「千葉ロッテばんざい」

新しい「野球論」を、みんなでつくろう。

唐川楽天にプロ初完封勝利 

2009-05-11 02:17:23 | 実感・選手名鑑
唐川楽天にプロ初完封勝利  サンケイスポーツ5.10. 5.10.千葉ロッテ6-0楽天、8回戦、ロッテ5勝3敗、千葉。 楽天は、千葉ロッテ先発・唐川侑己を打ち崩せずシャットアウト負け。2位日本ハムがオリックスに快勝したため、首位に並ばれた。 唐川侑己はプロ入り2年目で嬉しい初完封勝利となった。 楽天先発・ラズナーは初回、千葉ロッテ・井口資仁に2点本塁打を浴び、いきなり2点を先制される・・・。 二回にはランビンにもソロ本塁打、さらに四回にも1点を失い、結局5回4失点でノックアウトされた。 好調の楽天打線は、3番草野が第2打席に球団新記録となる17戦連続安打を放つなど、唐川侑己から8安打したが、要所を締められ完封負け。 昨日まで単独首位だったが、2位日本ハムに並ばれ、貯金も「7」となった。 唐川侑己は、11奪三振、与死四球1の好投で今季3勝目。8安打を許したものの、得点は与えず、プロ2年目で自身初の完封勝利となった。 <感想> 唐川侑己君・・・おめでとう。唐川侑己は、常に自分の投球に、課題をもって登板してきたと思う。 一回ごとの課題、各打者に対する課題・・・われらファンにもわかりやすい投球術で、た闘って北。その課題が克服でき、今日は完封勝利だ。 私の見る、唐川侑己投手は、ゆったりしたフォームからの投球のため、ランナーを出すと、盗塁の注意をしながらの投球で、崩される場面があり、クイックモーションが課題であったと思う。 もう一つの課題は、「連打を与えない。」と「1イニング1点以上は与えない。」こんなことを課題に、一人ひとりの打者と対決してきたのだと思う。 この試合は、1回1本。2回1本。3回1本。4回2本。5回0本。6回2連打。7回1本。8回0本。9回0本。 各回で安打は打たれているが、連打は1回だけである。6回にわたりランナーを背負ったが、完全に抑えたのは、唐川侑己と里崎智也の創意工夫だったと思う。 このような投球に心掛け、今までは失敗もあったが、今シーズンの唐川は、1イニングに3点以上は取られていない。 ひたむきに自らの投球術を完成させようとする唐川侑己は、もはやエースの風格すら感じられる。 現在の姿勢で常に投球していってほしい。 この投球術は、きっと相手打者の実態を十分に研究した、結果であると思う。 絶好調時の渡辺俊介や成瀬善久の投球術と共通する何かを感じる。 心配は、エース清水直行・小林宏之・・・・大嶺祐太だ。剛速球で相手打者をねじ伏せる投球術の投手陣だ。 素人の私からすれば、結果論で各投手の投球術を評価知るのですが・・・・。 ここ数年の清水直行・小林宏之は、連打を浴び、大量得点を相手チームに与えるというパターンだ。 私には、相手打者の研究不足なのではないかと感じる。各打者に対する打撃分析が的確でないのではないのか。 もちろん完璧に分析していても、打たれることはあると思う・・・。 しかしここで、どうするかが、投球術であると思う。その打者には失敗したが、次の打者には失敗しないぞ。という信念か自信を持って投球してほしい。 それでも連打されることもあろう。しかしここでも、次の打者は、絶対押さえるぞという信念を持ってほしいのです。 最近の清水直行・小林宏之の投球には、残念ながらこのような気迫が感じられない。 それだけの威力ある投球術をもっていながら、・・・・連打・大量点を与える現状に打ち勝ってほしい。 がんばれ…千葉ロッテ投手陣・・・。