政府が2008年度内の支給を目指す総額2兆円規模の定額給付金について、静清信用金庫(静岡市)が取引先企業の経営者にアンケートしたところ、約9割が「売り上げ増に結びつくと期待していない」と回答した。
同信金は「経営者は1回限りの給付金よりも、本格的な景気対策を望んでいるようだ」としている。
同信金が今月中旬、取引先企業の経営者55人を対象にアンケートを実施し、49人から回答があった。
定額給付金による売り上げ増への期待を尋ねたところ、
「期待する」と回答したのは12・3%。
「あまり期待していない」36・7%、
「全く期待しない」51・0%
と、今回の定額給付金は消費拡大にはつながらないとの考えが大勢を占めた。
定額給付金による地元経済の活性化についても
「期待する」が16・3%にとどまり、
「あまり期待していない」38・8%、
「全く期待しない」44・9%だった。
2兆円の有効な使い道を質問したところ、
「新しい産業の創出」34・8%、
「年金などの社会保険」23・9%、
「失業者対策」13・0%、
「医師不足対策」10・9%
が上位を占め、「定額給付金」と回答したのはわずか2・2%だった。
経営者自身の定額給付金の使い道では、
「外食」24・5%、
「生活費」と「旅行・レジャー」がともに16・3%で、
「貯蓄」も8・2%
いた。
定額給付金 9割「期待しない」
静岡 地域 YOMIURI ONLINE(読売新聞)
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