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「マッキーのつれづれ日記」

進学教室の主宰が、豊富な経験を基に、教育や受験必勝法を伝授。また、時事問題・趣味の山登り・美術鑑賞などについて綴る。

マッキーの男の料理・その60:ビールのつまみ…たこ・ズッキーニ・エリンギのバター炒め

2012年08月12日 | 料理



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今年の立秋は8月7日、立春からちょうど半年が経ちました。

この立秋から立冬の前日までの期間が、暦の上で秋となります。

時候の挨拶も、「暑中お見舞い」から「残暑お見舞い」に変わります。

しかし、まだまだ厳しい暑さは続きます。

そんな時期、夏野菜ときのことゆでダコを使った、バランスのとれた栄養のある料理を紹介します。

これも、仕事帰りの電車の中で考えた食材です。


【料理名:たこ・ズッキーニ・エリンギのバター炒め】



【材料】

たこ
ズッキーニ
エリンギ
オリーブオイル
出汁醤油
バター

【作り方】

ズッキーニの皮を剥く部分と残す部分を交互に面取りをした後、適当な大きさに切ります。

フライパンにオリーブオイルをしき、食べやすい大きさに切ったエリンギとズッキーニを炒め、火が通ったら茹でたたこを入れて、出汁醤油とバターで味を調えでできあがりです。

ピリ辛がお好みなら、黒コショウや一味などを入れるのもよいでしょう。


【今日の器】


料理を盛った器は、備前焼作家・金重晃介の備前平向付です。

金重陶陽の三男である金重晃介の作品は、備前焼の特徴を生かし、自然釉の変化を楽しむことができ、器に盛った料理を引き立てます。



また、今日のジョッキは、吉川水城の作品です。

蝋抜きされた麦の穂の絵柄は、白泥の化粧釉が抜けて陶器の地肌が出ていてます。

金彩の麦の穂も描かれ、初夏の太陽を反射して生命力が溢れた図柄となっていて、夏に冷やしたこのジョッキで飲むビールは美味い!

ビアマグとビアジョッキの違いは、取っ手があるかないかという点でしょう。

どちらかと言うと、陶器のビールの器は、手に直接に器を感じることのできる、ビアマグの方に軍配が上がると思います。

ガラス製や磁器製の器ではなく、時には陶器製のビアマグやビアジョッキで、趣あるビールの飲み方は如何でしょう。







マッキーの男の料理・その59:ビールのつまみ…ほたるいか醤油漬け・ハタハタの南蛮漬け

2012年08月09日 | 料理



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8月4日・5日の連休は、恒例「伊豆下田爪木崎のシュノーケリング」を返上して、体調がすぐれない新潟の母の見舞いにあてました。

熱帯の色鮮やかな魚が、黒潮(日本海流)に乗り伊豆下田の海にもやってきます。

海中を透過した光線が、海底の白砂をキラキラと照らし、そうした魚たちの生命に満ち溢れた世界を演出します。

爪木崎シュノーケリングの他に、例年ですと、お盆で新潟に帰省する前に、二十代から続けている夏山登山に出かけますが、今年は海もダメならば山も難しいかも知れません。

天から降り注ぐ夏の光は、夏山の天にも地にも灼熱のエネルギーを満たし、山に対する情熱と夢を大自然の中に融解させます。

「分け入っても分け入っても青い山」(山頭火)…遥かに続く登山路に咲く花々が、私を招いているのですが。


今日は少し涼しい風が吹いていますが、東京も新潟も、連日暑い日々が続いていました。

日曜日に東京に戻る際、新潟駅で買ってきた二品を肴に、今日はビールの器を紹介します。

購入したほたるいかの醤油漬けは、そのまま頂くのではなく、たまねぎとみょうがを加え、今回はあっさりとした食べ方をします。

北アルプスに登った帰り、富山経由で東京に戻ったことがありました。

富山はホタルイカの本場なので、生を保冷包装してもらって、お土産にしたことがありましたが、戻った東京の魚屋の生ホタルイカの値段とほどんど差がなかったのを見て、がっかりしたことを覚えています。

ホタルイカの食べ方は、第一は生、第二はボイルしたもの、第三が醤油漬け(沖漬け)の順でしょう。


もう一つのハタハタですが、秋田名産のこの魚を、小さい頃に煮付けでよく食べさせられました。

食べさせられた…この言い方から判るように、あまり好きな魚ではありませんでした。

大人になってからは、ハタハタのなれずしは、とても美味しい料理だと思いました。

一時期、ハタハタは幻の魚になってしまいましたが、漁獲制限を行って漁獲量が復活したのか、最近はよく店頭で見かける魚となりました。

今回の料理・南蛮漬けは、この魚に合った料理だと思いますが、お土産用として辛さが弱く、イマイチの出来具合でした。


【料理名:ほたるいか醤油漬け】



【材料】

たまねぎ
みょうが


【作り方】

たまねぎは薄切りにして水にさらした後、薄切りにしたみょうがと混ぜて皿に盛り、その上にほたるいかの醤油漬けをのせます。


【料理名:ハタハタの南蛮漬け】




【今日の器】

今日のビアマグは、佐伯守美(もりよし)の作品です。

この作家は、こうした食器を作らせても、なかなか趣きのある器を作ります。

オリンピックのテレビ観戦で、コンビニの売上が上がったそうです。

ロンドンオリンピックが行われているロンドンと、日本との実質の時間差は9時間、イギリスの夏時間を勘案すると8時間となります。

(時間差の計算式は、東経135度÷15度=9(時間)・・・日本の標準時子午線は、兵庫県明石市東経135度であり、世界の本初子午線の軽度0度はロンドン。360度÷24時間=15度の式より、経度15度で1時間の差ができる。)

深夜、ビールを飲む時、陶器の器を使うと、より一層楽しくテレビ観戦できることでしょう。





マッキーの男の料理・その58:ビールのつまみ…夏野菜のごま和え

2012年08月06日 | 料理



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サマースクールの一番手の夏期講習10日間が、8月3日で終了しました。

この土日は連休で、月曜6日から受験学年を中心とする「単科特訓」がスタートします。

例年ですと、この2日間の休みを利用し、伊豆下田にある爪木崎の海岸で、友人たちとシュノーケリングを楽しみます。

今年もそのつもりで準備していましたが、実家(新潟市)の母の体調が良くないという知らせを受け、およそ一週間後のお盆に帰省する前に、急遽2連休を利用して見舞いに行くことになりました。

私の携帯には、しばらく前から、友人たちの旅の打ち合わせのメールが頻繁に入りましたが(メーリングリストで、メンバーに一斉にメールされる)、その内容を読んでいると、子供たちが指折り待ちわびる臨海学校を連想させました。

年一回の恒例「爪木崎詣」は、参加メンバーにとって欠かすことのできない、楽しい年中行事となっているのです。

家の4歳児が、夏空を眺めて、「青い空!、白い雲!」と元気な声で言いながら、お出かけしたそうな素振りをします。

出かける前の中高年のメンバーの皆さんも、そんな幼児と同じ目をして、夏空を眺めていたのかも知れません。

今年は、波が少し荒かったことが予想されますが、楽しい時を過ごしたに違いありません。

私は、連休を実家の母の見舞いにあて、新潟から帰宅後、明日の授業準備とこのブログを打っています。


ここしばらく、私の教育ブログ料理ブログと化していますが、その理由は今まで綴ってきたとおりです。

今日は、夏ばて気味の方にも、食べて美味しく、健康にも貢献する夏野菜を使い、ごまも量的に摂取できる料理です。

今回は4種類の夏野菜を使いましたが、それぞれが強い主張があるわけではないですが、それぞれに異なる風味と歯触りがあり、口に含めば様々なハーモニーを楽しめます。


【料理名:夏野菜のごま和え】

【材料】

いんげん

オクラ
アスパラ
小松菜
ミョウガ
生姜
煎り胡麻(白)
出汁醤油


【作り方】

いんげん・オクラ・アスパラ・小松菜は、熱湯で茹で、水気を切ってそれぞれ適当な大きさに切っておきます。

香味野菜として、ミョウガは薄切りにし、しょうがは千切りにしておきます。

夏野菜と香味野菜に、煎りごまを適当にすって加え、出汁醤油を加えてさっと混ぜあわせて出来上がりです。





【今日の器】

冷蔵庫でビアマグをキンキンに凍らせ、そこにビールを注いで、冷えたビールの喉越しを楽しみます。

下の画像の器は、備前焼の岡田輝のビアマグです。

ただし、貫入のある磁器や、萩焼・唐津焼などの吸水性のある焼物は、冷蔵庫で凍らせるのは器には良くありませんが、今回の備前焼などは、そうした使い方には適しています。

器の冷たい感触を楽しみ、冷えたビールを楽しみ、手作りの肴を味わって一日の疲れを癒すのに、こうした器の使い方と、今日の簡単な料理は適しています。




口の部分が若干ラッパ状に広がり変化を付けています。


朱色の緋襷が綺麗なビアマグで、いずれも岡田輝の作品です。


マッキーの男の料理・その57:ビールのつまみ…ひき肉糸コンたらこ和え

2012年08月02日 | 料理



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受験生にとって夏休みは、学校の授業が無い分、受験対策に多くの時間をかけることが出来ます。

だからこそ受験生といえども、その学習の量と質は、各生徒によって大きく異なります。

したがって、40日間を有意義に過ごしたのか悔いの残るものにしたのか、すなわち努力したのかしなかったのかは、後半の学習に大きく影響を与え、受験の合否に結びつく条件となります。

そうした観点で見れば、受験生にとって、「夏休みは、天下分け目の天王山(関ヶ原)」という命題の真偽の判定は、「真」ということになります。

ただし、毎年このようなシビアーな厳しい日々を送るわけではないので、受験生には一頑張りして欲しいと思います。

とは言うものの、そうした受験生を指導する私は、毎年この夏期講習期間中、1.5時間の授業を7コマ、毎日指導します。

ですから、帰宅後に綴るブログは、自分にとって心安らぐ内容のものとなりますが、ご覧の訪問者にとっても、心和む内容であればと願っています。


ところで、連続的にご覧の方は気づいていることと思いますが、料理の内容がワンパターンという印象を受けるかもしれません。

前々回は春雨、前回は糸こんにゃく、今回も糸こんにゃく

この合間に、コンビーフンを使った料理など・・・。

そう、それは私の性格で、同じようなことをしばらく繰り返す癖があります。

作っている側は、同じ素材、同じ料理でも、かなり違った風に捉えながら、または試行錯誤の結果として、納得しているのですが。

糸こんにゃくに市販のいか明太を加えた料理を作りましたが、やはり明太子やタラコは、本物を使わないとイマイチです。

ということで、タラコ風味の糸こんにゃくにひき肉を加えて、料理名「ひき肉糸コンたらこ和え」を作りました。

ビールの肴に、またご飯のおかずに好まれることでしょう。

なぜなら、今回の料理の材料であるこんにゃく・たらこ・豚のひき肉とも、多くの人に好まれる食材であるからです。

手をかけて作った料理よりも、短時間に簡単に作った料理の方が、家族に喜ばれると言うことは、間々あることです。


【料理名:ひき肉糸コンたらこ風味】




【材料】

豚ひき肉

糸こんにゃく
たらこ
出汁醤油
ごま油


【作り方】

糸こんにゃくは、適当な長さに切って、茹でてアク抜きします。

フライパンで豚のひき肉を炒め、そこに糸こんにゃくを加え、出汁醤油とごま油で味を整え、最後にたらこを加えて火が通ったら出来上がりです。


【今日の器】

今日のビアマグは、東京芸大教授だった浅野陽(あきら)の作品です。

同年代の芸大教授には、人間国宝に指定された、田村耕一や藤本能道がいましたので、浅野陽はちょっと目立たない存在でした。

しかしこの作家は、その陶芸作品の評価は別として、器と料理の取り合わせなど、日本人の食と器に関する造詣が深い作家でした。

そうした作家だからこそ、下の画像のように器の表面を加工し、肌触りや持った感触を考え、また内側に施された泡立ちを工夫する表面処理など、使う楽しみを演出しています。

このビアマグも、ビールを美味しく頂く器の中で、最上位に位置する陶器の一つであることは確かです。






マッキーの男の料理・その56:ビールのつまみ…夏野菜浅漬andピリ辛糸コンニャク

2012年07月29日 | 料理



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前回のブログで書いたように、塾は天下分け目の天王山(関ヶ原)の真っ直中。

ハードスケジュールを消化して帰宅すると、難しい問題をテーマにブログを書くことは、なかなか難しいですね。

そこで、講習期間中は、酒の肴にする料理をテーマとすることを、前回のブログで説明しましたが、だからと言って、私はいつも晩酌するわけではありません。

今日は、ビールの肴として、「夏野菜の浅漬け」と、「ピリ辛糸こんにゃく」の二品の料理の作り方を紹介します。


夏の野菜には、かぼちゃ、なす、きゅうり、オクラ、トマト、モロヘイヤ、ズッキーニ、ピーマン、ゴーヤなどがあります。

これらの夏野菜の摂取により、体を冷やす作用や、夏ばて防止効果などが期待できます。

ビタミン類も豊に含まれている旬の夏野菜を、美味しく料理して、しっかりと食べましょう。

   

【料理名:夏野菜の浅漬】



夏野菜のきゅうりとなすを使い、香味野菜の茗荷と生姜で味覚を刺激して食欲を増進させ、塩昆布と鰹の削り節で味を膨らませ、ビールの肴にしました。

【材料】

きゅうり

なす
みょうが
しょうが
塩昆布
鰹削り節


【作り方】


きゅうりを輪切りに、なすは縦に切って輪切りにし、塩で浅漬します。

香味野菜のみょうがは薄切りに、しょうがは千切りにしておきます。

きゆうりとなすからは、浸透圧によりかなりの水分が出ますので、絞って水気を切り、塩昆布とカツオの削り節を入れ、塩気が足りない場合は醤油を垂らし、全体を混ぜ合わせれば出来上がりです。


【料理名:ピリ辛糸こんにゃく】



味覚を刺激する食品は、夏バテ気味の食欲を増進し、ビールの肴としても適しています。

塩気もそういった意味で食欲増進効果はありますが、塩分の取り過ぎは禁物ですので、それをカバーするためにも、香味野菜・辛子・わさび・唐辛子などを効果的に使いたいものです。

【材料】

糸こんにゃく
イカ明太
唐辛子輪切り
出汁醤油
小ネギ



【作り方】

糸こんにゃくは、適当な大きさに切り、熱湯で茹でてアク抜きをします。

糸こんにゃくをフライパンで炒り水気を飛ばします。

炒めたら唐辛子と出汁醤油を加え、上の画像のようないか明太が売っていましたのでそれを加え、全体に火が通れば出来上がりです。

最後に、盛り付ける時に、刻んだ小ねぎを散らして出来上がりです。


【今日の器】



佐伯守美(もりよし)の特徴的な象嵌樹木文のビアマグです。

背景処理の泥彩も趣があります。

個人的にも、この作家とは交流があり、現代陶芸作家の中でも力量は抜きん出ている陶芸家であることは確かです。

今日の料理を盛った皿も佐伯守美の作品で、実用的な食器を作らせても力量を感じる作家です。

佐伯守美について、以前のブログで取り上げましたので、興味ある方は参考にご覧下さい。

マッキーの現代陶芸入門講座(26)…佐伯守美の陶芸・新たな地平を求めて






マッキーの男の料理・その55:ビールのつまみ…春雨サラダ

2012年07月26日 | 料理



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学校も夏休みとなり、教室ではサマースクール第一弾、夏期講習が始まっています。

6時前には起床し、(年取ったせいか5時前には目が覚めてしまいますが)7時過ぎには家を出ます。

午前9時から午後9時まで、10時間30分の授業を行い、帰宅は午後10時過ぎというハードスケジュールの業務が続き、時計の日が改まってから就寝。

本当は、大津のいじめ自殺事件を取り扱い、いじめについて深く洞察したいと思いますが、こうした生活が続いていると、この重い話題はなかなか筆が進みません。

時間に余裕ができたら、ぜひまとめたいテーマです。

私のブログは教育ブログのジャンルに入りますが、しばらくは帰宅後の料理について綴りたいと思います。

「帰宅後に男の料理とは元気だねえ。」と言われそうですが、短時間で作るクリエイティブな料理は、心身のリラックス効果が期待できます。

梅雨が明けて、仕事後のビールが美味しい季節となりましたが、ビールのつまみとして美味しく簡単に作れる料理を紹介しましょう。

きょうの料理は、春雨を使ったサラダです。

ネットで検索してプリントした資料を参考に、帰宅途中で料理を考え、食材をお店で調達して帰ります。

今回春雨に混ぜた食材は、電車の中で浮かんだもので、作り方も食材もネット上のレシピを離れ、できるだけ自分で考えることが、料理する楽しみを倍加させます。

ただし、使う食材の基本的な調理法は、各種レシピで最低限押さえておく必要があります。

そうしないと、かつて私が失敗したような、例えば生のゴボウをささがきしてサラダにそのまま使ったりするような初歩的なミスを犯すことになります。

おまけに、この生ゴボウ入りサラダは、数人のお客様の料理とし作ったもので、さぞかしワイルドな味と歯触りのゴボウだろうと思いつつ、これらのお客様は召し上がったのだろうと思うと、冷や汗ものの出来事でした。

【料理名:春雨サラダ】




【材料】

春雨
鶏ささみ
きゅうり
きくらげ
ポン酢
わさび
ごま油


【作り方】

春雨ときくらげを熱湯でもどしておきます。

春雨は5cm,きくらげは適当な大きさに切っておきます。

鳥のささみは、電子レンジで加熱して、手で割くか、包丁で千切りにしておきます。

きゅうりは、千切りにしておきます。

以上の材料をざっくりと混ぜ合わせてポン酢を加え、チューブ入りのわさびを適宜加え混ぜ合わせて出来上がりです。



【今日の器】

ビールジョッキは、岡野法世の信楽窯変麦酒呑です。

面取りされた外面は炎で焼かれ、ビードロが内側までも垂れています。

ワイルドな印象を受ける陶器のジョッキは、冷えたビールを美味しく飲むことができます。

人為的な成形と、炎芸術としての焼成が織りなすコラボが、土物の焼き物の魅力です。



今回の料理を盛った器は、浦口雅行の青磁の皿です。

青磁の色合いは、浦口の師匠である三浦小平二を感じさせます。

イカ明太を盛った器は、柴岡紘一の備前の小皿で、重宝する器です。



硝子の器に盛ったらっきょうは、今年漬け込んだ自家製の甘酢漬けです。



また、志野焼の皿には、山で採ってきたわらびの酢漬けです。



今回の春雨の味付けはポン酢とわさびですが、わさびに代えてラー油を使ってピリ辛にして、ビールのつまみとするのもよいでしょう。

家庭でビールを飲む場合、缶から直接飲むことも多いでしょうし、器に注ぐ場合、多くはガラス製です。

しかし、陶磁器、特に陶器のジョッキは、ビールの発砲も良く、ビールを呑む雰囲気を楽しむことができます。

磁器のビールジョッキは、取っ手付きが良いと思いますが、陶器のビールジョッキは、手に直接持つ取っ手無しの方が、陶器の土物の肌触りや焼成の表面の感触を直接手に味わうことができます。


マッキーの男の料理・その54:らっきょうの甘酢漬け

2012年06月27日 | 料理



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馴染みのらっきょうですが、保存食として各家庭で漬けられていた時代と異なり、食べたいときにスーパーなどで買ってきて間に合わすといった方が多い昨今です。

それは、作ることを思い立っても、らっきょうの旬が比較的短く、材料がそろわないといったことも、家庭で作らなくなった一因でしょう。

今日は私が毎年作ることを恒例とし、食べて美味しくかつ健康にも良い食べ物であるらっきょうの甘酢漬け』の作り方を紹介します。

らっきょうを調理する時に、最も大切なこととして留意すべき点は、らっきょうの品質です。

どんなに工夫しても、品質が悪いらっきょうを使ったら美味しい甘酢漬けはできません。

それを力説するのは、初めてらっきょうの甘酢漬けを作ったとき、意気込んでいっぱい作ったのですが、らっきょうの品質が悪く、不味くて食べるのを躊躇する結果となった経験を持つからです。

今回のらっきょうは、築地の場内売り場で10kg入の箱で購入してきました。

私が毎年使うらっきょうは、鳥取県の砂丘らっきょうです。



今回使った「ふくべのらっきょう」は、場内売り場で買ったので新鮮であることは確かですが、例年に比べてらっきょうの粒が不揃いな点が気になりました。

しかし、漬け込んだ直後ですが、今年はかなり上等な出来具合のらっきょうの甘酢漬けが完成したと自負しています。

本当は食べていただいて感じてもらうのが一番ですが、残念ながらブログですので、下の画像を見ながら食べたつもりになって下さい。

冗談はさておいて、ではらっきょうの甘酢漬けを作るポイントを、今年の作業を参考に簡単にまとめましょう。

いつもながら、教室から帰宅した後の深夜に作業をするので、一気に全部使えず、6kgと4kgに分けて、まずは6kgのらっきょうを調理した様子を今回はまとめます。


【らっきょうの甘酢漬け】



一週間程度の浅漬ですが、シャキシャキ感が残り、味と歯ごたえは満足できる甘酢漬けができました。


【らっきょうの甘酢漬けの作り方】

買ってきたらっきょうは、すぐに品質が落ちるので、間をおかずできるだけ早く調理します。



まず、冷水で綺麗に洗い、根付きと茎の部分を切りますが、初心者は両方を思いきって切ったほうが成功率は高いでしょう。

なぜなら、初心者はらっきょうの品質を見極めることが出来ないので、品質の悪いらっきょうの場合、切り方が少ないと繊維質が残り、食味が悪くなる場合があるからです。

これらのことは、私が経験して得た知恵ですので、間違いありません。



再びきれいに洗った後、2~3日塩漬けしますが、初心者こそこの「塩漬け工程」を省略せずに行ったほうが、成功率は高いと思います。

1~2週間程度と期間の幅はありますが塩漬けする方法や、全く塩漬けを省略する方法も、レシピとして紹介されていますが、できれば2~3日塩漬けする方法が良いと考えられます。

なぜなら、塩漬けの過程で殺菌作用があり、浸透圧によりらっきょうの水分が減少している分、その後のらっきょうの成熟がうまくいくと考えられるからです。

本格的な塩漬けに比べて短い時間ですので、塩抜きをする必要はなく、水洗い程度で十分であり、洗う途中で食味が悪くなる薄皮もきれいに取れる副次的効果も期待できます。

塩漬け後のらっきょうを食べてみても、さほど塩辛くなく、また漬け込む甘酢に塩は入れませんので、らっきょうの甘酢漬けに一味パンチを効かせる効果が、塩漬けにはあります。



塩漬けしたらっきょうを洗って、鍋に湯を沸騰させ10秒程度表面を殺菌する気持ちで湯にくぐらせます。

量が多い場合、湯の温度が下がらないように、小分けにして湯にくぐらせ、ザルに受けてすぐに冷まします。

湯は沸騰していないとこの作業の意味が無く、だからといって低くなった温度を上げるために長い間らっきょうを湯につけることは、らっきょうのシャキシャキ感を損なう結果となります。

この作業と並行して、甘酢を作ります。

らっきょう1kg当たり、水150cc、酢350cc、氷砂糖250gを混ぜあわせますが、まず水に砂糖を加えて一煮立ちさせて、冷めた後に酢を加えて、甘酢を作ります。

酢の主成分は酢酸ですが、酢は鼻を突くにおいがしますが、それは常温でも酢酸が気化している証拠です。

したがって、初めから酢を入れて、氷砂糖が解けるまで熱すると、酢酸が気化して、成分の割合が少なくなることが考えられます。

また、水と砂糖の量的な関係からすると、砂糖は飽和状態に近くなっていますので、この段階で砂糖が溶け切らない状態でも、後で酢を入れますので、溶けきらずに砂糖が残っていても、あまり気にすることはありません。

つけ込む容器を熱湯で煮沸して消毒し、瓶を冷ましてその中にやはり冷めたらっきょうと甘酢を入れ、冷暗所に保管します。

どの程度漬かったか毎日食べてチェックするのも、後々の経験として役立つでしょう。

完成前のらっきょうの浅漬もさっぱりして美味しいものです。

毎日チェックすると1週間ほどでらっきょうの甘酢漬けらしい味になり、2週間ほどで味が定着します。

ポイントは、らっきょうのこのシャキシャキ感が1年間持つかどうかということで、そのことに影響する要素としては、らっきょうの品質・塩漬けの有無と期間・表面の熱湯消毒の時間・氷砂糖と酢の量・保存場所の環境などが考えられ、それらが上手くいくと美味しさが持続します。

市販の熱処理過多ならっきょうは、歯ごたえが無く、万民が好むように酸味が少なく、その分砂糖の含量を多くして保存を考慮しているので、比較すれば、自家製のらっきょうの甘酢漬けは格別の美味しさです。

それでも、納得した出来具合にするためには、そしてその家庭の味に合わせるためには、何回かの試行錯誤が不可欠です。

初心者は、くれぐれも作り過ぎずに、レシピだけにこだわらず、科学する心で論理的に考え、満足いく出来具合になったら、沢山作って楽しんで下さい。

さまざまな香辛料を加えた西洋のピクルスに対し、日本のらっきょうの甘酢漬けは、シンプルにして奥の深い味わいが特徴です。




冒頭の「ふくべ砂丘らっきょう」の箱の画像に、「健康のため毎日4個ずつ食べましょう」と印字されています。

そこで、らっきょうの効能を載せておきましょう。

『らっきょうは殺菌効果、利尿、発汗、整腸作用があり、昔から薬用植物として 広く利用されてきました。

栄養価にすぐれ、なかでも薬効成分のアリシンは殺菌効果だけでなく、 ビタミンB1の吸収を助け、疲労回復、スタミナアップの強い味方です。

らっきょう特有の香りの正体は硫化アリルという薬効成分で、硫化アリルは糖質を分解しエネルギーを生み出すビタミンB1の働きを効果的に持続してくれるため、疲労の回復や夏バテ防止に役立ちます。』


ちょっと手間をかけた自家製のらっきょうの甘酢漬けは、
その家庭が好む味に仕上げることができるので、
市販のものよりも美味しいことは確かであり、
これから暑くなる季節を迎え、上の効能も期待できる料理です。



マッキーの男の料理・その53:今年の進化した「青山椒の醤油煮」and「ちりめん山椒」

2012年06月11日 | 料理



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今年は築地から、高知越知町の仁淀川山椒を2箱(500g×2)買ってきて、我が家では恒例の山椒の醤油煮を作りました。

高知県産を使うのは初めてでしたが、品質は良かったと思います。



一箱は例年通り、実に付いている小枝までしっかりと取って調理し、もう一箱は初めて小枝をつけたまま調理しました。

私が小枝と呼んでいる山椒やさくらんぼのように、実のついた小さな枝の正式名称は、花柄に由来し、果柄(かへい)とよばれます。

この小枝は、普通に煮詰めても、なかなか柔らかくなりません

したがって、修行をしているような気の遠くなる小枝を取る作業が、経験者は知っての通り、とても大変なのが青山椒の調理です。



今回の画像は、下の画像のように小枝をしっかりと取った青山椒を使った時のものです。




【青山椒の醤油煮】



小枝を取ると、正味400gになりますので、購入時から比較するとおよそ20%ほど重量比で少なくなります。

青山椒を丁寧に洗い、沸騰した湯で5分程度茹で、冷水にさらして、アクを抜きます。

今回は、冷水にさらす時間は、ほんの20分程度でした。

なぜなら、今回は枝付きの青山椒を含め、圧力鍋を使って実を柔らかくすることにしていたので、揮発性の成分はいつもよりも飛んでしまうことを想定したからです。

いずれにしろ、青山椒のアク抜き時間は、出来上がった青山椒の醤油煮の味覚に大きく影響しますので、刺激的な味覚が好きな人は少ない時間、刺激が苦手な人は時間を長く冷水にさらすことが必要です。



圧力釜を使った後から、本格的な味付けをするつもりでしたので、薄味で酒・薄口醤油・味醂を加えて、5分ほど圧力調理します。

このあとに調理した小枝付きの青山椒についても、
今回の調理法で小枝が柔らかくなることを確認!
…これは極めて重要な発見!


青山椒の調理をする時、圧力鍋を使う場合、小枝を取るかまたは小枝をついたまま調理するかは全く自由ということになり、とんでもなく大変な小枝処理から解放される発見でした。

圧力釜を使うことにより、100度を超える調理を行うことになりますが、その温度により青山椒に含まれる成分の熱による分解が原因で、本来持っている青山椒の味・香りが損なわれる可能性も指摘されますが、一般的な鍋で長時間煮詰めるのと、結果的には大きな違いがないことが分かりました。

ただし、圧力処理した後、減圧せずにそのままにしておいたので、正確な調理時間は不明です。

正確に圧力処理する時間を計るためには、処理後すぐに減圧して、出来具合を確認する必要があります。

どなたか圧力処理時間と青山椒の出来具合との相関関係を研究してみてください。



圧力調理した青山椒に調味料を追加して、瓶詰めで1年間持つように少し濃いめの味付けを施します。

それを、殺菌した瓶に詰めて冷蔵庫に保管し、必要なときに取り出し調味料をして使用しますが、保存用には実が浸るくらいの汁気が必要です。


【ちりめん山椒】



では、次に出来上がった青山椒の醤油煮を使った、ちりめん山椒を作ります。

今回は、築地から良質のちりめんじゃこを400g買って来ました。

そのちりめんじゃこを、素早く熱湯で茹でこぼしザルに受けます。

酒・味醂・出汁・薄口醤油を鍋に入れ、そこに茹でこぼしたちりめんじゃこを入れ、煮詰めていきます。

最後に、作りたての青山椒の醤油煮を、その汁とともに追加して、あらかた汁けがなくなるまで煮詰めれば出来上がりです。



できたちりめん山椒を、半日日陰で天日干しをします。

干すと全体が美味しそうな色に変わり、歯ごたえのあるちりめん山椒が出来上がります。

あまり干さないで柔らかいままのちりめん山椒も味わい深いのですが、どちらかと言えば、私はジャコがくっつかない状態に乾燥するまで干したものが好みです。




より細かい青山椒の解説は、下のブログを御覧ください。

マッキーの男の料理・その23…『青山椒の醤油漬けandちりめん山椒』





『ちりめん山椒』を口に含めば、
日干ししたちりめんじゃこの歯ざわりと、
青山椒の独特な刺激とのコラボを楽しむことができるでしょう。

そして噛めば噛むほど、
小魚の滋味が醤油などの調味料により引き立てられ、
病みつきになる美味しさを味わうことが出来ます。


マッキーの男の料理・その52:山椒の葉の佃煮を使ったお茶漬け

2012年05月26日 | 料理



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我々日本人の血には、狩猟民族であった頃の生活の残像が、脈々と流れているようだ。

春が到来し、山の木々も芽吹き、山菜が芽生える頃、そわそわしてくる人も少なくない。

独特の風味を持つ山菜は、食卓に季節感をもたらし、春を味わう喜びを提供してくれる。

世界的にも稀なほど四季がはっきりとした日本に住む私たちは、その四季折々の自然を楽しむことにより、心豊かな生活を送ることが出来る。

今年も出かけた山菜採りの様子はブログで綴ったが、マッキーの山登り:幼児の初めての山登りが山菜採り!?採れた山菜の料理について、今回のブログで報告しよう。

今回採ってきた山菜は、モミジガサ・ハナイカダ・ミツバ・山椒の若葉の4種類だった。

モミジガサはおひたしやごま和え、モミジガサとミツバは卵とじ、ハナイカダは天ぷらなどに料理して、山菜の味覚を味わった。

どちらかと言えば、山菜料理は素材の風味を活かすために、シンプルな料理がベストだろう。


ハナイカダの天ぷら



ミツバとモミジガサの卵とじ


お弁当のおかずになったモミジガサのおひたし

山菜採りで持ち帰った山椒の若葉を佃煮に仕上げ、それを使ったお茶漬けをいただくことは、私にとってこの時期の楽しみである。

それは、単なるお茶漬けではなく、気に入った抹茶茶碗を使っていただく、特別なお茶漬けだ。

山椒の若葉は、葉柄から葉だけを摘み取り、酒と醤油そして少々の味醂で煮詰めて佃煮を作る。

今回は、山から採ってきた葉柄のついた状態のものを、圧力釜で数分炊き上げ、その状態から硬い葉柄を手で取ると、比較的簡単に葉と葉柄を分離できるばかりか、葉が柔らかくなるまで相当な時間を要したものが、短時間で済ますことができた。



今年使った茶碗は、唐津焼の中里重利の作品である。

唐津焼は、抹茶茶碗として、楽焼萩焼と並び、趣きのある使い易い焼物である。

今回の茶碗は、草文と皮鯨の絵唐津で、釉薬の掛かりに変化があり、梅花皮風の景色も趣がある、使う楽しみのある器だ。

皮鯨(かわくじら)とは、口縁に一回り鉄釉で縁取ったもので、それを鯨の皮と脂肪との対比に例えた呼び方であり、器全体を引き締める役割をしているように思われる。

また、梅花皮(かいらぎ)とは、釉を厚く掛け過ぎたり、焼成不足のために釉が十分熔け切らず、鮫肌状に縮れたのもをいい、茶碗では、これをひとつの見所とし、井戸茶碗では、腰部や高台脇の梅花皮は約束ごととされてる。

不完全な結果として生じる状態を、完全なものよりも高く評価し、芸術の域まで高めることが、日本人は得意なようだ。


1989年 銀座黒田陶苑で購入した作品







土物である陶器は熱伝導率が小さく、日頃使う磁器の茶碗と異なり、手に持った感触は優しい。

土と釉薬が織り成す器の趣は、陶芸家の技焼成の偶然性が高度に融合した結果により創り出される。

今回は濃いめの抹茶入り玄米茶をご飯に注ぎ、収穫量から比べ貴重なほど少なくなった山椒の葉の佃煮(下の画像)をその上にのせていただいた。



陶器の抹茶茶碗の他に、塗の漆器も趣があり、お茶漬けを美味しく頂くことができる。

下の画像は、根来椀を用いたお茶漬けであるが、やはり熱伝導率の小さい漆器は、手に優しい。

特別なお茶漬けは、手間を省いてどんぶりなどで食べてはいけない。



そのお茶漬けを口に含めば、
山椒のあの独特な香りと味覚が、
家に居ながらにして、
新緑の山里に住む、
世俗世界を離脱した隠者の世界に、
あなたを導くことだろう。

・・・ちょっと大げさな表現だったが、
「山椒の葉の佃煮」のお茶漬けは、
清貧の食事だが実に美味しい!




マッキーの男の料理・その51:きゃらぶきandふきの葉の佃煮

2012年04月18日 | 料理



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この時期、栽培したものですが、スーパーなどでふきが店頭に並んでいます。

時期的に自然界では、ふきのとうの季節であり、私も今年に入って2回ほど、ふき味噌を作って春の香りと味覚を楽しみました。

今回は、売られていたふきの葉がついた柄の部分を買ってきて、ふきの茎の佃煮と、葉を使った佃煮を作りました。

【料理名:きゃらぶきandふきの葉の佃煮】




【材料】(量はすべて適宜)

ふき一束
しょうゆ
みりん

砂糖
唐辛子(お好みで)

はながつお(葉の佃煮)

【作り方】

ふきの茎をスポンジで洗い、汚れと表皮についている毛を取り除きます。

きゃらぶきの佃煮を作るとき、茎の表皮をむくのかむかないのか、それが問題となります。

熱を加える時間が少ない料理では、そのままでは食味が悪いので、皮をむいたほうがよいでしょう。

佃煮風に仕上げる場合、加熱時間が長いので、皮はむかなくてもまったく問題ありません。

当然、素材の準備段階で繊維質の皮が剥けてきますが、それらは取った方がよいでしょう。



茎は適当な大きさに切って、葉と一緒に10分程度湯がきます。

それを冷水にとって、1~2時間程度、あく抜きの為にさらします。



酒・みりん・しょうゆ・砂糖を加え加熱し、そこにふきの茎を入れ、煮詰めます。

加熱時間とどの程度佃煮風に仕上げるのかの関係は、まったくの好みで、仕上がった状態とその家庭の好みを、試行錯誤して決定したらよいと思います。

レシピ通りがベストとは決して限りません。

きゃらぶきは、その独特の香り(嗅覚)、若干残る苦み(味覚)、茎の繊維を噛むときの歯触り(触覚)、そして丁寧に仕上げた見栄え(視覚)という、料理を味わうための人の持つ知覚器官を楽しませてくれます。

料理には、たくわんを咀嚼するときに出る音や、冷えたビールが喉を通るときに出る音など、聴覚も美味しさを増幅する感覚であると思います。

すなわち、料理は人の感覚器官である五感を総動員して味わうものであり、またそれらの感覚器官を美味しいと知覚させるのが、素敵な料理ということになるでしょう。



今回は、ふきの茎についている葉も、別料理として佃煮風に仕上げました。

味付けや材料は、茎の料理とまったく同じです。

ただし、葉の佃煮には、花かつお一つまみを入れて、煮詰めて佃煮にしています。

ふきだけの純粋な風味を楽しむためには、葉のみで佃煮に仕上げる方法もあります。



ふきの葉の佃煮(花がつお入り)

無論、野や山に出かけて、自分で採ってきた食材を用いた料理は、それを味わいながらにして今し方歩いた自然が目に浮かび、季節を最も堪能することができます。

しかし、たとえその食材が栽培で作られたものでも、やはり旬の食材を用いた料理は、季節を楽しむには欠かせません。

山野草や花木の開花が、その時期になると待ち遠しくなる人がいるように、ある季節になると口にしたくなる旬の料理を列挙できる人は幸せです。

清貧の生活でも、
どんなに費用をかけた料理よりも、
心をそして人生を豊かにしてくれる料理は存在します。



マッキーの男の料理・その50:茎わかめの佃煮・2012

2012年03月29日 | 料理



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春先が旬の茎わかめを使って、私は毎年佃煮を作ります。

このブログでも何回か取り上げていますが、今年も「茎わかめの佃煮」の作り方を紹介しましょう。

我が家では、すぐになくなってしまうほど人気?、と言うか、私がいっぱい食べるせいか、タッパーに入れた「茎わかめの佃煮」は、しばらく持つだろうと思っていても、なくなるのが早い料理です。


料理名 『茎わかめの佃煮』



【材料】・・・量はすべて適宜


茎わかめ
しょうが
乾ししいたけ
出汁
しょうゆ
みりん

砂糖


【作り方】

塩蔵の茎わかめを、たっぷりの水で塩抜きします。

浸透圧の関係で塩抜きされるので、多めの水で塩抜きすると時間を短縮することができます。

塩抜きした茎わかめを、繊維に沿って幅4~5mm、長さ4~5cmほどの大きさに切ります。

根気よく丁寧に切ると、出来上がりが綺麗で、美味しく感じられますので、手を抜かないように。

場合によっては省略してもよいのですが、切った茎わかめを沸騰した湯にくぐらせ、ざるにとります。

乾ししいたけは、あらかじめ水で戻し、軸を取り薄切りにします。

しょうがは、千切りにします。

食材は、下の画像のように処理しておきます。



酒・みりん・しょうゆ・出汁(昆布だししょうゆ・顆粒だしなど)・しいたけの戻し汁を入れ、少々の酢を加えて加熱し、そこに準備した食材を入れ、最後に砂糖を適宜入れ加熱します。

まめにアクをすくい、味を調節しながら焦がさぬように煮詰め、水気を飛ばして出来上がりです。



今回は、深みのあるフライパン(天ぷら用厚手の物)を使いましたが、全体の水分量と火加減を調整して、好みの硬さに茎わかめを煮詰めることが肝心です。

茎わかめを繊維を切断するように切らずに、繊維に沿って切るのは、噛んだときに繊維質を感じることが、美味しさにつながると考えるからです。

したがって、煮詰める時間も好みで調節して、煮詰め過ぎて柔らかくなり過ぎないようにしたほうがよいでしょう。

食材として茎わかめは、昆布と異なり、本格的な佃煮には適していないと考えられます。

なぜなら、一般的な佃煮として、じっくりと煮つめ味を含ませると、わかめは軟らかくなり過ぎ美味しくありません。

したがって、私の作る「茎わかめの佃煮」は、年々煮つめる時間が短縮され、採れたての茎わかめの風味と歯ごたえを楽しむ料理に変化しました。


下のブログでは、茎わかめを使った、もう一つの料理も紹介しています。興味ある方はご覧ください。

 マッキーの男の料理・その70:旬の食材「茎わかめ」の佃煮2014


マッキーの男の料理・その49:小女子とダイコン菜のふりかけ

2012年03月20日 | 料理

 

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福島原発事故以来、小女子はちょっと不人気かもしれません。

私自身、小女子を買うときは、採れた場所がどこか気になります。

今日は、本当は美味しくて栄養のある小女子を使って、私がよく作るふりかけを紹介します。


【料理名:小女子とダイコン菜のふりかけ】



【材料】

小女子
ダイコン菜・・・なければ青物の野菜で代用
ゴマ
醤油
味醂



【作り方】


小女子は熱湯にくぐらせ、ざるに取りますが、若干の臭みなど気にならない方は、そのままお使いください。

鍋に、小女子・酒・醤油・味醂を入れ、アクを取りながら煮つめていきます。

途中で、ダイコン菜を入れ、最後に白ごまを入れて、水気を飛ばしてできあがりです。

熱いご飯に振りかけて、召し上がってください。


子女子はイカナゴの別名で、兵庫県淡路島播磨地区から神戸市にかけての瀬戸内海東部沿岸部では、イカナゴは いかなごの釘煮という郷土料理で親しまれています。

今度は、この「いかなごの釘煮」に挑戦してみたいと思います。


マッキーの男の料理・その48:大根and人参の柚子風味酢漬け

2012年01月29日 | 料理



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今日の一品は、正月に食べたいと思い立って作った、一般的に言えば「柚子大根」であり、ニンジンもたっぷりと入れたので、「大根and人参の柚子風味酢漬け」と銘打った料理です。


料理名 『大根and人参の柚子風味酢漬け』



【材料】・・・量はすべて適宜

大根
ニンジン
柚子
昆布


砂糖
鷹の爪(好みで)


【作り方】

大根と人参は、適当な大きさの拍子切りにして、たっぷりの塩で数時間下漬けをして、浸透圧により余計な水分を除きます。

この浸透圧という考え方は、料理にはとても大切なことで、材料の細胞や固形物に対して、味付けする時のさじ加減や時間微妙な影響があり、念頭に置くべきキーワードです。

柚子は果汁と果皮に分け、果皮は内側の白い部分をスプーンでこそげ取り、千切りにしておきます。

昆布を湯で戻して、千切りにしておきます。

酢に砂糖と柚子の絞り汁、そして千切りの柚子の皮と昆布を加え、そこに下漬けした大根と人参を、水分を切って入れます。

砂糖は、気持ち多めに入れたほうが、美味しく出来上がります。

酢の代わりに、梅酢があれば、それを用いると風味が複合して、一味違った食べ方ができます。

強めの塩加減で下漬けをしていますので、漬け汁に塩を入れる必要はありません。

下漬けを経ることにより、先ほど説明した浸透圧を上手く利用して、大根と人参に素早く柚子の風味を加味することが出来るでしょう。

主に大人が頂くなら、鷹の爪の小口切りをいれて、ピリ辛にするのも美味しい食べ方です。

酢は健康食品として、注目されていますので、酢漬け料理はそういった意味でもお勧めです。

酢の具体的な効能・効果は、食欲を増進高血圧の予防疲労回復作用カルシウムの吸収率向上血中コレステロール値の上昇抑制などが期待できるとされています。


酢は無論酸性を呈することは、小学生でも知っていることですが、酢は体を弱アルカリ性に保つのに役立つアルカリ性食品です。

「アルカリ性食品」か「酸性食品」かは、体内に入って血液を酸性にするかアルカリ性にするかによって決まります。

梅干しのように、口の中に入って酸っぱいかどうかが、「アルカリ性食品」か「酸性食品」の決め手ではありません。

小学生の理科で学習しますが、酢の主成分は酢で、他に60種類以上の有機酸が含まれています。

その酢酸および有機酸のほとんどは、体内に入るとクエン酸に変化して、クエン酸回路と呼ばれるエネルギー代謝活動を促します。


体や頭を使うと、代謝物として乳酸が増えますが、クエン酸はその乳酸を分解し疲労回復に役立つことが知られています。

今日の料理は、健康に良い酢の摂取と、季節の柚子の風味を楽しむことができます。

また、刻んでサラダなどのドレッシングの材料としても活用できるでしょう。


(大根・人参の他に、セロリやレンコンを入れても美味しい。
私の癖で、しばらく酢漬けがわが家では続きました。)

 


マッキーの男の料理・その47:ピリ辛こんにゃく

2011年08月14日 | 料理



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今日のブログは、予約投稿機能を使って、パソコンのない故郷に居ながらにして、機械的に投稿されたものです。

この機能を使った場合、ブログのランキング等に、 Ping送信がされていないようですので、悪しからず。


夜遅く帰宅してから、缶ビールを飲むことがしばしばあります。

タッパーに入れて冷蔵庫に保存してある今日紹介する料理などは、そうした時の酒の肴に重宝します。


私の料理には、こんにゃくが度々登場しますが、カロリーが少なく、また男の料理として簡単にできることが、その理由です。

「突きこんにゃく」よりも、「板こんにゃく」のほうが比較的安いので、今回はそれを買ってきてせん切りにします。

面倒であれば、突きこんにゃくを買ってきて使ってもよいでしょう。


今回使った食材は、板こんにゃく・さつま揚げ(今回使ったものは蒲鉾を揚げたもの)・干しシイタケ・唐辛子・ごま油・酒・しょう油・みりん。

さつま揚げの代わりに、ベーコンやハム、肉類を千切りにして入れても美味しいと思います。(……無論、実際に作ってみた感想ですが。)

こんにゃくは、茹でてあく抜きをしてから使います。

鍋に、ごま油を入れ、そこに千切りした板こんにゃく・短冊切りにしたさつま揚げ・干しシイタケ・小口切りの唐辛子を加えて、酒・しょう油・みりんなどの調味料を入れて、水分が飛ぶまで炒めて出来上がり。

こんにゃくを少し大きい賽の目に切って、他は何も入れずに上記の調味料に砂糖を加えて煮詰め、一晩置くと、やはり美味しい酒の肴になります。


10時をとっくに回って帰宅してから作る料理ですから、短時間にできることが条件です。

しかし、「男の料理」とは、このように短時間で簡単にできる料理の他に、丸一日以上かけて作る、とても凝った料理も挙げられます。

毎日の料理に頭を悩ます女性陣に対して、いい気なもんだと形容して差し支えないほど、男は凝ってしまうことがあるのです。




男性も厨房に入り、酒の肴になる簡単な料理程度は
生活力向上も兼ねてどなたも研鑽すべきでしょう。

将来いつなんどき、その生活力が必要となるか分からない時代ですから!

……と言うのは言い過ぎでしたが、「限られた時間で作る私の簡単な料理」が、男性同志諸君の生活力向上に微力ながら役立てば幸いです。

 

 


マッキーの男の料理・その46:山の幸・・・わらび・モミジイチゴ・青山椒を味わう

2011年07月01日 | 料理



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前回のブログで載せた山菜山行で採って来た山の幸を料理します。

マッキーの山登り:花咲き乱れる尾根のわらび・モミジイチゴ・青山椒そしてミツバ


山菜を採って来た責任上、山帰りの夜、疲れていても、せっせと下ごしらえをしなければなりません。

釣りもそうで、釣ってきたものは、自らの手で料理して食卓に出す覚悟が必要です。

それが、家計から出費してもらい、趣味を楽しんだ者の、せめてもの罪滅ぼしと言えるでしょう。

では、わらび・モミジイチゴ・青山椒・みつば、そして駅で売っていたワサビの茎と葉、これらを使った料理を今回のブログで紹介します。 

 

【わらび】

わらびは、採って来たその夜に、まずアク抜きをします。

なべいっぱいにお湯を沸騰するまで沸かし、火を止めて採ってきて洗ったわらびをその中に投入します。

重曹を入れて蓋をして、一晩そのままにしておきます。

私は、その次の日の晩に料理をする予定でしたので、翌朝塩を少し入れた水に換え、鍋に入れっぱなしにしておきました。

それは、水溶性のわらびの微量の毒をできるだけ除くことにも役立つと考えたからです。 


(わらびの一本漬け)

市販の昆布つゆと酒と若干のみりんを配合した液をタッパーに入れ、アク抜きしたわらびをその中に漬け込みます。

山形地方でよく行われている「わらびの一本漬け」ですが、独特のぬめりと歯応えを兼ね備えたわらびを、酒の肴にして一献傾けるのもよいでしょう。


(わらびの酢漬け)

いわばわらびのピクルスを作るわけです。

酢と塩と酒、それに若干の砂糖を入れ、唐辛子の小口切りしたものも好みで入れて、その中にわらびを漬け込みます。

自宅でらっきょうを漬け込む方は、そのらっきょう酢を使ってわらびの酢漬けを作るのも経済的です。

さまざまな料理に添えて出すには、この調理法のわらびは最適と言えます。


【モミジイチゴ】

タッパーで持ち帰っても、モミジイチゴは痛みやすく、帰宅後できるだけ早く処理することが必要です。

モミジイチゴには、ゴミや昆虫がついていることがあり、冷水できれいに洗います。

それを二つに分け、一つは木いちごのジャムに、もう一つは木いちごのリキュールに調理しました。


(木いちごジャム)

一般的なジャム作りの方法で作れば出来上がり。

下の画像では種が多そうですが、実際にできたジャムは、ほとんど種は気にならない甘酸っぱく色鮮やかなオレンジ色の美味しいジャムに仕上がりました。

酸味の加減に多くのジャムにはレモン果汁を入れますが、今回は何も添加せず酸味も程よく加わったジャムになりました。

また、ゲル化剤も不要で、上手い塩梅に固まりました。

 

 
(木いちごリキュール)

スミノフの赤ラベル(アルコール度40度)に、氷砂糖とともに入れました。

およそ2~3ヶ月木いちごを漬け込んだ後、実を濾して出来上がります。

夏の終わり頃、このリキュールの出来栄えを、報告したいと思います!

私のリキュールは、どちらかというと甘みが強く、それは氷砂糖が溶解したアルコールと中に漬け込んだ果実との浸透圧を大きくすると、より多くの果実成分を抽出できるのではないかと、期待しての事です。

たぶん、アルコールにそのまま漬け込んだだけでは、アルコールに溶解する成分だけが抽出されるだけで、多くの成分は果実に残ってしまうことになるのではと、私は考えるからです。

おまけに、出来上がったリキュールは、氷を浮かべた小さなグラスで、食前酒として少量飲むことが多く、がぶ飲みするわけではないので甘さは気にならないのではと思います。

さらに、食前酒として複数の人と飲むことが多く、お酒をあまり飲めない方も甘さにつられて、美味しく頂けるので、甘いものが嫌いな飲兵衛は少し我慢しましょう。


【青山椒】

大変なのは、山椒の実から小さい枝を取り除くこと。

そのまま付けて調理するようなレシピもありますが、やはりとったほうが良いと思います。

今回は正味236gの青山椒を使って、青山椒の醤油漬けを作りました。

マッキーの男の料理・その23…『青山椒の醤油漬けandちりめん山椒』


(青山椒の醤油漬け)

今回は、山椒のアク抜きを5分程度沸騰したお湯で茹で、冷水に取る程度にして、即その山椒を料理に使いました。

青山椒のアク抜き時間は重要で、使う山椒の成分濃度にもよりますが、茹でたのち、口の中で咀嚼してどの程度の味かチェックしてみます。

その家庭で食べることができないほど、山椒の成分が強い場合は、冷水に取る時間を長くすれば、水溶性の成分は抜けます。

冷水に取る時間が長くなり過ぎると、折角の山椒の刺激が少なくなりますが、子どものいる家庭で使用を考えている場合は、一晩冷水に浸けておくのもよいでしょう。

鍋に青山椒と醤油・みりん・酒を入れて、30分ほど煮込みます。

汁分は残っていても差し支えなく、そのまま召し上がっても良いし、ビンに保存してさまざまな料理に使用しても重宝します。

この醤油漬けを作る段階で、砂糖を加え水分がほぼ無くなるまで50~60分煮詰めると、「青山椒の佃煮」となります。  


 【みつば】

天然の山菜としてのみつばは、水栽培の市販のみつばに比べ、また春先の天然みつばに比べても、全体に夏の日を受けて、硬くなっています。

そこで、少し火を通す時間の長い料理に、夏の天然のみつばは向いていると思います。


(みつばの卵とじ)

天然のみつばの料理としては、個人的にはこのみつばの卵とじが最も好きです。

卵が、中に入れた食材の風味を閉じ込める役割を果たし、その味や香りを楽しむには最適な料理と、私は考えるからです。

卵とじは、つくし・にら・穴子・エビ・白魚など、素材の風味を味わうのには、適した料理法だと思います。

卵は、タンパク質がすべてゲル化せずにある程度ゾルの状態、すなわちレア状態のほうが美味しく頂けます。


【ワサビの葉と茎】

駅の土産売り場の前に、だいぶ虫に食われた葉がついたワサビの茎が売っていました。

虫に食われた葉・・・何か汚らしいと思うことなかれ!

虫に食われた葉こそ、人間が食べても有害ではないという証!

一束250円・・・高いのか安いのか分かりませんが、上手く料理したら美味しそう。

という事で、お土産に買ってきたワサビの茎と葉を使って料理しました。


(ワサビの茎の昆布つゆ漬け)

ワサビはきれいに洗い、湯がいて使用します。

ワサビの茎を適当な大きさに切り、その茎と葉を市販のだし汁と若干の酒とみりんを混ぜた汁に漬け込みます。

この汁の中に、市販のすりわさびを入れれば、いっそう風味が増した大人の食べ物になります。

数日後から食べることができます。

 


(ワサビの茎の味噌漬け)

味噌と鰹節それに市販のすりわさびを混ぜた中に、わさびの茎と葉を食べやすい大きさに切って漬け込みます。

数日後から、食べることができます。

味噌と鰹節それにわさびのコラボと、ワサビの茎のシャキシャキ感が、食欲をそそることでしょう。

 
一回の山登りで採って来た山菜で、

さまざまな山の幸を味わうことができました。

「昨今のご時勢、例のあれは、大丈夫なの?」

ん~、私には分かりません。

ガイガーカウンターを持って無いし!