こんにちは、本願寺月光蟲です。
私は団塊世代ジュニアなので親がみんななんかしらねえけどみんな融通きかないほどブラック企業的働き方をしつつ女性は主婦ばかり。
でも見返りは凄まじく多時代なので耐えれたのだろう。なんか30代前半で4ldkのマンションとか一軒家とか普通に買ってんだもんな。
そんな時代なので女の人はご飯担当な時代。
うちも自炊というか母が毎日作ってくれたわけです。
母は全く、いやもっというと凄まじくセンスがなくて料理なんて「主婦の義務」だとしてしか考えてなくて腕を磨くとか家族の健康なんて事は考えてなかった気がする。
だが、自炊に関してはそうなくせにレトルトやスナック菓子や炭酸や清涼飲料水は「絶対にダメ」と言われて食べさせてもえらず・・・。今思うともうわけわからん。
自炊信仰主義といいますか、、、
チョコレートもドーナツもダメで、飴もハッカばかり。
コーヒーや紅茶は中学卒業するまでカフェインなのでダメと家で飲ませてもらったことはないんですよ。
まあ当然隠れて食べるわけですが。
自炊を義務だって思い込んでるくせに料理はまったく腕を磨かずまずい、そして自炊以外のモノは子供には与えないという・・・・。
ある意味虐待である(笑)
世間ではおふくろの味というと色々連想するとかあるみたいだけど私の場合「まずかったもののベスト10」がおふくろの味になっていて、トラウマに近い。
でもその不味さ・・不気味な味・・そりゃ強烈に残っています。
美味しかったものといえば、1年に1回か2回食べさせてもらえる、日清の緑のたぬきという・・・・。
私が初めて東京に来た時にやったことはコーラの1・5リットルを大量に買い込みほとんど一気飲み、ケンタッキー馬鹿食い、マクドナルド馬鹿食い、ポテトチップス馬鹿食い・・・。
母が腕はないくせに自炊を義務だと思っていたので、自炊以外での食生活は美味しいものをほとんど食べてこなかったのが私の18歳までの食生活の思い出・・・・(笑)
いや、ほんと料理する以前に「段取りからしてダメ」で「いい加減」、そこまでならまだしも「手を抜くやり方が天才で誰も考えつかない」のだ。
姉と私で「おいしくないから食べたくない」とかおとなしめにいうと、「嫌なら食べるな」と機嫌が悪くなる。
しょうがなく食べるわけで、しかも舌って慣れてくるわけなんだけど母の料理は18歳まで慣れなかった。そう、何作っても美味しくないというより「結構不味い」のがマシなレベルなのだ。
母が作ったモノで私と姉が文句を言わないで食べてたモノといえば
●湯豆腐
●納豆
●白米
●刺身
●生野菜
●すき焼き
●うな丼
●ちくわとか笹かまとか練り物
これ、全部素材である・・・(笑)
まずくなりようがない。
他のモノは何を作ったとこで96%ダメ、もうどうしようもない。
漫画とかで下手くそな奴が料理作って友人が料理を食べてあまたが噴火するとかがよくありますが、そこまでの表現をするとアレだが毎日夜は「あ~今日はこれか」とむしろモサモサと静かに無言で食べるという。
姉なんぞ食にあきらめてたせいか延々テレビに現実逃避。
姉なんか酷い時にはわざとこぼしてた事もあった気がする。
こぼして怒られるより、食べるのが嫌な物が出てくるわけです。
思春期になると朝ごはんは食べない癖がついた。建前上の理由は「体が重い」と言って。
自炊派でお菓子やジュースはダメなくせに作るのがめんどいのか最初は「ちゃんと食べてから学校へいきなさい」と言ってたが「料理に関しては絶対楽を取る人」なのでしまいに何も言わなくなった・・・何が健康のためだよ・・・。
中学生の頃は特に最悪で、うちの中学は弁当。購買でパンが売ってたが金を貰えず・・・・。
中学生男子と言えばセックスと食が頭の大半を占めるわけだが私の場合性欲はもちろん人並みにあったが食はそうでもなくその分文化的な物に興味が先に行くようになった。
毎日弁当箱を開けるのが凄まじく憂鬱で、しかも盛り付けもめちゃくちゃで、酷い時には2日前の夜に焼いたサンマの塩焼きがカチカチになって入ってて超生臭く、学校で飼ってたうさぎにあげた覚えすらある。
戦後孤児でもないのに缶詰1個そのままとか・・・。
他にも色々あって、生タイプのうどんを茹でようとして袋を強引に開けようとしても開かないので 歯 であけようとしたら歯が欠けたとか・・・。
カレーのルゥが足りなくてなんとクリームシチューのルゥを混ぜるというカオスどころか異常な行動。
米を炊いた時に芯が残りまくりの米ができあがり、それを炒めてピラフとか言って食べさせようとして、さすがに父が「それは子供が腹おかしくなるぞ」とか・・・。父も子供をダシにして恐怖を感じた発言だったのだろう。
私の記憶で今でも覚えてるのはたまに母が父がいないときに自炊したくない気分だったらしく緑のたぬきを買ってきたんだけどお湯を沸かした段階で超適当で緑のたぬきにお湯を入れたらカップの中の4分の1のとこでお湯がなくなる・・・・どうしたかというといきなり冷水を入れたり・・・。
そもそもカップラーメンのお湯の沸かし方まで適当なわけです。
もうさ、インスタントでコレなら自炊した場合想像をはるかに超えるのは想像つくでしょ・・・?
高校生になるとお昼は弁当かパンか学食。
私が高校生になった頃姉は大学に進学をしていて私だけのために弁当を作るのはだるすぎたのであろう。学食が許された。
母の料理じゃないし、思春期なのでたくさん食べたいとこだったが映画代金を浮かせるためにパン1個で3年過ごした。
思春期なのに身体は痩せほそった・・・・・これ、、、スナック菓子だのジュースだの甘いお菓子をダメにしたとこで意味はない・・・。
だが、家では相変わらず母の料理が待っていているわけです。
友人の家でご飯を食べたりすると「うちが何も食べさせてないみたいだからダメ」だし、「学生同士の外食も不良っぽいからダメ」とかうるさいわけです。
そりゃデートや友人の家でしゃべったりする際はスナック菓子は食べるが、その味が凄まじく美味しいのだ。
いくら母が健康のためとはいっても、ここまで自炊がダメな人の料理を毎日食べさせられてると外食だろうが家の中のモノ以外は大抵は美味しがるものだ。
私は案外好き嫌いがある。
それは母の糞不味い料理を思い出す素材が大量にあるからだ。
料理も下手の横好きは世の中いっぱいいるだろうけど、母の場合は「センスがマイナス387478%以上な上に、自分も自炊は嫌いだけどただの義務だし作ってるだけ」みたいな・・・。
もうどうしようもない。
こういう食生活をしてきたせいか、良い部分、悪い部分でかなりの影響が今でも残っている。
例えば、好きな女の子が作る料理に普通に「ん、これ美味しくないね」とか素で言ってしまうようになった。
それは本音では「あんま美味しくないけど食べれる場合は、ありがとう美味しいけどもうすこし甘いほうがいいかも?」とか、そういう言い回しがあるのも重々承知だ。
ようは・・・美味しくないものは美味しくないし料理はセンスなので頑張ってもダメなもんはダメという思考になってしまった。
若いカップルなんて「あたしが作ってあげる」とか「俺が作るよ」とかあって、料理もイチャイチャなツールになるわけだがコレ私は若い頃好きな子に「美味しいね」とかいったことがほとんどない(ほとんどねw)。
むしろ多いのは「これならもう少し塩」とか「お店レベルじゃないね」とか・・・・これ、凄く偉そうでしょ??
その場は白けるわけやん?(笑)
若い頃はそんな事ばかり「素」で言ってたから私が大抵作ったりしてた・・・。
今思うと「もっと言い方ってもんがあんだろうが」と自分でも思うが・・・・。
若かったしね、、、
一人暮らしして世の中の母以外の料理を食べることのほうが多くなったわけだが、あんま美味しくなくても「まあ母よりまし」と思うようになり。
だが、母がそんな料理だったからこそ美味しいモノには目がなくなった。
私もよい年になってきたので丸くなってきていて、料理なんぞできなくて良くて男女の暮らしや同居等の場合は「料理に向いてる方がやればいい」ということを思うようになった。
男子も女子も関係なく、相手より少し上手い人がやればいいわけで。
何が言いたいかというと、女子でも男子でも料理は下手でもいいんだという事。
ただ向いてる人が作れという事だ。
料理担当が自分なら相手に違う事をやってもらえばいいわけで。
どっちが担当かって実は大事だよ。
いまだに男子の中には女に作ってもらう事が大事みたいな事言うけどそんなん「気持ち」が嬉しいわけですぐ飽きるってか「自分のがうまい」と思うわけだし。
逆も同じ。男が料理作って食べさせてもまずかったら女のがうまかったら女がやればいいだけ。
自炊はむいてるほうがやれってことで。
世の中ギャグ漫画のような料理の仕方をする人がいるので担当は決めよう、という話。
追記
昔インスタントラーメンを全く作れない人がいて衝撃を受けましたが、そういう人に当たったら料理は自分で作ったほうが長い目でみて良いと、再確認した時があります。
「作ってくれてありがとう」と言えないような奇怪な物を作る人がいます。
面倒かもだけど少しの手間で、まずいものよりも良いものをたべましょう。
良い食生活をどうぞ!
私は団塊世代ジュニアなので親がみんななんかしらねえけどみんな融通きかないほどブラック企業的働き方をしつつ女性は主婦ばかり。
でも見返りは凄まじく多時代なので耐えれたのだろう。なんか30代前半で4ldkのマンションとか一軒家とか普通に買ってんだもんな。
そんな時代なので女の人はご飯担当な時代。
うちも自炊というか母が毎日作ってくれたわけです。
母は全く、いやもっというと凄まじくセンスがなくて料理なんて「主婦の義務」だとしてしか考えてなくて腕を磨くとか家族の健康なんて事は考えてなかった気がする。
だが、自炊に関してはそうなくせにレトルトやスナック菓子や炭酸や清涼飲料水は「絶対にダメ」と言われて食べさせてもえらず・・・。今思うともうわけわからん。
自炊信仰主義といいますか、、、
チョコレートもドーナツもダメで、飴もハッカばかり。
コーヒーや紅茶は中学卒業するまでカフェインなのでダメと家で飲ませてもらったことはないんですよ。
まあ当然隠れて食べるわけですが。
自炊を義務だって思い込んでるくせに料理はまったく腕を磨かずまずい、そして自炊以外のモノは子供には与えないという・・・・。
ある意味虐待である(笑)
世間ではおふくろの味というと色々連想するとかあるみたいだけど私の場合「まずかったもののベスト10」がおふくろの味になっていて、トラウマに近い。
でもその不味さ・・不気味な味・・そりゃ強烈に残っています。
美味しかったものといえば、1年に1回か2回食べさせてもらえる、日清の緑のたぬきという・・・・。
私が初めて東京に来た時にやったことはコーラの1・5リットルを大量に買い込みほとんど一気飲み、ケンタッキー馬鹿食い、マクドナルド馬鹿食い、ポテトチップス馬鹿食い・・・。
母が腕はないくせに自炊を義務だと思っていたので、自炊以外での食生活は美味しいものをほとんど食べてこなかったのが私の18歳までの食生活の思い出・・・・(笑)
いや、ほんと料理する以前に「段取りからしてダメ」で「いい加減」、そこまでならまだしも「手を抜くやり方が天才で誰も考えつかない」のだ。
姉と私で「おいしくないから食べたくない」とかおとなしめにいうと、「嫌なら食べるな」と機嫌が悪くなる。
しょうがなく食べるわけで、しかも舌って慣れてくるわけなんだけど母の料理は18歳まで慣れなかった。そう、何作っても美味しくないというより「結構不味い」のがマシなレベルなのだ。
母が作ったモノで私と姉が文句を言わないで食べてたモノといえば
●湯豆腐
●納豆
●白米
●刺身
●生野菜
●すき焼き
●うな丼
●ちくわとか笹かまとか練り物
これ、全部素材である・・・(笑)
まずくなりようがない。
他のモノは何を作ったとこで96%ダメ、もうどうしようもない。
漫画とかで下手くそな奴が料理作って友人が料理を食べてあまたが噴火するとかがよくありますが、そこまでの表現をするとアレだが毎日夜は「あ~今日はこれか」とむしろモサモサと静かに無言で食べるという。
姉なんぞ食にあきらめてたせいか延々テレビに現実逃避。
姉なんか酷い時にはわざとこぼしてた事もあった気がする。
こぼして怒られるより、食べるのが嫌な物が出てくるわけです。
思春期になると朝ごはんは食べない癖がついた。建前上の理由は「体が重い」と言って。
自炊派でお菓子やジュースはダメなくせに作るのがめんどいのか最初は「ちゃんと食べてから学校へいきなさい」と言ってたが「料理に関しては絶対楽を取る人」なのでしまいに何も言わなくなった・・・何が健康のためだよ・・・。
中学生の頃は特に最悪で、うちの中学は弁当。購買でパンが売ってたが金を貰えず・・・・。
中学生男子と言えばセックスと食が頭の大半を占めるわけだが私の場合性欲はもちろん人並みにあったが食はそうでもなくその分文化的な物に興味が先に行くようになった。
毎日弁当箱を開けるのが凄まじく憂鬱で、しかも盛り付けもめちゃくちゃで、酷い時には2日前の夜に焼いたサンマの塩焼きがカチカチになって入ってて超生臭く、学校で飼ってたうさぎにあげた覚えすらある。
戦後孤児でもないのに缶詰1個そのままとか・・・。
他にも色々あって、生タイプのうどんを茹でようとして袋を強引に開けようとしても開かないので 歯 であけようとしたら歯が欠けたとか・・・。
カレーのルゥが足りなくてなんとクリームシチューのルゥを混ぜるというカオスどころか異常な行動。
米を炊いた時に芯が残りまくりの米ができあがり、それを炒めてピラフとか言って食べさせようとして、さすがに父が「それは子供が腹おかしくなるぞ」とか・・・。父も子供をダシにして恐怖を感じた発言だったのだろう。
私の記憶で今でも覚えてるのはたまに母が父がいないときに自炊したくない気分だったらしく緑のたぬきを買ってきたんだけどお湯を沸かした段階で超適当で緑のたぬきにお湯を入れたらカップの中の4分の1のとこでお湯がなくなる・・・・どうしたかというといきなり冷水を入れたり・・・。
そもそもカップラーメンのお湯の沸かし方まで適当なわけです。
もうさ、インスタントでコレなら自炊した場合想像をはるかに超えるのは想像つくでしょ・・・?
高校生になるとお昼は弁当かパンか学食。
私が高校生になった頃姉は大学に進学をしていて私だけのために弁当を作るのはだるすぎたのであろう。学食が許された。
母の料理じゃないし、思春期なのでたくさん食べたいとこだったが映画代金を浮かせるためにパン1個で3年過ごした。
思春期なのに身体は痩せほそった・・・・・これ、、、スナック菓子だのジュースだの甘いお菓子をダメにしたとこで意味はない・・・。
だが、家では相変わらず母の料理が待っていているわけです。
友人の家でご飯を食べたりすると「うちが何も食べさせてないみたいだからダメ」だし、「学生同士の外食も不良っぽいからダメ」とかうるさいわけです。
そりゃデートや友人の家でしゃべったりする際はスナック菓子は食べるが、その味が凄まじく美味しいのだ。
いくら母が健康のためとはいっても、ここまで自炊がダメな人の料理を毎日食べさせられてると外食だろうが家の中のモノ以外は大抵は美味しがるものだ。
私は案外好き嫌いがある。
それは母の糞不味い料理を思い出す素材が大量にあるからだ。
料理も下手の横好きは世の中いっぱいいるだろうけど、母の場合は「センスがマイナス387478%以上な上に、自分も自炊は嫌いだけどただの義務だし作ってるだけ」みたいな・・・。
もうどうしようもない。
こういう食生活をしてきたせいか、良い部分、悪い部分でかなりの影響が今でも残っている。
例えば、好きな女の子が作る料理に普通に「ん、これ美味しくないね」とか素で言ってしまうようになった。
それは本音では「あんま美味しくないけど食べれる場合は、ありがとう美味しいけどもうすこし甘いほうがいいかも?」とか、そういう言い回しがあるのも重々承知だ。
ようは・・・美味しくないものは美味しくないし料理はセンスなので頑張ってもダメなもんはダメという思考になってしまった。
若いカップルなんて「あたしが作ってあげる」とか「俺が作るよ」とかあって、料理もイチャイチャなツールになるわけだがコレ私は若い頃好きな子に「美味しいね」とかいったことがほとんどない(ほとんどねw)。
むしろ多いのは「これならもう少し塩」とか「お店レベルじゃないね」とか・・・・これ、凄く偉そうでしょ??
その場は白けるわけやん?(笑)
若い頃はそんな事ばかり「素」で言ってたから私が大抵作ったりしてた・・・。
今思うと「もっと言い方ってもんがあんだろうが」と自分でも思うが・・・・。
若かったしね、、、
一人暮らしして世の中の母以外の料理を食べることのほうが多くなったわけだが、あんま美味しくなくても「まあ母よりまし」と思うようになり。
だが、母がそんな料理だったからこそ美味しいモノには目がなくなった。
私もよい年になってきたので丸くなってきていて、料理なんぞできなくて良くて男女の暮らしや同居等の場合は「料理に向いてる方がやればいい」ということを思うようになった。
男子も女子も関係なく、相手より少し上手い人がやればいいわけで。
何が言いたいかというと、女子でも男子でも料理は下手でもいいんだという事。
ただ向いてる人が作れという事だ。
料理担当が自分なら相手に違う事をやってもらえばいいわけで。
どっちが担当かって実は大事だよ。
いまだに男子の中には女に作ってもらう事が大事みたいな事言うけどそんなん「気持ち」が嬉しいわけですぐ飽きるってか「自分のがうまい」と思うわけだし。
逆も同じ。男が料理作って食べさせてもまずかったら女のがうまかったら女がやればいいだけ。
自炊はむいてるほうがやれってことで。
世の中ギャグ漫画のような料理の仕方をする人がいるので担当は決めよう、という話。
追記
昔インスタントラーメンを全く作れない人がいて衝撃を受けましたが、そういう人に当たったら料理は自分で作ったほうが長い目でみて良いと、再確認した時があります。
「作ってくれてありがとう」と言えないような奇怪な物を作る人がいます。
面倒かもだけど少しの手間で、まずいものよりも良いものをたべましょう。
良い食生活をどうぞ!