こんにちは。こちらは現在14℃。最近はあつかったり寒かったり、移り変わりが激しいです。
今日のテーマは英語です。
留学する前は、
「アメリカに行く⇒英語に触れる機会が増える⇒英語が上達する!」
なんて考えていたこともありますが、意識的に自分から機会をつくらないとダメですね。ただ普通に暮らしているだけだと、英語を話すチャンスが思ったほどとれないです。英文を読む時間、英語を聞く時間は放っておいてもかなり増えますが、それでも漫然とこなしていると、すでに知っていることを復習するだけになってしまいます。例えば、知らない単語は英語やラテン語含め無数に出てきますが、やろうと思えば、意味を調べずにやり過ごすこともできます。
英会話に関しては、授業で発言するといっても、クラスの人数にもよりますが、発言したとしても、せいぜい数回だけになってしまいます。その辺での立ち話やランチにしても、絶対量が少なく、また、”自分ができる会話”をするだけで、その幅が広がるような感覚がありません。
他方、英会話会での教授のコメントによれば、「母語でも自分が使わないような言い回しは英語でも使わない」ということで、この点は自分も前からそう思っています。とかく英語になった瞬間に、知らない単語、フレーズがでてくると、知らないこと自体に焦りを感じることもありますが。
…いずれせによ、こりゃいかんということで、大学で開講している無料の英会話会(簡単なフィードバックあり)に参加してみたり、JD(アメリカ人学生)とのLanguage Exchangeに応募してみたりしています。
Language Exchangeですが、当初JD側からのアジアの希望言語は中国語しかないということで、日本人にはとくに声がかからなかったのですが、数名希望者が出てきたということで、これから初顔合わせに向けての調整が始まります。楽しみです。
おそらく一昔前であれば、日本語希望者はそれなりにいたのでしょうが、時代の移り変わりを感じます。
ちなみに自分の英会話力は以前出会ったルイジアナ出身のJD(リッキー君)によれば、「君の英語は僕のスペイン語とおなじくらいだよ、HAHAHA~」だそうです…ナイーブな心が傷つきました(笑。
こちらに来てみて、いろんな国の人の英語を聞いてみて思うのが、外国人にあって日本人に欠けているのは発音のきれいさでも、単語力でも、文法力でも、イントネーションでも、話す内容の中身の濃さでもなく、自信だと思います。ホント自分ももっとがんばらないといけないと思います。
(ちなみに日本人英語慣れしていることをさっぴいても、日本人英語は聞きやすいほうだと思います。WPM(Words Per Miniute)が少ないからかもしれないですが。)
結構、みんな自国語なまりの英語ですし、ことばに詰まることも多々ありますし、何を言いたいのかよくわからないことを言っていたりします。それでもそれなりに自信がある感じでしゃべっていると、やはり聞き手に与える印象が違います。
ただ、こういった気持ち以外の点について、あえてコメントするとすれば、日本人に相対的に多いかなと思うのが、会話中の文法の崩れ、構文の選択ミスだと思います。自分も難しいことを説明しようと思うと、焦りも重なって、情けないことになってしまいます。
おそらく、
・日本語はセンテンスが崩れていても許される(主語や動詞を省略しても、文脈で十分に意味が通じる)ので、英語になったとたんに、いちいち脳内で正しい文を考えてアウトプットすることの負担が大きい。
・複雑なコンセプトになればなるほど日本語で考えてから、英語にアウトプットしようとしてしまうが、語順の発想が英語と大いに異なるので脳内のCPUが処理しきれなくなる。
・特にロースクールの場合、たいてい白黒で割り切れるような意見や質問はないので、条件付きの意見表明や仮定を多用することになるため、時制のミスその他を招きやすい。
といったあたりが要因でしょうか。
ちなみにアメリカ最高裁での口頭弁論の様子はこちらのサイトでキャプション(+顔写真)付きで聞くことができます。英語でのリーガルディスカッションの勉強に役立つかもしれません。
The Oyez Project
今日のテーマは英語です。
留学する前は、
「アメリカに行く⇒英語に触れる機会が増える⇒英語が上達する!」
なんて考えていたこともありますが、意識的に自分から機会をつくらないとダメですね。ただ普通に暮らしているだけだと、英語を話すチャンスが思ったほどとれないです。英文を読む時間、英語を聞く時間は放っておいてもかなり増えますが、それでも漫然とこなしていると、すでに知っていることを復習するだけになってしまいます。例えば、知らない単語は英語やラテン語含め無数に出てきますが、やろうと思えば、意味を調べずにやり過ごすこともできます。
英会話に関しては、授業で発言するといっても、クラスの人数にもよりますが、発言したとしても、せいぜい数回だけになってしまいます。その辺での立ち話やランチにしても、絶対量が少なく、また、”自分ができる会話”をするだけで、その幅が広がるような感覚がありません。
他方、英会話会での教授のコメントによれば、「母語でも自分が使わないような言い回しは英語でも使わない」ということで、この点は自分も前からそう思っています。とかく英語になった瞬間に、知らない単語、フレーズがでてくると、知らないこと自体に焦りを感じることもありますが。
…いずれせによ、こりゃいかんということで、大学で開講している無料の英会話会(簡単なフィードバックあり)に参加してみたり、JD(アメリカ人学生)とのLanguage Exchangeに応募してみたりしています。
Language Exchangeですが、当初JD側からのアジアの希望言語は中国語しかないということで、日本人にはとくに声がかからなかったのですが、数名希望者が出てきたということで、これから初顔合わせに向けての調整が始まります。楽しみです。
おそらく一昔前であれば、日本語希望者はそれなりにいたのでしょうが、時代の移り変わりを感じます。
ちなみに自分の英会話力は以前出会ったルイジアナ出身のJD(リッキー君)によれば、「君の英語は僕のスペイン語とおなじくらいだよ、HAHAHA~」だそうです…ナイーブな心が傷つきました(笑。
こちらに来てみて、いろんな国の人の英語を聞いてみて思うのが、外国人にあって日本人に欠けているのは発音のきれいさでも、単語力でも、文法力でも、イントネーションでも、話す内容の中身の濃さでもなく、自信だと思います。ホント自分ももっとがんばらないといけないと思います。
(ちなみに日本人英語慣れしていることをさっぴいても、日本人英語は聞きやすいほうだと思います。WPM(Words Per Miniute)が少ないからかもしれないですが。)
結構、みんな自国語なまりの英語ですし、ことばに詰まることも多々ありますし、何を言いたいのかよくわからないことを言っていたりします。それでもそれなりに自信がある感じでしゃべっていると、やはり聞き手に与える印象が違います。
ただ、こういった気持ち以外の点について、あえてコメントするとすれば、日本人に相対的に多いかなと思うのが、会話中の文法の崩れ、構文の選択ミスだと思います。自分も難しいことを説明しようと思うと、焦りも重なって、情けないことになってしまいます。
おそらく、
・日本語はセンテンスが崩れていても許される(主語や動詞を省略しても、文脈で十分に意味が通じる)ので、英語になったとたんに、いちいち脳内で正しい文を考えてアウトプットすることの負担が大きい。
・複雑なコンセプトになればなるほど日本語で考えてから、英語にアウトプットしようとしてしまうが、語順の発想が英語と大いに異なるので脳内のCPUが処理しきれなくなる。
・特にロースクールの場合、たいてい白黒で割り切れるような意見や質問はないので、条件付きの意見表明や仮定を多用することになるため、時制のミスその他を招きやすい。
といったあたりが要因でしょうか。
ちなみにアメリカ最高裁での口頭弁論の様子はこちらのサイトでキャプション(+顔写真)付きで聞くことができます。英語でのリーガルディスカッションの勉強に役立つかもしれません。
The Oyez Project