NAPALM DEATHの新譜

本願寺月光蟲です。

ナパームデスが昔から大好きだ。
音楽も大好きだがそれ以上に好きなのが姿勢だ。
思想、信条等にブレがないまま長く活動している。

今回のアルバムは相変わらず凄まじい勢いでアンダーグラウンドな音のカタマリだがいつもより聴きやすい気がします。

ボーカルのバーニーのインタビューが今月号のバーンに載っていて熟読してしまった。
日本にお忍びで結構旅行できているみたいだ。

震災の直後、ナパームデスは日本に対して心あたたまるメッセージを送っただけでなく東北でもライブをやっている。
ナパームデスはいつも真剣に世界を見ているし、個人が集まっているのが国であると公言している。
そして何より反体制であり、ロックの心情を真面目に考えてたりする。
硬派であり、何より無言実行。
食の問題から動物、核、反戦、国家、政治、どの発言もブレがない。

今回の新譜、かなり良いです。
グラインド・パンク・ハードコア・メタル・・・その最北端がノイズであるわけですが彼らのグラインドコアはギリギリのラインでリズムがある。





音楽を聴いてるのではない。
音塊を聴いて、信条を支持している。