去年に引き続き、稲城市とテレビ朝日がタッグを組んで「CO2スリム大作戦2008」が始まった。今度は対象家庭を稲城市だけでなく全国に拡大してのその名の通り大作戦である。
私も是非参加したかったのだが、先ごろまでいろいろ忙しく、また精神的に疲れていた。でも、やっと身体ともに復帰したので、このブログで「大作戦」を応援したいと思う。
「CO2スリム大作戦2008」のページ : http://www.tv-asahi.co.jp/earth/co2/index.html
「CO2スリム大作戦2008」が始まった5月22日、独立行政法人国立環境研究所は、日本が2050年にCO2排出量を1990年比で70%削減するための「12の方策」を発表した。
今回はこれについて考えてみたい。
●1. 快適さを逃さない住まいとオフィス
(建物の構造を工夫することで光を取り込み暖房・冷房の熱を逃がさない建築物の設計・普及)
【観点】
太陽光を取り込んだり、暖房・冷房の熱を逃さない断熱性を強化したり、建築時のCO2排出を極力少なくするような建築デザインや建築技術の進歩を促す内容である。
【大作戦での活用】
○ 5月、6月というと気温の上がり下がりが多少ある季節。ちょっと寒いから暖房をつけたい、ちょっと暑くなったから冷房をつけたい、と思いがちだがそこは我慢・・・と言うよりは、少しの厚着や窓を開け放つことで対応したい。
○ これから夏にかけては太陽の直射を避けたい。南側の窓に当たる直射日光は特に暑い。そんな時は、以前ブログで紹介したが「グリーン・カーテン」が有効だ。ゴーヤ等のツルと葉で直射日光を遮る効果と、収穫したゴーヤでチャンプルを作って食べるという一石二鳥だ。
○ 断熱性という面で、私の実家では窓などに、あのプチプチ(包装用のエアパッキン)を全面に張って外気の出入を遮断している。これが結構いいのである。ただし、冬の効果は実家で体験しているが、夏の冷房効果は体験していないので試してみて欲しい。
●2. トップランナー機器をレンタルする暮らし
(レンタルなどで高効率機器の初期費用負担を軽減しモノ離れしたサービス提供を推進)
【観点】
家電製品は省エネ・CO2削減機能が益々向上している。新しく家電製品を購入する場合は、省エネ・CO2削減機能が高い製品を選ぶことを心掛けるべきである。
【大作戦での活用】
○ 当然、新しく家電製品を購入する予定のある人は、省エネ・CO2削減機能が高い製品を購入すべし。
○ いくらエネルギー効率の良い家電製品を購入しても、無駄な使用やつけっぱなしは良くない。部屋やトイレの照明、テレビやPCの電源等を小まめに切る習慣をつける。また、冷蔵庫の開けっ放しにもご用心。
○ 家電製品のコンセントにつなぐタイプの電気料金・CO2排出量測定器が安価で売られているので、これでチェックするのも良いだろう。
残る10策は次回以降に紹介する。
私も是非参加したかったのだが、先ごろまでいろいろ忙しく、また精神的に疲れていた。でも、やっと身体ともに復帰したので、このブログで「大作戦」を応援したいと思う。
「CO2スリム大作戦2008」のページ : http://www.tv-asahi.co.jp/earth/co2/index.html
「CO2スリム大作戦2008」が始まった5月22日、独立行政法人国立環境研究所は、日本が2050年にCO2排出量を1990年比で70%削減するための「12の方策」を発表した。
今回はこれについて考えてみたい。
●1. 快適さを逃さない住まいとオフィス
(建物の構造を工夫することで光を取り込み暖房・冷房の熱を逃がさない建築物の設計・普及)
【観点】
太陽光を取り込んだり、暖房・冷房の熱を逃さない断熱性を強化したり、建築時のCO2排出を極力少なくするような建築デザインや建築技術の進歩を促す内容である。
【大作戦での活用】
○ 5月、6月というと気温の上がり下がりが多少ある季節。ちょっと寒いから暖房をつけたい、ちょっと暑くなったから冷房をつけたい、と思いがちだがそこは我慢・・・と言うよりは、少しの厚着や窓を開け放つことで対応したい。
○ これから夏にかけては太陽の直射を避けたい。南側の窓に当たる直射日光は特に暑い。そんな時は、以前ブログで紹介したが「グリーン・カーテン」が有効だ。ゴーヤ等のツルと葉で直射日光を遮る効果と、収穫したゴーヤでチャンプルを作って食べるという一石二鳥だ。
○ 断熱性という面で、私の実家では窓などに、あのプチプチ(包装用のエアパッキン)を全面に張って外気の出入を遮断している。これが結構いいのである。ただし、冬の効果は実家で体験しているが、夏の冷房効果は体験していないので試してみて欲しい。
●2. トップランナー機器をレンタルする暮らし
(レンタルなどで高効率機器の初期費用負担を軽減しモノ離れしたサービス提供を推進)
【観点】
家電製品は省エネ・CO2削減機能が益々向上している。新しく家電製品を購入する場合は、省エネ・CO2削減機能が高い製品を選ぶことを心掛けるべきである。
【大作戦での活用】
○ 当然、新しく家電製品を購入する予定のある人は、省エネ・CO2削減機能が高い製品を購入すべし。
○ いくらエネルギー効率の良い家電製品を購入しても、無駄な使用やつけっぱなしは良くない。部屋やトイレの照明、テレビやPCの電源等を小まめに切る習慣をつける。また、冷蔵庫の開けっ放しにもご用心。
○ 家電製品のコンセントにつなぐタイプの電気料金・CO2排出量測定器が安価で売られているので、これでチェックするのも良いだろう。
残る10策は次回以降に紹介する。