ブギーナイツの館 - 青春の蹉跌から超暇人への道までを記すブログ

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2014-04-17 03:29:41 | 音楽
本願寺月光蟲です。

2014年04月16日16時26分の扶桑社の週刊スパのページの「日刊スパ」のコラムでこんな記事が。

カセットテープが人気再燃の兆し
なぜ今さら? 若者がカセットテープに注目する理由


某レーベルの代表によると、コストを抱えず500円から1000円で売れると。
で、この記事にはこうある。

また、若い世代にとっては、存在自体が新しく、「めんどくさいけど、カッコいい」そうだ。


レコードでもそうなんだけど、カセットはこうやって「今も使える」として数年に1回は脚光をあびるわけです。

で、そのレーベルオーナーの弁は↓


「作り手側としては、自分で作れて500~1000円で売れるので、在庫を抱えず、身の丈に合った音楽販売ができるのが利点です。一方、聴く姿勢の違いもあって、カセットテープは頭出しできないので(※)、一曲一曲ちゃんと聴くんですよね。耳なじみいいノイズも温かみがあるし、一生同じ形で残るデータと違い、聴いた数だけ状態が変わるのも魅力です」
※編集部注:頭出しできるプレーヤーもあります



頭出しって無音部分の頭出しなんだろうけどもあんま意味ない。
んと、カセットで出してるバンドはここ数年でめっきり減ったけどずっといるんだよね。
何だかんだで残ってるのは知ってたけど。

ただ、先日この誰も読んでないブログでも書いたんですが、カセットってほんとデジタル化すんのだるいんだよね。
今の世の中の流れで言うと、カセットで音楽を聴くということはなんというかマニアもいいとこだと思います。
頭出しできなくたって、早送りして聴いてたよなあ。つまらん曲は飛ばしてたよ。今と変わらん。

レコードもA面B面、カセットもA面B面とあるし相乗効果と言いますか、録音に適してた。
今はアルバムの構成でA面もB面もないわけで。
カセットのノイズだのなんだのはまあ個人の耳や思い入れもあるけど、私が思うにカセットがいいと言ってる若い奴は聴けば聴くほど音質が悪くなるという事実を知っているのだろうか・・。
それにテープがデッキに巻き込んだら凄いショックで自殺するような状態になるわけで。
あと単純にカセットのウォークマンなんかA面を再生する場合、どっち方向に入れたらいいのかすらわからん世代も多いと思うなあ。

年寄りが懐かしがるのは凄くわかるんだけど、あの音は確かに個性が出るとも思うけどやはり不便だよ。
ただ、A面B面の構成ってのは非常に面白いものができるんだけどね・・・。
カセットは色々とトラブルが多いのもなあ。
ただ、カセットってほんと遊べたんだよな~。


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