ひとりから始めるエコシフト

環境(エコ)について勉強中のビギナーが「ひとり」から始めたエコシフト。そんなエコライフをブログで紹介します。

屋上緑化ビジネス

2007-05-24 23:26:47 | エコ一般
東京都は他県に先駆け、2001年から敷地面積1000平方メートル以上の民間施設と、250平方メートル以上の公共施設を対象に、新築したり改築したりするビルに対して屋上緑化を義務付ける条例を定め、推奨している。
以前、六本木ヒルズの屋上庭園の紹介をしたが、都内近郊に新しく建設されるビルの屋上緑化はどんどん進んでいるようである。ただし、都の条例でもその(緑化)質までは求めていないため、中にはセダムや芝だけの緑化や、意味なく樹を(すき間なく)植えてしまうなどの「安易な緑化」も多いらしい。
屋上緑化もただ作っただけで、維持しなければ枯れてしまって緑化の意味を失ってしまう。建築の際のコストもさることながら、維持するコストも馬鹿にはならない。設計段階で維持管理も含めたコスト計画をしっかり算出しておく必要がある。
まだまだ(屋上緑化が)ビジネスになっていないという話も聞くが、今後企業は、しっかりとしたポリシー、ビジネスモデル、技術力、そして「こだわり」を持ってやっていただきたいと考える。
個人的にも魅力を感じる。今後益々伸びていくビジネスだと思う。「やりがい」があるし、世の中のためになるし、何と言っても「夢」がある・・・

聖跡桜ヶ丘の自然食レストラン

2007-05-21 02:03:39 | エコフード
都立桜ヶ丘公園へ行く前に聖跡桜ヶ丘の自然食レストランで昼食を取ったので、そこの紹介。

●野の葡萄
京王聖蹟桜ヶ丘ショッピングセンターB館8Fのレストラン街にある健康食レストラン。食べ放題のビュッフェ形式。旬の野菜を中心とした約80種類の料理が並ぶ。和食中心とは言え、食べ放題なので、気が付くと山のように大皿に並ぶので食べすぎに注意!味はまあまあ。女性のグループ、家族連れが多かった。値段はランチ1600円と、ちと高目だが個人的には満足。

●さんるーむ
「野の葡萄」の隣にある自然食レストラン。こちらは普通の定食形式。今回は入りませんでしたが、「黒米定食」とか美味しそうな自然食メニューが並んでおり、一度は入ってみたいと思う。

都立桜ヶ丘公園で自然を満喫

2007-05-21 01:16:32 | エコ一般
気持ち良く晴れわたった日曜日、多摩市連光寺にある「都立桜ヶ丘公園」へ行った。京王線聖跡桜ヶ丘駅から自転車で10分ぐらい走ると、広大な雑木林で囲まれた公園が見えてくる。約28万平方メートルの面積を持ち、多摩丘陵の中にあるため高低差が数十メートルあり、公園内に坂や階段が多く見られる。従って、公園内は自転車より徒歩での散策をお薦めする。この季節、日陰は大変涼しく過ごしやすい。マイナスイオン効果で多くの緑パワーが体にしみこんでくるので、仕事で疲れた体も十分癒される。公園の各所にテーブルとベンチがあり、歩き疲れたた時はそこでゆっくり休むことができたり、持ってきた食事を取ることもできる。四季折々の花を見たり、バドミントン等で体を動かしたり、雑木林の中に入って野草の散策をしたり、いろいろなことができそうだ。とにかく、公園の中を歩いていると時間が進むのが(普段より)遅く感じてしまうから不思議だ。

牛丼復活!

2007-05-19 00:28:37 | エコ一般
昼食時、久々に「吉野屋」に入り牛丼を食べた。タイトルを見た人は、吉野屋の牛丼ならとっくに復活しているよ。何を今さら・・・と言うだろうが、そうではない。今まで吉野屋は割り箸を出していたのだが、今日、箸を取ろうとして箸箱を見ると、黒塗りの箸に変わっていた。使い捨ての箸から、洗って再利用できる箸に変わっていたのだ。こういった、一見なんでもない「企業努力」は注目して紹介していきたい。

ゴーヤー(ニガウリ)カーテンでクールライフ

2007-05-12 11:52:50 | エコ一般
10日の京都新聞から。滋賀県の草津市では、10日から市職員が市民対象にゴーヤー(ニガウリ)の苗の配布を始め、「ゴーヤーを栽培し、ゴーヤーの葉で日差しを遮り、冷房電力を減らして」と呼びかけた。当初は200世帯に配る予定だったが、申し込みが予想以上に多く、配布数を増やし、12日までに313世帯に910株を配る予定だそうだ。
家の壁や窓際近くでツルが伸びるように網などをかけ、ゴーヤーのカーテンを作るような要領で栽培し、日陰を作る。草津市の実験では気温が周囲より2-3度下るなどの効果が出ているという。
今でも夏日がたまにある都内だが、こういったゴーヤーカーテンや(昔からの智恵だと思う)水打ち・水まきなどで少しでも涼しく、クーラーの使用を減らす努力をして夏を乗り切りたいものだ。
今年の夏はどのくらい暑くなるのだろう・・・

滋賀県草津市役所
URL : http://www.city.kusatsu.shiga.jp/contents_detail.php?co=new&frmId=5476

ひまわりでバスを走らせよう!

2007-05-06 20:42:05 | バイオ燃料
TBS系テレビ番組(18:30~)「夢の扉」から。筑波大学のベンチャー企業「サンケァフューエルス株式会社」の松村正利氏が話の主人公で、ひまわりからバイオディーゼル燃料を作る話。
「ひまわり」からバイオディーゼル燃料を作るメリットは、
(1)ひまわりなので、前回書いた食糧危機につながらない。
(2)寒冷地域など広い範囲で栽培することが可能。
(3)燃料以外に蜂蜜(花)やパルプ材(茎)などの副産物が取れる。
実際にバスでの実験をしていたが、多くの人数を乗せてもパワーが下がらない、通常のガソリンと燃費は同じくらい、その上排気口から黒い煤が出ない。まさしく「あんたは、エライ!!」である。
今、バス会社への燃料提供をすすめており、そのために東南アジア(タイ、フィリピンなど)に広い土地を求め、そこで大量のひまわりを栽培している。今後は船や飛行機への提供も検討しているという。

東南アジアでは地元の農民がひまわりの栽培・管理をしており、その人達への賃金支払いは是非フェアトレードの精神でお願いしたいと思う。そうすれば、その地域に賃金の良い仕事が増え、地域が活性化されて学校などの公共施設が建ち、文化が生まれる。本当の意味での「日本の貢献」につながることを願う。

サンケァフューエルス株式会社
URL : http://www.suncarefuels.com/

IPCC(第三作業部会)の発表とノーベル環境賞(?)

2007-05-06 00:13:49 | エコ一般
国連の「気候変動に関する政府間パネル」(IPCC)第三作業部会は4日、タイのバンコクで会合を開き、話し合われた内容を報告書としてまとめた。地球全体の気温上昇を影響の少ない2度程度に食い止めるには、2020年までに世界の温室効果ガスの排出量を減少に転じさせ、2050年には2000年当時より半減させる必要があると指摘した。また、コストに関しても、頑張って努力すれば、世界のGDP損失は(2030年時点で)最大3%などと算定した。つまり、今から世界が結集して対策を打てばまだ間に合うし、お金もあまり使わなくても良いということ。当然ながら、それをさぼると大きな損害とお金がかかるということでしょうか。
世界の国々の目標をもっと明確化させ、ペナルティーを課すくらいでないと難しいのではないかと思うのは私だけだろうか?こうしている間にも、米国、中国を筆頭として温室効果ガスの排出は益々増えている。この際だから、大きな効果が期待できるアイデア・研究にはノーベル環境賞を新設というのはいかがでしょうか。と言っている間に、自分で考えてみますか・・・!

食糧か、エネルギーか

2007-05-04 10:04:54 | バイオ燃料
以前、バイオ燃料の話を書いたが、世界各国でこのバイオ燃料の原料となる穀物の生産を奨励するあまり、食糧のための穀物等の生産数が減っているらしい。その影響で、ドイツでは大麦から作られるビールが、メキシコではとうもろこしから作られるトルティーヤなどが値上げされ、メキシコではそれが原因で大きなデモまで起きている。今後ともこの傾向は増す方向にあり、中国の経済発展や地球温暖化による食糧生産への影響などを含めて、食糧事情の悪化が懸念されている。
個人的にはビールの値上げが心配だが、それよりも、ただでさえ自給率の低い日本の食糧事情や、食糧事情が最も悪いアフリカに住む子ども達の行く末が心配である。重ねて、環境問題の改善がいかに大変で一筋縄でいかないものであるかを痛感した。ほんと、厳しいね。

UDONの問題

2007-05-01 12:00:50 | エコ一般
ユースケ・サンタマリアが主演の「UDON」というDVDを観た。ニューヨークでコメディアン修行をしていた主人公が、挫折して故郷の香川県に帰郷する。何をやっても長続きしない彼だったが、友達の紹介でタウン誌の編集部に就職。今までに注目されていなかった郷土料理の讃岐うどんに目をつけ、地元の人しか知らないような隠れた名店をコラムで紹介したところ、タウン誌の売れ行きは爆発的に伸び、日本中にうどんブームを巻き起こす結果に。しかし、うどん屋の主人である頑固な父親との確執が続く中、父親が他界してしまう。主人公は父親の偉大さに気付き、うどん屋を継ぐ決意をするが、姉に「あんたなんかに、父さんの味が出せるわけがない。」と一喝されてしまう・・・

観終わると急にうどんが食べたくなり、家にあった冷凍うどんを湯がいて、卵と醤油、それに葱を入れ、かき混ぜて一気に食べてしまった。最近、讃岐うどんの店があちこちで開店して口にするケースも増えたが、やはり地元で食べるのが一番美味しいのだろう。縁がなくて、香川県へは行ったことがないが、是非地元で讃岐うどんを食べてみたい。(香川県への出張がないかな・・・!)

そんな讃岐うどんだが、香川県ではうどんの茹で汁が大量排出されることによる環境汚染問題に頭を悩ませているという。(産経新聞より)
うどんブームを受けて、県内には1100店もうどん屋があり、香川県は「排水対策マニュアル」を店舗に配布したが改善が見られないため、新たな規制を設けることを検討中だという。また、大学と連携した排水処理装置の研究・開発も進めているという。
名物讃岐うどんのブームは地域にとって嬉しいことだが、各店舗での排水対策はしっかりやって欲しい。四国には四万十川をはじめ、きれいな川が多いと聞く。いくら地元経済が豊かになっても、清流が白く濁ったのでは悲しすぎる。