「環境NGOと市民の集い」に参加した。環境NGOの主催者、活動者、関心を持つ市民が約80人くらい集まった。最初はパネルディスカッションで、コーディネーターの川村さん(地球環境パートナーシップ)がパネリストの佐藤さん(NPOバース)、山口さん(ふっさボランティア・市民活動センター)に話を聞きながらそれぞれの環境NGO活動を紹介し、これからのNGOと市民との交流に関する課題等を話し合った。
「NPOバース」は、暮らしの中にある緑地(公園、雑木林、農園、街路樹等)などを守る活動をしている。初めて知ったのだが、公園のような公共施設も今はNPO団体で運営できるということ。NPOバースではその運営している公園でいろいろなイベント活動を行っている。その他、レンジャー事業や外国との交流事業もやっているらしい。
「ふっさボランティア・市民活動センター」は、地域のセンターを中心にNPO同士の交流支援、情報提供、講演・研修、ボランティア保健の推奨、機器の貸し出し等多岐に渡って活動している。
また課題では、まだまだ環境NGOと市民との間の距離を感じるということが話し合われた。もっと環境NGO側が市民に分かり易い言葉で語る必要があるということ。(ただ、市民の側ももっと勉強し、環境NGOに耳を傾ける必要があると感じる。)
最後のパネリストへの質問で「環境に関心を持つ市民が、環境NGOにアクセスする方法としてどのような方法があるのか?」と質問してみた。それに対して佐藤さんが、山口さんのやっているボランティア・市民活動センターという場所が地域に必ずあるはずだから、そこを訪れて情報収集したり、気に入ったNGOに入ってみるということをやって欲しい。NGOって不思議な魅力があり、1つ入ると2つ3つ世界が広がり面白いですよ、と言っていた。是非、参考にしたい。
この後、1つの部屋を4つのコーナーに仕切り、計32の環境NGO団体の活動報告が17:00くらいまで行われ、イベントを終了した。