本日は改姓なり!

うだうだな日記ですがどうぞよろしく

丹生都比売神社

2018-04-06 21:11:55 | 重要文化財
前回のブログは、母校のセンバツ優勝というタイムリーな出来事がありましたので、その事について書きましたが、今回は、前々回からの続きで、和歌山市にあります竈山神社を出て向かった先は、和歌山県伊都郡かつらぎ町にあり、先日、紹介した日前神宮・國懸神宮と共に紀伊国一宮にして、旧社格でも官幣大社となっています丹生都比売神社(にうつひめじんじゃと読みます)です。
建造物としては、本殿と楼門が国の重要文化財に指定されているんですが、紀伊山地の霊場と参詣道の構成資産の1つとして世界文化遺産にも登録されていて、高野山とのつながりが強く、言い伝えによると、空海(いわゆる弘法大師ですね)は、この神社から神領を借り受け、高野山金剛峰寺を開いたそうで、高野山への表参道である町石道の中間にある二つ鳥居と呼ばれる鳥居は、神社境内の入り口にあたる事から、高野山参拝前には、丹生都比売神社に参拝するのが慣習となっていたそうです。
先日、紹介した日前神宮・國懸神宮や竈山神社の神域独特の重い雰囲気とは違い、神社の規模も大きく立派で華やかさがあり、個人的にはこういった神社も全く嫌いではないです。
また、この神社には、輪橋と呼ばれる反り橋がありまして、神社内にあります反り橋と言えば、大阪市住吉区にあります住吉大社の反り橋が有名ですが、丹生都比売神社の反り橋もなかなか見事なもので、言い伝えによると、かの豊臣秀吉の側室である淀殿が寄進されたものだそうです。

さて、今回の和歌山県への文化財巡りは、西国三十三ヶ所や一宮、官幣大社巡りとなってしまいましたが、以前、本ブログにも書いた事があるように、全国のそういった場所(西国三十三ヶ所は主に近畿圏ですが)を全てコンプリートしようなどとは、今のところ全く思っておらず、個人的に興味ある場所に足を運んでいるに過ぎません。
ま、しかしながら、国宝や国の重要文化財に指定されている場所を訪れたついでに、そういった場所に足を延ばす事は、これからも多々ありそうな気はしますけどね。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿