ブギーナイツの館 - 青春の蹉跌から超暇人への道までを記すブログ

のんきな人です。とにかくどうでも良いブログ。
https://twitter.com/beef_balls_bot

今日の1冊 芸能人の本2冊

2017-01-28 12:31:34 | 今日の1冊
本願寺月光蟲です。

昔からTVっ子なんでチョコチョコと芸能人の本を読んでたりする。
TVで見てるのと違うから意外な一面が見えたりする。

最近2冊のタレント本を読んだ。
まずこれ。

中谷美紀 「女心と秋の空」



中谷美紀の演技も映画もドラマも実は苦手。
私のアンテナに中々引っかからないが本は全部読んでいる。
中谷美紀の文章は凄く読み応えがある。
旅行記とエッセイは大好きだ。
中谷美紀はずっと文章を書いているから時間により考えが変わっていく過程が面白い。
中谷美紀は元々私と同じペスコベジタリアンだったが長い時間を経て肉をまた食べるようになったりしている。
旅行でインドに行くのは楽しいのにドラマの撮影でインドに行くと物凄いストレスが溜まるとか、読み続けてると面白さが倍増する。
穏やかな語り口の文章だが話の密度は結構濃い。
セレブな空気は昔から満載だが(笑)

中谷美紀の本にハズレはないですね。

次。

若林正恭 「完全版 社会人大学人見知り学部 卒業見込み」



オードリーの小さい方のエッセイ。
芸人さんの本の大半はハズレ。
若林正恭のエッセイ本で私と感性や育った環境は全く違うが似たような事を考えてきたんだなあと思いながら読んでしまった。
20代の頃の不幸話がとにかく他の芸人やビンボー人と質が違うというか。
「20代には絶対に戻りたくない」と語っているが同じだ。
とにかく良い思い出がない。
若林は昼に起きて適当にバイトだけして帰り、お笑いも本腰を入れず休みは昼に起きて牛丼。
毎日毎日つまらなく「20代の頃は牛丼食ってちんんちんいじってただけ」と言っている。
人に話すような事はなんもないし嫌な思い出しかない、って、、、
20代でそれで良いのか、みたいな。
そんな人、今の世の中通用しないってよりいつの時代もダメ。
そんな彼が芸人として成り上がっていく道筋が非常に面白い。
努力の仕方、努力のアンテナが少しズレている。
遠らば回れ、的なやり方。

相方の春日は見たまんまだと言う事がよくわかる内容でもある(笑)
タレント本なのに、1つ1つはエッセイなのでサクサク読めるもののテーマは重いネタばかり。

どこかで見かけたら読むのをオススメ。
芸人のエッセイと少し違う空気が楽しめるし。






この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 揚げビーフカレーパン (ローソン | トップ | あやNO GO »
最新の画像もっと見る