社長のひとりごと

箕面の工務店 ホクト住建(Life-labo北摂)社長のよもやま話

最近の建築事情

2009年04月03日 | リフォーム
昨日、
「家の壁が傾いてきているのですぐ見に来てください!!」
との電話がありました

当社で建築した物件ではないのですが、
行きがかり上うちで管理?しているようなお家でしたので・・・・

この方、家を購入されてから海外に転勤になり
3年間ほど、貸家としてこの家を貸しておられましたが、
この度、こちらに帰ってくるということで下見に来られたところでした

で、
キッチンと袖壁の間が開いてきている・・・
すなわち、壁が傾いてきている・・・・と思われたようです

私が駆けつけ
見たところ
壁に貼られているキッチンパネルにもすき間もなく
どう見ても、もともとのクリアランスであることをご説明させていただきました

近年、
よくテレビなどで、欠陥住宅を取り上げた番組を見ますが、

現実には建物の10年保証が義務付けされてからの住宅に
そんなに粗悪なものがあるとも考えにくく
建築に携わる業者さんの考えも、昔と比べるとかなり改善されてきたと思います

一部のかたよった報道や
お騒がせ好きな設計士の商売根性により
ユーザーの不安をかきたて
欠陥」の2文字を植え付けるのです

現場で作るものですので
どうしても施工誤差が生じます
それを誤差ととらえるか、欠陥ととらえるか・・・

確かに30年~40年前の高度成長期に作られたものの中には
えェェ~~~っと思う建物もあります

が、

それでもちゃんと建っています

狂いが生じればその都度メンテナンスをする
そうやって維持されています

今の住宅にまずそんな建物は無いといってもいいでしょう
どこのハウスメーカー、どこの工務店でも
一定レベルの物は作っているはずです

あとは担当者との相性や人間関係、
その担当者、あるいはその会社がどれだけ勉強しているか
建築に対する姿勢はどうか

そういったところをよく見極めて
家づくりに取り組んで下さい

そして、
自分の家を好きになってください
一部の間違った情報で
欠陥探しの日々を送るんじゃなく
愛着を持ってほしいのです

10年保証といっても
10年間何もしないでもいい・・・・ということではありません
小さなメンテナンス、必要なお手入れをしないと
家はダメになります

当社はこれからも、
お客様目線でより良い家づくりを目指します

たまにはホームページもご覧ください
まだ、リニューアルされていませんけど・・・あと少しです

本日の桜並木情報
木によっては、4分~5分咲き


今日は暖かいので、今週末がよさそうです





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