先日、また東北地方に出張した。豪雪地帯と言われている地域でも大分積雪量が減っているようだ。お年寄り達は、雪が少ないため喜んでいるということを聞いた。特にひとり住まいの年寄りにとって、雪下ろし作業は大変だ。燃料費が例年より少ないことも年金暮らしには有難い。しかし、新潟県では60以上あるスキー場のうち、13箇所で今年の営業をあきらめたそうだ。また、除雪道具等を扱っている企業などは返品等の在庫を倉庫にかかえ大変らしい。農家でも、花の開花時期が予想以上に早まるのではないか、いつもなら冬に死滅する害虫が越冬して農作物に悪影響が出るのではないか、等といった心配が多くあるようだ。
暖冬が今年だけのことであれば、人々は「そんなこともあったねぇ」くらいに思うのであろうが、IPCCの報告を見るとそうでもないのは予想できる。しかし、「STOP温暖化!」と叫ぶのは容易だが、本当に止める、あるいは進み具合を遅らせることは簡単なことではないだろう。(つくづく思う・・・)
暖冬が今年だけのことであれば、人々は「そんなこともあったねぇ」くらいに思うのであろうが、IPCCの報告を見るとそうでもないのは予想できる。しかし、「STOP温暖化!」と叫ぶのは容易だが、本当に止める、あるいは進み具合を遅らせることは簡単なことではないだろう。(つくづく思う・・・)