みなさんこんにちは。中高生会スタッフです。
前回から1か月ほど空いて、今回は8月25日に中高生会を行いました。
参加者は2名の中高生に1名の大学生、1名の専門学生、そして言語聴覚士の方が1名にスタッフ2名と、合計7人での中高生会でした。
(ヌマクローが気持ちを表情に全く出さずに夏を満喫している図)
今回参加した専門学生は、お子さんがおり、そのお子さんの吃音にまつわることをお話ししてもらいながら、ほかの参加者のことばの教室での体験をお話ししてもらいました。
みんな「楽しく行っていた」という話が多かったのですが、でも具体的にどんなことに意味があったかというと詳しく説明できない、という人もいました。
通っていた時に、何か学校生活でピンチなことがあって、それを相談できてよかったという人もいました。
また、「吃音は親の育て方が悪い」という説が一時期広まり、その後それは間違いだったということが分かったのですが、3歳児健診で「お母さんが悪いんです」と告げられ、その後ことばの教室に通ったものの「それは違うんですよ」という話がないまま過ごしていた、という実体験も聞かせてもらいました。
吃音は原因が不明で、その究明のために研究がなされていました。新しい研究が出てくるたびに日本でも広まっていったのですが、研究の中には、今では否定されている説があります。その「否定されている」というところまで日本で広まり切っていない説もあり、専門家はそれも含めて正しく吃音の知識を啓発したいですね。
なんだか悲しいお話を聞きつつ、でも親身になってくれる先生もいて、じゃあ結局先生次第なのかもしれない・・・と複雑な気持ちになりました。
自分で正しい知識を身につけるべく探究する、というのもこれからは大事になるかもしれませんし、この雑多な情報があふれる正解で見つけるのは至難の業なので、専門家へ相談する、というような出番が増えてくるかもしれませんね。
中高生会には言語聴覚士のスタッフがおりますので、何か気になることや相談したいことがあれば、お気軽にメールをくださいね!
次回は、9月8日日曜日の10時からで、場所は18人用会議室です。
から申し込みをお願いします。
ではまた次回お会いしましょう!
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