ブギーナイツの館 - 青春の蹉跌から超暇人への道までを記すブログ

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今日の1冊 一億総ツッコミ時代 槙田 雄司 (著)

2013-02-08 13:51:13 | 今日の1冊
本願寺月光蟲です。

ネットが普及して結構経ちましたね。
このブログで半ばギャグで結構書いてるんですが、私の欲しい情報ってほとんどネットに落ちていません。
いや、すかしてるとかでないし、ビジネスだとか世界情勢や勉学なんかの話じゃなくてささいな事が落ちてないんですよ。
少し前、といっても結構前なんですが、ネットで調べものをしてたら全然見つからない。
検索の幅を広げたり極端に広げたりしつつ調べたら答えらしきものがあって読んでみたら「それ、嘘だよ、それは違うって」と思ってさらにその人の書いてある文章をさかのぼって調べたりしたらなんとネット黎明期に私が作ってかなり長い間放置してた掲示板が元だった、というのがありました。
ネットの情報はよく「正しい情報を」とか偉そうに言う人がいるけど実際はホントだとか嘘だとかいうよりも知識の目次と思う方が良いと思います。
そもそも、ネットを社会だと捉えた場合、世の中色んな人がいるし偉い人貧乏な人馬鹿な人黒人日本人政治家アメリカ人障害者経営者ヤクザにビッチ、いろんな人がいるわけでそこで「本当の事」なんて判断なんかできねえよ。

ネット時代になり誰もが自由に情報を発信できるし、自分にしかわからない愚痴すらいえるようになった。
そしてネット文化が定着してから「空気よめよ」というのも定着。(ネットがない頃はこんな言葉なかった)
本当は「行間を読めよ」という感じだったはずなんだが今では「みんなとあわせろ」的な使い方に近い。

そこで会社や学校でも「空気よめよ」が定着。

みんな自分が突っ込まれる立場になりたくないわけで、その陰にはネットとそして芸能人の影響がかなりある。
「寒い」
「噛むなよ」
というのはそもそも芸能人用語だったんだよな。
それが今では飲み屋レベルで使われるようになった。

いわゆる世間では突っ込みしかいない状態に。
ボケ=頭悪いというのも定着してしまったような気がする。

ネットを観てみよう。
今の世の中、突っ込みしかないのがよくわかる。
自分の意見を言うのは勿論悪い事ではないが、ようは「人の話はきかなくてもいい」空気が当たり前であり、そのくせ「空気を読む」という行動ばかりになっている。
不思議だ。
凄く不思議だ。

「●●だと思う」と言いつつも未成年の喫煙ごときでは「それは犯罪だからさらす」とかもう法律と無理やり結び付けて炎上。
こういうのも「空気読め」「突っ込み」なわけです。

ようは馬鹿にされたくないわけですよね。

でもみんながみんな突っ込み、しかも「いやそんなに熱くなってねえよ」とか言いつつ物凄い勢いで突っ込みをしてくる連中。
何がしたいのか?ではなく、何様だよ?と思う事態になってたりする。

犯罪は良くないし、馬鹿にもされたくないのはそんなの昔からある感覚なんだが。
今の時代みんながみんな突っ込みすぎてぎすぎすしている。

もうさ、どうしようもねえよな、こういうの。

私は「ああ、、ネットばかり使ってるとプライドばっか高くて突っ込むのが頭良いと思ってんだろうな」と思うようにしています。

今日の1冊 一億総ツッコミ時代 槙田 雄司 (著)



一億総ツッコミ時代 感想
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最近サブカルもオタクもつまんなくなりましたね。

自称する連中ばかりが多くてゲンナリしてます。
面白い文化って自分で見つけないといけないね。
メジャーもマイナーも関係ないっす。

読んだ本の感想です。(批評ではなくただの感想)
読んだ事がない人向けに書いてるつもり。
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