かあちゃんのはしっこライフ

東京のはしっこに住んでいるかあちゃんの
あれこれです。

あつ~いけど・・・

2016-07-30 | おでかけ
時間ができたので
東松山にある
『大東文化大学 ビアトリクス・ポター資料館』に
行ってきました。

ここは、大東文化大学の関連施設なんですが
大学構内にあるのではなくて
「埼玉県こども動物自然公園」の中にあります。
お出かけの際は、お気をつけください。
 
最寄り駅は東武東上線の高坂。
そこから、バスです。
ちょっと遠いのですが、
今回は、川へ釣りへ行くとうちゃんに
便乗させてもらったので、楽チンでした

ビアトリクス・ポターは
「ピーター・ラビット」の作者です。
7月28日がお誕生日で、生誕150周年にあたる今年
あちらこちらで色々なイベントがあるようです。

広い公園なので、入り口から比較的近い所に
資料館があって、ほっとしました



彼女が暮らしたイギリス湖水地方にある
おうちを模した建物は、雰囲気があってとてもステキ







お庭も現地と似た様に造っているそうですよ。

資料館は、こじんまりとしていましたが
白黒の私家本あり、初版本ありで
興味深い資料がてんこ盛り

絵本が読めるお部屋や、映像を楽しめるお部屋もあります。

こんなかわいいジオラマのお部屋もありました
(ここだけは写真撮影可です)


本物と同じように、藤が壁をつたっていて、
時期になると白い藤の花が咲くとのことなので
藤の季節にもう一度訪れたいなと思いました。
 

動物園内なので、見学しようと思いましたが
とにかく暑くて・・・挫折





ちらりと見た動物達も暑そうでした

とうちゃんを待つ間に、
資料館を眺めながらコーヒーブレイク


「ピーター・ラビット」シリーズ、読みなおそ





『コンビ二人間』・・・ネタバレありです。

2016-07-29 | 本・音楽
芥川賞受賞作
村田沙耶香さんの『コンビ二人間』を
読みました。

ユニーク

感覚が小さい時から人とは違う
(そのために、家族はとても気をもみます。)
コンビ二店員の古倉恵子。
大学を卒業しても、アルバイト先のコンビ二で
働き続けること18年・・・。

結婚をしていないことや、アルバイトであることなどで
周囲の雑音が大きくなっていき
自分も少しは変わってみようとします。

確かに、彼女の感覚は理解しにくい部分がありますが
自分が家族の心配の元になっていることを理解し
彼女なりに心配をかけないようにふるまえる面もあり
頭のいい人なんだと思います。
ただ、きっとそれが表立って見えないので
とっぴな部分ばかりが、クローズアップされてしまうんだな~

紆余曲折あったけど、『コンビ二人間』として
生きていこうと決めた彼女に、清清しさすら感じました

単行本、発売中です。





念願の「金継ぎナイト 」

2016-07-20 | おでかけ
ずっと参加したかったイベントに出かけてきました

その名も「金継ぎナイト」

割れたり欠けたりした陶磁器を漆を使って
修復することを「金継ぎ」というのだそうです。
直したい食器があっって
1年以上前から気になっていたこのイベント
ようやく、スケジュールが合ったので
ギリギリでしたが、申し込みました。

場所は荻窪の「6次元」さん。
ブックカフェです。


HPの案内は、とても詳しく書いてあるのですが
ご覧のようにとてもシンプルな看板
ちょっと入るのをためらいました

内装も趣があってステキ




かあちゃんの直したい陶磁器はこちら




ぱっかり割れた備前焼のお猪口とおばあちゃんから譲り受けた鉢。
おばあちゃんから譲り受けた鉢は、
阪神淡路大震災をくぐりぬけた物なので
淵が欠けても使っていました。

まず始めに、「金継ぎ」したい理由を
一人ひとりお話します。
お気に入りの陶磁器を直したい方がほとんどですが
買ったその日に割ってしまって
一度も使えなかったから・・・という方もいました。

パテで欠けた所を埋めていきます。
ぱっかり割れたお猪口は
接着剤でくっつけて、隙間をパテで埋めました。


乾いたら(固くなったら・・・10分くらいで固まります)
目の細かい紙やすりを使って
滑らかに、周りの部分と一体化するように
ひたすら削ります。
ここに時間が掛かりました。

最後に人工の漆の金をつけるんですが、
筆で、塗るのではなく置いてくるような感じで
と言われ、四苦八苦

でき上がりはこちら


使うのは1日以上たってから。
電子レンジは使えません。

ちょうど、同じ週に
NHKの「あさイチ」で取り上げられたとか。
流行っているそうです

あっという間の2時間半でした。






読みました~「永い言い訳」

2016-07-10 | 本・音楽
映画監督の西川美和さんの作品。
直木賞候補にもなってましたね。


奥さんを突然の事故で亡くした
作家の津村啓(本名衣笠幸夫)。
きちんと向き合っていなかった為に
心の底から泣くこともできず
その状況をもてあます中、
同じ事故で亡くなった奥さんの親友の家族と
係ることで、少しずつ向き合えるように
なっていくお話でした。

重いテーマなんですが、
描写が時にコミカルで
くすっと笑わずにはいられませんでした

相手がいなくなってしまった以上
どうあがいても、答えは出ない・・・
それでも、残された自分は落としどころを
見つけて、生きていくしかない。

家族だからということに甘えず
ちゃんと向き合って生活しなくちゃいけないな~と
思いました。

映画を見ているような展開の仕方だと思いましたが
今年の10月には映画が公開されるんですね!
もっくん(本木 雅弘さん)が主演とか。
イメージぴったりなので、是非見に行こうと思います


おいもごろごろ

2016-07-05 | グルメ
新じゃがの美味しい季節です

お友達からじゃがいもをたくさんいただきました

とうちゃんが、久々に(ここ強調)
釣ってきたお魚をフライにしたついでに
ポテトチップスを作ってみました。


お塩は少なめで

パリパリッとして美味しいです
電子レンジでできると聞いてやってみましたが
やっぱり、油で揚げたほうが美味しいと思いました。

「美味しい物は、糖と脂肪でできている」

そのとおりです・・・