まるこビッチの鼻

今日も青空がきれいだな。良い日、良い日。

貴乃花部屋消滅。

2018-10-01 | お相撲

 貴乃花部屋が消滅ということで。

 私は日馬富士を応援していたこともあって、ここの部屋の指導方針には疑問を持っていいたのだが、親方が「自分は悪くないのに周りにいじめられた」みたいな言い方をして、退職届を協会に突き付けてさっさとやめてしまったことは正直、あきれた。

 弟子はよその部屋に引き取ってもらうから~。とか。

 そのくせ「弟子の相談には乗りま~す」みたいな自分勝手なことを言っているし。

 部外者になったのなら、もうその親方にすべてをお任せするのが常識ある大人の行動だと思うがな。

 前の親方、今の親方、両方の親方の間で困惑するのは弟子たちだけ。

 

 親方だったら、本当の親方だったら、自分のところに来てくれた弟子たちを、いくら良い親方のところといったって、丸投げするなんて考えられない。

 下げたくもない頭を下げて、話もしたくない嫌な奴と付き合って生きている人は、この世の中、山ほどいる。

 それは自分にとって大切な家族をいろんな意味で守るため。

 この人にとって、弟子たちは「大切なもの」ではなかったということだ。

 自分にとって守るべきものは「自分の信念」だけ。

 

 あの親方は、自分の考えが絶対的に正しいと思いこむ、そして人の話を聞かない、自分が言われた耳の痛いことや嫌なことは忘れず、何倍にも被害妄想を膨らませる。そういう傾向があるような気がする。

 親貴乃花派の記者やコメンテーターとかはテレビで「平成の大横綱」とかよいしょして「もったいない」とか言っているけど、平成も終わる今の時代に大相撲を見ている人間のどれほどが貴乃花を「平成の大横綱」と思っているのかは疑問だ。

 「平成の大横綱」で浮かぶのはもはや、白鵬だ。

 

 相撲界がごたごたした時代も、ずっと黙って土俵を引っ張ってきたのは白鵬だ。

 モンゴル人の横綱を良しと思わないファンもいたかもしれないが、そんな中、圧倒的な実力で大相撲をけん引し続けたのは白鵬。

 日本人の横綱がずっと出なかったのは、その時代の日本人の相撲取りにそこまでの力がなかった、ただそれだけじゃないか。

 白鵬の、千勝を成し遂げたという記録は、何回優勝した、とかよりももっと偉大な記録のような気がする。

 

 確かに白鵬にも手放しで称賛できないところもある、しかし、少なくとも、何とか相撲を盛り上げようとする協会に茶々を入れてダークな相撲界を印象付けようというような態度はしていない。

 興行としての、そして神事としての大相撲をバランスよく考えることができたなら、貴乃花はきっと周りから尊敬される「平成の大横綱」になれたのだろうけど。

 中三が弁護士に相談して、自分をのけ者にする協会に足で砂かけて去って行きました、というところかな。

 親方になるには、心も考え方も幼稚でかたくなすぎたのだろうな。

 

 終わったことは終わったこと、もう振り返るのは時間の無駄。

 残された弟子たちは、大人の事情を人間としての成長の糧にして、新しい親方の元で立派な関取になってほしい。

 感想はそんなもんだね。

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