社長のひとりごと

箕面の工務店 ホクト住建(Life-labo北摂)社長のよもやま話

畳のはなし・・・・・・

2009年04月14日 | リフォーム
この前紹介したマンションリフォーム工事も
昨日からクロス職人さんに入ってもらって
無事にスタートしました

今日は朝から
畳の引き上げに来てもらって・・・・・

ここは今のものより良い畳表を使ってもらうようにお願いしました

しかし、
マンションの畳は、畳床(芯の部分)が弱いので
使える畳表が限られるそうです

いろいろと相談しながら
今の畳に使えるものでなるべく良いものを使ってもらうように・・・

現状よりは2ランク程度良いものになるそうです

こうやって専門業者さんと突っ込んだ話をすると
勉強になることがたくさんあります

建築一筋28年    まだまだです


えッ
畳ってそんなに種類があるの???

と、思われる方もおられるかと思いますが・・・・

よくチラシで
畳の表替え○○○○円!  というのを目にします

安いものでは1帖3000円前後から・・・・

安いものは、安いなりの品物です

貼り替えたときには、それなりに見えますが・・・・

やっぱりアパートみたいに1年くらいでコロコロ替えるものと

自宅で何年も使うものとは違いますよね

使う場所、用途によって最適なものを選びましょう


畳表でも、
いぐさの産地、種類、
目の詰まり具合、
糸の種類、
編み方等々で

全然違ってきます

金額的にも表替え1帖あたり3000円位から
私が過去に使ったものでも1帖20000円以上したものまであります

これらはともに
畳床にも言えることで・・・・・
こちらもかなりの幅があります

新調の畳1帖が、6000円前後から50000円位まで
もっと高いものもあるかも・・・・

とにかく
奥が深いんです



昔は、
どの程度の畳を入れるかは
畳職人さんがその家の造りを見て決めていたそうです

和室のしつらえによって
それ相当の畳を入れる訳です

つまり、
格の高い造りの和室に
安物の畳を入れる訳にもいかず

粗末な造りの和室に
高級な畳を入れても意味がないということです

まあ、
これはかなり極端な話ですけどね・・・・・・


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