サロン・風変わりな人材開発の宴 

人の育成について、色々な視点から書いていきます。これは、体験記であると同時に、次の人材開発施策に対するトライアルです。

「心の修業」はできるでしょうか

2017年04月05日 07時09分41秒 | 自己啓発
心の修業は難しいです。この場合の「心の修業」とは、仕事をする姿勢のことをいいます。能力開発というと、仕事のスキルのことばかり。

それではいかんと言うので、研修部門は課題図書にこういうのを挙げますよね。
1.「7つの習慣」 コヴイ-
2.「人を動かす」カーネギー
3.「道をひらく」松下幸之助

読まれた方も多いと思います。
この選択について、とやかくいうつもりはありません。どの本も素晴らしい本です。
但し、「心の修業」というより、「心の栄養」という表現があいますね。

「心の栄養」を得て、鍛錬すること。そうですね。鍛錬するものが欲しいのですね。

比叡山の1000日修行のようなもの。。。。

ないな。。。

へこたれない心。最近では、これがまた「レジリエンス」とかカタカナ言葉の本が出てくる。

いいんですが、何かひとつ違うんですよね。

人材開発部門には、「精神の鍛錬」という軸を構築するアプローチがあってもいいような気がいたします。



供給過剰の経済社会における戦い

2017年04月04日 07時14分45秒 | 事業戦略・技術戦略
今のビジネスの状況は、これにつきますね。

発展途上国の台頭は当然ご存じのこと。いずれ、どこの国でも、「なんでも作ることができる時代」がくるでしょう。

豊かになって、世界の人口増になるものの富が一極集中しているので、なかなか貧富の差は縮まりません。しかし、それも最後の秘境、アフリカも開発されると、世界がライバル。

80年代の「ジャパン・アズ・ナンバー1」は、もはや「今昔物語」へ。

株式会社と言う組織が全世界に広まって強くなっていくと、過当競争による価格低減により利益幅が低下し、成長が鈍化します。その対策としてコストダウン。最初は製品のコストダウンですが、そのうち賃金の上昇抑制。そして、いつものリストラ。

これはもう不可避の現象です。

やっぱり最後は個人なのでしょうね。どう生きるか。ネットでビジネスをするひとが、本業をやりながらのひとをいれると1000万人になったといわれています。

そういう時代なのですね。

新社会人の皆さん おめでとう  頑張ってください

2017年04月03日 07時22分07秒 | キャリア開発
新年度の始まり 新社会人の人がんばってくたさい。
思うところを申しあげたく。

1.企業同士の競争が激しく、勝ち負けの明確になる時代。しかも、それが長く続かない。
 「一社」懸命働く事は難しいと考えて、自己啓発+キャリア開発を。

2.同じ会社にずっといられるわけでもないかも。そして、受給する年金の低さ。
 「一生」懸命働く姿勢も。

3.誠実・真面目はどの時代にも通用する実力。


新しい門出。期待よりも不安の方が大きいかもしれないですが、皆、同じことを経験してます。
時間をふり返れば。「あんなこともあったよね」ですみます。

では、明るい未来を創るぞーという気持ちで。

過去、リストラされた人たちから思うこと②  ~ 毎日が日曜日の意味~

2017年04月02日 10時09分44秒 | 人事部門
読んでいて、おもしろくないと思われたらお詫び致します。

会社を去るに当たり、一抹の寂しさと同時に、さばさばした気持ちや久しぶりに自由になった気持ちでワクワクしている人。少し安堵されている様子が伺える人がいると聞きました。

大丈夫だろうか。
確かに嫌な仕事から解放され、サバサバした気持ちになるでしょう。
自由な休日が続く。但し、それはかつての休日とは異なるものであることに気が付かれるそうです。

退職された方が言っていたことを思い出しました。
「趣味は仕事があるから楽しい。仕事が無くなったら趣味は楽しいものではなくなった」と。

退職された方のなかには、奥さまから大反対された人もいたそうです。
それはそうです。大幅な年収ダウンですからね。

苦しい、嫌な仕事を担当していた人。或は後進に譲って、自分の仕事が無くなった人。
色々なケースはあるでしょうが、仕事が無いというのは、人によってはもっと苦しいものだと聞かされました。

嫌なお話しですみません。
長年にわたるお勤め、お疲れさまでございました。
どんなことでもよいので、次の人生の第一歩を歩んでいただきたいと思います。



過去、リストラされた人たちから思うこと①

2017年04月01日 07時17分53秒 | キャリア開発
ある大手企業での昨日、つまり3月31日の話し。早期退職に追い込まれた人たちが去っていった話しをききました。

「仕方がない」という気持ちで辞められた人がけっこういるそうです。

「仕方がない」というのは、どんな場面を想定しているのか考えてみました。
  1.会社の業績が下降している。
  2.自分自身でたいした仕事をしているとは思っていない。
  3.自分自身、自己の能力を向上するための努力を怠っている。
  4.その割には給料が高い。
  5.上記のことを、周囲、とりわけ上司が認識している。

一度や二度、リストラをしている会社は多いと思います。
リストラされている人をみていると、どんな人が対象になっているかわかるはず。

そうならないために何をすべきか。
自己のキャリア開発を考えることは大切かと思います。