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米中トヨタ大規模リコール! フォード、仏プジョーも…。

2010年02月01日 | 社会
 


     

   




 トヨタ自動車の大規模リコール(無償の回収・修理)と対象車種の販売・生産停止の衝撃が米国で広がっている。
現地の大手レンタカー会社が27日、対象となった「カローラ」などの貸し出しを控えたほか、中古車業者にもトヨタ車の販売を中止する動きが広がっている。
トヨタが同日、リコールとは別に安全徹底策として実施中の自主改修措置の対象に109万台を追加したことも消費者の不安心理をあおっており、トヨタの信頼回復の道は険しそうだ。

 「顧客の安全と安心が最優先。リコール対象のトヨタ車はすべて取り除く」
米レンタカー大手「エイビス・バジェットグループ」は27日、ホームページ上で約2万台のトヨタ車の貸し出し中止を発表した。
米メディアによると、大手中古車販売店も「カムリ」などリコール対象車の販売中止を決めており、波紋は関連業界にも広がっている。

 一方、米ゼネラル・モーターズ(GM)は同日、トヨタ車から乗り換える顧客に頭金を最大1000ドル補助する特典やゼロ金利ローンの提供などを表明。
トヨタの失策を自社の好機に変えようとする動きも出始めた。

トヨタ車で問題となっているのは「フロアマット」と「アクセルペダルの部品」の二つ。
前者は、運転席に敷かれたマットが走行中にずれ、アクセルペダルの先端部分がマット表面のくぼみに引っかかり戻らなくなる恐れがあるというもの。
トヨタは「車両の設計ミスではない」としつつも「使い方次第で事故につながる恐れがある」として、薄いマットに交換し、アクセルペダルの長さを短くする改善措置を取っている。

 後者の問題は、アクセルペダルの根元にある米メーカー製の「フリクションレバー」の不具合が原因。
アクセルペダルの戻り具合を調整するレバーの部品の表面が使用ですり減り、そこにヒーターの熱が流れ込んで結露すると、調整機能が働きにくくなり、ペダルの戻りが遅くなったり戻らなくなる恐れがある。
こちらはトヨタは法的に改善義務があるリコールをして修理する。


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