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「千葉ロッテばんざい」

新しい「野球論」を、みんなでつくろう。

ヤクルト巨人をやっつけた  

2008-03-30 02:49:27 | 巨人野球

ヤクルト巨人をやっつけた  3.28.スポーツニッポン(概略)

【ヤクルト6―2巨人】ヤクルトの投打がかみ合った。2回にガイエルと飯原の二塁打などで4―1と逆転し、中盤にも2点を加えた。

先発の石川は7回途中まで2失点と粘った。巨人はラミレスの一発で先制したが、先発の高橋尚が誤算だった。

●石川「何としても巨人に勝ちたかった」

開幕戦での勝負強さを存分に発揮した。2年ぶり3度目となる開幕投手の大役を果たしたヤクルトの石川は6回2/3を2失点。

開幕戦で負けなしの3勝目を挙げ、セ・リーグの現役投手では中日の川上に並ぶ開幕戦最多勝利となった。

2回、昨年まで同僚だったラミレスにソロ本塁打を浴びて先制こそ許したが、大崩れすることはなかった。石川は「今までより気持ちが入った。

何としても巨人に勝ちたかった」と気持ちよさそうに汗をぬぐった。

●4回5失点…高橋尚「勘弁して」・・・・9年目で初めて開幕投手を務めた巨人の高橋尚は、4回8安打5失点。

2回に先制してもらったが、その裏に不運な安打もあって逆転を許した。

大役を白星で飾れなかった左腕は「きょうは勘弁してください」。リードした阿部は「アンラッキーだったとしか言いようがない」と左腕をかばった。

●10代開幕先発坂本快音なし・・・巨人の19歳、2年目の坂本が「8番・二塁」で先発した。

巨人では1994年の松井秀喜(ヤンキース)以来となる10代での開幕戦先発出場となった。

昨年も4試合に出場しただけとあって「緊張した」という。自慢の打撃は3打数無安打1四球と快音は聞かれなかった。

試合途中から遊撃に代わった守備でも細かいミスがあり「気持ちを切り替えます」と試合後に笑顔はなかった。

<感想>

これが今季の原巨人野球だ。

全く予想通りの展開だ。もちろん東京ヤクルトの勝因は、選手達のチームワークだと思う。

内外野の守備の調整不足は、投手の好投を引き出せない。

あのような守備力のラミネスをレフトに使うなら、ショートの守備が重要だ。こんな事も分からず起用したのは、監督の采配ミスだと思う。

千葉ロッテでもベニーがレフトを守る時、ショート西岡剛は、素早い反応すする。
これは先輩名手の小坂誠から学んだことだ。

ラミネスの打力を生かすなら、ショートの守備はどうする。

二岡には無理だ。最近売り出しの坂本選手のほうが、守備範囲が広いらしい・・・・とするなら、坂本をショートに固定して育てるべきと思う。

二岡の打力も重要だといっても、故障が多い二岡は、シーズン全体に活躍できない・・坂本の活躍は、チームの長期計画の一環として取り組むべきと思う。

慣れない2塁守備で苦悩する坂本は、アンチ巨人の私としても見たくない。
二岡のショートレギュラーには反対だ。

坂本の悩みは、きっと巨人の若手選手の悩みでもあるからだ。

そうはいっても、温かくなってベテラン選手が活躍し出せば、優勝に絡んでくるかも知れないが、守備の悩みを持ったラミネスは、どうする。

東京ヤクルトの宮本が、巨人には負けたくないという言葉を強調している。

この裏では、ラミネスが楽しく・野球でき好成績をあげられたのは、守備で宮本が支えていたことを、ラミネスに理解させようとしているのだと思う。

巨人の二岡と、東京ヤクルトの宮本の違いだと思う。

超高級年俸をもらっているにもかかわらず二岡のプレーには、チームリーダーの意識が見られない。

若い坂本にポジションをゆずり、自分は2塁や外野の守備練習をしたり、強力代打をめざし、監督にアピールするなど・・・チームのために・・何か考えたら。

原監督にひとこと・・・・ラミネスを生かすなら、小坂誠のショートが特効薬と思いますが・・・・。

原監督魂の訓示目標は3冠奪取 

2008-02-01 11:15:51 | 巨人野球

原監督魂の訓示目標は3冠奪取   2.1.サンケイスポーツ(概略)

1.31.巨人・原辰徳監督は、春季キャンプ地の宮崎入りし、全選手、スタッフを前にしたミーティングで約25分間にわたって猛烈なハッパをかけた。

昨季は80勝53敗1分けで5年ぶりのセ・リーグ優勝を果たしたが、クライマックスシリーズでは中日に3連敗し、日本シリーズ進出を逃した。

自信と屈辱が入り交じったシーズンを踏み台に、高い目標を設定した。

セ・リーグ連覇だけではない。6年ぶりの日本シリーズ優勝、そして巨人初のアジアシリーズ制覇にも照準を合わせた。

究極の3冠奪取こそが2008年原巨人のゴールだ。

宮崎神宮で必勝祈願をすると、26日から宮崎入りして合同自主トレを行っていた選手と再会。

「2年連続Bクラスの後だった昨年の今ごろにはない緊張感と期待感を感じた」とG戦士の顔つきに手応え。

全選手、スタッフを前にしたミーティングでは約25分間、熱いメッセージを発した。

「昨年ペナントレースを制した価値を生かすためにも、今年は昨年以上に大事な年になる。どんな敵がきても、勇猛果敢に戦う選手になってもらいたい」

清武球団代表が「選手はみんな真剣で、かなり前のめりになって聞いていた」と目を見張るほど、会議室の空気は張りつめた。

昨年は「巨人軍の伝統を守りながら新たな歴史をつくってほしい」と訴えたが、今年の“訓示”はあくまでも勝利に重きを置いた。

大目標のため、キャンプ改革に乗り出す。一、二軍の区別をなくし、ベテランのA班、一軍候補を鍛えるB班、若手・リハビリ組のC班と3班制を導入。

かつての二軍宿舎を廃止し、宿舎も外国人と一部ベテラン選手を除き、ほとんどの選手が同宿となる。チーム一体の中で激しくポジション争いをさせるのが狙いだ。

「チーム・ジャイアンツで動く。全員が力を出し合って、目標に向かって戦っていく」

昨季リーグ優勝メンバーの主力選手が全員残り、ラミレス、クルーン、グライシンガーと巨大補強も敢行した。「途中敗退」は許されない。

必勝を義務づけられたG戦士を選び抜くサバイバル・キャンプが始まる。

●谷&李が回復順調でA班入り…「3班制」振り分け発表

今季から導入した「3班制」のメンバーが、ミーティングで発表された。

ベテラン・主力のA班(20人)にはこのオフ右ひじ手術を受けた谷、左手親指付け根の手術を受けた李承ヨプが順調な回復を理由にメンバー入り。

ともに左ひざ半月板の手術を受けた小笠原、二岡は若手・リハビリ組のC班(15人、育成選手含む)に。

最も多いB班(45人)には投手陣のリーダーとして高橋尚が入る。

<感想>

豪華な実績を持つメンバーがそろった巨人・・・・。このメンバーが、シーズンを通して活躍できれば、ダントツのトップはまちがいない。

1・2軍が一体となったキャンプは、巨人のチーム作りに一つの可能性を見ることができる。

しかし気になることは、怪我人・手術組が多いと言うことである。

左ひざ半月板の手術を受けた小笠原、二岡。右ひじ手術を受けた谷、左手親指付け根の手術を受けた李承ヨプ。

1塁・・李承ヨプ。3塁・・小笠原。遊撃・・二岡。左翼・・谷。と昨季のレギュラーが、フル出場できるか?

もしできない場合の対策は、できるのか?注目していきたい。

ベテラン若手に交流指令巨人 

2008-01-14 04:11:08 | 巨人野球

ベテラン若手に交流指令巨人  1.13.サンケイスポーツ(概略)

1.12. 巨人・原辰徳監督がベテラン選手に対し、2月の宮崎春季キャンプで若手との積極的な交流を義務づけることが分かった。

主力と控え組の“格差”を減らしてチーム一丸を図り、日本一奪回を目指す。

6年ぶりの日本一へ、キャンプ改革を進める原監督が主力選手へ“門戸開放指令”を出す。

宮崎キャンプ期間中、選手同士が交流を図れるように、ドアには鍵をかけないように指示を出す。

「去年は主力とその他の距離が大きかった。今年は一緒に泊まるんだし、上の人間は門戸を開放してほしい」

原巨人は今年の宮崎キャンプで一、二軍の区別をなくす新機軸を打ち出した。
練習はA(ベテラン)、B(一軍候補)、C(若手)の3班で競い合う。

外国人選手らを除き、ほとんどの選手が去年までの一軍用ホテルで同宿することになる。

主力には球界を代表する高年俸スター選手がズラリと並ぶ巨人だが、控え組の選手は出場機会も減り、知名度も低い。

キャンプ中に若手が自由に先輩の部屋に行って相談したりアドバイスを受けるなど交流を図ってチームの一体感を出してほしい、というのが指揮官の願いだ。


<感想>

ベテラン若手交流は、選手同士が自発的に行うことであって、監督指令では始まらないと思う。

1軍2軍選手は、今回のキャンプでは、同じホテルに止まるらしいが、ペナントレースになったら、若手は2軍・・・交流なんかできるはずがない。

ベテラン選手が、2軍のゲームを見るというところまで、指令するなら理解できるが、キャンプ期間限定では無理と思う。

キャンプはベテランも若手もレギュラー取りを競う場面と思う。原監督は、去年まで全員一緒のスタートラインといっていたではないか。

高校野球のようにチームのために・・・・といった意識を選手から奪う年俸格差チームでは、無理だ。

超高額選手が故障しないようなキャンプを目ざし、若手にはベテラン選手の故障時の代役・・・チャンスを生かせ、実績を上げよという教育の方が適切アドバイスになると思う。

ベテラン・若手交流で、若手が育てば、ベテランは控えに回り、成績ダウンで年俸が下がる。

こんな対立関係がチーム内に生まれるような雰囲気は、球団が行っている契約のやり方が大きな影響を与えるような気がする。

長年やって来た原監督の野球を曲げない方が良いと思う。

巨人ロッテの藤田獲得

2007-11-08 00:06:20 | 巨人野球

巨人ロッテの藤田宗一獲得 11.7.サンケイスポーツ(概略)

11.7. 巨人は千葉ロッテを戦力外となった藤田宗一投手(35)と来季の契約を結んだと発表した。1年契約で年俸5500万円。背番号は37。

東京・大手町の球団事務所で入団会見した藤田宗一は「自由契約になって眠れない日もあった。新人のつもりで新しい自分を出したい。」

交流戦での古巣との対戦については「楽しみどころじゃない。千葉ロッテのファンから“何で出したんや”と言われたい」と闘志を燃やした。

藤田宗一は、主に中継ぎとして活躍してきたが、今季は31試合で1勝2敗1セーブ、防御率12・64と精彩を欠いた。

千葉ロッテからはコーチ就任を要請されたが現役続行を希望したため、戦力外を通告された。

◆巨人・原監督の話

「貴重な左腕として期待している。プレッシャーのかかる中で積み重ねてきた経験のすべてをセ・リーグのグラウンドにぶつけてほしい」

<感想>

一昨年、1億円以上を要求した選手が、5500万円で契約したと言うことだ。

私は、大活躍して欲しい・・・拍手も送ろう。しかし、自己中心主義の選手は、千葉ロッテには必要ない。

交流戦での千葉ロッテ戦を楽しみにしている・・・・その前に、登板できるかどうか・・それが問題だ。

大活躍して、千葉ロッテを完封しても、「何で出したんや」とは思わない。

君の発言が、チーム内の雰囲気を混乱させたと思う。千葉ロッテは今、赤字球団だと言うことを選手も自覚して欲しい。

黒字球団・巨人で活躍して、年俸1億円を目ざしたらいいと思う。
がんばれ藤田宗一。

渡辺会長怒り/制度よくない  

2007-10-24 01:56:21 | 巨人野球
渡辺会長怒り・制度よくない  10.23.スポーツニッポン(概略)

10.22. 巨人の渡辺恒雄球団会長(81)が、都内ホテルで怒りを爆発させた。5年ぶりリーグ制覇を果たしながら、CS第2ステージで中日に3連敗。

日本シリーズ進出を逃したことに「制度がよくない。リーグ優勝が何の意味もない!」と今季から導入されたCS制度を批判。

その後は采配ミス、補強問題など現場とフロントをメッタ切りにした。

 「作戦ミスが3日続けば負けるんだよ。敗因はベンチワーク?それもある。落合の方が頭が良かったんじゃないの。負けるべくして負けたんだよ。」

初戦の先発読み間違いに始まって、第2戦は投手の川上にバスターを決められるなどやられっ放しの敗戦。

中日・ウッズと対照的に不振だった李スンヨプら外国人についても「巨人の補強は全部間違っている。

クロマティ、ちょっとローズ、ペタジーニ。他は全部失敗しているじゃねえか。それが分からねえフロントがどうかしてるわな」と一刀両断だ。

来季が3年契約3年目の原監督については「ペナントレースで優勝したんだから…。

まあ経験だよ」とした上で「来年は日本シリーズまで勝ち抜いてもらいたい。

そのためなら何をしてもいい。こんなバカな状況で補強せずにいられるか」と日本一“奪回”へ今オフの大補強を宣言した。

「これを教訓にして、反省して生かさねえようなら巨人はおしまいだな」。渡辺会長の腹の虫は最後まで納まらなかった。

<感想>

予想通りの発言・・・おもしろくも何ともない・・・。

この人の発言は、1年でチーム作りせよと叫んでいるにすぎない。1年でチームはできない。

優勝するチームは、それぞれの特徴を打ち出し、数年かかってチームを作っている。
根本は、チームの首脳部(会長・オーナー・監督)が、選手とどのような関係にあるかと言うことだと思う。活躍するのは、選手だからだ。

チームの首脳が、選手に対して、「たかが選手が・・・何を言うか?」こんな発言をしていれば、

超高額年俸の選手は、それなりに活躍していればいいと思うであろう。

若手選手は、出場のチャンスが少ないから、大きなゲームでは緊張してミスをする。その原因をちゃんと分析していない。特に首脳陣が・・・。

今季も札束でFA選手を入団させるだろう。

1年くらいは超高額年俸のために、活躍するだろうが、彼らは個人成績を上げるための活躍で、チーム力アップの活動はできないと思う。

若手の成長は、ベテランのポジションが奪われるからだ。

李スンヨプは今年が2年目・・・手首の故障で大活躍はできなかった。なぜ怪我発生時に手術させなかったのか。

そこのチームの選手に対する考え方が表現されている。

選手を大事にしないチームに、チーム一丸は無理だと思う。

千葉ロッテの小林雅英はFAで巨人入りするだろう。パリーグでは、ここ2年そこそこの成績しか残せていない。

セリーグでは、監督が使ってくれれば、活躍できると思う。

9回の先頭・2番バッターを出塁させる・・・このパターンだと原監督は、使わなくなるだろう。

登板させなければ、好成績はあげられない。今季の千葉ロッテでは、打線が不調だったために、登板チャンスが、少なかったように思う。

バレンタイン監督は、小林雅英を、9回限定で登板させていた。原監督には、この使い方はできないと思う。

抑えの投手をもう1人入団させたら、小林雅英の出番はさらに縮小されるだろう。
どうなるか注目していきたい。

今季活躍した小笠原・谷選手の来季も注目だ。///この首脳陣いるか限り優勝して欲しくない。

日本ハムの野球を見てごらん。選手1人1人がチームの勝利のために、全力で野球している。応援したくなるチームだ。

制度について何か言う前に、自分のチームの強化を真面目に考えてくれ。

巨人 自力V消滅 

2007-09-10 16:12:54 | 巨人野球

巨人自力V消滅   9.9.デイリースポーツ(概略)

阪神の勢いにのみ込まれた。巨人は屈辱の3連戦3連敗。今季の阪神戦の負け越しが決定した。さらに4月12日以来の3位に転落し、自力Vも消滅した。

原監督は「負けたチームの監督がどうこう言えない。一歩足りなかった」と、悔しさに声を震わせた。指揮官が、どうしても我慢できないプレーがあった。

七回の守備、シーツを三ゴロに打ち取ったプレー。一塁で送球を受けた李スンヨプが、一塁を駆け抜けたシーツに左足の甲を踏まれた。

これに対し原監督はベンチを飛び出しシーツに詰めより、シーツも言葉で応戦。その後は両軍の選手、コーチがグラウンドに集まる一触即発の事態となった。

怒りをあらわにした指揮官は目を大きく見開いて岡田監督に突進しようとして周囲に止められるシーンもあった。

「放置することはできない。審判、監督がしっかり注意することが必要。

岡田さんもビデオをしっかり見ればきちんと注意するはずですよ」とまくしたて、「故意でないことを信じたい」と語った。

しかし、原監督の猛抗議も勝利に結びつかなかった。延長十回から登板した上原が鳥谷、藤原に連続タイムリーを浴びて2失点。

7日の阪神戦に続く3敗目を喫した守護神は「きょうは勘弁して下さい」と険しい表情だった。

打線は4番を打っていた小笠原を3番、当たりが出てきた李を4番に戻すなど大幅に入れ替え8点を奪ったが、負の連鎖を止めることはできなかった。

「結果的にこういうゲームをして3連敗。(11日のヤクルト戦から)9連戦。それをしっかり戦う」と原監督。だが、その表情にはダメージがありありだった。

<感想>

投壊・・・これはあの熱い時期の投手起用を見れば、このような状況が予測されたはず・・・。少なくとも「千葉ロッテばんざい」では予言してきたことだ。

先発投手陣を設定できないチーム宿命であろう。

バレンタイン監督は、先発6人体制を崩さない。巨人は成績の良い選手優先で先発させてきた・・その違いだと思う。

好調な高橋尚・内海も中4日の登板でもがんばってきたが、その夏の疲れ出てきたのだと思う。

毎年巨人は、先発ローテーションが確立できていない。そして毎年9月に息切れするチームの改善は、いつ取り組むのだろうか?

巨人安藤打てず首位陥落 

2007-09-09 04:40:52 | 巨人野球

巨人安藤打てず首位陥落   9.8.サンケイスポーツ(概略)

巨人1-2阪神、20回戦、阪神11勝8敗1分、(東京ドーム)

前夜の点の取り合いから一転、首位攻防第2ラウンドは息詰まる投手戦となり、競り負けた巨人が1位の座を明け渡した。

巨人ベンチは相手先発を左腕の下柳とみて、二岡を5番に上げるオーダーで臨んだ。だが、読みが外れた上に先頭打者本塁打で先制を許す苦しいスタート。

原監督は「確かに先発予想は外れたが、どうということはなかった」と強がった。

しかし、出はなをくじかれただけでなく、“予想外”の先発となった安藤に五回までパーフェクトに抑えられ、試合の主導権は最後まで引き寄せられなかった。

1点を追う九回、無死二塁の好機で3番からの主軸3人が凡退し、2位転落が決まった。

前日は7本塁打しながら逆転を許し、この日は万全でない阪神投手陣を打ち崩せなかった。

指揮官は試合後、報道陣とのやりとりで首位陥落を知ると「全力を出して戦うことに変わりはない」と自らに言い聞かせるように話した。

<感想>

9回のの攻撃は、「巨人野球」を表現していた・・・・。原監督がこのような無神経な采配をしている限り、巨人に一丸野球はできないと思う。

ペナントリーグ終盤は、どのチームもチーム一丸で戦っている・・・日本1を目指して・・・・。短期決戦のために・・・・。

しかし巨人は、いつもの通りの作戦だった。

9回裏・この回先頭の矢野選手は、クリーンヒットを2塁打とした。

ノーアウト2塁で、高橋由選手・・・。1対2の最終回だ。バントして1死3塁で、小笠原選手の外野フライで1点取り同点を狙う。

これが順当の作戦だと思う。

もし高橋由選手がバントに自信なければ、バント専門選手を代打すべきと思う。

それがチーム一丸で戦う姿勢の表現であり、例え失敗しても、チームで戦っている感覚を選手達に与えることになる。

バント専門選手を育成していなかったのか。高橋由選手に遠慮したのだろうか?原監督は、バント作戦は採らなかった。

原監督は、高橋由選手のヒットで1点を狙った。・・・・少なくとも高橋がバントの姿勢を見せれば、阪神・藤川はちょっと迷うのではないかと思う。

阪神藤川選手に、プレッシャーをかけない。

何も工夫なし・・・。結果は予想通り、三振・・・1アウト・2塁。

ベンチ内の選手の多くは、自分の出番はない。巨人は、レギュラーだけで戦うんだという意識を植え付けてしまったのではないだろうか。

この回の3番の小笠原選手も、ヒットで同点を狙ったが、三振。その間2塁ランナー・矢野は、盗塁を狙った姿勢もなく、藤川は打者との対決に集中できたと思う。

次打者・二岡選手も、ヒットねらい・・・。ランナーと打者の連携作戦もなし・・・・。

チーム一丸で勝利しようという姿勢が見られなかった。ここに巨人野球の姿が見えたといえよう。

夏バテ深刻巨人5連敗

2007-08-17 21:52:21 | 巨人野球
夏バテ深刻巨人5連敗  8.17.サンケイスポーツ(概略)

8.16.広島6-3巨人、18回戦、9勝9敗、(広島)広島の猛暑の中、投打の歯車が狂った。打線が先制しても、中盤以降に投手陣が逆転を許す。

原監督にとって、寝苦しい夜が3日も続いた。正念場の8月に同一カード3連敗だ。

「打者は1点取ったら2点目を、2点目を取ったら3点という、その辺の歯車がかみ合っていない」

今季2度目の5連敗で、中日に首位の座を奪われた。4試合連続の逆転負けで、7月31日以来の2位転落。

世間のお盆休みに合わせるように後半戦好スタートを切った原巨人が小休止だ。

二回に小笠原の27号ソロで先制も、五回に先発の木佐貫が梵に逆転2ランを浴びる。

六回一死一塁で投入した今季初登板の三木は、四球に阿部の捕逸&打撃妨害などで自滅。

打線も1番の高橋由がこの3連戦で11打数1安打と苦しんだ。

対照的に3試合で2発と気を吐いた小笠原は投打の歯車がかみ合わない状態に「うん、我慢!!」。短い言葉に悔しさを込めた。

昨年7月に9連敗した際も、中日-広島と続く対戦カードが起点となった。そんな悪いデータもちらつくが…。

「後半戦も2位からのスタート。これをいいように考えて。東京ドームに帰って、ふんどしを締め直して頑張ろう」と原監督。全国的な猛暑。

しかし、熱いのはお尻だ。尻に火がついた巨人が正念場を迎えた。

★ここ6戦22の4…急ブレーキの由伸

高橋由が調子を崩している。

この日も2打数無安打で10日の中日戦(ナゴヤドーム)から、6試合で22打数4安打8三振となった。7月24日には.327あった打率も.302まで下降。

本塁打も7月29日に放った24号から出ていない。

「何とかしないといけない。疲れ? 相手も条件はいっしょだから。」17日からのヤクルト戦(東京ドーム)に向け、気持ちを切り替えていた。

<感想>

巨人の強力打線が、夏を乗り越えられるか?昨年もそうだった。昨年は交流戦で体力の限界を見せていた。

今季は、小笠原・谷の加入で7月まで何とかがんばった。

我が「千葉ロッテばんざい」で指摘していたことが現実になりつつある。春季キャンプでがんばった選手を、登場させるべき時期に来ている。

原監督がこれからどのような作戦で闘うのか・注目していきたい。

有力選手の夏休みをどう取らせるかだと思う。

李スンヨプは今、0.267の成績だ。あの傷はどうなっているのか・・・。

この程度であれば、あの時手術して、9月復帰で大活躍・・・このシナリオの方が良かったと思う。このことに関しては、結果論で言っているのでない。

原監督・・・・目前のことだけ考えるのは、もう卒業して欲しい。

千葉ロッテのズレータは、長い夏休み・・・しかし、みんながくたばるであろう9月再登場で、きっと大活躍してくれるだろう。

選手の身体に心配し、怪我させないことも重要だと思う。

高橋由選手はドームでがんばりすぎると、又怪我の再発なんてことのないよう監督やコーチは配慮すべきだ。

阪神・横浜もがんばっている。

失速のまま時々勝利では、・・・・・最悪のことも可能性があるよ。構造改革すべきと思う。しかし事前にプランされてないと、うまくいかないかも・・・。

原監督の采配は、今までも楽観主義でやって来たが、成功例も失敗論も反省されていない感じがする。

高橋由8本目先頭弾プロタイ  

2007-07-26 16:19:40 | 巨人野球

高橋由8本目先頭弾プロタイ  7.26.スポーツニッポン(概略)

7.25. 【巨人13-7横浜】巨人・高橋由伸外野手が、横浜戦でプロ野球タイ記録となるシーズン8本目の初回先頭打者本塁打を放った。

4回にも貴重な追加点となる22号ソロを放ち、負ければ4連敗、4月12日以来104日ぶりに3位転落となる一戦でチームを救った。

V奪回の切り札として原辰徳監督が指名したリードオフマン。正念場の戦いで、ファンと指揮官の期待に応えた。

お立ち台での高橋由は興奮する感情を抑え込み、落ち着いていた。今季4度目の1試合2発。それよりもチームの連敗脱出を喜んだ。

「残り試合が勝負。きょうはきょうで終わったことなので、あしたもいいゲームができるように頑張りたい」記録的な1本目。

2点を先制された直後の初回の第1打席、初球の真ん中スライダーを右翼席に運んだ。

今季8本目の先頭打者弾はプロ野球タイ記録。先頭での初球弾は今季3本目となり「何て言っていいか分からない」と振り返った。

自画自賛の2本目。4回2死から、内寄りの甘いカーブを左中間に運び「自分でもびっくりするくらいうまく打てた」

8回に右前打し今季100安打。好調の理由は1本足の改良にある。「自分なりにいろいろなタイミングで上げている。無意識のうちに」と明かした。

右足を上げる高さ、時間は打席ごとに変わる。どんな投手にでも対応できる形を模索した結果だった。

普段見慣れない投手を打ち込み交流戦では打率・360、8本塁打をマークした。

前半戦最後の6試合を欠場するなど、痛めている右足首は万全ではない。本来は出場選手登録を抹消するほどの炎症。

監督推薦で出場した球宴では、球場に一番乗りし外野を走った。

お祭りを楽しむことより、コンディションを上げ後半戦からの出場にこだわった。「悔しかったし迷惑をかけたから。

完ぺきなわけではないけど、やれているので(足は)問題ない。」

原監督の掲げる攻撃的オーダーでリードオフマンは欠かせない。その意味を理解し、戻ってきた。

敗れれば4月12日以来の3位転落となる一戦。

観戦した長嶋終身名誉監督が「由伸のホームランが流れを変えたな」と言えば、原監督も「非常にいい形でいけた」と称えた。

打線は、今季最多の13得点を挙げ後半戦初勝利。連敗を3で止めた。「やっと1番に慣れてきた。打てるものなら打ちたい。」

高橋由がプロ野球記録を塗り替えるチャンスは、残り56打席もある。

<感想>

高橋由・李スンヨプ・・・・予想通り、凄い活躍だ。

問題はこの調子で、ペナントレース終盤まで、この活躍ができるかどうかだ。打撃の調子だけでなく・体調が心配だ。

原監督は、2人の活躍で何試合勝利するかを計算しているのか。

この2人を中心とした巨人打線は、上昇するだろう。しかし今度ダウンしたら、チームはガタガタになるだろう。

由伸&李が故障癒えずも復帰

2007-07-24 02:57:59 | 巨人野球

由伸&李が故障癒えずも復帰   7.23.サンケイスポーツ(概略)

7.22. 巨人は川崎市のジャイアンツ球場で全体練習を行い、

7.24.再開の後半戦初戦(対横浜、東京ドーム)に、故障をかかえる高橋由伸外野手と李承ヨプ内野手のスタメン復帰を決めた。

前半戦終盤の失速を巻き返すため、13日ぶりにV奪回打線をベストメンバーで組んで必勝を期す。

この日49歳の誕生日を迎えた原監督は、ケーキの火を吹き消すとともに、後半戦への熱い決意を新たにしていた。

「健康で、いい形で50歳に飛びこんでいく、そんな一年にしたい。ジャイアンツの大願成就に向け、目標を達成することがいちばんです」

首位・中日に1ゲーム差をつけられ、3位・横浜にも1.5ゲーム差に迫られた苦境。なにより欲しい誕生日プレゼントは、高橋由と李承ヨプの復調した姿だった。

右足首痛ながら球宴に出場した高橋由は、阿部ら他の球宴組とともに練習免除だったが、自主的に参加。シート打撃では門倉から右前打を放った。

12日の阪神戦を最後に前半戦終盤6試合を欠場したが、原監督は「良い形で入っていけるでしょう」と復帰GOサイン。

高橋由も「これ以上休んでいられない」と期待に応える覚悟だ。

左手親指付け根を痛めている李承ヨプは、12日の一軍登録抹消後初めてフリー打撃を行い、39スイングで7本のサク越え。

シート打撃は回避し、ブルペンで打席に立って、投球に目慣らしするにとどめたが「できるだけ努力して24日からみんなの中に入っていきたい」と決意を示した。

約2週間実戦から遠ざかっているものの、伊原ヘッドコーチは「登録はするでしょう。今後の練習を見て、本人がやる気となれば監督も使うだろう」と明言した。

高橋由も李承ヨプも故障が完治しないままの強行出場だが、24日の横浜戦には13日ぶりにフルメンバーがそろう。

手負いでも、ぶっつけ本番でも、どうしても2人が必要。原巨人は背水の陣で後半戦を迎える。

●先発は金刃…5投手で6連戦また中4日

新人王候補最右翼の金刃が、後半戦フル稼働することになった。後半戦スタートの24日横浜戦(東京ドーム)の“開幕投手”を務めることが濃厚。

その後先発5投手で6連戦を乗り切る日程から中4日で先発する。

この日金刃は、尾花投手総合コーチのアドバイスを受けながらブルペンで48球の投球。

「軸足に体重を乗せることを意識した。乗り切らないと球が甘くなるんで」と話した。
前半最後の18日阪神戦(甲子園)でも中4日で先発しており、原巨人は金刃で前半戦を終わり、金刃で後半戦を始める形だ。

今季14試合に登板し7勝4敗。他球団ルーキーに大きく水を空けている。

巨人の左腕では78年の角三男以来、30年ぶりとなる新人王獲得ヘフル回転して、白星を荒稼ぎする。

●パウエル、先発復帰OK「中4日でも問題ない」

右ひざ手術から復帰したパウエルの先発ローテ入りに最終ゴーサインだ。この日の練習で1カ所打撃に登板し、打者8人に1安打。

「もう大丈夫。期待に応えたいし中4日でも全く問題ない」と力強く宣言した。

手薄な右の先発として27日からの広島戦(東京ドーム)での登板が有力。

また、同じく登板し打者8人に3安打を浴びた門倉は、7月末の二軍戦で先発し一軍昇格を再度判断する。
<感想>

怪我の完治なし復帰は反対だ。巨人は、将来のチーム作りのイメージがなく、目前の勝利のために、選手を使い捨てる気か・・・?

生え抜きの高橋由選手まで使い捨てにする気か・・・。

李スンヨプ選手は、大リーグ志向の出稼ぎ選手だから仕方ないのかも知れないが・・・本当にこれで良いのか?

この厳しい夏場を怪我人は、体力温存をしなければならない。確かに潜在野球力の高い選手だから、2人ともそれぞれの成績を残すだろう。

しかにその影響は大きいと思う。まず再度リタイヤする可能性がある・・・。
今が勝負所ではない・・・終盤・9月後半が最終勝負所だ。

原監督にこの発想はできないのか?

仮に2人の参加で優勝できたとしても、体力の限界となりはしないか心配だ。

千葉ロッテバレンタイン監督は、今江敏晃をゆっくり調整させた。その間は若手・中堅選手でがんばった。

それを見ていた今江敏晃は、それ以上にガンバなければならないと、「自覚」して、再起に向かう。

選手の心意気に差が生まれるであろう。

聞くところによれば、李スンヨプ選手は手術した方がよいと言う意見があったようだが、シーズンオフにと巨人が決めたようだ。

李スンヨプは完全なプレーができない状態で、試合に出場することとなる。

プライドの高い李スンヨプは、良い成績を残そうと、さらに厳しい練習を繰り返すであろう。

その結果は・・・ある程度予測できる。主力選手の故障を原監督は、予測し対策を取っていなかったことになる。これは原監督と首脳陣の怠慢だと思う。

この責任を選手に負わせていることになるのではないですか。

素人の私が予想できたことを、なぜ認識し対策を取らなかったのか?不思議だ?
また先発投手陣を、中4日で登板させるという。

先発投手の人数が足りない・・・これも投手コーチの責任だと思う。

新人の金刃選手は素晴らしい活躍をしてきたが、これからは打線の援護が今まで通りでなければ、勝利できないと思う。

がんばりすぎると、最後まで体力が持たないかも・・・・。

今年の夏は、冷夏だと言われていることが、現実になれば、金刃選手の活躍が、長期間となるだろう。

千葉ロッテの先発は6人・・・中8日で投げている。

今後の巨人を見守っていくことにしよう。