月刊「祭御宅(祭オタク)」

一番後を行くマツオタ月刊誌

343.オリンピックイヤーのノーモア○○(月刊「祭御宅」2021.5月12号)

2021-05-20 19:52:06 | 民俗・信仰・文化-伝承・信仰-

●「ノーモア」で何を思い浮かべますか?
 きっとノーモアウォー、ノーモアヒロシマナガサキ、ノーモアヒバクシャと思い浮かべるでしょう。
 管理人もそうですし、もちろん、お国(=既得権益者)のためになんとやらなぞの百億倍以上大切な言葉だとも思ってます。
 しかし、これら以外にも「ノーモア」をつけるべきものがあることに、またまたパソコンの写真整理中にみつけました。2010年の写真を見ていきましょう。

●岐阜県の宝蔵寺のノーモア

  意外な「ノーモア」は、岐阜県の宝蔵寺にありました。

 

  左側の女性的な石像は観音様でしょうか。
  その右側に「祈る ノーモア ○○○○○○」とありますが、あえて伏せます。
 

 中にはこのような展示もあったみたいですが、もう記憶にはありません。

 


不動明王もいました。

実は、関ヶ原の寺院です。

書かれていたのは、「ノーモア 関ヶ原合戦」でした。

「ノーモア 関ヶ原の合戦」

 この合戦以来、我が国は国を二分するようなことは起きていません。
 当たり前のようにかんじている、国内を自由に行き来出来る幸せを大切にしたいものです。
 こちらの記事 (goo.ne.jp)や、管理人が撮った上の不動明王の建物である慰霊堂の解説によると昭和39年9月(文章を見ると旧暦の可能性もあります)、東京オリンピックの年に創建されたもののようです。

 9月が新暦ならばオリンピックの直前、旧暦ならば真っ最中の創建と言う可能性もあります。その年、時期にあわせて、日本の復活の象徴としたのかもしれません。
 希望に満ちたかの時に、ノーモアヒロシマ、ノーモアウォーなどとともにノーモア関ヶ原をねがって安置されたお不動さん。オリンピックアゲインを隠れ蓑に、ウォーアゲイン、格差アゲインをももくろむ人たちをかのお不動さんは、どのような目でみているのでしょうか。



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