ほしちゃんの「続・なるようにしか、ならん」。

安くてウマいもんと料理と旅行と音楽と競馬が好きなサラリーマンの暮らしを、ありのままに綴ります。

交流戦も、CSも要らない。

2016-10-11 23:44:40 | 思うこと
プロ野球のクライマックスシリーズ(CS)が、花盛りである。明日からはいよいよ、ファイナルステージである。

12年前に我が愛しき近鉄バファローズを失った者の戯言だと受け流してもらえればよいのだが、CSは不要だと思い続けている。
敢えてここで言う事でもないが、妙な下剋上があってはレギュラーシーズンの優勝の価値がなくなるのだ。
今年のセ・リーグは、広島の圧勝だった。しかし早々と優勝を決めて試合勘の鈍っている広島と、巨人を倒して勢いに乗るDeNAが対戦した場合、勢いでDeNAが勝ってしまうかもしれない。
これは昔のパ・リーグの前後期制の時にも思ったのだが、直近の調子だけがいいチームが満身創痍で何とかレギュラーシーズンを制してもはや余力が残っていないチームに勝ってしまうと、優勝の価値は何だったのかという事になる。

誤解のないように言うが、私は広島のファンでもDeNAのファンでもない。

「消化試合をなくすため、CSは有効だ」
という説もある。
しかしいくら優勝が決まった後とはいえ、選手個人にはタイトルというものがある。
ましてチームは、優勝を決められた後こそ若手に場数を踏ませるチャンスである。
その意味で、消化試合など存在しないのである。

同じように、交流戦が出来てオールスターゲームの魅力が全くなくなってしまった。
大谷翔平VSセ・リーグの強打者、という対決は、少なくともオールスターまでは見せるべきではなかった。それが交流戦で実現してしまうため、オールスターは何の楽しみもない。
ついでに言えば、オールスターの時期にも問題がある。
今の時期と選考方法では、あくまで「前期オールスター」に過ぎない。やはり通期で人気を集めた選手が出場するべきであり、オールスター自体もポストシーズンに開催すべきである。

競馬の有馬記念は、プロ野球のオールスターゲームに倣って作られた。ところがプロ野球と違い有馬記念は暮れに行われるため、真のオールスターゲームとなっているではないか。
プロ野球のオールスターゲームも、日本シリーズ終了後に開催されてはいかがか。

…とまぁ、応援する球団がないから言えるのですが(笑)