かあちゃんのはしっこライフ

東京のはしっこに住んでいるかあちゃんの
あれこれです。

私の原点

2019-08-22 | 本・音楽
ちょっと大げさなタイトルになってしまいました

小学校高学年の3年間、おうちの近くに
個人のお宅で子ども向けの本を貸し出してくれる
「文庫」がありました。
週に2日ほど開放されていて、
行くきっかけが何だったのかは思い出せないのですが
毎週通っていた記憶があります。
学校の図書室の記憶は、まったくない・・・

そこは、本を読む楽しさを教えてくれた場所。
椋鳩十さんや古田足日さん、後藤竜二さん
「長くつ下のピッピ」のリンドグレーンさんなどなど。
細かい内容は忘れていても、今でもその本のタイトルを見れば
ワクワクして読んだ記憶が呼び起されます。

読書が趣味とは言えないほどの読書量になっても
本を好きになった原点はここだな~と思っていました。

で、ふとしたきっかけで
この「文庫」がまだ続いていることを知り
近くに行くことがあったので、立ち寄ってみました。

私が本を借りていた当時の主宰者さんは、ご健在で
訪ねて行ったことをとっても喜んでくださいました。
私も、感激

周りの様子はずいぶん変わっていましたが、
「文庫」のたたずまいは当時のまま。
お部屋の中もほとんど変わらず
両脇の天井まで続く本棚に、びっしりの本。
タイムスリップしたみたいでした。

今は、本が読める環境が整ってきたのと
読書離れの影響で、通ってくる子どもが少なくなってきたけれど
本を読みたい子がいつでも借りに来られるように
続けているとのこと。

私も1冊お借りしたので、また通う楽しみができました
いつまでもお元気で、続けてくださるといいなと思います。





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