月刊「祭御宅(祭オタク)」

一番後を行くマツオタ月刊誌

77)隠される妙見-日韓七星信仰比較-日本編(月刊「祭」2018.4)

2018-06-17 19:29:21 | 民俗・信仰・文化-伝承・信仰-
今回、北斗七星の記事を書こうと思ったところ、なんと77号でした。この妙見菩薩とはなんぞやをとりあえず説明すると、北斗七星の仏さんといったらいいでしょうか。
密教大辞典などを見ると、そのお姿は剣を持った武者姿だったり、童子や夜叉の姿をした女性だったりします。


近所の妙見さんはどうなっているのか??
実際に確かめるべく、播州や但馬の妙見さんを見にいきました。

養父市八鹿町大屋 元帝釈寺
お先立ちの妙見さんは見せていただけましたが、御本尊は秘仏です。



豊岡市日高町妙見宮


豊岡市日高町野北山神社


豊岡市日高町日高町鶴岡妙光寺 日蓮宗です。


加西市下万願寺町妙見宮


加西市山田町妙見宮


元々妙見さんを祀ってたという、
加古川市志方町志方八幡

加古川市神吉町宮前 神吉八幡
加古川市神吉町宮前 神吉八幡

にも行きました。

でも、そのお姿は、、、
確認することができませんでした。

妙見さんは神仏分離後、神社に組み込まれた場合、日本式の神名を名乗っています。他の神社の神さんと同様、お姿を見ることはできません。寺に残ったものも、秘仏となるものが多いようです。
三木にも本要寺に妙見さんがありますが、お姿を祭の時に見られるのかどうかは分かりません。

日本の七星神?仏?は、隠されることが多いようです。

●編集後記
ようやく4月号、ときは6月半ばです。
隣国では、南北の首脳が手を取り合ったり、米朝首脳会談が開かれたりと、北側との交渉の機会が開かれつつあります。好き嫌いに関わらず、隣国とのコミュニケーションは我が国にも必要なのは明白です。高校まではほぼ英語一辺倒の外国語教育ではお先真っ暗なのは、明らかです。

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