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快挙! 「おくりびと」「つみきのいえ」が米アカデミーダブル受賞!

2009年02月23日 | 社会
      

  

        

   




 第81回米アカデミー賞の発表・授賞式が22日(日本時間23日)、ハリウッドのコダックシアターであり、滝田洋二郎監督「おくりびと」が外国語映画賞を、加藤久仁生(くにお)監督「つみきのいえ」が短編アニメーション賞を獲得、日本作品のダブル受賞という快挙となった。

 56年度に外国語映画賞が設けられて以来、日本作品の受賞は初めて。短編アニメ部門も、日本人監督作品の受賞は初めてだ。

 受賞者に贈られる黄金色のオスカー像を手にした滝田監督は、タイトルの英語名「デパーチャーズ」にかけて「手助けしてくれたみんな、ありがとう。これが私にとっての新たな『旅立ち』(デパーチャー)だ。またここに戻ってくる」と語った。

 「おくりびと」は日本では昨年9月の封切りで、本木雅弘さん主演。亡くなった人の体を清め、棺(ひつぎ)に納める納棺師の仕事に就いた男性が、人と死に向き合う様を描いた。日本作品としては03年度の「たそがれ清兵衛」以来の候補入りとなっていた。

 昨夏、カナダで開かれたモントリオール世界映画祭でグランプリを獲得するなど国際的にも評価が高く、世界36カ国での配給が決まっている。日本では24週目のロングランに入り、300万人近くが見た。

 滝田監督は53歳。「病院へ行こう」など話題作も多く、「壬生義士伝」では日本アカデミー賞最優秀作品賞を受賞した。

 外国語映画に「名誉賞」が授与されていた50年代には、邦画は「羅生門」「地獄門」「宮本武蔵」の3作品が受賞したことがある。


 一方、短編アニメ賞を受賞した加藤監督はオスカー像を贈られ、「重い」と一言。「ありがとう、両親。ありがとう、アカデミー」とあいさつした。受賞後の会見では「日本で待っているスタッフと早く喜びを分かち合いたい」と語った。

 「つみきのいえ」は、海面の上昇に合わせ、積み木のように次々と建て増していく家に住む老人を描いた12分の短編。地球温暖化問題を背景に、家族との思い出や人生の年輪を描いた。

 加藤監督は31歳、鹿児島市出身。多摩美大在学中からアニメの自主制作を始め、卒業後は映像制作会社でテレビ番組やCMなど多彩な作品を手がけてきた。





「おくりびと」に外国語映画賞 米アカデミー賞
asahi.com(朝日新聞社): 社会






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