サロン・風変わりな人材開発の宴 

人の育成について、色々な視点から書いていきます。これは、体験記であると同時に、次の人材開発施策に対するトライアルです。

なんで、研修屋さんて呼ばれるの?

2016年11月22日 20時28分45秒 | 人材開発部門
世の中に、「技術者」という単語と「技術屋」という単語があ

ります。しかし、「研修屋」という単語はあっても、「研修者」という単語はあり

ません。但し、研修受講者を略して「研修者」と言っているケースはあるかもしれ

ませんが。「技術者」と「技術屋」の二つを比べてみると、後者はやや見下した感

がしませんか? 「研修屋」には、これに代わる敬意を表した表現はあるのでしょ

うか。人材開発担当者・・かな。

「研修屋」という言葉の底に流れているものは、実際の現場でご苦労されている方

にとって、どこか現実離れして役に立たない研修内容を、芝居がかって講義してい

る先生や、何もわからない事務局。その双方か、何れかを指して言っているのかと

思います。ここを乗り切って、現場の方を唸らせる、あるいは遠すぎず身近なとこ

ろに布石を打てる。こういうことができれば、「研修屋さん」を卒業できるのでは

ないかと思っています。思ってはいるものの、そこで戸惑う「研修屋さん」たちは

多いですね。

これから先の「研修屋さん」は?