ほしちゃんの「続・なるようにしか、ならん」。

安くてウマいもんと料理と旅行と音楽と競馬が好きなサラリーマンの暮らしを、ありのままに綴ります。

コレは、「異国情緒」と呼べるべき間違いではない…

2018-07-10 20:25:00 | 思うこと
大阪は、今や日本で最も異国情緒ある街と言っても過言ではない。
一度ミナミを歩いていただきたい。とにかく外国人観光客、いわゆるインバウンドで溢れ返っている。
道頓堀や黒門市場なんて、日本語表記の看板が全く目立っていない。
どの店も「歓迎光臨」と書かれ、ラーメン店などは店員が客と会話しなくて済むよう、全て食券制になってしまった。
しかもその食券自販機のボタンも、
「Noodle with pork(Soy sauce soup)」
などと書かれている。
たかが醤油ラーメンなのに。

そしてドラッグストアも、インバウンドがお土産に持ち帰りやすい家庭薬や化粧品、紙おむつばかり。
私はとある処にドリンク剤を届けたくて10本入りケースを探したのだが、何軒回っても置いていない。
店員に聞くと
「ワレモノはインバウンドが持ち帰れないので売れないから、置いてない」
とシャアシャアと抜かしよる。
もうミナミでは、日本人のほしいクスリを売っている店は絶滅したかもしれない、と思えてしまうほどである。

ミナミ以外の街、梅田界隈すなわちキタや京橋、天王寺などはまだそれほどでもない。
とにかく難波〜心斎橋あたりが突出してエキゾチックなのだ。

そんなミナミ以外の街で、こんな店を発見。

おい、ちょっと待て。
いくら何でも、間違いすぎではないのか。
まるでアジアのどこかの街のような、おかしな日本語。

言うまでもなく、「初めました」ではなく「始めました」。
それに「ま」と「め」の順番もおかしい。

おそらく、外国人が経営する店だろう。
ランチ営業を始めた、とわざわざ宣伝するという事は、ここは元々飲み屋なのだろう。
こんな貼り紙ひとつまともに書けない店で飲んだら、一体いくら取られるのだろうか。
カタコトの日本語で、
「ニッポン人、オクチチョコレート。ココロ冷蔵庫」
とか云われてしまうのだろうか(笑)…?
怖い怖い、絶対に行けない…

あるいは買いかぶった見方をすると、わざわざこのような目立つ間違いをしてSNSに投稿されるのを狙う、一種の炎上商法かもしれない。
しかし炎上商法なら、この店がどこにある店かを詳しく書くだろう。
そう、彼らはSNSに書いてほしいのだ。
その記事を見て、面白いと思った人に来てほしいのだ。

しかし私は、敢えてそれを書かない。
この店のマスターよ、そこまで私はチョコレートではないぞ(笑)…!