社長のひとりごと

箕面の工務店 ホクト住建(Life-labo北摂)社長のよもやま話

耐震診断の悩み

2016年09月13日 | 暮らし
9月13日(火)

今日も足の筋肉痛と付き合いながら程よい疲労感を味わいつつ一日を過ごしました。

午前中には、お預かりしていた肘掛け椅子を納品させていただきました。



座面の生地を張り替えて、また新たに息を吹き返した2脚の椅子。

なんとなく椅子も喜んでいるように感じます(^_^)v

悩み多き耐震補強案

その後は耐震補強の設計をさせていただいたお客様のところへ
設計結果のご報告にお伺いしました。

今回の物件は、相当に築年数も経過しており、
一応倒壊しないとされる総合評点1.0以上にするには、
間取りから見直す必要があり、
なかなか現実的ではないという判断で、
ぎりぎり「倒壊の可能性が高い」から「倒壊の可能性がある」という
一段階耐震性をアップした総合評点0.7という補強案をお持ちしました。

それでも、金額的には建て替えを検討した方がいいのか?
というくらいの金額になってしまいます。

お客様にもその旨をご説明して、
今後の判断はお客様次第・・・ということになるのですが、

こういう時、建築のプロとしてどういう提案が正しいのか?
いつも迷ってしまいます。

物より、お金より、命が大切なことは百も承知です。

その観点から言えば、
「いっそのこと建替えしないと、いざという時後悔しますよ!」
というのも、正しい助言かもしれません。

たとえ家を建て替えても、
自分たちの後、住む人がいない場合もあります。

それなら、
とにかく寝室だけでもシェルターのように補強して命を守る
これも正解。


しかし寝ているときに地震が来るとは限りません。


「もう、地震が来たときは諦めるわ」っておっしゃる方も今まで多くおられました。

それも仕方がないことかもしれません。


でも、もしも本当に大きな地震が発生した時に、
自分もお客様も後悔しないだろうか?


そんなことを考えると・・・・。


結論はわかっていても簡単ではありません。



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