ほしちゃんの「続・なるようにしか、ならん」。

安くてウマいもんと料理と旅行と音楽と競馬が好きなサラリーマンの暮らしを、ありのままに綴ります。

「大滝詠一七回忌追悼展」を観に、奥州市へ。

2020-11-14 20:00:00 | 旅行・レジャー
昨夜仙台入りした目的は、実はコレだったのである。
大河ドラマのロケ地としても有名な「えさし藤原の郷」で、奥州市が生まれ故郷である大滝詠一の七回忌追悼展「青空のように」が催されているので、どうしても行きたかったのだ。

朝7時前に仙台市内を出て、オール下道を快走すること2時間半。
まず着いたのは、東北新幹線の水沢江刺駅。

この10月から、発車メロディが「君は天然色」になったのだ。

早速、入場券を買ってホームへ。

メロディは下り・盛岡方面がAメロ、上り・東京方面がサビと使いどころを変えており、聞き分けが出来るのだが低音の効いた随分豪華な発車メロディだった。

そして本来のお目当て、「えさし藤原の郷」へ。

まず大滝氏のバイオグラフィーが、ズラリと。

撮影可能なのは、ディスコグラフィゾーンまで。






さらに他のアーティストへ提供した曲やら、

書籍類までズラリと。

手に取って見られないのが残念だが、壮観だ。

撮影NGゾーンは、過去の雑誌インタビュー記事がズラリと掲示されている。
本来ならここだけでも数時間ほしくなるのだが、なんせ昔の雑誌の文字は小さすぎて読めない。
おまけにそのスペースは異様に暗く、とても文字を読ませる環境ではなかったため1時間少々で私の目が悲鳴を上げてしまった。
悪い事は言わない、私のようなナイアガラーの皆さんは高齢化しているのでハヅキルーペでも持って行かれる事をオススメする(笑)。

しかし昔の雑誌の記事で特に興味深いのは、ロンバケでブレイクする寸前の1980〜81年前半だ。
はっぴいえんどから大滝氏をよく知る評論家は、他の3人がYMO、作詞家、ギタリストとしてブレイク、さらに門下生の山下達郎がブレイクしており後は大滝本人、という期待を込めて
「大滝詠一が、2年ぶりにレコーディングを開始!今回は松本隆とのコンビ復活」
などと綴っており、この時期に大滝氏を知らなかった自分が悔しい。

しかし一方で、後にロンバケがこれほどの名盤として語られるなどとは夢にも思わなかっただろう浅はかな評論家の
「いかにも日本人の好きそうな哀愁ポップス」
などとまるで愛情のない記事や、伝説のヘッドフォンコンサートのレビューで
「面白くなくて、眠くて仕方なかった」
などという残念な記事も見られた。
当時の率直な感想だけに否定はしないが、そんな記事を書いた本人は果たして今どのように思っているのか。
そんなヤツに限って、今頃になって
「いや〜、ロンバケは売れると思ってたよ!」
「オレ、あの伝説のヘッドフォンコンサートの場に居たんだぜ!いいだろ〜」
などと吹聴しているに違いない。
だから私は今も、評論家という職業を好きになれないのである。

すっかりナイアガラワールドを堪能し、楽しい時間はアッという間に過ぎて、



帰りのPeachの機上の人となるのであった…

さて明日の競馬は牝馬限定戦の頂点・エリザベス女王杯in阪神。
連覇を狙うラッキーライラックが大外18番枠に入ってしまったが、果たしてこれがどのように影響するか。
私の本命はノームコアだ。今の充実度合いなら、札幌記念同様ラッキーライラックを打ち負かす事は不可能ではないと思っている。
相手筆頭はラヴズオンリーユー。阪神の忘れな草賞を買ってオークスを制覇したように阪神との相性はよく、ローテも理想的だ。
もちろんラッキーライラックも押さえ、あとはセンテリュオ、デアリングタクト以外の3歳牝馬では最も怖いと思えるソフトフルート、穴でシャドウディーヴァ。