ジョニートライアウト移籍先探す 10.3.サンケイスポーツ(概略)
10.2.千葉ロッテは、黒木知宏投手(33)に戦力外通告した。気迫ある投球でファンに愛された『ジョニー』が、来季の構想から漏れた。
本人は現役続行を希望していて、11月に行われる12球団合同トライアウトなどで移籍球団を探す。
無念の「戦力外」が通告された。ロッテを低迷期から支え続けてきた黒木知宏が、千葉を離れることが決まった。
「13年間、ロッテでプレーできたのは幸せ。今後については今は現役続行しか考えていません」と黒木知宏は球団を通じコメントを発表。
狭間球団代表補佐は「ロッテの基礎を築いた投手ですが来季の構想から漏れた。現場の考えです」と説明した。
黒木知宏は1995年に王子製紙春日井(当時)からドラフト2位で入団し、気迫あふれる投球と「ジョニー」の愛称でファンに愛された。
1998年には最多勝利と最優秀投手(最高勝率)のタイトルを獲得。2000年のシドニー五輪では日本代表で出場した。
しかし、2001年途中に右肩を痛め、それ以降も右ひじなど相次ぐ故障に見舞われた。
救援投手としての復活を目指したが、全盛期の力は戻らず、今季は3月27日の西武戦で1回1/3を投げただけだった。
通算成績は199試合に登板して76勝68敗1セーブ、防御率3.43。
球団側はコーチなどでの残留や引退試合は検討していない。黒木は11月の合同トライアウトで他球団移籍、現役続行への道を模索する。
■黒木 知宏(くろき・ともひろ)
1973(昭和48)年12月13日、宮崎県生まれ、33歳。延岡学園高から新王子製紙春日井を経て、1995年ドラフト2位でロッテ入団。
1年目から20試合に登板し、2年目から先発ローテ入り。2001年に右肩を痛めた。主なタイトルは最高勝率、最多勝利(ともに98年)。
今季は1試合のみの登板(1回1/3を無失点)で、通算成績は199試合、76勝68敗1S、防御率3.43(2日現在)。
1メートル78、84キロ。右投げ右打ち。
既婚。年俸1600万円。背番号54。愛称の『ジョニー』は、ウイスキー「ジョニーウォーカー」の黒、“ジョニ黒”から。
<感想>
我々長年のファンからすれば、ファン感謝デイとかで何かを企画して欲しい。
最近のファンからすれば、「黒木知宏?」と言うことと思いますが、・・・・。
毎年チームも新しく作り替えていくわけですから、過去の栄光・実績を、何時までも引きずっていてはならない・・・これも分かります。
それが現実か? 残念だ。
黒木知宏・・・他チームに行っても最後までがんばってくれ・・・・。