
先日、流通最大手であるセブン&アイグループが推奨するキャッシュレスシステム「セブンペイ」が、そのセキュリティの脆弱性からわずか3ヶ月でサービス提供終了となってしまった。
2段階認証を知らなかった社長の残念さに、このシステムの杜撰さが象徴されているように思う。
QRコードを使ったシステム自体があたかも問題であるかのように受け止めた人も少なくなく、キャッシュレス化を進めたい経産省からもお咎めを受けるのは必至であろう。
私は、いわゆるQRコード決済のキャッシュレスサービスを、今の段階では使っていない。
わざわざレジでアプリを開いて、QRコードを見せるのが煩わしいのだ。
しかも私のスマホは省電力モードにしているので、画面は30秒しか点灯しないようにしておりQRコードを開いたままレジで並んでいるうちに画面が閉じてしまう。
だからと言って、QRコードを見せるために画面点灯時間を長く設定してバッテリーの消耗を早めるのは、本末転倒と言われかねない。
私は大きな金額の買い物はJCBカードに集約し、年間で2万円相当のポイントを得ているがそれ以外の少額の買い物はICOCAか楽天Edyだ。
なかでもICOCA、すなわち交通系ICカードはチャージ出来るシーンが圧倒的に多い。
ほぼ全ての駅とコンビニで、チャージ可能だ。
楽天Edyは、あくまでその補完として持ち歩いている。
一部で交通系NGのレジがある時に、Edyなら使える場合が意外にあるためだ。
以前は国産ケータイ・スマホも「おさいふケータイ」機能付きがウリだったのだが今は手帳型スマホケースにこれらのカードを挿しておくだけで、何の操作も要らない。
それでも何年か後には、ポイントに目がくらんでQRコード系アプリを使う日が来るのだろうか…?