ほしちゃんの「続・なるようにしか、ならん」。

安くてウマいもんと料理と旅行と音楽と競馬が好きなサラリーマンの暮らしを、ありのままに綴ります。

「水出しコーヒー」を、作ってみる。

2018-07-20 20:00:00 | 男の料理
その昔、高校時代なので30年以上前だがよく遊んでくれた先生がいた。
その先生は一乗寺に住んでおり、よく食べるものを持って押しかけたものである。

その先生が決まって連れてってくれたのが、先生の下宿からほど近い喫茶店「からふね屋」。
からふね屋自体は今も京都で健在だが、当時からダッチコーヒーなるものが名物だった。
思春期だったので「ダッチ」という言葉の響きだけで興奮したものだが(笑)、早い話が水出しコーヒーである。
まだ酒も飲めず、コーヒーに砂糖とミルクを入れていたお子ちゃまだったのだが、子ども心にもウマいと思ったものだ。
高さのある処から水を少しずつ落として作るため、一般家庭ではなかなか出来ないが水出しコーヒーそのものは出来る。
現に、「水出しコーヒー」で検索すれば自宅用水出しコーヒーボトルが山ほどヒットする。

そうだ、そんなのを買わなくても我が家にはコレがあった。

台湾で買った、お茶ボトルだ。
底の部分が網になっており、ここに茶葉を入れればいつでもどこでもお茶が作れる。

この網に、コーヒー豆を入れてみよう。

23㌘しか入らなかった。
ネットで水出しコーヒーの作り方を調べると、水500mlにつきコーヒー豆35㌘なので、水を少なめに入れてみた。

コレを、冷蔵庫でひと晩寝かせるとこうなった。

おぉ、透明感があるではないか。
インスタントを水や湯で溶いたものでは、この透明感は絶対に出ない。

早速、いただいてみる。
正直、我ながらそのまろやかさ、スッキリとした味わいに驚いた。
湯で淹れた普通のコーヒーとは違う、妙な苦味や渋みの全くない奥深い味わいで実にウマいではないか。
家でコレが出来るとなると、もう二度とインスタントには戻れない(笑)。

コーヒー好きの皆さん!
是非この夏から、水出しコーヒーを始めませんか?
ホームセンターに行けば、せいぜい千円くらいで専用ボトルを売ってます!