好ブロックに2ラン里崎智也 9.16.サンケイスポーツ(概略)
9.16.オリックス6-7千葉ロッテ、21回戦、ロッテ11勝9敗1分、(京セラD大阪)里崎智也は外角寄りの変化球に腕を伸ばした。
同点の延長十回一死一塁、加藤大から左中間席に勝ち越し2ランを放った。「正直言ってほっとした。連敗するわけにはいかなかったから」
4-1の八回、守備のミスが響いて逆転を許した。そのまま敗れていればダメージの残る黒星だった。だが、里崎智也は九回のベニーの同点打を無駄にしなかった。
さらに十回裏には、スライディングで本塁に突っ込んできた走者を両手で防ぐ好ブロックで、同点を許さなかった。主将として勝利への執念を見せつけた。
首位日本ハムとのゲーム差は4に縮まったが、残り17試合を考えればペナント奪取へ厳しい立場であることに変わりはない。
里崎智也は「負けれない試合が続くが、勝ち進むしかない」と悲壮な覚悟を口にした。
●サブロー好返球 延長十回のピンチしのぐ
サブローが好返球で勝利を導いた。延長十回、1点差に迫られなお二死一、二塁のピンチで、後藤には右前打。
サブローは素早く本塁へ送球して同点の走者を刺した。
「捕ってから投げるまではほかの人より速いと思う」と自画自賛。バレンタイン監督も「このチームを見てきた中で最高の守備ができる選手」と褒めた。
●ベニー(九回、代打で同点打)
「いつでもいける準備はできていた。良いところに落ちてくれると思っていた」
◆渡辺俊介(4失点に)
「失点につながった2度の守備のミスは反省点。でも調子は上がっている」
<感想>
8回の2つのエラー・・・渡辺俊介はちょっぴり、気の毒であった。しかし以前の渡辺俊介であれば、そのエラーを打ち消すような投球をしていた。
昨季からの渡辺俊介は、そのような気力が希薄になっているように見える。
渡辺俊介は、投球術で防御率が2.67と好成績になっている。しかし、7勝6敗・・勝利に結びつかないのはそんなところに原因があるように思えてならない。
連打を打たれる回数が多くなっているような気がする。
この原因追及して欲しい。私の感じでは、渡辺俊介は、集中力アップして短期決戦で活躍するような気がする。
キャプテン里崎智也が、絶好調・・・。もう1人元気印の選手が登場して欲しい。