サロン・風変わりな人材開発の宴 

人の育成について、色々な視点から書いていきます。これは、体験記であると同時に、次の人材開発施策に対するトライアルです。

「本を読んで知る」と「本を読んで考える」

2017年02月27日 07時11分24秒 | 自己啓発
「自分のセンスが悪い」と思って、書店に足を運ぶのですが、「これだ」というビジネス本との出会いがない。本の内容が「不作」なのではない。むしろ、よく考えられて作られていると思います。

多分、「あ~、これ何となく知っている」という気持ちが先に行ってしまい、手に取ってみようとしていない。

そして、「多分、それは自分の先入観だ。謙虚な姿勢にならないと」と思って向かおうと思うのだが、なかなか真剣に読もうという気持ちになれない。

本の購入額も減った。

ひとつだけ言えることがある。「本を読んで知る」のではなく、「本を読んで考える」に変わったこと。これは間違いない。

そうすると、考える時に必要な本はある程度そろっているので、改めて買う本はないことになる。それでも、気になる学者、コンサルタントの新著がでたときは、図書館で借りて確認し、どうしても必要なら買うか、書店で確認する。しかし、購入には迷うこともある。部屋が狭いのも問題だが。

その代り、「考える際に必要な本」というのは、積読にはならない。絶えず繰りかえして読む。
「思い出す」「関係性を再確認する」作業がどうしても必要になる。

気がつくと、ここ一、二年で、「これだ」というものはほとんどないという結果。ちょっと、自分の感性が鈍ったのではないかと思うことがあるが、いわゆる「新理論」でもない限り、そうそう飛びつきそうもない。

これは、本当に自問自答であり、正解かどうかもわからない。




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