スーパーに出かけると、春を感じる食材が目につきます。今日はそうした食材を買ってきて料理しましたので、そのことについて綴ります。まずは、フキです。比較的価格も安く手に入りやすい食材です。フキの煮物を作りました。
ごま油で若干炒めた後、鷹の爪を入れて煮込みました。フキの若干の苦みと風味を楽しむことができました。フキノトウがあれば購入しようと思いましたが、店には出ていませんでした。フキ味噌も、春を代表する味だと思います。
アサツキは、思ったよりも高い価格でしたが購入しました。アサツキよりもノビルがあればほしかったのですが。アサツキは、軽く熱湯で湯がいて、酢味噌を付けて食べました。
下の画像のようにウドも売っています。ウドは、アサツキと同様に酢味噌を作って付けて食べました。農家で栽培されたウドですので、癖がなく子どもにとっても食べやすかったのか、美味しいと言っていました。
ミツバは年中売っている食材ですが、山菜取りが好きな私にとっては、ミツバは春の代表的な味です。今回は、適当な大きさに刻んで、塩もみをした後に出来立てのご飯に混ぜてその風味を楽しみました。
菜の花もこの時期売っています。菜花の名称で売っているものもあります。やはり、単純に辛し和えでその味を楽しみました。
最後は、私にとって思い出深い味で、春先に店に並ぶ食材です。それは、メカブです。メカブは、その味を楽しむ前に熱湯で湯がくところから楽しみが始まります。褐色のメカブが、熱湯に入れると鮮やかな緑色に変色します。子どもに見せるととても喜ぶことでしょう。湯がいたメカブは、粗くみじん切りにしてポン酢で食べました。
公園の植物も春らしくなってきました。下の画像の一番目は、寒緋桜です。寒緋桜を初めて見たとき、桜の種類だとは思いませんでした。ただ、河津桜はこの桜の子孫であり、現在でも長々と咲き続けています。二番目の画像は、ラッパスイセンです。二ホンスイセンのおしとやかな印象と異なり、自己主張の強いスイセンです。三番目以降は、椿です。サザンカが終わり、現在咲いているこのような花は、椿です。その木の下には、サザンカのように花びらではなく花が根元からそのまま落ちています。これは、サザンカと椿の区別の代表的方法です。春分も間近となり、ソメイヨシノの開花ももうすぐです。