十分に努力しているしね。この契約が最終的には10年続けばいいよね。」

   「彼はハードワークしているよ。そしてまだ23歳と若い。彼は本当にプロ選手として素晴らしい倫理観を

    もっている。」

 

     M・ジョーダン引退後ブルズのシーズン勝率は、

      1998-99 .260

      1999-00 .207

      2000-01 .183 (15勝67敗)

      2001-02 .256

      2002-03 .366

      2003-04 .280

      2004-05 .573

      2005-06 .500

      2006-07 .610

      2007-08 .402

      2008-09 .500 (ローズ1年目、スタメンで活躍、新人王)

      2009-10 .500 (2年目、ALL-STARゲーム初出場)

      2010-11 .756 (3年目、62勝20敗シーズン最高勝率、シーズンMVP)

 

     ジョーダン引退後6年間、シカゴは悲惨な結果になった。これ程までにNBAの競争社会は

    すさまじく、短期間に栄枯盛衰を繰り返す。

     ローズが入団する前の4年間で復活の兆しがみえて、プレイオフにも出場できるようになっていた。

    こういう意味では、ジョーダンよりローズの方が幸運であったと言えないだろうか。

 

     M・ジョーダンがブルズに入団前3年からのチーム勝率は、

      1981-82 .415

      1982-83 .341

      1983-84 .329

      1984-85 .463 (ジョーダン1年目、ドラフト1巡目3位指名)

      1985-86 .366 (2年目、足底骨折で出場がちょっと)

      1986-87 .488 (3年目、セルティックスに0勝3敗)

   1987-88 .610 (4年目にして初めてチーム勝率5割超え、ピストンズに1勝4敗)

   1988-89 .573 (5年目、ピストンズに2勝4敗、ピストンズNBA優勝)

   1989-90 .671 (6年目、55勝27敗、ピストンズに3勝4敗、ピストンズはNBA連覇)

   1990-91 .744 (7年目、61勝21敗、ピストンズをスイープ、レイカーズに4勝1敗でNBA初優勝)

   1991-92 .817 (8年目、67勝15敗、ブレイザーズに4勝2敗でNBA連覇)

   1992-93 .695 (9年目、サンズに4勝2敗でNBAスリーピート達成)

    ・・・・・・・・

   1995-96 .878 (NBA史上最高勝率、72勝10敗、スーパーソニックスに4勝2敗で優勝)

   1996-97 .841 (69勝13敗、ジャズに4勝2敗でNBA連覇)

   1997-98 .756 (62勝20敗、同じくジャズに4勝2敗でNBA2度目スリーピート偉業達成)

 

              

 

     ジョーダンのブルズ入団からの5年間は、ほんとうに大変なチーム状態だった。

    まさに、孤軍奮闘で3年連続バッドボーイズに叩かれ痛めつけられた。

     それに引き替え、D・ローズのこれからはどうなるのだろうか?

    

     そんな順風に帆は上がらないだろう。失敗を最大の糧にして頂点を・・・ 

      ローズの脇を固めてくれる強力なプレイヤーが絶対に必要だし、バックアップ選手で

    職人的な選手がいる。

     マイアミの存在が、昔のバッドボーイズみたいに高くそびえているみたいにみえる。

 

      最後に、M・Jが残した数々の名言の中からひとつ

 

    『 成功したいと思うなら自己中心的でなければいけない。だがもし最高のレベルに達したいなら、

     自己中心的であってはいけない。他人とうまく付き合い、一人になってはならない。 』

 

      マイケルがNBAで歩んできた経験と結果に裏づけされた説得力ある言葉だ。

     ローズという若者も同じような道をたどろうとしている。どこまでたどり着けるのか、

     こんな選手と同時代に生きていられて、目撃することができて幸せに思う。

 

            

 

 

 

   


NBA平均値の意味~チーム平均失点?

2011年12月20日 | NBAバスケ

           

             <2010-11 NBAチャンピオン ダラス・マーベリックス>

 

    昨日、「2010-11シーズンブルズの1試合当たり平均失点が、1位セルティックス(91.0)に次いで

   2位ブルズ(91.3)であるから、ディフェンスの優れたチームになった」と記述された記事を数件見つけた。

    「ほんとにそうかな?」と思いさっそく昨シーズンのチームデータを調べてみた。

 

    やはり、平均値の意味を一部分だけ取り上げて、都合よく解釈してることが判明した

 

                             得点  失点  得失点差

        順位チーム試合数  HME    OPP  DIFF         
            1 ナゲッツ  81   107.5   102.6    4.9                               
            2 ニックス  81   106.6   105.7    0.9                  
            3 ロケッツ  81   105.7   103.8    1.9                  
            4 サンズ  81   105.0   105.9   -0.9                  
            5 サンダー  81   104.8   100.9    3.9                  
            6 スパーズ  81   103.7    97.9    5.8                  
            7 ウォリアーズ  81   103.3   106.0   -2.7                  
            8 ヒート  81   102.1    94.8    7.3                  
            9 レイカーズ  81   101.3    95.2    6.1                  
           10 ティンバーウルブズ  81   101.1   107.5   -6.4                  
           11 ペイサーズ  81   100.1   101.0   -0.9                  
           12 マーベリックス  81   100.0    96.1    3.9                  
           13 グリズリーズ  81    99.9    97.4    2.5                  
           14 マジック  81    99.3    94.0    5.3                  
           15 ラプターズ  81    99.3   105.5   -6.2                  
           16 キングス  81    99.3   104.6   -5.3                  
           17 ジャズ  81    99.3   101.2   -1.9                  
           18 76ers  81    99.0    97.4    1.6                  
           19 ブルズ  81    98.6    91.3    7.3                  
           20 クリッパーズ  81    98.5   101.8   -3.3                  
           21 ウィザーズ  81    97.3   104.7   -7.4                  
           22 ピストンズ  81    96.9   100.6   -3.7                  
           23 トレイルブレイザーズ  81    96.4    94.6    1.8                  
           24 セルティックス  81    96.3    91.0    5.3                  
           25 キャバリアーズ  81    95.4   104.6   -9.2                  
           26 ホークス   81    95.1    95.8   -0.7                  
           27 ホーネッツ  81    95.0    93.7    1.3                  
           28 ネッツ  81    94.2   100.5   -6.3                  
           29 ボブキャッツ  81    93.3    97.4   -4.1                  
           30 バックス  81    91.7    92.6

  -0.9

                 

 

 

     セルティックス・ブルズの平均失点は、1位・2位でも、平均得点は、24位・19位である

    平均失点だけ見ると、3位はバックス、4位はホーネッツ、5位はマジック。上記表で平均失点だけを

    取り上げても意味のないことがわかる。

     つまり、大事なことは平均得失点差で、この数値の大きいチームは勝ち越しの度合いが高い。

    ただし、優勝したマブスをみると、得失点差上位の中で9位であるから不思議だ

    シーズン中の戦いにおいて、ブスのベテラン集団は何か緩急をつけるように、

    力の入れどころを操作してきたのだろう。プレイオフの戦い方とレギュラーシーズンの戦い方に

    異なる部分を意識的に作り上げている感じがする。

     ヒートとブルズが1位であることは、なんとなくわかる。タイプが異なるチームであるが・・・

 

     一般に、得点のハイスコアなチームは、シュートセレクションが早く、アーリーオフェンスや

    速攻型のオフェンスチームであることが多い

     逆に、ロースコアなチームは、ハーフコートバスケを好み、シュートセレクションを探り

    確実性を求めるオフェンスチームであることが多い

 

     NBAのチームにこの原則が当てはまるかどうかわからないが、得点力のあるチームが

    勝率が高いとは限らないし、チーム失点の低いチームが必ずしも強いとも限らない。

    当たり前であるが、重要なのは得失点差で、それぞれのチームの特徴に左右される

    得点平均のみ、失点平均のみの相対的な高低はあまり意味がない。

 

     さて、開幕まであと5日ですか、今シーズンないかもしれないとあきらめかけてただけに

    今年の開幕は特に待ち遠しい感じでしょう。NBA選手たちも短いプレゲームであるが、

    はやく本番のゲームに入りたいと思う。

 

     様々な予想が外れやすいシーズンになるのか?

     終わってみれば、やはりと思われるチームがプレイオフを勝ち上がるのか?

 

    波乱のWESTか、予想通りのEASTか注目したいチームが絞れてあとは待つだけだ。

    WESTは、試練のレイカーズ、躍動のクリッパーズ、老獪なマブス、飛躍のサンダーか、

    EASTは、爆発安定のヒート、躍進のブルズ、復活のセルティックス、揺れるマジックか、

    この8チームを軸に、新生ウルブズ、ダンカンのスパーズ、再生ホーネッツ、得点力ニックスに

    注目してみたい。

 

 

        

    


シカゴブルズ栄→枯→盛~苦労人T・ティボドーとD・ローズの魅力

2011年12月19日 | NBAバスケ

               

                  <トム・ティボドー>

 

     NBAの長い歴史の中でも偉大なチーム記録、強烈な記憶を残したチームは数少ない。

    資本主義の原理がもろ働く過激な競争社会において、トップに居続けることは並大抵のことではない

    リーグ繁栄、戦力公平化のため、新人選手のドラフト、サラリーキャップが効いてる時代においても

    公平にはならない。

     十分な資金、戦略・競争力・意欲のあるチームが勝ち組になり、負け組とはっきりした差が

    つくようになっている

 

     この10年くらいNBAから遠ざかっていたのが、今回のストライキによって注目したこと、

    ブログを始めたことが重なり、少しずつ現在のNBA情勢について学んでいる。

    NBAの情報や世界は奥が深すぎて、どこまでいってもきりがないくらい。自分にとって興味・関心を引く

    部分だけ係わろうというスタンスに変わりないが、NBAブロガーさん達に触発されて思いもよらない

    ものがありそうだなと、いろんな意味で感心している。

 

     さて、昨シーズンシカゴブルズHCに就任して、1年目にしてコーチオブザイアーに輝いた

    トム・ティボドー約20年間もNBAでアシスタントコーチの経験を積んできたという

     特に、ディフェンスの指導に定評があり、昨年までの3年間、セルティックスで

    アシスタントコーチとしてディフェンスを担当し、2008年の優勝に貢献した。

    なるほど、ちゃんとした下地と実績を20年も積み上げてきたんだ

     ティボドーHCは、2008-09シーズンのプレイオフ・ファーストラウンドでブルズと対戦した際、

    第7戦までもつれた試合から、チームの潜在能力の高さを実感したという。

    とりわけローズの能力の高さを賞賛しつつ、そのローズを中心としたディフェンシブなチームへ

    転換することを明言した。ティボドーは、

     「我々のディフェンスを向上させるには、デリックに色々と学んでもらわないといけない。

      これからは多くのことを彼に任せるし、彼にも毎日のように努力してもらいたい」と語っている。


     念願のHC就任を果たしたティボドー氏は、過去にウルブズ、
スーパーソニックス(現サンダー)、

    スパーズ、セブンティシクサーズ、ニックス、そしてロケッツでACとしての経験を積んできた。

    ティボドーHCは、「いつかこの日が来ると信じていた。夢の実現を信じて、毎日努力を重ねていれば

    そのうち報われると思っていた」と、就任会見で喜びを語っている。

     下積み時代の長い苦労人HCの誕生だったんだ。

     今シーズンはさらに楽しみな夢の実現が待っている。大変険しい道のりであるが・・・

 

 

        

                        <デリック・ローズ>

               

      

      ローズは謙虚で、正直な青年だALL-STARゲームスタメンも果たし、昨シーズンPLAY-OFF

     イースターンカンファレンスファイナルでヒートに敗れたものの、シーズンではヒートに競り勝ち、

     シーズンMVPを受賞し、レブロン、ウェイドと肩を並べるほど成長してるにもかかわらず、

     次のようなことを語っている。

 

    『 何もかもがはじめてのことばかりで、今は夢中になって自分のできる最大限をやろうと思っている。

     試合は時間が来ればおのずとやってくるが、練習は自分から向かわないと始まらないんだ。

     だから、僕の全ては練習だよ。レブロンやウェイドのような天才じゃないんだ。

     僕は練習して練習してここまできた凡人なんだ。』

      

     ジョーダン、ピッペン以来、シカゴ久々のスーパースターになろうとしてる青年が、こんなことを

    クールにさらりと言ってしまう。ローズちょっとたまんない魅力がある。

 

 

      

 

      


新生ウルブズ話題~アデルマンHC、ルビオ、ウィリアムズ

2011年12月18日 | NBAバスケ

                 

                    <リック・アデルマン>

 

     バスケのヘッドコーチには、大ざっぱに大別すると2種類あるような気がする。

    かなり多いタイプが、「コーチの思い描く通りにプレイを要求し、個より常にチームを優先する

    もう一つのタイプが、「まず選手の自主性を重んじ、チームの核となる個を優先してチームを作る

    もちろん、優秀なコーチはどちらも使い分けができて、状況に応じて、選手に応じて最適な対応が

    できるのだろう。

    

     昨シーズン最下位だったミネソタ・ティンバーウルブズを今シーズンから指揮する「リック・アデルマン

    アデルマンは、典型的な後者タイプのコーチだ。1990年代前半、トレイルブレイザーズで初のHCとして

    素晴らしいチームを作った。ドレクスラーやポーターという才能ある選手を自由に余すところなく

    ポテンシャルを引き出した。ブルズとのファイナルは面白いシリーズとなった。

     そのテリー・ポーターをアシスタントCとして、もう何年も一緒に引き連れているようだ。

 

       

                 <選手時代のポーター、いいガードだった>

 

       1989-1994年、トレイルブレイザーズHC

       1995-97年、ウォリアーズHC

       1998-2006年、サクラメント・キングスHC

       2007-10年、ロケッツHC

 

      キングス時代に、数々のトラブルを起こしてきた問題児「ロン・アーテスト」を

     エースに指名して、全幅の信頼を任せてチームを強くした。アーテストが見る見るうちに

     プレイに集中してその信頼に応えようと急激に成長したという話は有名。

 

         

           <ロン・アーテスト、現在LAL所属>

 

     ただし、ゲームの大事な局面であまり具体的に選手へプレイの指示を出すことなく

    選手の自主的判断に任せることがあって、時として「放任」と誤解されることもあったらしい。

 

 

     さて、新生ウルブズは、

    『 スペインリーグFCバルセロナから移籍したリッキー・ルビオが、ミルウォーキー・バックスとの

    プレシーズンゲームで本拠地デビューを果たし、巧みなパスさばきで地元ファンを沸かせた。

    試合も、昨季53試合連続ダブルダブルをマークしたケビン・ラブが21得点、15リバウンドの活躍

    ウルブズが117対96でバックスに快勝した。

    ルビオは23分間プレーし、6得点、7アシスト、6リバウンドをマークマイケル・ビーズリーが21得点

    ドラフト全体2位指名のデリック・ウィリアムスが14得点を挙げて、新指揮官にうれしい初勝利を

      プレゼント。ダラス・マーベリックスから移籍したホゼ・バレアは14得点をマークした。』

 

              

         <リッキー・ルビオ>         <デリック・ウィリアムズ>

 

      ルビオが髭を生やしている。1Q後半からの出場みたいだった。192㎝、もう21歳。

     ウィリアムズはSFでの起用かな。すごい新人になりそうだ。

      まだまだ、各チーム調整試合、実験的起用の意味合いが強い。シーズン序盤も手探りの状態が

     続くのかな。プレゲームは勝ち負けより、その内容とチームプレイの確認作業がメインでしょう。