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★年金カウンセリング → 基礎年金番号以外のそれ

2006年04月08日 | 年金
Q 社会保険労務士です。お客さんから年金加入暦を確認してほしいとの依頼があるのですが、どういう点に気をつけたらよろしいでしょうか?
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A 社会保険庁では、現在58歳の人には基礎年金番号に基づく年金加入記録を郵送しています。また、インターネットでも見れるようになってきました。

ただ、これらはいずれも基礎年金番号による確認ですから、それ以外に番号を持っている人、基礎年金番号には空白の期間がある人などは、別途確認が必要になります。現実に、基礎年金番号に統合されていない年金加入記録がたくさんあります。

年金加入記録を確認するためには、下記のような事項について情報がないと確認できません。

・氏名(離婚や養子縁組に伴う全ての旧姓、氏名の別の読み方等)
・生年月日(和暦、謄本と違っていた場合はその生年月日)
・勤務先の会社名等(所在地とおおよその勤務期間、出来れば業種、倒産清算会社も)
・海外勤務
・沖縄在住
・海外在住
・生活保護
・結婚
・脱退手当金受給期間
・配偶者の年金加入記録

これらの情報により、コンピューターで検索をかけ、年金資格確認を行うことになります。これを行うことでかなりの確率で、基礎年金番号に統合されていない記録が見つかります。

お尋ねについて、これらの事項を取りまとめた「年金履歴書」を作って見たらいかがでしょう。しかし、一番確実なのは、本人が直接社会保険事務所の窓口で行ったほうがよろしいです。といいますのも、細部については本人でなければ分からないことですので。第三者では限界があります。


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