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ブログ「みんなの年金」
https://blog.goo.ne.jp/hitosamano
投稿記事一覧
2019.9.15.
年金カウンセラ- 高野 義博
各記事をタップ、クリックすると人生が変わります!
投稿2006.3.10~2019.9.13
1508記事
スマホ・タブレット・PCでお楽しみいただけます。
紙の本の長さ:677ぺ-ジ
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目 次
はじめに
❶検定:年金入門
❷年金記録問題解決! 年金履歴書
❸知らないじゃ、すまないでしょ! 事例で学ぶ年金
❹Q&A 年金の行方
❺ちょっと待った! これから年金の五〇代の方 年金生活への第一歩
厚生年金基金アーカイブ一覧
著者略歴
書誌一覧
上記❺に対するコメントをご覧ください。
「年金生活への第一歩」:読者コメント
*年金関係書籍紹介ブログ The企業年金BLOG http://dbdc.seesaa.net/ 書評記事
「肝心の中身はというと、年金請求の手続きがテンポよく書かれていて分かり易く、また「年金お調べ」「あなたの成功報酬」「年金履歴書」といった著者独自のチェックシートも充実。読者を心なしか前向きにさせる著者の語り口も手伝ってか、これなら自分でも出来そうだとソノ気にさせる構成が秀逸。50代への指南書としては勿論、むしろ年金相談を生業とする社労士・FP・金融機関職員の教科書としてもオススメしたい。さあ、これで貴方も年金カウンセラーの仲間入り!?」
*社会保険労務士 年金相談員 Aさん ブログ投稿記事
「請求漏れを防ぐ方法は実務経験者でなければ書けないことだと思います。
昔の会社の頭文字だけを教えて貰って思い出すとか、和子さんを「カヅコ」「カズコ」「ワコ」等、読み方を何通りか考えることとか、相談員によっては詳しく聞かないで終わらせる人もいますので、これから年金を受け取る方は自衛策として是非、読んでいただきたいと思いました。社労士試験に基金、共済、旧法が出題されないので、この3つは不得手で困っています。」
*企業年金コンサルタント FP協会会員 某氏 Eメール文書
「さて、「年金生活への第一歩」早速拝見しておリます。
こういう具体的事務手続きのイロハというのは本当に貴重だと思います。
一般に売られている年金制度の解説本では触れられていないテーマがたくさんありますね。(真っ先に目がいったのは社保事務所のデータベース画面です)年金をまさに「自分のこと」と捉える時期に来た方々にとって、痒いところに手が届く一冊なのではないかと感じます。」
*A社企業年金基金 事務長A氏 年金倶楽部http://www.nenkinkurabu.com/に掲載
「私は年金の記録確認などを促すあたりは、PLP(年金セミナー)で引用しています。
一方、この原稿は出版のご意向は? 声をかけてみましょうか? また、社会保険事務所の窓口にあっても、説明時に助かるのではないかな? この内容は、今後の基金の広報活動の参考になると思います。ひとりでも多くの方に読まれることを期待しています。」
お楽しみいただけましたら幸いです。( 年金カウンセラ-)
私事ながら年金カウンセラ-のプライべ-トをご覧いただけたら幸いです。
目 次
一 生い立ち
二 卒業論文
三 引用
四 「述語は永遠に……」
五 『情緒の力業』
六 書評
七 「述語は永遠に……」電子化
おわりに
そもそもなどと大げさなことではないが、少々由来などについてまとめておくのも一興かもしれない。
一 生い立ち
❶ 千葉市栄町
昭和二〇年七月千葉市市街地は米軍のB29による焼夷弾などによる空襲で焼き野原と化した。
銀行勤めをしていた父の栄町にあった家も燃え尽きた。
房総本線が不通になり、異母兄が四歳の私を背負い、父は桐箪笥を、母が弟を背負い、父の実家へ徒歩で疎開した。
❷ 桐作
父の実家は千葉県香取市桐谷の木内家で、一家五人で居候することになった。
一〇代も続く旧家で、箱膳で食事をする部屋は薄暗いのが新鮮であった。
五百坪ぐらいの屋敷で、隠居屋と馬小屋が物珍しかった。
❸ 香取飛行場
私が小学校に上がる前、香取飛行場の南面の松林の中に、父が実家から材木をもらって二階屋を建てた。
遊び場は飛行場の滑走路であり、草ぼうぼうの格納庫や墜落した飛行機の残骸や乗り捨てられた戦車であった。
朝日がまぶしい土手に山羊やウサギの餌やりのため連れ出した少年時代であった。
❹ 豊畑中学校
貧困の極みの中学時代であったが、野球だけが楽しみであった。
父はパンを焼いて自転車で売り歩いた。かりんとう、おこし、ばくだんと作り続けた。
進学は出来ない経済状態であつたので、進路は自分で考えるしかなかった。
❺ 自由ケ丘
母の紹介で、自由ケ丘のいとこの嫁ぎ先、川口模型店の住込み店員となった。
夜は、新宿淀橋の夜間高校電気科で四年間学んだ。
卒業時、電信柱のセミの仕事しかなく、下野することになった。
❻ 彷徨
食うためのアルバイト仕事を転々として右に左に走り回り、新宿駅のベンチで項垂れていた。
田舎には帰れず、職はなく、目標が定まらず、悶々としていた青春であった。
そんな中で、哲学を志すことになった。
二 卒業論文
目 次
第一章 序に変えて私の状況の非学問的回想
第二章 『哲学』の構造連関
一 まえがき
二 本論
1 哲学への序説
(1)存在の探求
(2)可能的実存にもとづく哲学するはたらき
(3)分節化の原理としての超越するはたらきの諸様態
(4)哲学するはたらきの諸領域の概観
2 哲学的世界定位
(1)世界論
(2)科学批判
(イ)世界定位の諸限界
(ロ)完結的世界定位
(3)哲学論
3 実存開明
(1)実存について
(2)交わりと歴史性の内なる私自身
(イ)自我自身
(ロ)交わり
(ハ)歴史性
(3)自由としての自己存在
(イ)意志
(ロ)自由
(4)状況・意識・行為の内なる無制約性としての実存
(イ)限界状況
(ロ)絶対的意識
(ハ)無制約的行為
(5)主観性と客観性とにおける実存
4 形而上学
(1)形式的超越
(イ)対照的なるもの一般の諸範疇における超越
(ロ)現実の諸範疇における超越
(ハ)自由の諸範疇における超越
(2)超越者への実存的諸関係
(3)暗号文字の解読
(イ)暗号の本質
(ロ)諸々の暗号の世界
(ハ)暗号文字の思弁的解読
(ニ)超越者の決定的暗号としての現存在と実存の消滅(難破における存在)
a実際の難破の多様な意味
b難破と永遠化
c実現と非実現
d難破の必然性の解義
e難破における存在の暗号
第三章 展開的考察
第四章 ヤスパースの『哲学』に対する私の態度
参考資料
一 ヤスパースの著作
二 関係著作
三 雑誌
四 その他
第一章 序に変えて私の状況の非学問的回想
「そもそも《哲学すること》が始まって以来、いつでも確実性の獲得が試みられてきたのである。」(注1)
ここに言う《哲学すること》は過去の哲学史の中にもあるし、哲学史に現われでない所の非学的な段階での人間性の持つ本質的な行為でもある。この行為の経験は人様々であって、幼児・少年期にもありえるのである。それは「僕はいつも、僕は他の人と同じ者であるんじゃないだろうかと考えてみるんだが、しかしやはりついに僕は僕なんだ」……(注2)という驚きであり、「初めの前には一体何があったのか」(注3)というような問いであったり、
「世界内のある事物が問題なのか、それとも存在と私共の現存在との全体が問題なのか」(注4)というような問いの相違の理解であったり、あるいは又「万物が必滅無常である」(注5)ということに対する驚きと怖れであったりするのである。
このような《哲学すること》が人間にとって根源的であるという事実は見逃すわけにはいかないことである。
そしてこの《哲学すること》の根源にある「驚きから問いと認識が生まれ、認識されたものに対する疑いから批判的吟味と明晰な確実性が生まれ、人間が受けた衝撃的動揺と自己喪失の意識から自己自身に対する問いが生まれる」(注6)のである。
驚愕・恐怖・疑問の中におかれた人間は必然的に《哲学すること》を始め、問いの究極的安心を求めるのである。
つまり《哲学すること》は《哲学すること》によって《哲学すること》を拒否する行為なのであり、それは「確実性の獲得」をもって成就されるのである。
このような確実性の獲得の要求が私に如何にして起きてきたか、あるいはそれがどのような色合いの下に、どのようなニュアンスの上に成立してきたか、そのような成立事情を訪ねて、以下に私の過去を概略してみよう。
ここでは過去そのものの内容を知ることが目的ではなく、(といっても、それは把握出来ぬものではあろうが)過去においてそれらの問題がいかなる状態、いかなる感じを持っていたかが重要なのであり、単なる背景としてのみ必要なのである。このような要請から、この概略は多分に私の主観的なものであり、多分に文学的修辞であり、明晰さは皆無であろう。それらは、ただ私にとってのみ重要な事柄である。
ある事件が十三才の時、校庭で起きた。
秋始めのある晴れた日、私は昼食後の満腹感で校庭を歩きはじめた。他の中学生達は既に校庭で遊んでいた。すると急に、風の音と彼らの遊び声が、ボリュームを落とし、あたりが静まり、私は白いワイシャツが風に揺れているさまを見続けていた。
それは風の強い日の旗のように、バタバタと音をたてていた。その衣服の白さとバタバタという音だけに、私の意識は集中した。その時、ひどい孤独と共に私は叫んだ。―ああ! 彼らも人間だ、と。
その白さ、バタバタという音は、私の意識に、他人としてそこに「ある」という感じを、叩きつけた。
その色と音とは今も私の中にある。しかし、他人はそこに「ある」のであるが、それがどのように私に関係しているのか、どういう具合にしてそれはあるのか……等という疑問符をつけられたままの形で、存在している。
その時から、私にとって他人は一つの謎のままである。
私に立ち向かってくるもの、対象、私以外のもの、客観存在、それらが問題として誕生したのである。
しかし、この謎の発生する因となった「白いワイシャツ」の経験は二十二歳頃まで、忘れられていた。偶然目に触れた次の文章が、私に先の経験を想起させたのである。
「彼はあたりを見まわした。すると自分自身の他に何ひとつ見えなかった。そこで彼は始めて叫んだ。―私がいる! と。……それから彼は不安になった。ひとりきりでいると不安になるからだ。」 ブリハッド・アーラニヤカ・ウパニシャッド (注7)
この新たな経験が私を仏教、それも禅へ目を向かわせたと同時に、実存哲学へ(というのもこれがボヘンスキーの『現代のヨーロッパ哲学』という書物の実存哲学の部の初めに象徴的に引用されていたからである)向かわせた一要素であった。
この経験による主観・客観の分裂の図式は、私に様々な事をなした。時々刻々の時間の重さであり、あるいは、対象のつまり世界の重さであり、「私が押し潰される」という感じであり、その時には、私はどこへ行っても呼吸困難のような息苦しさを感じ、対象物のあるところに、極度の恐怖と苛立ちを感じた。
ある時には、それらの苦悩がヒステリックになり、「苦悩こそただ一の高貴」(注8)という感じを持ったりしたのである。
高校生活も終わって、私は一つの懐疑に取り付かれていた。高校では電気に関する初歩的な知識を学んだわけであるが、それは客観性の要求ということであった。
万事万象が客観性によって見られ、客観性に乏しいものは、極度の嫌悪を持って退けられた。諸々の権威や伝来の道徳、あるいは政治、……それらのものが客観性の目、つまり合理性の目によって見られ、私の眼光はそれらのものを突き破った。
しかもその合理性は私の主観に対しても、向かったのであるが、私の主観の内には、客観性によっては把握しえぬものが、つまり「特殊なるもの」が残ってしまった。
一般性と特殊性の対立が現れはじめたのである。
一般的なものとしての科学的なものや、諸々の権威、および伝来の道徳が私に向かってくる場合、私の内なる一般的なものはそれを肯定するのであるが、私の特殊的なものが、それに対して叫びを発するのであった。一般的なものが、私を圧しつぶすという感じであり、息苦しくて、自由が感じられなかった。
一挙手一投足が、それら一般的なものの絶対的命令としてmustで立ち向かってくるのであった。そのmustが私を規制し、見張りを付けられたかのように私は私の行為に、のびやかさがないことを発見したのでもある。
【以下略】
続きを読んでみたい方はAmazonにお出かけください。
金融審議会 市場ワーキング・グループ報告書
「高齢社会における資産形成・管理」
令和元年6月3日
目 次
1.現状整理(高齢社会を取り巻く環境変化) 3
(1)人口動態等 ....................................................... 3
ア.長寿化 ........................................................ 3
イ.単身世帯等の増加 .............................................. 4
ウ.認知症の人の増加 .............................................. 6
(2)収入・支出の状況 ................................................. 8
ア.平均的収入・支出 .............................................. 8
イ.就労状況 ..................................................... 10
ウ.退職金給付の状況 ............................................. 13
(3)金融資産の保有状況 .............................................. 15
(4)金融環境に対する意識 ............................................ 18
2.基本的な視点及び考え方 ............................................ 21
(1)長寿化に伴い、資産寿命を延ばすことが必要 ........................ 21
(2)ライフスタイル等の多様化により個々人のニーズは様々 .............. 23
(3)公的年金の受給に加えた生活水準を上げるための行動 ................ 24
(4)認知・判断能力の低下は誰にでも起こりうる ........................ 24
3.考えられる対応 .................................................... 25
(1)個々人にとっての資産の形成・管理での心構え ...................... 25
(2)金融サービスのあり方 ............................................ 26
(3)環境整備 ........................................................ 29
ア.資産形成・資産承継制度の充実 ................................. 29
イ.金融リテラシーの向上 ......................................... 32
ウ.アドバイザーの充実 ........................................... 33
エ.高齢顧客保護のあり方 ......................................... 34
おわりに .............................................................. 35
【付属文書1】高齢社会における資産の形成・管理での心構え .............. 37
【付属文書2】高齢社会における金融サービスのあり方 .................... 44
(3)環境整備
(1)及び(2)では、高齢社会における金融サービスに関して、個々人の
資産形成・管理での心構えやこれに対応した金融サービス提供者のあり方が重
要であることを述べた。これに加えて、行政機関や業界団体などによる種々の
環境整備も劣らず重要である。
ア.資産形成・資産承継制度の充実
ライフステージを通じた長期の資産形成における長期・積立・分散投資
の有効性についてはこれまで述べてきたとおりであるが、こうした長期に亘
る資産形成を支援する制度として、税制面で一定の優遇が行われている「つ
みたてNISA」と「iDeCo」がある。
つみたてNISA は年間40 万円までの積立投資について運用益が非課税
(2037 年までの時限措置)であり、手数料等が安い公募株式投資信託商品
などに限定されている。20 歳以上の国内居住者であれば誰でも利用でき、
その資産はいつでも引き出し可能である。iDeCo は、掛金の上限は年間14.4
万円~81.6 万円であり、運用益は課税停止中であることに加え、掛金も全
額所得控除、年金受給時も一定の税優遇がある。商品は各金融機関等により
異なるが、国内外の株式・債券や投資信託など幅広く取り扱う。加入可能年
齢は20 歳から60 歳までとなっており、その資産は年金という制度趣旨に鑑
み、60 歳になるまで中途引き出しは原則不可となっている。
ライフイベントに応じて引出すことが可能なつみたてNISA と、年金制度
として所得控除が認められているiDeCo とは、両者を併用することで、住宅
購入などの計画的に準備が必要な支出や、病気、事故、失業などの予想外の
支出への備えをしつつ、老後に向けた資産形成が可能となるものである。よ
って、お互いが補完しあう関係として活用が進むことが望ましい。このよう
に、制度面では、個人の資産形成を促す制度が相応に整備されてきていると
いえる。
また、保有可能期間は5年間と短いが同じく個人の資産形成に資する制
度として一般NISA が存在する。制度開始からの5年間で口座数が1,100 万
口座を上回り、つみたてNISA に先行して個人投資家の増加に寄与してきた。
これから長寿社会を迎えるに当たって、退職金の受け皿としての機能も期待
される。
つみたてNISA とiDeCo の両制度ともまずは順調に利用者が増加している
ものの、その利用は国民の一部に留まっている。わが国の成人人口を考えれ
ば、今後さらに広く普及が進む余地も大きいが、未だ十分に制度の存在を知
らない層や、知っていたとしてもその意義を十分理解していない層も多いと
考えられる。金融庁と厚生労働省は、それぞれが連携し、今後より一層の制
度の周知に努めるとともに、若年期から資産形成に取り組むことの重要性に
ついても、広報していくべきである。
そうした普及に向けた取組みと並行して、つみたてNISA、iDeCo ともに、
利用者の声を聞きながら、制度そのものの改善にも努めていくべきである。
つみたてNISA については、まずもって国民が長期のライフプランに沿っ
た資産形成に安心して活用できるよう、時限を撤廃し、恒久的な措置とする
ことが強く望まれる。
このブログへたくさんの方にお出かけいただき誠にありがとうございます。
お役に立ちたく、皆さんのもらい損ね年金をなくすために、A5・96ぺ-ジのPDFを公開します。
お楽しみいただけましたら幸いです。
はじめに
この冊子「ズバリ もらい損ね年金」は、いわゆる巷にあふれている年金本のような年金の仕組みとか、制度の給付内容とか、請求手続きとかは二次的な問題としています。つまり、年金制度の解説書ではありません。そのようなことをお知りになりたいのであれば、ほかの本に当たってください。良書がたくさん出ております。詳細は年金事務所等にお尋ねください。
この冊子では、筆者の30年ほどの年金実務経験から「もらい損ね年金」が多数・頻発している現実を数多く経験してきましたので、団塊世代を含めたプレ年金ステージにある50代の方にもらい損ね年金がないようにする戦略書、というよりは、どちらかというと年金物語になります。
お読みいただければ、もらい損ね年金を100%糺すための秘術をご案内いたしますので、必ずあなたのお役に立てると思います。50代の方に、これから「年金お調べ」の年金獲得バトルを戦い抜いてもらい、ハッピー・リタイアメントが実現できるようにお手伝いいたします。
現在、50代の方はこれから何年か後には年金生活に入ることになります。そのとき年収は、年金だけだとすると現役時代の四分の一とか三分の一にガクッと落ちることになります。これはどなたも避けられません。更に、政府は財政逼迫から年金給付の抑制を考えているのですから、これが更に低下することも覚悟しなければなりません。
一方、年金の元締めである社会保険庁は組織として末期症状を呈し、抜本改革を迫られていますが、これは団塊世代の年金が始まることで急務・必然となっております。
こういう場面で、過去によくあったことですが、日本の年金法がザル法のため政策推進者のドサクサ紛れの勝手行動が横行します。例えば、グリーンピア建設とか、公団等への資金投入、賦課方式への転換等々、企業年金の世界でも、代行返上とか基金解散とかが行われてしまいました。
ところで、年金は「いただく」ものですか? 「もらう」ものですか? あなたはどう考えておられますか?
一般的に、大正生まれは「いただく」と言い、昭和1ケタ生まれは「もらう」と言います。これから年金のあなたは、「請求する」になるでしょう。強いて言えば、「とる」でしょうか。
なぜなら、時代背景が違います。昔の年金は平和でした。現在の年金は、先行きどうなるか不透明です。昔の人たちは、国家にぶら下がっていれば足りました。今の人たちは、官僚と政治家によって国家は頼りにならないことを叩き込まれました。
そこで、あなたに必要になってくるのは、国や企業の政策推進者等に対して、最低限ご自分の年金はご自分で守るという考え方です。自分で自分の年金は100%請求するというポリシーが必要になります。
更に、年金は、加入月数とその間の平均給与等で計算されますが、その加入記録は昭和17年(1942)以降の全記録を社会保険庁が管理しています。年金の番号は生涯1番号なのですが、実態は番号をいくつも持っている、いくつも発行されている、または、そのことを当のご本人が承知していない、忘れてしまっているというのが現実です。
日々行われている年金請求の窓口では、基礎年金番号(又は被保険者証や年金手帳)に、ご自分の年金加入記録がすべて統合されている人は10人に一人です。多くの人に年金加入記録の漏れがあるのが現実です。漏れがあれば、それが「もらい損ね年金」となります。
50代の方は、サラリーマン生活の収穫のときを迎えて、グズグズ、グチャグチャ言っている暇はないでしょう。やることがいっぱいあるはずです。そのひとつに、定年後の生活の計画、とくに経済的な面のそれも確実なものにしなければならないでしょう。
多忙な皆さんの年金について、この冊子がアウトラインとポイントを提供します。
要するにこの冊子のミッションは、もらい損ね年金をなくし、年金を100%受けてもらうことになります。
*以下は下のPDFを タッチしてお楽しみください。
前の投稿から半年ほどたち、7万PVほどご覧いただいたところで、心変わりしました。
PDFのDLは下記のとおりでした。
先の投稿のPDFアドレスをはがします。
Web遺産はeBookのみにさせていただきます。
引き続き、お楽しみいただけましたら幸いです。
令和の時代は、iDecoの花が咲くでしょう!
どなたでも老後の心配はお持ちでしょう。しかし、その前にやるべきことが一つあります。それは、年金に対する漠然とした不安の解消です。
年金は幾らだろう。いつまで受けられるのか。いつ振り込まれるのか。基金分の年金はどうなるのだろう。年金証書は自宅郵送か。加給年金は幾らだろう。年金はいただくものなのか。年金の保険料・掛金はどうなっているの。年金請求書はいつ出すのかしら? 年金お調べ? もらい損ね年金? 年金履歴書? 請求漏れ年金って何? 代行返上とは? あなたの成功報酬はいかほど。
ブログ「みんなの年金」(閲覧139万PV訪問者37万IP・2018.08現在)では、このような記事がたくさん閲覧されています。私事ながら、筆者は公的年金と企業年金の実務経験を三〇年させていただき、年金ブログ運営と年金eBook発行の年金カウンセリングをご提供しています。
この度、eBook「厚生年金基金アーカイブ」(十七冊)の一部、年金シリーズの五冊をこのような大勢の方々の年金不安解消のため「みんなの年金」一巻にとりまとめ、皆さんにご覧いただこうと考えました。つまり、この一冊で年金不安は解消します。
五十代の方、主婦の皆さん、お一人様、フリーランサー、派遣社員、FP、年金アドバイザアー、社会保険労務士等々の方々、お読みいただければ、年金不安は解消します。
最後に、あなたのお役に立ててお喜びいただけましたら、筆者望外の喜びとなります。
豊かな老後でありますようお祈りいたします。お幸せにお過ごしください。
平成三〇年九月
年金カウンセラー 高野 義博
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❶検定:年金入門
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【告知】ブログ閉鎖予告
訪問者各位
2018.10.15
年金カウンセラ- 高野 義博
このブログの管理者は喜寿(77歳)を迎え、ブログ閉鎖の頃合いとなりました。そこで、次のように告知します。
記
1. 原則、このブログへの新規投稿は終了します。
2. 皆さん、このブログをご利用、お役に立っているようで、訪問者が後を絶ちません。まだまだお楽しみいただけるようですので、今後3年はこのまま公開を続け、その後閉鎖します。
3. それ以前に、管理者死亡の場合は、その時点で閉鎖します。(息子に閉鎖手続きを依頼)
4. AmazoにアップしているeBook(1568DL)も同様とします。
5. このブログは、2006年以来38万人もの大勢の方々にお出かけいただきました。またPVは141万になりました。管理者は想定外の事態に驚き、大変感謝しております。誠にありがとうございました。
6. WEB遺産として、「PDF 厚生年金基金アーカイブ」(A4/1345枚)を下記アドレスに残しますので、ブログ閉鎖後も引き続きお楽しみいただけましたら幸いです。
7. 最後に、皆さんの年金生活が幸多からんことをお祈りいたします。ありがとうございました。お幸せに!
以上
これは昨年の9月のことでした。
ところがこれが、今年は次のようになっています。
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お楽しみいただけておりましたら幸いです。